鶏岳 (平成23年1月30日)
県の東部の山を予定していたが、午後1時に予定が入ってしまった。ちょっとでも山に行ってみようと色々考えたが、7年前に登って二度と行くことはないと思っていた鶏岳に行くことにした。時間もそれほどかからないだろうからと最初は軽装備で行こうかと思ったが、逆にザックに色々な物を詰めこんで、いつもはせいぜい3,4kgの重さのところを10kgにして歩くことにした。何のトレーニングになるかは自分でも分からない。
鶏岳(667.8M)
(登り口の鳥居手前から鶏岳)
栃木百名山に選ばれてから、この山は林道の登り口から登られていることが多いようだ。野球親爺は林道の運転が嫌いなので旧来の登り口から歩くことにした。
西古屋集落の道が狭くなる手前に霊園があり、その空きスペースに停めさせてもらって歩き出す。登山口には鳥居と立派な登山口の案内と鶏岳の名前の由来の書いてある案内板があった。
鳥居をくぐっていったん下ると沢に出る。少し水量があるのでつま先立ちで歩いて対岸に渡る。
さらに進むと建て替えられて間もない観音堂があった。
その裏にはアルミの梯子が掛けられた岩の間に仏様のようなものが祀られていた。さらに進むと小さな沢を渡る。そこから林道まではしっかりとした道で途中に「2合目」の案内があった。1合目は気がつかなかった。また、「参道につきゴミを捨てないように」という趣旨の看板もあった。緩やかな登りを進むと林道で、向かいの案内板には「中登山口」と記されていた。
少し傾斜が増すとザックの重さを意識せずにはいられなくなる。20分ほどで岩の多い急登場所に到着。ロープが張られていて、ロープに沿って登るように書かれていた。
できるだけロープに頼らずに登る。かなりの急登。休みながら登り9合目の案内を見るともう一息だ。傾斜が緩やかになって先に進んで行くと祠のある山頂に到着。山名板が大賑わい。6,7個あった。1個で充分と思う。
西から南にかけては伐採されて展望はいいが、男体山や女峰山は雲の中。おそらく半月山が見えたと思う。夕日岳の存在感が一番かな。
下を見ると西古屋の集落が見え、自分の車もどうにか認識できた。山頂をうろついたが、寒いので休憩もせずに下り始めた。
下りる時もロープは極力使わなかった。合目の案内の裏側には標高が書かれてあり、大体36,7mで1合になる勘定だった。基点は鳥居のところなのかもしれないが、それらしきものはなかった。来た道を戻り、また小川をつま先立ちで渡り、テクテクと帰った。登りではザックの重さが堪えたが、下りや平坦な所では殆ど感じなかった。
霊園(831)-登山口(839)-中登山口(852)-鶏岳山頂(929・937)-中登山口(1003)-霊園(1021)
最近のコメント