平成22年2月14日 堂室山、笠松山、妙見山、矢倉山
冬の低山歩きも予定ではまだまだ残っている。2,3日前に降雪があったので低山でも雪があるだろうが、道路は問題なさそうなので出かけた。県央部の登り残している山が4つあったので、今回はそのすべてを登ろうと出かけた。
堂室山(305.9M)
まずは堂室山。山の北東側の路肩の広い所に停めた。すぐそばに橋があって山側に行ける。雪の付いた急斜面は避けて西に回り込み、かつて石を切り出したと思われる場所が山の真北側にあった。ここの少し西側から登った。雪はあるが急ではないので問題なく登れた。
三角点の北東のピークには石祠があった。さらに進み、少し登ると三角点のある山頂に着いた。石祠と山名板が出迎えてくれた。最近見かける日光山紀行の山名板が大きい。このまま戻るのもなんなので、南西にあるピークに行ってみた。鞍部から登り返したピークには、ここにも石祠があった。
西側に降りて舗装道路を歩いて駐車地にもどった。戻る途中、日光連山や高原山がよく見えた。 約40分
笠松山(327.8M)
次は笠松山。293号線から174m地点に右折。しばらく車で行くが、山に入るところで雪が残っていたので、少し戻って路肩のほんの少し広くなった所に停めた。林道を歩いて行くと巡視路と分かれるが、林道をそのまま進み、186m地点から尾根に取り付いた。
ゆるい傾斜を登っていくと藪がちょっと強くなりそこを抜けると作業道らしきものに出た。ここを左に進むと、この道は山頂まで続いていた。[TV共聴」と書かれた電柱?がほぼ等間隔に道の脇にあり、これも山頂まで続いていた。道は少し東側を巻くように進むが、そのうち尾根を行くようになった。それとともにサーキットコースから車の音が響くようになった。
道をそのまま進むと山頂には大きな共同アンテナ?があった。山頂の展望は悪かった。帰りは作業道?を下まで行ってみた。ずっと降りて行くと結局鉄塔巡視路に合流していた。この山は巡視路経由で行けば、難なく登れるようだ。 約50分
妙見山(330M)、矢倉山(409M)
お次は近くの二つの山。少し北上し東北道をくぐって林道を進む。道が川をこえたところで日陰になって雪がある。その先はちょっと行きたくない。幸いに道幅が広くなっていたのでそこに停めた。
予定通り妙見林道に入り、まずは妙見山に向かう。ふと木を見ると張り紙がしてあった。読んでみると猪の捕獲のためわなを仕掛けてあるとのこと。うっかりわなにかからないようにしないといけないな。
しばらく行くと妙見山側に入れるような道があった。山頂付近にある共同アンテナへ通じる道のようだ。取り付きは足がかりが悪く、滑りながら手袋を濡らして登った。管理道と思しき道を進むと共同アンテナがあり、その先に進むと山名板のある妙見山山頂に着いた。
北北西に向かう尾根を降りようと進んだが、茨が多いので少し戻り、下に林道が見えたのでそこをめがけて、歩きやすそうな所を降りて行った。このまま林道の終点まで行ってみようかと思っていたが、尾根が途切れる場所で踏み跡らしきものが見えたので、北に行ってみたら、作業道らしきものがありそこを進んでみた。作業道がいつの間にか山側に向かっていったので、下に降りて行くと道はなくなってしまった。仕方なく適当に北のほうに向かうと道らしくなり、少し行くと林道に出ることができた。
ここから東に向かって行ったら、さっき山側に向かうと思われた道が近くまできていて、ちょっと損した気分になった。さらに東に向かって進み、北側の矢倉山に取り付く場所を探しながら歩いて行くと踏み跡らしきものが見えたので、ここから取り付いた。途中までは踏み跡か作業道のようなものがあったが、登るにつれてなくなり、滑りやすい雪の斜面を直登して行った。雪の下の落ち葉に足を取られながら登って行くと平坦になり、山名板のある山頂に着いた。ここも、展望はなかった。
帰りは違う方向に行こうと東側に下るも途中でちょっと不安になり、修正して自分のトレースを見つけてそれに沿うように降りて行ったが、結局途中からはいい加減に降りて行って登り口よりも東側の林道に降りた。後はこの名前の分からない林道を進んで駐車地に戻った。雪のお陰でズボンと手袋はビショビショ。手袋は防水のものをしていなかったのが敗因だ。 約1時間40分
実はこの後、しぼれさんの歩いた天狗鳥屋に登ろうと岩場の下まで行ってみたのだが、思いの外雪が多くついていたので、自分の技量では無理と判断して、おとなしく退散した。
家に帰るとやけにハナミズがでて、花粉症の始まりかと憂鬱になってしまった。でも、また山には行くだろう。
最近のコメント