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2011年8月18日 (木)

霧降から女峰山 (平成23年8月16日)

ここ数年の恒例になった感のあるお盆休みの霧降からの女峰山参り。当初は平が岳でも行こうかと思っていたが、御池の先で通行止めになっているとの情報があり断念した。今年は天候もあまり良くなかったので、奥社で引き返す決断を一旦したが、後から登ってきた人がいたので、もうちょっと頑張ろうと再び歩き出し、どうにか女峰山を往復できた。宇都宮から来たというその人に感謝感謝です。

女峰山(2483M)、大鹿落ノ頭(2209M)

霧降のリフトは撤去されていた。登り口は工事中で厳密に言えば進入禁止と思われる。キスゲ平までの道はいつもより笹が生い茂っていたような気がする。キスゲ平までに大分濡れたので雨具の下だけ履いたが、歩きづらいことこの上なし。ズボンをしぼるのは八溝山で懲りているので最後まで雨具を履いたままで我慢した。

赤薙山までいつもより10分以上余計にかかった。この時点で後ろ向き。とりあえず奥社までと歩き出す。途中でも一向に速度は上がらない。奥社にはいつもなら2時間半はかからないが、到着した時はもう少しで3時間になるところだった。ここで完全にあきらめムード全開。休憩し終わって戻ろうとちょっと用を足していると後続の人が赤薙方面からやってきた。聞くと野球親爺よりも30分も後に出発している。その人は休みもせずに先に進んでいった。

ここでお仲間もできた(勝手にすみません)ことだしと、女峰山方面に進む。昨年はここで大失態を演じているので道標をしっかり確認?次のピークへの登りの途中で先行する。ここから2295ピークまでは比較的楽なコース。あらためてシャクナゲが多いと感心する。開花の時期はさぞ綺麗だろう。2295ピークを越えた鞍部からちょっと登ったところの右に水場がある。水はいくらあっても大歓迎なので寄ってみたが、今までで一番少ない水量で、1Lのペットボトルを満タンにするのに大分時間がかかってしまった。いい休憩にはなったかな。

三角点手前の急傾斜にはロープがかかっているが、別に使わなくても登れる。7年ほど前に初めて歩いた時は非常に怖かった記憶がある。ルートが微妙に違っているような気がするが。

Dsc04036


疲れてきたので三角点まで大分時間がかかってしまった。このあたりのハイマツも例年よりも道にせり出しているような気がするのは気のせいか?女峰山の山頂が見え、人がいるようだ。

Dsc04042

歩き始めてもうすぐ5時間というところで山頂にやっと到着した。生憎のことで遠望は利かない。女峰山でこれほど眺めが悪かったのは5,6回目にして初めて。

Dsc04044_3

それでも腹ごしらえしたりしているうちに帝釈山方面が見える時もあった。

Dsc04047

(帝釈山、奥には太郎山)

山頂で5分くらい休んでいたら、奥社で会った人が登ってきた。帰り際にお話をすると栃木百名山は完登しているとのことだった。大佐飛山、黒岩山、男鹿岳、前黒山などが大変だったと話していた。そのあたりの山を挙げるのは誰も異論のないところだろう。

今日の心配事は発雷。雲行きからはいつ来てもおかしくなさそう。遅くとも15時までには戻りたい。しばらくぶりに帝釈山に行って、反対側から女峰山を眺めたかったが、次の機会にしよう。

帰りはアップダウンはあるものの下り基調なのでどうにかなった。奥社の北の2209ピークは大鹿落ノ頭というらしい。厳密にいうとルートはピークを巻いている。シャクナゲなどの藪を少し漕いで、一番高いかなあという場所まで行ってみたが何もなかったので、その辺りの写真を撮って引き上げた。

Dsc04061

奥社で少し休んだ。去年の二の舞は踏まないと(当たり前です)、しっかり矢印を確認して赤薙方面に向かう。下り始めてすぐに幽霊のようなギンリョウソウ?の群生を発見。いつ見ても気味が悪い。これだけ群れていると愛嬌が出てくるかな?

Dsc04065_2

赤薙山は北側を巻く。ここからキスゲ平までの下りはガスっている時は要注意のようだ。いつもは視界良好なので気にも留めずに歩いていたが、今回は視界が良くないので注意しながら下りて行った。キスゲ平から下りていく途中で男女二人連れに出会ったが、丸山にでも行くのだろうか。キスゲ平での景色は望むべくもない。

往復の道で出会ったのはこの他に単独行の二人だけ。昨年、一昨年は大分人がいたように記憶している。リフトがなくなったのも影響しているかもしれない。

自分では大分時間がかかったと思ったが、あとで調べてみると往きの奥社までがいつもより30分近く余計にかかっていただけで、それ以降はいつもと変わりなかった。年を取って体力がなくなったのではないと考えたい。

往路 4時間57分 復路 3時間13分 (休憩込み)

Photo

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