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2010年10月

2010年10月31日 (日)

平成22年10月31日 官公山(旧黒羽町)

本来ならば今日は野球の大会があるはずだったが、生憎の台風到来のため、金曜日の時点で中止が決定した。野球から山へのギアチェンジがいま一つうまくいかず、近場の山をちょっと歩こうかと検討。黒羽の山がいいかな。9月に敗退した八溝山は時間がかかりそうなので、官公山にした。

官公山(665.7M)

前回と同じ磯上の山桜の所に停めた。支度をしていると5,6人のライダーが山の方から下りてきた。前回とは逆に右の舗装道路を歩き始める。少し歩き、左を見ると踏み跡が見え、これを辿って行くが、稜線に出ると篠竹の藪。しばらく行くが、びしょ濡れになって簡単に撤退。元に戻った。

舗装道路を右に分け林道を直進し、数分で作業道が左に分岐。またしばらく作業道を進んで行く。ちょっと行くと道がなくなり、そのうち藪が出てきてまた撤退。相変わらずの忍耐力のなさ。ここからは大人しく不動沢沿いの林道を進んで行くと、不動尊?があった。

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さらに進み、峠の所で林道の分岐がある。そこを直進し注意して左を見ていると、数分でピンクテープがあり、そこから取り付いた。比較的緩い傾斜の藪の殆どない尾根道を進むと三角点のある官公山に着いた。二つの山名板がかけられていた。

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ここからは十文字峠方面に向かう。隣のピークを下った鞍部からは鉄塔巡視路を辿った。北に延びる破線の道は藪化しているようで良く分からなかった。巡視路の階段を登りきると鉄塔に到達。そこから十文字峠に向かう。ここから先は9月に歩いている。ちょっと様子を見に八溝山へと続く道を辿ってみた。舗装道路出合いにはゲートがあった。舗装道路の左斜面を見ると八溝山へ尾根伝いに行くには大分藪がきつそうな感じがした。ここから八溝山へは味気ない舗装道路歩きに終始しないといけないかもしれない。

八溝古道?を辿って戻った。9月には気づかなかったピンクテープがやけに目についた。道のはっきりしているところにつける意味はあるのだろうか。

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2010年10月26日 (火)

平成22年10月24日 地蔵岳、夕日岳

地蔵岳(1483M)、夕日岳(1526.1M)

古峰神社の駐車場に停めて歩き出す。10分弱でゲートのある林道入口に着く。ここからは35分ほど退屈な林道歩きが続く。林道終点と思われる場所から道は狭くなっていく。少し進むとトレイルランナーが二人駆け下りてきた。さらに進むと道を倒木が塞ぐようになり、左の斜面側に延びている道を行くことになる。

基本的には沢筋を進んで行く。何回か渡渉しながら登って行く。林道終点から1時間弱で稜線に辿りつく。ハガタテ平の標識があるのでここで一休み。多少は紅葉しているようだ。地蔵岳に向かう。最初は稜線伝いに行くが、途中でロープのある薙を渡り、南西斜面をジグザグに登って行く。南尾根に乗りそのまま北上すると、山頂手前で石祠が出迎えてくれる。少し進むと山頂標識がある。展望は良くない。周囲はカラマツだろうか。多少色づいているが、間もなく黄金色に輝くのかもしれない。

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長居するところではないのですぐに先に進む。三つ目では夫婦連れが休んでいた。枝越しに近くに夕日岳が見える。

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一旦下ってゆっくり登って行くと三角点のある夕日岳山頂に着いた。北西側が伐採されていて、女峰山から男体山、日光白根山から錫が岳が良く見える。特に男体山の大きさは圧倒的だ。

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(男体山と大真名子山)

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(大真名子、小さく小真名子、帝釈山、女峰から赤薙への稜線)

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(日光白根山、右端にちっちゃく金精山)

今日の主目的である景色を堪能しながら、腹ごしらえ。晴れではないが、遠望は利いていた。

帰りは同じ道をそのまま戻った。

夕日岳も侮ってはいけない。GPSのデータから歩行距離13km超、累積標高差1100m超だった。

古峰原P(822)-林道終点(907・912)-ハガタテ平(1005・1010)-地蔵岳(1039・1042)-夕日岳(1111・1140)-地蔵岳(1205)-P(1345)

Photo

2010年10月17日 (日)

平成22年10月17日 高薙山

4月に於呂倶羅山に登ったが、当初の予定ではあわよくば高薙山もということだった。大きな見込み違いと体調不良によりやっとのことで於呂倶羅山だけで退散した。ちょうど半年が過ぎ、登り残した高薙山にまたやんちゃオヤジさんとチャレンジした。

高薙山(2180.7M)

中禅寺湖を過ぎ、龍頭の滝周辺は車でいっぱい。まだ朝の6時。この時期は仕方ないのだろう。でも自分は来ないな。光徳を抜けて山王林道を走り、展望台で高薙山を目の当たりにするとあまりの急傾斜に登れるのだろうかとの不安がよぎる。ネットの情報などから登りやすそうな北東尾根のピストンを計画していたので、西山金山寺跡付近の駐車に適した場所を探し、1429Pのちょっと先の路肩の広い所に停めた。

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すぐ向かいの登りやすそうな所から登った。多くのネットの報告にある登り口よりも北で、尾根もひとつ北側だった。笹の斜面を獣道を追いながら登って行く。20分もすると尾根にはシャクナゲが出てくるが最初はそれほど酷くない。

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そのうち徐々に藪度は上がってくる。張り出した枝の下をくぐるように進んだところ、眼鏡が行方不明になりあわてて周囲を見回したら、直下の倒木にかろうじて引っかかっているのが見えて、慎重につまんで事なきを得た。所々密度の薄い所があり、振り返ってみると太郎山や帝釈、女峰山が見え、多少気を紛らわせてくれた。

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さらに登ると藪度が上がってくるが、ふと左下を見ると獣道のようなものがあり、ここを追って行くとシャクナゲ藪から開放され、目の前のピークを目指して進むと標石のある1753Mピークに到達した。

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ここからは笹の道を一旦下って登り返す。左に大きな薙を見て進むと急登のやせ尾根になるので慎重に進む。しばらく行くとシャクナゲからは開放され、尾根も広くなる。右を見ると田代山や帝釈山などが見えたと思う。ストレスの少ない登りで安堵して進んで行ったが、三角点峰の北にあるピークに近づくにつれて、尾根上はシャクナゲを主体にした密藪になって、歩みも遅くなる。

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どうにか北のピークに到達したが休むようなスペースはない。正面には目標の高薙山が見える。

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ここから中央突破は不可能なので左下を見るとピンクテープと踏み跡が鮮明に見られる。この北のピークに登る必要はなかったようだ。尾根の左(東側)下を巻いて進むとシャクナゲからは開放され、ちょっと倒木があるくらいで問題ない。日数の経った熊の糞が見られたくらいだ。そこからは高薙山山頂まで大した苦労もせずに到達できた。

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山名板は5個。それぞれ記念撮影。枝越しに周囲の山が見えた。ここで腹ごしらえをする。20分ほど休み戻る。北のピークは右の巻き道を行くと藪を回避できた。それ以降も巻き道のある所は利用して行くが、それでもやせ尾根急下降のあたりは巻けないので注意深く下りて行く。

1753Mピークからは帰路は南東に延びる尾根から下って行く。テープが道案内をしてくれる。踏み跡も結構しっかりしていて丹念に追えば心配ない。傾斜はかなり急になって行く。こちらから登らなくてよかったと思った。この尾根にはシャクナゲなどの藪は殆どなく、笹が主体。下に近づくにつれてバイクや車の音がうるさくなる。1429P付近を目指して進み、最後は法面を飛び降りて林道に復帰。1,2分で駐車地に戻れた。

想像していたほどの酷い藪ではなかったので良かった。単独だったらかなり厳しかったと思う。二人いるとルートも検討しあえるのでミスも少なくなる。何と言っても藪山を数多くこなしているやんちゃオヤジさんのサポートのお陰だ。本当に有難うございました。

山王林道は紅葉のまっ盛りで四輪、単車がひっきりなしに通っていた。いろは坂の混雑を考慮し、川俣に抜け鬼怒川経由で戻った。

駐車地(644)-1753P(744・746)-高薙山(943・1010)-1753P(1132・1133)-駐車地(1205)

Photo

2010年10月13日 (水)

平成22年10月11日 那須紅葉狩り(温泉神社、梵天岩、隠居倉、スダレ山)

8月22日に男体山に登ってから、ソフトボールや野球、そして腰痛などで山から遠ざかってしまった。9月に少し歩いたが雨で途中退場。10月になってすぐにまた腰痛が再発。あまり重症化はしなかったようで、どうにか歩けそう。万一を考えて近場にということで、半ば恒例化しているこの時期の那須の紅葉狩りに出かけた。

隠居倉(1819M)、スダレ山(1880?M)

那須のお山は紅葉の最盛期で混雑必至。今回は裏街道というようなルートを選んだ。那須湯本温泉神社の近くの駐車場に着いたのは5時40分頃。流石にこの時間では空きスペースは沢山ある。スピードを出した車がひっきりなしに上に向かって行く。

温泉神社の参道から裏に廻り、道標に従って進んで行く。山道や舗装道路をつなぎながら行き、最後の民家を過ぎると木の階段があり、そこからは山への道になる。階段の途中で牛が首までの間に出会った唯一の人と言葉を交わして追い抜いていく。1時間弱でスキー場への分岐。さらに登り視界が開けた所にある小さな岩場に登ると、これから進む方向の景色がよく見えた。

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(アップする時に初めて気づきました。虹がかかっているようです。牛が首方面です)

飯盛温泉跡を過ぎて沢筋を登って行く。一部水っぽい所があるが、問題ない。樹林帯を抜け、牛が首には本来の道ではなく直に登って行く。振り返ると紅葉がきれいだ。

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ここからは沢山の人だ。牛が首に出た途端に容赦ない風の洗礼を受ける。ここからは姥が平へ向かう。ここも本来の道ではないような所を下りて行ったら、大勢のカメラマンがこちらを向いてシャッターチャンスをうかがっていた。

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(姥が平方面)

姥が平の一角で本日初めての休憩。ハイドレーションバックがあると休憩の回数はだいぶ減るようだ。このあたりの紅葉の最盛期はちょっと過ぎているのか、南側はくすんでいた。

三斗小屋に向かうべく西に進む。梵天岩と呼ばれる岩が牛が首などから見えるが、今日はちょっと様子を見ようと注意しながら進む。岩を見据えふと近くを見ると踏み跡のようなものがある。ここを辿って行くとしっかりした踏み跡が岩まで続いていた。途中で岩を見ると人がいるようだ。

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(梵天岩)

岩へは北側から廻り込み西側から登る。最初は途中で眺めていたが、先客(3人もいた)がてっぺんまで登っていて、簡単に登れるというので西側から登って行くと、難なく登れた。ここからみる景色は初めてということもあり、新鮮で通常では見られない光景で、余裕があればしばらく留まっていたい場所だった。

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(梵天岩から茶臼方面)

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(梵天岩から隠居倉方面)

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(梵天岩から西方面)

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(梵天岩の最上部のマーキング?)

名残惜しいがいつまでいても仕方ない。下りて三斗小屋温泉に向かう。この辺りは黄色と緑が主体で総じて明るい雰囲気。人がいないと熊でも出そうだといつも思うが、今日の人の多さなら熊さんも隠れているだろう。三斗小屋温泉で2度目の休憩。ここでお水を補給させてもらった。

隠居倉まで300m以上の登り。何回か下ったことはあるが、記憶にある限り登ったことはない。急だった印象があるが、周囲の紅葉を眺めながら登ったおかげかそれほどきついとは感じなかった。でもピークの手前はやっぱり急だったかな。

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(隠居倉手前から振り返った所。大佐飛山塊が遠くに見える?)

隠居倉で3回目の休憩。休みがちょっと多くなる。生憎ガスが上がってきて三本槍岳方面はまったくの乳白色で残念ながら何も見えなかった。朝日岳の分岐に向かう。この辺りの紅葉は結構いいようだ。途中で男性とすれ違う。どこかで見た顔で、間違えたら悪いと思い、ホームページのと言うと期待した答えが返ってきた。「栃木からの山旅Ⅱ」の管理人さんでした。こちらは名乗らずじまい。すみませんでした。今度お会いしたらこのブログのことをお話します。沼原からここまで来たとのことでした。

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(熊見曽根から南方面をのぞきこむ)

朝日岳への分岐に来るとここも物凄い風。すれ違った人が飛ばされちゃうよと話してました。まったくその通り。清水平方面に向かう。名もなき1900Mピークも強風真っ只中。帽子は持って進んだ。清水平へも人はいっぱい。北温泉への分岐を過ぎて、スダレ山への取り付く所を探す。踏み跡らしき所から入る。木々の丈が低いのが救いで、何とか進める。裸地が2か所(しぼれさんのレポ通りです)あり、そこからちょっと進むと一番の高みだった。高いと思われる所をうろうろする。ここもガスっていて何も見えない。長居は無用と戻るが、途中から全然違う方向に進んでしまい、登る時よりも時間がかかってしまった。

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(スダレ山の高いと思われる場所)

北温泉の分岐では休憩している大勢の人を横目に北温泉に向かう。スダレ山の東のピークの岩陰で風をよけながら休憩しようと廻り込むと同じ考えの人はいるようで既に二人休んでいた。こちらが休んでいると何人かやってきた。時々ガスがとれ遠望がきくことがあったが、お目当ての赤崩山はついぞ見えなかった。

あとは下って行くだけ。朝日岳北斜面の紅葉は終焉を迎えつつあり、鬼面山あたりは見られる状態。赤面山はまあまあといったところか。

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(朝日岳から鬼面山への稜線)

中の大倉尾根もマウントジーンズのゴンドラの恩恵にあずかったと思われる人がいっぱい。道が南へ向かうようになると途端に人は少なくなる。しばらく下って行くと後ろから声をかけられる。どうやら三本槍岳からの帰路、清水平と北温泉の分岐を北温泉方向に来てしまったらしい。車がロープウェイの山麓駅方面にあるとのことで、戻るよりも北温泉に下りた方がいいと話した。若者は足早に下って行った。

北温泉からの登りは織り込み済み。バス停からは那須自然研究路を辿り、矢隠岩、なす高原自然の家、つつじ吊り橋、殺生石を経由して駐車地まで戻った。歩き出してから9時間以上が経過していた。十分に紅葉と山歩きを満喫した1日になった。

駐車地(553)-牛が首(813)-姥が平(832・843)-三斗小屋温泉(954・1005)-隠居倉(1158・1108)-スダレ山(1202・1204)-北温泉P(1353)-駐車地(1505)

Photo

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