平成22年4月4日 鶏鳴山
「ウォッちず」をあちこち行ったり来たりしていたら、鶏鳴山の場所には何も記載がないのに気づいた。以前には鶏鳴山と書かれてあったかも定かではない。この山の西にある中山はちゃんと記載されている。これはどういうことなのか。ちょっと疑問に思った。ついでに行ってみようと考えた。
鶏鳴山には過去に2回登っている。最初はもう10年以上前。一人で山歩きをはじめたころで、よくわからないままガイドブックをたよりに歩いた。ゴルフ場の先から歩き、山頂をピストンした。この時は尾根の取り付きの案内に気付かずに道を進んでしまい、棘だらけになって道がなくなるところから踏み跡をたどって尾根にどうにかのった。三角点のところまで行ったかどうかも記憶にはない。下りが急だったのだけは覚えている。
2回目は3年前。車は同じ場所に停めた。歩き出してすぐに右の斜面に取り付き、中山を経由して反時計回りに歩き、鶏鳴山を北斜面から登った。帰りは815Pから踏み跡をたよりに下りて行った。
さて今回はどうしようか。レポートを読むと登り口あたりにログハウス風の建物もあり、作業道がかなりできているらしいことが分かった。オーソドックスに一般的なルートを登って、下りは前回と同じに815Pから下りることにした。
鶏鳴山(961.4M)
いつもと同じ場所に停めた。歩き始め、林道の分岐には鶏鳴山の案内板があった。右に進むと沢に小滝があった。下りでここに戻ることになる。鶏鳴山Pと書かれた場所から橋を渡る。橋も以前よりも立派になっているように思われた。さらに進むと左にログハウス風の建造物があった。さらに進むと尾根の取り付き場所には見落としようのない案内があった。でも、何となく最初に来た時と違うような気がした。
この後は尾根を進んで行く。途中で作業道を歩く形になったり、作業道を横切ったりと、どこにも作業道があって、あまり雰囲気は良くない。作業道によって尾根が途切れ右側から尾根に登ると、北の肩への急登になる。ロープが上まで延びていた。別に頼らずに登れる。下りにはロープにつかまったほうが安全だろう。
北の肩からは進路は南に変わる。石祠のある場所から日光連山が見えるはずだが、中腹から上は生憎雲に覆われている。前日光の山々はよく見えた。新谷への道標もあって、わずか3年でだいぶ変ったように感じた。三角点の所に行くと、立派な山名立て看板は前と場所が違っていたような。思い過ごしか?
さらに南下し947P手前の岩場の展望台で景色を見るが曇りがちで前回のような爽快感はなかった。815Pまで行ってから少し休んだ。ここからは東の尾根を下って行く。踏み跡もしっかりしていて漫然と進んでしまう。作業道が比較的上のほうにも延びている。右斜面には伐採された木が放置されていた。
踏み跡をたどって行くと左に沢と林道が見えてくる。どこに下りていくのかと進んで行く。左側の林道に下りるようになっているのだろうが、最後は道のない斜面を下って行くと、小滝の所に下りられた。
いたるところに作業道が延びているような印象を受けた。ガイドブックなどで紹介されているルートを今回は歩いたが、小来川からのルート、笹目倉山をつなぐルート、石尊山への尾根のルートなどを歩いたほうが無粋な作業道をあまり目にすることがないのではないか。
鶏鳴山の文字はどうして地形図(正確にはウォッちず)から消えてしまったのだろうか。
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野球親爺さん こんにちは
三俣山が消えて復活、鹿又岳は場所が移動して元に戻り、今度は鶏鳴山が消滅ですか。国土地理院さんも日々動いてますね。去年、糠塚、陣地、大久保の頭など新規追加を洗い出したのですが、今年もまた見直してみます。
投稿: しぼれ | 2010年4月 7日 (水) 12時04分
しぼれさん&Pさん。おはようございます。
地名、山名を掲載したり削除したりする基準はどうなっているのでしょうか。
また、山名の記載場所が微妙な位置にあり、どこが山頂かはっきりしない所もあります。
たとえば誰かが間違った場所に山名板を設置したとして、それがいつの間にか山頂として認知されてしまうこともあるのではないでしょか。
まあ、あまり気にすることでもないかもしれませんが。
前から気になっていたのですが、日光のシゲト山は1835mピークではなく、1919mピークが正しいのではないかと。
投稿: 野球親爺 | 2010年4月 8日 (木) 06時13分