平成22年7月4日 北温泉から三本槍岳、朝日岳
今日は天候やモチベーションなども考慮し、車で1時間足らずで行ける那須の山に行くことにした。4月に飯盛山、5月に茶臼岳に登っているので、三本槍岳に行ってみることにした。三本槍岳へは色々のルートがあるが、今回は北温泉から中の大倉尾根経由で帰りは清水平から朝日岳に行き、峠の茶屋方面に下りて、戻るコースにした。
三本槍岳(1916.9M)、朝日岳(1896M)
北温泉入口のバス停そばの空地に停めた。雨は今にも降りそうだが、本降りにならないことを願って歩き出す。北温泉の駐車場は工事のため、旧旭温泉跡地が臨時の駐車場になっていた。北温泉を過ぎ、登って行くと林道に出合う。登山道は笹刈りがされて間もないような感じで歩きやすい。しばらく進むと機械の音が聞こえてきた。今まさに笹刈りの真っ最中。ご苦労様です、有難うございますとお礼を言いながら横を抜けていく。
中の大倉尾根に入ると道の両脇は黄色い花が列をなしていた。ニガナだろうか。ツマトリソウ、シャクナゲ、マルバシモツケ、ゴゼンタチバナやその他名前の分からない植物がなごませてくれた。赤面山への分岐手前付近で雨が降ってきて、傘をさしながら歩いた。この尾根の道も初めて歩いた時は掘れていて歩きづらかったが、その後石を敷き詰めてから非常に歩きやすくなった。
清水平の分岐から先は人が多くなる。20人くらいのパーティーとすれ違ったが、どうにかならないものか。せめて7,8人くらいにしてくれないかなあ。三本槍岳への道も掘れていて、ぬかるんでいて歩きづらい印象があったが、ここも所々で石が敷き詰められていて歩きやすくなっていた。鞍部からの登りの道にも同じような処置が施されていた。
三本槍岳山頂に着くと、今までなかった方位盤がお出迎え。山名板はなくなっていて環境省の設置した山名柱が立っていた。眺望はなし。晴れていれば360度の展望台なのだが、今日の天気では仕方ない。
腹ごしらえをして下りる。清水平の木道は一部壊れていた。
清水平からの登りは気合が入る。左を見ると沼ができていた。こんな所にあったかなあと思いながら進んだ。今の時期限定の沼か?
尾根通しに朝日岳に登った。ここの山頂もガスってなにも見えず。風が強くて寒い。ここも人が多い。こんな天気でも多くの人が山に入っているようだ。朝日岳からは反則技の旧ルート?を通る。歩きづらそうな所に鎖や階段をつけたものだといつも思う。殆ど整備ルートは歩いたことがない。峰の茶屋が見えるようになると、学校登山の生徒たちと思われる緑のジャージ姿が目に入る。これはまずい。急ぎ足で峰の茶屋を通過。中の茶屋から先は植生保護のため登山道がしっかり境されている。リンドウはまず近くでは見られないだろう。自然保護の観点からはやむを得ない所かもしれない。
5時間15分。
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