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2010年8月

2010年8月30日 (月)

平成22年8月29日 ソフトボールの大会(トーナメント)

今年初めてのソフトボール。キャッチボールの段階で右肩が非常に痛いことが判明。いつものことなので何とか誤魔化せるかとノックを受ける。でもやはり痛かった。

試合は終始リードして勝った。チームの二人の女性投手の活躍が素晴らしかった。とにかく暑かった。12時過ぎから14時過ぎまで、最も暑い時間帯の試合。チームメートの1人は殆ど熱中症になりかけ、途中交代し日蔭での休息となった。幸い短時間で回復したようだが、こちらも水のがぶ飲みでどうにかしのいだ。暑さにはある程度自信があったが、ただの思い込みだったことがよくわかった。暑い分山歩きよりもある意味消耗が激しかった。

自身の成績は守備機会9回。 エラー1個。4打席3打数1安打 1死球 2得点2打点。上々の出来。素振りの効果はすぐには出ない。

9月5日は準決勝と決勝。朝9時から試合予定。12時半から野球の試合もある。肩はおそらく使いものにならないだろう。どう誤魔化してやるかだ。来週は少なくとも2L飲料水を用意しないと厳しそうだ。

2010年8月24日 (火)

平成22年8月22日 男体山(表から裏から)

最近自分の体力はどうなのか、良く分からない。ちょっとだけ頑張ってみようかと考えた。8月は日光シリーズで総仕上げは男体山。二荒山神社から山頂に行き、志津小屋まで下りてまた登り返してみようかと、くだらないことを考えてしまった。意味はまったくない。気力と体力が持つかだけ。とりあえず実行してみた。

男体山(2486M)

朝6時ちょっとすぎ。二荒山神社の登山者用駐車場に停める。4,5台停められていた。社務所に寄って500円を払い、お守りと案内の紙をもらって歩き出す。3合目まではやや急な道を行く。3合目から4合目までは舗装道路を歩く。前方には足の速い女性がいた。中禅寺湖はくっきり見えている。今日の天気は良さそうだが、富士山までは見えないだろう。今日はO社のハイドレーションバッグの標準装備のザックを初めて使う。3Lきっかりスポーツドリンクをつめた。予備にあとペットボトル1000mlも持った。いちいちザックを下ろさなくてすむので非常にいい。

4合目からはまた山道。今日は最近になく快調に進めているようだ。7合目を過ぎると鳥居があり、8合目には瀧尾神社の石碑と小さな祠がある。ここで本日初めての休憩。ザックはおろさずに背にもたれただけだった。5合目くらいまでは足の運びも軽やかだったが、ここまで来るとすっかり足取りも重くなってしまった。ここで速足の男性があっという間に通って行った。

8合目を過ぎるとまた眺めが良くなってくる。足尾の山並みが見える。傾斜は緩むが歩きづらい階段状の道などになっていっこうに進んで行かない感覚になる。それでも樹林帯を抜けるとまた中禅寺湖が見えて、待望の白根山が顔を出す。

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歩きにくいガレた道を疲れた身体で登って行く。休憩がてら後ろを振り返って中禅寺湖や皇海山などを眺めながら気を紛らわして進む。どうも景色を眺めている時間が多くなってしまうのは仕方なさそうだ。やっとのことで「頂上 昭和30年8月1日 安蘇敬心講」の石碑に到達。神社は後回しで剣の立っている小高い岩に登って記念撮影だ。5,6年前より幾分錆が酷くなったような気がしたが、錯覚だろう。

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山頂からは華厳の滝側は雲が上がってきて見えないが、皇海山から白根山、遠くには燧ケ岳も何とか見える。近くには太郎山が大きい。残念ながら女峰山は雲に隠れたりかすかに見えたりとすっきりとはしなかった。一角でザックをおろして腹ごしらえ。アンパンを入れた袋が破裂しそうにめいっぱい膨らんでいた。ここから西にある太郎山神社まで足を延ばす。西側は岩の絶壁になっている。2397.7M三角点はさらに西のピークにある。山部さんの話では南側のガレ場を注意して歩けば三角点から山頂へは辿りつけるということだった。私には無理かもしれない。

30分以上休んだので、さてどうしようか。志津と山頂の標高差は約700m。ちょっと無理してみようか。まだ9時半で戻るには早すぎるだろう。いつもは消極的だが、今日はひと踏ん張りしてみようかと志津に向かって足を踏み出した。歩き出してすぐ、雲がうまい具合に切れて、女峰山と帝釈山との間の吊尾根、大真名子山が手招きしていた。

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裏登山道には~合目の標識があっていい目安になる。樹林帯に入るまでは眺めが良くて気晴らしになる。道は総じてガレていて下りは歩きにくい。ふと目を下にやるとダイモンジソウが目についた。7合目の少し上で燧が岳が見えた。

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7合目の先にはすごいガレ場があるが歩くには関係ない。道はどんどん深掘れして歩きにくくなっていく。団体さんが多く、下る間で50人くらいとすれ違ったのではないか。3合目の先はいったんガレた場所に出るが、太郎山や大真名子山が近くに見える。

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また、樹林帯に入るがそんなに時間もかからず志津小屋に着く。男の人がラジオを大音量でかけて寝ていた。二荒山神社志津宮の所で腰をおろし腹ごしらえ。ハイドレーションバッグを見てみると大分減っているようだったので500mlだけ補充した。わざわざ乗越まで行くこともないだろう。

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大分疲れたが、登り返すより他に方法はない。今日はラジオや鈴などは忘れてしまった。ここから裏の林道を通って三本松まで行けばバスに乗れるが、音の出るものを持っていないと熊に遭遇しかねない。何年か前に三本松の林道で熊に襲われた人たちがいた。選択肢は登り返すしかないのだ。気を引き締めて2時間踏ん張ろう。

登りでももちろん~合目の案内は目安になっていい。下りでは滑りやすかった深掘れ道も登りだとそれほど気にしなくてもいい。ゆっくりと5合目まで休まず進むが、たまらず休憩。傍らで男性が休んでいたので聞いてみると、志津から登ったものの足の痙攣で先に進めなくなったとのこと。一緒に来た友人が下りてくるのを待っているそうだ。他人事ではない。いつ足が攣るか分からない。今日の所はその兆候はないようだが。

8合目でもまた休憩。ここからもうひと踏ん張り。9合目になると山頂はすぐと思っていたが、ここからがなかなか遠い。やっとのことで大神の傍に到着した。山頂周囲はガスに包まれてしまっていた。

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岩の所で半ば身体を横たえて休憩。あとは下り一辺倒なので気は楽。足早に何十人も追い越して行く。水分は5合目の手前でなくなってしまったが、補充するのも面倒なのでそのまま歩く。4合目からの舗装道路では2か所ほどショートカットさせてもらった。社務所でトイレの在りかを教えてもらって人心地ついた。ゆっくりと車の所まで戻った。どうにか無事歩き通せた。

9月10月と球遊びの季節になる。8月下旬を含めて少なくとも5日は休日がつぶれる。本格的に山に戻るのは葉の落ちた時期になりそうだ。休日は日曜と祝日しかないのが痛い。これからは素振りの日々になるかもしれない。

表 登り 2時間34分 下り 1時間33分     裏 登り 1時間53分 下り 1時間18分

Photo

(ずれはGPSのずれと表の帰路ではショートカットによるものです。)                                

 

2010年8月18日 (水)

平成22年8月16日 日光白根山

お盆休みもこの日でおしまい。とにかく暑いので高い山がいい。栃木県最高峰の白根山に決めた。ここは初めて登ってから毎年少なくとも1回は登っていると思う。登り口を検討すると金精トンネル脇からがいいかなと思ったが、峠までの道の悪さを考えると逡巡してしまう。結局はオーソドックスに菅沼から登ることにした。

白根山(2577.6M)、前白根山(2373M)

夜中の1時過ぎには目が覚めてしまい、しばらくベッドにいたがもう眠れないようなので起き出した。色々やっているうちに時間が経ってしまい、菅沼駐車場に着いたのは5時少し前だった。流石にこの時間では車は10台に満たない。歩き出したのは5時ちょっと過ぎですぐに前を歩く二人連れを追い抜いた。晴れていて日は出ている時間だが、薄暗い中を登って行く。道はそれほどぬかってはおらず、水たまりもほどんどなかった。道は年々悪くなっていくように感じる。木の根が張り出したり、道が掘れたりして快適に歩くという感じではない。いつもよりちょっとだけ時間がかかり、大分息があがり弥陀ヶ池に飛び出す。お目当てのひとつである逆さ白根が今日はくっきりと見えた。

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(アングルが悪くてすみません)

池の南端でいつものように休憩。やはりここに来ると風が冷たい。1枚長袖を着た。ふと座禅山方向を見ると、白根山に向けて三脚を構えている人がいた。座禅山の斜面は電気柵で囲まれていて、時期が時期ならシラネアオイも見られるだろうが、今は黄色い花がメインだ。ハクサンフウロやトリカブトなどが少し咲いていた。山頂への道はロープで仕切られていて間違いようがない。しばらく登り振り返ると鬼怒沼湿原が目に入った。

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残念ながら燧ケ岳の山頂付近は雲に覆われていた。少し登っては後ろを振り返り景色を確認するといった具合でゆっくりと進む。前にも後ろにも人影はない。山頂の一角に着いて、少し登って一旦下り登り返したところが山頂で、本日一番乗りだと思ったが、西のピークに先客がいた。白根の山頂では満足する景色が見られないことが多いが、今日は360度の展望。残念ながら富士山は見えなかったが、納得のいく眺めだった。

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下りは避難小屋へ。途中で避難小屋に泊ったという人とお話をした。避難小屋周辺には数人いて、清掃をしていた。ここから前白根に向かう。このあたりで鹿を見かけることが多いが、今日は見えなかった。白錫尾根の分岐に来ると中禅寺湖方面が眺められるが、この時間逆光で見えにくい。前白根は相変わらず風が強い。

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ここから五色山へ向かう。鞍部付近で腹ごしらえをするつもりだった。前白根から下って行く時に携帯が鳴ったので下を向いて前方を見た時に黒い動物が登山道を左から右に横切った。大きさからは子熊のようだ。しばし足を止めて様子を伺うがその後は何事もないようだった。少し下りて行くが何となく嫌な気分になって仕方なく前白根に戻った。水場のある所を経由して五色沼に行く。水場の案内板が何個かあったが、水はまったく流れていなかった。昼飯は白根と対峙して摂る予定が熊のお陰でおジャンとなり、沼を眺めながら食べた。

五色沼から弥陀ヶ池への登りはつらい印象があるが、実際はそれほど時間はかからない。もちろん楽という訳ではないが、10分ちょっと我慢すれば菅沼までは登る所はない。時間はまだ10時過ぎなので白根山に登って行く人が大勢いるようだ。ここでは休まずに一気に菅沼まで下りた。14,5人くらいとすれ違ったろうか。駐車場の端でカメラを持った人にコマドリがいる所を知ってますかと聞かれたが、聞く人間を間違えている。鳥にはまったく興味がないのだから。ただ、近くで三脚を構えて何かを撮影しようとしていた人が3人ほどいたことは伝えた。

今日も暑かったので水分は2.5Lきっちり飲んだ。足りないくらいだ。予定では五色山、金精山、金精峠、菅沼だったが、五色沼、弥陀ヶ池、菅沼でもあまり時間は変わらなかったのではないか。金精峠から菅沼への道はあまりいい印象がない。

全行程6時間11分(休憩込み、敗走時間込み)

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2010年8月16日 (月)

平成22年8月15日 龍蓋山(旧黒羽町)

以前しぼれさんが黒羽10名山を完登したと報告されていたような記憶があった。改めて見てみるとすべて登られていた。そのうち龍蓋山が近くて取り付きも簡単そうだった。ネットで検索すると黒羽山の会が最近HPを立ち上げたようで、そこにももちろん10名山は載っていて、龍蓋山も書かれてあった。どちらの報告も流し読みをして、地形図を見て大体のルートを思い描いてみた。

龍蓋山(371.1M)

たぶんしぼれさんたちが駐車した場所の近くに停めたと思う。山の方には墓地があってそこを歩いていくと墓地の先は踏み跡があって進むと尾根に乗った。山頂の手前に岩があって好展望になっていた。生憎、遠望は利かなかったが、岩があるとは思ってなかったのでしばし開放された気分であたりを見回していた。(名前のある岩のようです。案内板は見かけませんでした。)そこから少し登るとあっけなく三角点峰の龍蓋山に着いてしまった。山名板はカワスミさん、RKさんのものが同じ木につけられていた。ふと下を見ると裏返しになった黒羽山の会の山名板が倒れていた。記念撮影をして立てかけておいた。

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このまま戻るのもあっけないので372ピーク、414ピークまで行ってみた。414ピークまで杣道だか分からないが、道型があった。372ピークの東の下には作業道があった。火の用心の看板が何カ所かに見られた。どちらのピークにも名前を示すものはなかった。

帰りでは390ピークから南に向かう尾根が350mで分岐する所で西に引き込まれやすいかもしれない。372ピークからは南に向かう。道はしっかりしているが、うっかりすると間違えそうだ。最後の西に向かう尾根から下りる所は竹が伐採されて転がっているので非常に歩きにくかった。地形図実線の林道側に下りようと思って下に向かったが、小さな沢が見えたので南側の急斜面を下りて行ったら下に祠が見えたのでそこを目指して下りたら何とか無事に下りられた。 

足慣らしのつもりで歩いたが2時間を超えてしまった。歩いている時はそれほど暑いとは思わなかったが、家に帰ると猛暑を実感した。一昨日に続いて登るべき時期を間違えている。

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2010年8月15日 (日)

平成22年8月13日 中山、東山(佐野)

お盆で実家に顔を出したついでに寄ってきた。

中山(113.8M)

野球場の駐車場に停める。向かいに山があるので踏み跡を頼りに登ると道が一旦なくなるが、ちょっとすると道に出合い、進んで行くと三角点に着く。山名を示すものはない。ここからさらに西に向かって下り、階段を進んで行くと舗装された道になり、駐車地に戻った。陸上競技場では佐野日大のサッカー部が暑い中練習していた。

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東山(92M)

西側の舗装道路に停めて、道幅の狭い林道を歩いていく。石碑の手前から取り付く。道はあるが、倒木があったりして、進んで行くと夏草が繁茂して腰丈から胸丈ほどになる。直進して行くと下るようになってしまったのであちこち見まわすが、山頂と思われる部分が見当たらない。良く見ると少し東側に高い所があったので藪を分けて進むと、山部山名板が木に掛けられているのが見えた。ほっとした。来た道を戻ったが、今の時期に来るのは間抜けている。

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2010年8月10日 (火)

平成22年8月8日 霧降から女峰山

今年はいつもに増して暑い感じがする。標高が高くないと暑さが堪える。ここ数年では恒例になった?女峰山に行こうと前日に決定。最近は登る山の選定が遅い。どこから登ろうかと考えたが、志津はちょっと遠いので安易に霧降からにした。

赤薙山(2010.3M)、女峰山(2483M)

霧降第3駐車場に車を停めて歩きだす。今年で終わりだというリフトの脇の登山道を登っていく。笹は濡れていて、道もややぬかり気味。丸山への道を分けてから傾斜は急になり、道悪になる。濡れないようにと歩くがすでにびっしょり。キスゲ平に到達。天気がよければ富士山も見えるはずだが、遠望は利かない。振り返ると栗山のダムとその向こうに高原山が逆光の中見えた。

息を整え先に進む。道は笹が覆いかぶさるようになって、濡れまくり状態。足取りは重い。オトギリソウやシャジンなどが唯一の慰め。赤薙山に向かって進んでいく。笹の道から樹林帯に入ると荒れた道になるが、濡れる心配は少なくなる。

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いつもよりは少し遅れて赤薙山に到達。女峰山が見える場所に行き、黒岩尾根から女峰山へと続く山並みと、その向こうに男体山が見える。赤薙山ではここだけがビューポイントだ。

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ここで水分補給をしている間に瞬く間にガスってしまい、今まで見えていた山が姿を消してしまった。今日は最後までこんな感じだろう。ここからは大きなアップダウンはないが、まだ3分の1ほどの行程を来ただけ。先に進もう。次の区切りは奥社跡。そこまでは痩せ尾根で徐々に高度を上げていく。ここでもオトギリソウが目立つ。ガスっている道を歩いて奥社跡に着く。ここでも一休み。夏は水分補給が多くなってしまう。

ここからはいったん進路は北になり、大鹿落としの頭の2209ピークへ登り返すとまた西に向かう。ここからはしばらくはなだらかな歩きやすい道が続く。シャクナゲがこのあたりは目立つ。2295ピークは好展望で祠の向こうに女峰山が近い。

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ここから下ると待望の水場。いったん下ってほんの少し登り返し始めたところの右側にそれはある。この時期でも水は流れているようだ。1Lのペットボトルを満タンにして先に進む。2318ピークからは南向きの進路になり、右を見るとガスの中に帝釈山や太郎山が垣間見える。足元をみると初めて見るダイモンジソウと思われる花を見つけた。

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足場の悪い登りを歩き、さらに鎖の下がった岩場を登る。三角点は山頂の東側にある。さらに登ると祠があって、その先が山頂。今日は人が多いようだ。休憩中に15人ほどは来ただろうか。帝釈山方面に行く人も来る人もいた。ガスったり晴れたりで、帝釈山、大真名子山、小真名子山、太郎山、金精山は見えたが、男体山や白根山は今回見えなかった。山頂直下の西斜面にはトウヤクリンドウらしきものが咲いていた。

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腹ごしらえも済んで後は来た道を戻るだけ。帰りは水場には寄らずに奥社跡まで戻る。ここで一休みしてリスタートしたが、ボケをかましてまた女峰山方面に行ってしまったようだ。2209ピークに登り返し始めたあたりで(自分ではまったく気づいてはいない)途中ですれ違った人に再び出会い、お互いの進路方向を確認した。しばし考えて、自分の間違いに気付き急ぎ足で奥社跡に引き返し、今度は正しい道を戻った。何を考えていたのか自分でも不思議だ。道迷いは簡単に起きる。赤薙山は巻き道でパス。焼石金剛に祠があることに初めて気づいた。

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笹もこの時間では完全に乾いていてズボンも濡れることもなく快適に進めた。キスゲ平にはリフト利用者が結構いたが、こちらは下を向きつつ登山道を戻った。駐車場に着くと、往路ですれ違った霧降から女峰山までほぼ4時間で登ったという速足の女性が悠然とたたずんでいた。車のそばで帰り支度をしていると奥社跡の先で出会った恩人がリフトを使うと楽チンだねーと笑って話した。お礼を言って別れた。

往路4時間28分 復路3時間34分(含む迷走時間)

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2010年8月 1日 (日)

平成22年8月1日 会津駒ガ岳(バテバテ山行)

この週末も大気が不安定とのこと。屋外で雷に会うだけで怖いのに、まして山で遭遇したら生死にかかわってしまう。実際数年前の冬に里山でえらい目にあった。その後日光白根山で山頂に到達した途端に遠くで雷鳴を聞き、脱兎のごとく駆け下った。そんな時でも悠然と登ってくる人たちがいた。自分が臆病なのか、他の人が勇気があるのか分からないが、山で雷様にご対面するのはご勘弁願いたい。

天気が崩れるのは午後のようなので、栃木の未踏の山を検討したが、長時間歩行になる山と、標高が低くこの時期に登るのはちょっとなあという山しか残っていない。ネットで会津駒のレポートがいくつかあったので、もう4,5回登っているが、久しぶりに花を愛でようと会津駒ガ岳に決めたのは土曜の午後10時過ぎだった。

会津駒ガ岳(2132.4M)

前日11時過ぎに寝たが、当日3時過ぎには目が覚めてしまったのでそのまま起きて、食事をして出発。いつも車を停めるテニスコート脇に6時前に着いた。例によって、林道を車で行きたくないのでここから歩き出す。階段のある登山口までに車は2,30台は停まっていただろうか。最近、山で人に会うことがないのでちょっと不安?になる。

のっけから急登。顔から身体から汗が噴き出す。団体さんが前を歩いていて、道を譲られるが、いつもの元気はなく後ろについてしばらく登って行った。団体さんが休憩したので仕方なく先に進む。水場までまだかまだかと進んでやっとのことで到達。水は2.5L用意してきていて、水場で補給すればいいと思っていた。水場に行って1Lペットボトルに冷水を満たした。

10分ほど休んで歩き出すが、まったく足が前に出ない。左右のふくらはぎが交互に攣りそうになり、慎重に歩いていく。ズボンは去年の9月頃に買ったものだが、何故かびしょびしょで雨に降られたかのよう。絞ると水滴が滴る。これは速乾性ではなかったのかと今更ながら思ってしまった。重い足取りで進み、やっと木道が出てきた。ベンチのある展望台は近いぞ。

展望台に着くとワタスゲ、イワイチョウなどがお出迎え。この時点では会津駒山頂は見えていた。ここでまた休憩し水分補給をしていると年配の男性がやってきて、すごい汗ですねとこちらを見て驚いている。元々汗は人一倍かくが、今日はそれにしてもすごい。タオルを何回絞ったことか。元気は出ないが先に進むしかない。ここからは花が多少とも気を紛らしてくれる。チングルマ、モウセンゴケが沢山見られる。ニッコウキスゲがほんの数株あった。

駒ノ大池の近くにはチングルマとハクサンコザクラが見られた。会津駒の山頂に向かう所ではコバイケイソウが群生していた。名前の知らない黄色い花、咲き残ったマイズルソウ、ゴゼンタチバナ。写真を撮ることが休憩になっている。どうにか山頂に到達。パノラマガイドなるものが設置されているがまったく周囲は見えない。三角点の傍のベンチに腰を下ろすと疲れがどっと増したような気がした。当初の予定では中門岳まで行く予定だったが、天気もあまりよくないし、なにせ体調が良くないのでこのまま大人しく帰ることにした。

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帰りは展望台の所でおにぎりを食べて腹ごしらえ。幾分元気が出たようだ。シャリバテだった?滑りやすい道を慎重に進み、水場は帰りはパスした。下る途中で何かが崩れ落ちるような音を聞いて、傍にいた人となんでしょうねと思わず顔を見合わせてしまった。なんだったのだろうか。登山口から駐車地までトボトボと戻って行った。登りに比べ下りはまったく問題なかった。

家に帰ってきて前回のタイムなどを見比べたが、あまり大きな違いはなかったようだった。あの登りでのバテかたは暑さのせいか、体力の低下のせいかは分からない。とりあえずズボンは違うのに変えた方がいいかもしれない。

登り3時間25分。下り2時間15分。

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