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2011年4月

2011年4月27日 (水)

石倉山、大萱山、地蔵岳、勝雲山 (平成23年4月24日)

25000分の1地形図に記載されている栃木県の山で未踏のものがまだ15座ほどある。あちこち目移りしながらの山歩きなので一向に減らない。今回は足尾の山?の4カ所を一気に歩いてみた。大萱山を除いた周回ルートは最近ではたそがれオヤジさんが、数年前には烏が森の住人さんが歩いているのは知っていた。もちろん3つとも未踏。近くにやはり未踏の大萱山があるので、あとでこの山だけ登るのもなあということで、ついでと言っては何だが寄ってみた。どうにかすべての山頂を踏むことができた。

石倉山(1113M)、大萱山(1154.2M)、地蔵岳(1274.3M)、勝雲山(1322.1M)

国道から粕尾峠に向かう道に入り、路肩の広い所に停めた。少し戻って取り付きやすそうな所から登り始める。しばらく急登が続く。鹿の糞だらけ。登るにつれて日光や足尾の山が枝越し見えてくる。988.6M三角点を通過。進むにつれて尾根は右左に折れる。その都度地形図とGPSで確認しながら進む。どうにか石倉山と思われるピークに着くが、布切れのようなものが木に巻かれているだけ。5分くらい先に進むと三角点で、こちらにも名板はなし。名残と思われる緑色の針金があった。

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ここからは南の県境尾根に向かう。小さなアップダウンと屈曲がある。ちょっと登って県境尾根に到達。何も目印はない。大萱山を目指して西に進むと3分ほどで三角点。どんどん進む。うっかりすると道迷いしそうなので地形図を頻回に見て進む。1096標点の東の南から来る破線路近くはネットが張られている伐採地。展望はいいが、見える山の名前は分からなかった。標点付近には数カ所カタクリが健気な感じで咲き残っていた。

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進路が西から北向きになるあたりで左に作業道が見えてくる。大萱山山頂近くまで続いていた。作業道は通らず、稜線伝いに進む。山頂の東の肩とも言える場所へは岩の目立つ急登。そこを登ると右には男体山やおそらく日光白根山、枝越しに皇海山が見えた。

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アンテナ?らしきものの先が三角点のある狭い山頂。山名板がいくつかお出迎えしてくれる。狭く特徴のない山頂だが、雰囲気としては悪くない。天気がいい所為かな?ここで腰をおろしてゆっくり休んだ。

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戻りは登りになる所はちょっとだけ作業道を歩かせてもらった。三角点まで戻る途中で少し北に向かってしまい、見た記憶のない伐採地が見えたのでよく確認して元に戻って事なきを得た。石倉山への分岐の先のピークが南に引き込まれやすかった。1143標点から下った鞍部では右に林道らしきものが見えてきた。

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尾根はこの先急になるのでここで腹ごしらえの休憩タイムとした。大分疲れたがあといくつかピークを過ぎれば地蔵岳だ。一つ目のピークの先にはワイヤーがあって、うっかり直進しかけたが、右を見たらテープが巻かれていたので、地形図で確認したところ右が正しいルートで、右折。次のピークは苔むしたような岩場で巻いたりしながら登る。登りきると男体山や女峰山が良く見えた。次のピークから北に向かって登って行く。まずは前地蔵岳のピークだが、休み休みの歩行となる。バテバテだ。何とか前地蔵岳を通過。

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一旦下りて登り返した所が地蔵岳なのだが、やはりここも休み休みに登って行く。もう歩き始めて6時間以上経っているものなあ。傾斜が緩やかになってお地蔵さまのいる地蔵岳山頂にやっと着いた。東側の展望は良く、横根山と方塞山は分かったが、勝雲山も見えていたのかな?

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この先は通常ルートなので問題ないだろうと思ったがそうでもなかった。展望岩の表示につられ登ったが、日光の山は見えなかった。ロープなどもあって急傾斜の所もある。首欠地蔵の先に進んで行くと、道が分からなくなってしまった。結局戻って、広場状になっている所の道標を頼りに進むことにした。道は稜線上にあるものだと思っていたが、北西側に道は付けられていたようだ。地蔵岳の登り口に到着。

ここから勝雲山まで舗装道路を利用して行った。オートバイや車が結構走っている。誰も乗せてくれる人はいませんでしたけど。200mくらいの標高差を登ったのだろうか。結構疲れた。勝雲山山頂は寂しい雰囲気が漂っていた。おまけに雨が降りそうな気配も寂しさを増幅していたようだ。

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ラジオでは大雨注意報発令を伝えていたので長居は無用。適当に北西の方向に向かい、都沢沿いの林道を目指す。けもの道らしきものがある。GPSを見て、林道に下りやすそうな所を探して下りて行く。谷の部分は大きな石がごろごろして歩きづらそうだが、時々渡らなければならない。林道が見えてくるとさらに慎重にルートを選んで下りて行った。どうにか無事下りられたようだ。都沢は雪解けの時期だからか水量が多いようだった。結構立派な滝もあった。道沿いに「関東ふれあいの道」の立派な道標があってこの道がそういう道と知った。林道歩きも40分ちょっとで済んだ。駐車地に戻るころに雨が降り出した。いいタイミングで戻れたようだ。疲れた。

駐車地(615)-石倉山三角点(755)-県境分岐(831)-大萱山(944・954)-県境分岐(1101)-前地蔵岳(1236)-地蔵岳(1248・1304)-地蔵岳登山口(1341)-勝雲山(1432・1441)-林道出合(1515)-駐車地(1557)

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2011年4月20日 (水)

小佐飛山途中まで(平成23年4月17日)

17日はやんちゃオヤジさんを誘って、大佐飛山に行くつもりだった。前週の水曜ごろから熱が出て体調不良。10時間超の山歩きはちょっと無謀。やんちゃさんには申し訳ないが中止にしていただいた。16日になって大分体調が回復してきた。あまり時間のかからない所ならば何とかなりそう。朝の7時半から居住地のつまらない行事があって、早立ちはできない。家からあまり遠くない所を考えた。しばらく行っていない小佐飛山でも行ってみようか。山頂まではあわよくばの気持ちで、反射板までは何とか辿りつけるかもと出かけた。

小佐飛山1km東方反射板まで(約1315M)

萩平には2台の車が停まっていたが、山中で誰にも会わなかったのでおそらく釣り人だったのだろう。歩き出しは9時45分過ぎ。木の橋が架かっていると期待したが、流されたらしく残骸だけ。頭首工から自己責任で川をこえる。道端にはカタクリなどが咲いていた。巡視路?のような道を進んで行く。以前にも間違えた道を行ってしまい、途中でトラバースする羽目に。稜線に戻ると踏み跡がある。ここは稜線上を左(西)の崖を意識しながら登って行けば、道を外すことはないと下って来る時に分かった。思いの外雪はなく、気になる藪も反射板の手前までは問題なかった。反射板の手前は前に来た時にはなかったと思われる笹刈りが施されていて、背丈くらいある藪もそれほど支障なく歩けた。以前の時よりもやや北側から反射板の所に到達。手前には岩があった。前回はここは残雪で覆われてたと思うが、今回はほんのちょっとだけ。前方も背丈ほどの藪が見える。12時も過ぎているし、あまり藪こぎに精を出したくないので病み上がりの身としてはいつものように軟弱に退散と決め込んだ。帰りは間違えずに下りられた。殆どの所に踏み跡あり。やはり作業道らしき道が東に向かう所がどうしても引き込まれやすそう。次回があるか分からないが、その時は間違えないようにしたい。帰りには萩平には釣り人や川べりで遊ぶ家族連れなどがいた。やっぱり早出してしっかりと気持ちを入れて歩かないとダメだなあ。  4時間20分。

ちなみにやんちゃオヤジさんは次郎岳、荒海太郎岳を予定通り踏破した模様。意思の強さと体力が桁違いだ。

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2011年4月19日 (火)

鳥居山(平成23年4月10日)

鳥居山は塩原温泉の塩原グリーンビレッジ(以下GV)の南に位置する地形図に記載のない三角点峰である。しぼれさんの記事で知った。この日は朝から野球の今年初の公式戦があったが、活躍もしなかったので疲れもそれほどではなく、近くで行ける所をあらかじめピックアップしておいて、ここに決めた。

鳥居山(737.3M)

塩原グリーンビレッジに駐車しようとしたが、門が半開き状態で歓迎ムードなし。ちょっと先のGS手前の駐車地に停めた。支度をして歩き出すと、見覚えのある人物が歩いている。大学の後輩で河原の岩で遊ぶのだと。ボルダリングとのこと。帰りにちょっと覗いてみたら、数パーティーが岩に取り付いていました。

GV内におそるおそる入り、しぼれさんの記事を頼りに階段を登って行くとあずまやがあり、その向かいから取り付いた。ちょっと急斜面が続く。鹿の忘れ物だらけでそれこそ足の踏み場もないほどだ。実物の鹿まで3頭も出現。ここはあなたの来るところじゃないよの意思表示か。斜面を登りきると三角点がお出迎え。辺りを見ると折れた枝に「鳥居山」の文字が。ご丁寧に2本もありました。

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元来た道を戻るのもちょっとと思い、北東尾根を下りることに。岩場のないことを祈りながら下りる。山頂直下がちょっと急なだけでその先はそれほどでもなかった。破線路よりも標高にして50mほど高い所で道に出合う。この道を西に辿って行く。塩原渓谷歩道らしく、これを利用して戻ろうと進むと、あずまやをこえて露天風呂もこえ、川を渡って駐車地に戻った。途中には不動王?像などがあり、寄り道しながらの歩きだった。                 

もうちょっと時期が遅かったらヤシオツツジに歓迎されていたかもしれない。大体1時間半。

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2011年4月 5日 (火)

残雪の釈迦ヶ岳 (平成23年4月3日)

釈迦ヶ岳は7,8回登っているが、7月から11月にかけてしか登ったことがなかった。寒いのは嫌だが、天気予報からは今日はそんなに寒くならないようだ。出だしが遅いので、行ける所まで行けばよいと気軽に考えて出かけた。

釈迦ヶ岳(1794.9M)

色々なルートがあるが、この時期に安心して歩けそうなところとして、尚仁沢右岸コースにした。平成16年10月に歩いている。危険な所は殆どなく、急な場所は前山の手前と釈迦ヶ岳山頂の手前くらいなので、何とかなるだろう。

土上平放牧場への道から右に折れて黒沢をこえる。登山口まで舗装されているのでそこまで車で行こうとしたが、関係者以外の立ち入り禁止の看板を見て、黒沢をこえてすぐの空地?に駐車した。ふと見上げると谷筋から釈迦ヶ岳の山頂部分が見えた。

歩き出して10分ほどで登山口。木の階段があり、釈迦ヶ岳まで3時間半の文字が書かれていた。ルートはしっかり刈り払いがされていて歩きやすい。守子神社を過ぎ、緩やかな道を進んで行くと1230m付近から残雪が断続的に見られるようになり、そのうち連続する。ちょっと急な登りを行くと、釈迦ヶ岳林道への分岐の標識。

Dsc02354

この先には前山の標識が立っているはずだが、雪の下になっているのか見当たらなかった。ここで引き返すことも考えたが、もうちょっと進んでみよう。ここまでは何日か前のトレースがあったが、ここから釈迦ヶ岳までは鹿のトレースしかなかった。

適当に稜線沿いに進んで行く。目の前の高みを順々にこなして行くと釈迦ヶ岳が近くなってくる。天気もいいのでここまできたら、山頂で景色を堪能したい気持ちが強くなる。多少踏み抜きはあるが、問題ない程度。山頂が近づくにつれて傾斜が急になり、少し進んでは休むの繰り返しでかなりバテている。やっとのことで南の肩に到達。少し北に向かって進むと山名板。誰もいないし、来た形跡もなし。眺めは360度。言うことなしです。

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思わず声を上げたくなるが、時節柄自重。写真を撮りまくり山座同定を楽しむ。

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(黒滝山から鴫内山への稜線、奥は那須連山で、左のちょこっと白いのは旭岳)

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(奥の中央が大佐飛山、右端の白いのは大倉、三倉か)

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(左は日留賀岳、白いのは鹿又1846M峰?)

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(七ヶ岳)

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(会津駒ガ岳から三岩岳)

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(手前鶏頂山半分、奥の白いのは燧ケ岳、手前やや奥右手明神ヶ岳)

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(女峰山、帝釈山、太郎山、日光白根山)

それほど寒くもなく、風も強くない。絶好の日和だった。復路は踏み抜きがだいぶ多くなり、大腿部までもぐることもあったが、何とか無事に下りて来られた。

駐車地(915)-登山口(926)-前山(1109)-釈迦ヶ岳(1251・1310)-前山(1355)-駐車地(1455)

5月下旬にもなればシロヤシオが楽しめるだろうか。

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2011年4月 1日 (金)

途中山 (平成23年3月27日)

黒羽10名山の途中山に行ってきた。南側の「南方公民館」から大田原尾根というらしい尾根を辿り、三角点峰の途中山に登り、南東の尾根から戻ったが、帰りは殆どの部分が作業道であった。

途中山(633.7M)

大田原尾根はうっすらと踏み跡はあった。紛らわしい分岐があり、522m地点から548m地点への途中、548m地点手前の北西に屈曲する場所では、コンパスで確認したにもかかわらず、ひとつ東寄りの尾根を下りてしまい、引き返して正しいルートに戻った。かなり難しい地形で地形図を丹念に見ないとダメだと感じた。八溝山と思われるピークが時々見られた。山頂には3個の山名板があったが、眺めは良くなかった。帰りのルートは尾根上の殆どに作業道があった。

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往路 1時間30分 復路 1時間

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