二股山 (平成23年3月6日)
今日も夕方からお仕事があり、早めに帰ってこられる場所をあれこれ考えた。最近、ネットで二股山を目にすることがあり、3度目になるが、ここに決めた。前の2回とは違うコースを歩きたかったので、下りは「たそがれオヤジ」さんの辿った背戸山経由に決め、登りは下沢集落の南の方から適当に取り付くことにして現地に向かった。
二股山(569.6M)、背戸山(368M)
二股山の東の麓、南下する道路が少し東に向きをかえる辺りの路肩の広い所に停めた。近くには小さな運動場のようなものがあった。南に向かって歩いていくと墓の先に山に通じる作業道のようなものがあったので、そこに行ってみた。
山の方を見て取り付きやすそうな所から登って行くと、踏み跡があった。
あとは尾根伝いに行く。踏み跡はあって、藪も殆どない。歩く人も多少はいるようだ。
地形図で分かるように431Pの南の肩への5,60mほどの登りは傾斜がきつく、岩や木を頼りに落ち葉に足を取られないように登った。
ここをクリアすると一安心。431Pの手前では伐採されていて眺めのいい所があった。431Pから下ると加園からのコースと合流して、道標も沢山見かけるようになる。ダブルストックの男性を追い抜き、やや急な道を東側から巻く感じで登ると展望地に着く。山座同定のできる板が取り付けられていて、鹿沼三峰山の先にうすーく富士山が見えた。板のお陰だ。
先ほどの男性がすぐにやってきたので、言葉を交わす。一言話しただけで両毛地区の人ではないかと思い、どこから来たのか尋ねると「館林」から来たそうだ。68歳とのこと。10分ほどお話していたら、7,8人の若者たちがやってきたので、うっすらと富士山が見えることを伝えて、展望地をあとにした。
数分で三角点のある南峰。日蔭ツツジの保護のため東側にはロープが張ってあった。ちょっと分かりづらいが北に進むと前方に北峰が見える。
急斜面を立木に捉まりながら下りて、さらに下りるとキレット。北峰にはエスケープルートの案内があるが、取りあえず直に登る。以前は怖かったような印象があるが、それほどでもなかったようだ。北側に廻り込むように行くと絶壁になってちょっと危険な香りがするが、ロープが垂れ下がっている方向に進むとそれほどでもない。ロープもまったく使う必要はないが、いい目安にはなっていると思う。振り返ると南峰。
今日はどちらのピークも単に通過しただけ。ここからは背戸山の方へ向かう。こちらは初めてだ。道はしっかりしていて、案内もこれでもかというくらいに沢山ある。尾根をそのまま下って行く。しばらく進み、不動岩を見てそこから登り返すと背戸山に着くはずだが、そのピークの手前が伐採されて、羽賀場山の後ろに男体山や女峰山が見えた。
そこから1分ほどで背戸山山頂。「カワスミ」さんの山名板がかまど倉を後ろに従えて木に括られていた。
この先も案内に従って歩いていく。南に向かう尾根を下りて行くと堰堤の近くに出て、東に向かうと登山口。延命地蔵に寄ってから、駐車地に戻った。
駐車地(945)-展望地(1010・1022)-南峰(1025)-北峰(1032)-背戸山(1102)-登山口(1120)-駐車地(1125)
2年前のルートを下に載せます。
荒井川そばの駐車地から左回りです。二股山北西の三角点まで足を延ばしました。
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野球親爺さん おはようございます。
431Pまでやはり踏み跡ありましたか。地元の男性は言葉を濁しましたがアカヤシオが見られる尾根など一度開いてから閉じたコースがあるとのことで、ここかどうかわかりませんが花粉が去った4月中旬以降に探索開始予定です。
のこぎり山も懐かしい。右に見えた伐採尾根もいつか歩きたいと思いつつ引き出しにしまったままです。
投稿: しぼれ | 2011年3月 9日 (水) 06時41分
しぼれさん&Pさん。こんばんは。
花木には疎いので、ツツジの木があったかどうかは定かではありません。すみません。
尾根には踏み跡がありましたから、今でも歩いている人はいると思われます。
探索は確かに花粉の去った時期がベストと思います。
二股山からもどってから花粉症が本格化してしまいました。
投稿: 野球親爺 | 2011年3月 9日 (水) 23時19分