平成22年4月25日 飯盛山(那須)
先週の於呂倶羅山以降、足の調子が良くない。23日に野球をやったら足が攣ってしまった。今日は山はやめようかと思ったが、天気もよさそうなので出かけることにした。那須の山で、いや栃木の山の中でも最難関の部類に入る鬼面山が候補に挙がったが、今回はどうか? 偵察も兼ねて飯盛山に行ってみて、体調が良ければその先まで行こうかと考えた。結果といえばやっぱり甘くはなかった。
飯盛山(1364M)
北温泉の駐車場に車を停める。北温泉に向かって下りていくと前方に飯盛山、鬼面山が見えてくる。露天風呂の脇を通って橋を渡り、ジグザグに登って行く。傾斜が緩くなってまっすぐ進むようになると、掘れた登山道に残雪があった。林道に出合って左折し、3分ほどで「レクリエーションの森」の看板のある林道終点に着いた。ふきのとうがいくつかあった。看板の右に踏み跡があり、しばらく進んで行くと、木の階段が沢に下るように付けられていた。毘沙門沢はそれほど水量は多くなかったが、濡れないように渡渉する場所を選ぶのに少し時間がかかってしまった。アルミの梯子は水の中にあって、持ち上げようとしたら滑ってしまったのでそのままにした。
どこから取り付こうかと斜面を見て、あちこち動き回ったが、藪も雪もない地形図の崩落地の淵を登り、途中から藪の中に入って行った。残雪の部分と藪の部分があり、残雪を利用して登って行くが、傾斜があまりにも急になったため、少し戻って北寄りに進路を変えて、雪のない所を登った。笹は低く登りやすかった。傾斜が緩くなり、山名板のある山頂に着いた。
山頂から鬼面山が枝越しに見えた。山容を見ると今日の自分の状態では途中敗退は確実と思えたので、不完全燃焼の感もあったが大人しく戻ることにした。帰りは残雪部を下まで下りすぎてしまったので、少し上がって崩落地脇を下りて行った。ここにもふきのとうがひとつあった。
今度は簡単に渡渉でき、対岸の斜面を登って行く。これが少しつらい。林道終点に出る前にさらに上に行き、三本槍へ向かう登山道に出た。そのまま北温泉に向けて下りて行った。北温泉から駐車場まで登るのがこのルートの難点だが仕方ない。駐車場に着いた時には歩き始めて3時間近く経っていた。
この後、御富士山(497.3M)に登った。山の南の路肩に停め、山の東から薄い踏み跡を登って行った。山頂には定番の山名板。帰りは北側に向かう参道?を下りて行った。10分ちょっとだった。
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