追想 前女峰 (平成21年8月15日)
まだ肩の負傷が癒えず、山には行けませんので去年の山歩きを振り返ります。
この2週前に竜巻山で引き返したため、前女峰は宿題として残ってしまった。お盆休みの天気の良さそう日を狙って、霧降高原から女峰山経由で前女峰に登り、今まで巻き道を通っていた黒岩にも行ってみた。黒岩から見る滝は遠目ではあるが印象に残った。
前女峰(2359M)
霧降高原から赤薙経由で女峰山へ。6時前の出発だが、もうすでに何人も出発していた。キスゲ平で天気が良ければ富士山が見えるはずだが、この日は見えなかった。順調に赤薙山に到達。来年(2010年)は赤薙山の年だと山頂で会った人たちに話したが、殆ど反応はなかった。独りよがりだったかもしれない。女峰山の見える方に行って、レッドバンド(ライン)と女峰、前女峰を拝む。
奥社跡、独標、水場、三角点と順調に過ぎて女峰山に到着。360度の展望。女峰山に来る時はいつも天気のいい時を狙って来ているので景色が堪能できる。
(小真名子山、遠くに白根山、ちょっと奥に太郎山、帝釈山)
山頂には人が結構やってきて、いつになく話が弾んでしまった。霧降から前後して登ってきた宇都宮近郊から来たちょっと年配の人が来週は錫が岳に行くんだよと話していた。この時点で次週の山は決まった。また来週お会いしましょうとその人に言って別れた。ピストンで戻ったようだ。こちらはまだ今日の目的を果たしていないのでこのまま戻るわけにはいかない。祠の所から唐沢小屋方面に向かう。
ガレ場で下から登って来る人をやり過ごし、誰もいないのを見て三角点峰と前女峰の鞍部を目指してガレ場を横切る。
(ガレ場から見る前女峰)
ガレ場の先にはまた別のガレ場があり下って行くと向こう側に道らしきものがある。そこからは鞍部を目指して倒木などを避けながら進む。鞍部からは道は比較的分かりやすくなる。
藪の濃淡はあるが、稜線上は何となく道はある。シャクナゲやコメツガを掻き分け山頂と思っても裏切られながら進む。左手に高原山、振り返れば白根山や男体山が見える。また藪をこえると石の積み上げられた前女峰山頂に着いた。
周囲には高い木はなく好展望。嬉しさで周囲をうろうろする。景色も堪能する。女峰山が目の前。ちょうど小真名子の真後ろに白根山が見えるのが面白い。
10分休んでから竜巻山方面に下る。竜巻山との鞍部まで稜線を進んで行く。ちょっと藪の煩い所は右下に逃げて行く。左はレッドバンド(ライン?)だ。
鞍部からは竜巻山には行かずに通常の道を行く。今日の第2の目的は黒岩のピーク。今までこのピークに登れることは知らなかった。ちょっと前にネットで見たので今回はここを行こうと思っていた。遙拝石から斜面を登ると黒岩の標識のあるピークに着く。
ここからの眺めもすごい。滝の音も結構大きい。遙拝石からは見られなかった滝が遠目に見えた。双眼鏡があれば良く見えただろう。
(分かりづらいですが、中央の白い所は滝と思われます)
今までここを登らなかったのが悔やまれるなあ。まあ、ここはガスっていることが殆どなのだけれど。
東照宮まで下って、タクシーで霧降まで戻った。この時運転手さんに霧降のリフトがもうすぐなくなってしまうことを初めて聞いた。
霧降第3駐車場(555)-赤薙山(729・740)-女峰山(1016・1050)-前女峰(1130・1140)-黒岩(1254・1256)-東照宮タクシー乗り場(1455)
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コメント
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野球親爺さん おはようございます。
女峰からの景色はさすがです。黒岩、いいですね。来年のハチ避けの時期の候補にストックしました。
投稿: しぼれ | 2010年12月 1日 (水) 08時32分
しぼれさん&Pさん。こんばんは。
黒岩はガスっていることが多い印象があります。
好天をねらって訪ねることをおすすめします。
投稿: 野球親爺 | 2010年12月 1日 (水) 22時02分