平成22年6月20日 六郎地山
今日は地区の用事があり、9時近くまで身動きが取れない。天気は午前中は何とか持ちそうだが、午後から雷雨になるかも知れないと気象情報では言っていた。用事がすんだら比較的短時間で登れそうな所に行こうと考え、天気や時間も考慮して六郎地山にした。標高が1100m弱なのでこの時期に登るには適してはいないだろうが、未踏の山で他に適当な所がなかった。林道の運転や岩場の歩きがあまり好きではないので、登り口は限定される。小来川から登るのも選択肢の一つだが、短時間では登れそうもない。そうなると必然的に鹿沼側からになる。川中島から登るしかなさそうだ。
六郎地山(1097.1M)
家を出ようとしたのが9時前。カーナビで草久を目的地に設定すると、自分が予定していたのとまったく違うルートを選んでくれた。カーナビルートの方が時間がかかりそうだが、それに従って車を走らせ、目的地に着いたのは10時10分を過ぎたころだった。川中島の林道分岐から徒歩で5分ほど手前のダム計画中止顕彰の碑がある空地に車を停めた。ここに来るまで大芦川には釣り人で賑わっていた。東大芦川に入っている人も少なからずいるようだ。
10時23分に出発。既に蒸し暑い。やはりこの山を選んだのはまずかったかと思ったがあとの祭り。川中島の林道分岐の右側に滝の案内がありそこから入って行く。軽自動車が1台停まっていた。山登りか釣りのどちらかだろうとこの時は思った。グレーチングの橋を渡ると目の前には工事中の林道があった。林道から右側に行って取り付きやすそうな所から登って行く。ちょっと岩っぽい。尾根に乗ると踏み跡があってそこを辿って行く。右下から重機の音が聞こえてきて、軽自動車の持ち主が仕事をしているのだろうか。緩急のある傾斜を進んで行く。870m級ピークまでは概ね北東に進む。尾根上は木があるが、その右側(東側)に踏み跡がある。ピーク手前でギンリュウソウと思われるものが散見された。こんな所にあるのかとびっくりする。いつ見ても不気味だ。
喘ぎながら870m級ピークに着いた。橋から丁度1時間かかった。少し休んで水分補給をして歩き出す。ここからは進路は北になる。少し木が煩くなって掻き分けながら進む。壊れた石祠があった。途中から東側に低くなっている部分があり、作業道の名残か。ここの尾根を歩くことがひとつの目的だったが、景色も悪く、暑さのせいもあるのか感慨はない。ダラダラした登りを行くと三角点のある山頂に着いた。870m級ピークから50分弱かかった。山名板は山部さん、栃木の山紀行、日光山紀行と3つあった。
ガスっていて視界も悪い。ラジオの気象情報では栃木県には雷雨注意報が出ているとのこと。長居は無用と休みもそこそこに下りることにした。所々薄くなる踏み跡を辿り、870m級ピークでは進むべき方向を確認し下りていく。林道へは登りとは逆に西側に下ったが、法面?が高く飛び降りるような形で下りた。グレーチング橋から駐車地までは10分くらい。この時期に登る山ではなかったかなと考えながら戻った。汗だくで消耗した。
登り2時間。下り1時間20分。
この後鹿沼市の糠塚山に登った。と言うか行った。往復5分にも満たなかった。登り口には「糠塚山を美しくする会建立」の石柱がたっていた。
« 平成22年6月13日 三岳 | トップページ | 平成22年6月27日 高館山、磯山、浅間山、御嶽山、観音山 »
「安蘇・前日光の山」カテゴリの記事
- 大岩山~野山~天狗山~両崖山~雷電山(月谷地区から周回)(平成30年12月22日)(2018.12.23)
- 272.1m三角点~鳩ノ峰~城山~八幡山~雷電山~寺久保山(平成30年1月7日)(2018.01.08)
- 451.6m三角点から笹目倉山(南西尾根から市境尾根へ)(平成29年1月28日)(2017.01.30)
- 中木戸集落から彦間浅間山~名草山~山王山(平成29年1月22日)(2017.01.24)
- 秋葉山~赤雪山(平成28年12月24日)(2016.12.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント