花香月山 (平成23年4月29日)
この日も夕方に用事が入ってしまった。先日の長歩きの疲れも抜けていない。朝の早起きもつらいので、短時間で済む山として、県の東部の最後の山である花香月山に行ってみた。
花香月山(378.2M)
鶏足山の北側の茂木町並柳まで入り、395.1M三角点の南西の電波塔の近くまで車で行こうとしたが、道も細くなりそうだったので、三叉路の路肩の広い所に停めた。犬がうるさかった。舗装道路を歩いて、右に鶏足山方面に行く道を分けさらに進むと、通行止めの看板とポールがあった。手前で停めて正解だったようだ。(通行止めの道には2台の車が停まっていた。)林道には今回の震災によるものか段差が数カ所でできていた。
林道の終点からは電波塔の反対方向に進み、県境尾根を花香月山目指して進む。はっきりした道があり、所々には大塚山友会さんの道標がつけられていた。
ひと登りで三角点峰に着く。帰りに壊れかけた倉見山の山名板を木の根元の方に見つけた。
小さなアップダウンはあるが、道はしっかりしているので問題ない。多少屈曲する所で間違った方向に行かないようにテープが張られていた。386Mのピークは伐採地で180度の展望。花香月山も見える。正面には三角の山が見えるが、茨城の山で名前は分からない。
このピークの先で県境に沿って急降下するが、帰路では踏み跡明瞭な北側の方に行ってみたら、思った通りテープが張られていて間違えて進まないような処置がとられていた。先の鞍部では破線路と思われる窪みが認められた。
山頂手前の金網で囲まれた施設に出くわし、左から廻り込めば急な道を行かなくて良かったのだが、右側から高みに直登して山頂手前の塔の脇に出て、ちょっと歩いて三角点のある山頂に着いた。栃木の山紀行の名板とここまで導いてくれた名板があるだけだった。
特に休みもせずに戻った。伐採地のあたりで携帯が鳴り、無視していたら留守電に連絡が入り、お仕事の電話だった。気分が乗れば鶏足山まで足を延ばそうかと思っていたが、寄らずに戻る口実ができたようだ。まだ蕾の花を見つけ、もう少し先の時期に登る山だったのかなと思った。
取りあえず、25000分の1地形図に記載の栃木県東部の山は登り終えた。あと10程度だが、そのうちの1カ所が最難関の山なので、達成するのは来年以降になるかもしれない。
この日の夕方の用事というのは一回りも若い41歳の人のお通夜だった。自分よりも若い人が亡くなるなんてなんともやりきれない。
駐車地927-県境尾根955-倉見山1002-1143花香月山1144-県境尾根1135-駐車地1159
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