中三依から安ヶ森山(平成23年11月27日)
11月に入っていろいろあってしばらく山とは縁がなかった。先週の日曜日に湯西川に昼過ぎに行ってみたら新しい道ができていて、トンネルだらけで何が何だか分からなくなっていた。高土山にでもと思ったが、オリエンテーションがまったくつかずにあきらめて退散。高土山は来年に行くことにしよう。
今回は安ヶ森山。湯西川経由で県境尾根を歩いていくのが一般的ルート。先週も湯西川に行っているし、狭そうなジグザグ道を車で行くのはストレスフル。歩き始めの時間も1時間近く早くできるので三依のほうから行くことにした。「烏が森の住人さん」の報告を参考にいつものトレース泥棒的山歩きになった。
安ヶ森山(1353.9M)
上坪地区を抜けてゲートまで車で行こうとしたが、鉄塔巡視路手前で通行止め。仕方なく手前の駐車地に停めた。ここの手前の持丸山への入口には以前にはなかった「持丸山登山口」なる立派な木製の標識があった。さすが栃木100名山だね。
ゲートまで行けないのは誤算だったが仕方ない。30分ちょっと歩くと直進方向にゲートがあり、左には通行止めの看板が舗装道路に立っていた。何も考えずに左に行ってしまう。徐々に登りになって上のほうにガードレールが見えておかしいと初めて気づいた。地形図のコピーを取り出すと、どうも直進するのが正しいようだ。トボトボと引き返し、仕切り直し。10分くらいロスしてしまった。
(ゲート)
ここからは慎重に進む。「栄橋」を渡り右に。「芹沢上流第1号砂防ダム」を過ぎて数分の取りつきやすそうな所から取りつく。ちょうど道が東にカーブするところの尾根の突端付近からだ。
(取りつき)
急傾斜の部分もあるが、それほど歩きにくくはない。1120mの小ピークは東側に巻き道がついていた。その先の1150mピークの北端からシャクナゲ藪に突入。
(1150ピーク先のシャクナゲ藪入口)
方向を間違えないように慎重に進む。結構な藪だが5,6分で突破。1200m付近からは急傾斜になり笹が多少うるさくなるが、それほどのストレスもなく進む。山頂直下で東からの尾根を合わせるとちょっと藪がきつくなる。
(安ヶ森山頂手前から)
最後は灌木藪を漕いで山頂に到達。山名板が沢山お出迎え。山部山名板は健在のようだ。
(健在。山部山名板)
誰もいない山頂で360度の展望を楽しむ。日光連山、太郎山、日光白根山。真っ白な遠くに見えるのは会津駒ヶ岳か?もちろん近くには荒海太郎岳、次郎岳。おそらく日留賀岳。ゲレンデが白く見えるハンタマのある高原の山々。あれが明神が岳や高倉山だろう。近くに見えるちょっと高い山は枯木山なのかな。山をあれこれ見るのにぐるっと何回りかしてしまった。動画は撮ったが通常の写真は殆ど撮ってなかった。忘れたみたいだ。
帰りはそのまま来た通りに戻った。1150mピーク手前のシャクナゲ藪はちょっとてこずったがそれでも長い時間ではないので負担にならなかった。林道歩きが長いのが難点だったかな。
栃木の山もあと7,8座だっただろうか。また来年に持ち越しだ。湯西川の山はこれから登りづらくなるかもしれない。明神が岳への裏の林道も先週の日曜日の時点では通行止めになっていた。
駐車地から取りつき 約1時間20分(10分ロス) 取りつきから1150ピーク 約50分 1150ピークから安ヶ森山山頂 約55分 山頂から取りつき 約1時間 取りつきから駐車地 約1時間
今回は事情によりGPSデータなし。
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