アカヤシオの鳴虫山 (平成23年5月4日)
4日は本来であればやんちゃオヤジさんと山に行く予定だったが、ルートを検討したところ、野球親爺には技術的にちょっと無理だと思われた。申し訳ないがドタキャンしてしまった。3日になんとか踏破したとの連絡がやんちゃさんからはいり、ひと安心。こちらも歩く山を考えたがいまひとつ乗らない。夜も10時を過ぎて、ネットで日光の鳴虫山がアカヤシオが最盛期だとの情報を得て、行くことにした。通常のルートは混雑していそうだったので、「ようこそ日光へ」からの情報で「瑠璃堂」から登るルートが良さそうだと考え実行した。
(山頂手前から見たアカヤシオの鳴虫山)
鳴虫山(1103.5M)
旧日光市役所の駐車場に停めて歩き出す。道が分からず行きつ戻りつして現在修復中の瑠璃堂を見つけその右からの踏み跡を登って行く。10分もしないうちに愛宕を通過。さらに鉄塔を通過する。869Pの手前は倒木のため少し右に回り込んで登るが、かなりの急傾斜。この日一番の急登だった。ここから右斜面にはミツバツツジが見え出す。蕾からやっと花が咲いたところか。
869Pと897Pのちょうど中間付近で前方から夫婦連れがやってくる。こんな所を歩くのはかなりマニアックな人たちだなあと思ったら、「鳴虫山はこの先ですか?」の声。良く聞いてみると銭沢不動から登ってきたらしい。野球親爺はお節介にも地図で現在位置と間違ったと思われる場所を示して戻るように促した。この辺りは地形図で見るよりかなりやせ尾根になっていた。
銭沢不動からの道を合わせひとつコブを越えた所が平坦地で、珍しいなと思って登って行くと、ブリキに化星の宿の文字が書かれていた。また平坦地に戻って石祠などを確認した。合峰までに2カ所急登があるが、869P手前ほどではない。周囲にはアカヤシオが咲き誇っていて休み休みの登りとなったのであまり疲れなかった。
進入禁止のロープを越えると合峰。ここから人が多くなる。鳴虫山山頂までに2,30人とすれ違う。山頂も大人数。女峰山の見える場所で休む。アカヤシオが本当に真っ盛り。アカヤシオがこんなにきれいだとは思わなかった。
(アカヤシオの向こうに女峰山)
帰りは大人しく神ノ主山経由で。ここからも北面はアカヤシオだらけ。下を見ると所々にカタクリもあった。それこそひっきりなしに人が登ってくる。60過ぎの女性が挨拶もそこそこに、「今年はいつもより疲れて時間もかかるわ。もう山に登るなってことかしら。」と話してくる。「体調の悪い時もいい時もありますから、来年もぜひ登ってください。」とまたもやお節介にも言ってしまった。来年もし登って具合が悪くなっても責任は持てませんが。
人がたくさん歩いているのだろう。道は結構荒れていた。鳴虫山登山口からは舗装道路を戻って行った。車道は駐車場待ちの車で渋滞。那須の方は放射能の風評で閑散としていると聞いたが、日光は大丈夫のようだ。
鳴虫山通常ルートはこの時期大賑わいだ。またこの時期に歩くことがあれば、中曽根から銭沢不動のルートを歩くのもいいかもしれない。
旧日光市役所(832)-合峰(1020)-鳴虫山(1036・1050)-鳴虫山登山口(1201)-旧日光市役所(1210)
(一部GPSの不具合のため正しくない所があります。)
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コメント
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野球親爺さん おはようございます。
銭沢不動・中尾根はまだ踏んでいません。満開ですねえ。鳴虫山、今が一番の時なのでしょうがやはり人が多そうですね。
投稿: しぼれ | 2011年5月 5日 (木) 06時11分
しぼれさん&Pさん。おはようございます。
アカヤシオがあんなにきれいなものだとは知りませんでした。
確かにこの時期の鳴虫山には人が多いですね。
合峰までは人に会いませんでしたが(道迷いの人以外)、
そのあとは100人以上とすれ違ったのではないでしょうか。
小さなお子さんも登っていました。
投稿: 野球親爺 | 2011年5月 5日 (木) 08時36分