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2010年6月14日 (月)

平成22年6月13日 三岳

梅雨入りが間近とのこと。足尾あたりの山をちょっと長めに歩こうかと思っていた。11日に野球をしてから、腰の違和感が少し強くなった。あまり長時間の歩きはしない方がよさそうだ。検討した結果、日光の三岳に決めた。

三岳(1944.8M)

ネット検索では、湯元側からのルートが多いようだった。日光稜線紀行のstarionさんは光徳側から登っている。何となく光徳ルートを歩いてみようと考えた。光徳駐車場に停めて歩き出す。光徳園地の先の学習院光徳小屋の案内板に従い左に進む。関係者以外立ち入り禁止の立て看板があり、一瞬躊躇するが、取りあえず進んだ。小屋が見えてくると外に1人坐っているのが見えた。ちょっとまずいかも。挨拶をして行き過ぎようとすると、どちらまでと聞かれる。三岳までと答えると、沢を詰めていくのがいいですよと教えてくれる。こちらに戻るのですかと聞かれたので、反対側に抜けようかと思うと話すと、それならば峠から登ったほうがいいですねと。はなからそのつもりだったので、有難うございますとお礼を言って、立ち入り禁止を無視して入ってきたこともついでに詫びた。

小屋のすぐ脇に沢があり、小さな木橋を渡る。そこからはしっかりした踏み跡がついていた。いい加減に歩いていたら少し右に寄りすぎてしまい修正して行く。谷筋の踏み跡を進んで行くが、鹿の糞が多いなあと思っていると右手の斜面に警戒音を発して鹿が駆けていった。歩き始めて45分ほどで峠に着く。南峰に登ろうかと思ったが、鬱蒼とした雰囲気が漂っていたのでやめにした。

三角点峰を目指して笹の斜面を登って行く。マークなどはなく、うっすらとした獣道のようなものがあるだけ。適当に登りやすそうな所をジグザグにまたは直に登って行く。せいぜい胸丈くらいの笹の急斜面を登り、振り返ると外山から天狗平の稜線が見え、下には湯ノ湖が見えた。25分ほどで笹の斜面を登り終え、平坦な所で一息ついた。

ここからが本番といったところか。一旦下り急斜面に取り付く。右側(東側)から登っていこうとするとうっすらとした踏み跡があった。ここを利用する。

Dsc05023

先ほどまでは笹の斜面だったが、ここからは倒木の海か。うまく避けながら進む。赤テープが散見されるが無視して登りやすそうな所をいく。思ったほど難渋しなかった。山頂の西の肩に登りつく手前は木のない急斜面で滑らないように気をつけて登った。西の肩から三角点までは数分の距離。山名板が3個あった。枝越しに湯ノ湖は見えたようだ。平坦部から30分ほどだった。テープが東のピークに向かってついていたが、今日はここまで。天気がいいためだろうか、山頂の雰囲気は悪くはなかった。眺めは良くないけど。

Dsc05026

しばし休憩し下りる。だいたい同じような所を下って行った。平坦地から下は笹の海。登るよりも下る方が神経を使う。山頂から30分弱で峠に着いた。意識して東側に下りた。さて、ここからどうしようか。まだ10時前なので、あとはハイキング気分で切込湖刈込湖から山王峠経由で光徳に下ろう。

踏み跡を林道に向かって進む。いい加減に歩いて林道に合流。道標があるはずだが、見当たらない。どうやらちょっと北に出たようだ。林道は小峠に近づくにつれて落石が道をふさいでいたり、笹が煩くなったりする。小峠直前では笹は背丈ほどの高さになっていた。動物の匂いがするなあと思って笹を分けて進むと小峠に出た。7,8人のパーティーが休んでいた。皆不思議そうな顔でこちらを見ていた。そりゃびっくりするでしょう。道標が笹に隠れて道があるとは普通は思わないだろう。

刈込湖で食事休憩。於呂倶羅山から続く稜線を見て、金田峠はあそこかななどと地図と見比べたりした。やはりハイキングコースだ。人が多い。涸沼への道、涸沼で20人を越える団体さんに会った。山王峠からは下りで足早に進む。12,3年前に歩いているはずだが、殆ど記憶になかった。駐車場に着いた時には歩き出してから5時間10分が過ぎていた。

天候と時季のせいだろうか。三岳は思いの外あっけなく登れてしまった。三角点峰だけだったからかもしれない。帰宅して山部さんのページを見てみたら、南三岳にも山名板を設置していたようだ。行く前に見ていれば、それを探しに南峰にも登ったかもしれない。

Photo

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