東蓬莱山、陣地(平成24年3月25日)
栗山か三依あたりに行こうかと思っていたが、天気予報では雪のマークも見られる。近づかないほうがいいだろうと、前回に引き続き安蘇の山に行った。
東蓬莱山(807.2M)、陣地(952.4M)
(陣地山頂下東の伐採地から見た多分東蓬莱山)
五丈の滝入口を過ぎ、氷室山神社脇に車を停める。傍の作業所に来た人と話すと山には猪がいるので気をつけるように言われた。神社の鳥居をくぐって歩き出す。神社入り口には「村社氷室山神社」の標柱がある。
社の左手に階段があり登っていく。しっかりした参道を登って行き、480m級ピークが奥の院で石祠や社が建っていた。
裏手に回り進んでいく。道はここまでのようにははっきりはしていないが、不明瞭という訳でもない。513Pで振り返ると岳ノ山、大鳥屋山が見え、間近には愛宕山と思われる頂も見えた。さらに進むと作業道が見えだす。
構わず尾根伝いに進むと伐採地に飛び出す。尾出山から不動岳に連なる稜線が目前に見える。伐採地は668P近くまで続く。この668Pへの登りが急でちと長い。尾出山のほうを見て気を紛らわしながら登る感じ。どんどん眼前に迫ってくる(大袈裟)。男体山も見えた。
しばし景色を楽しんで先に進む。少し風が出てきたようだ。樹林帯を進み、しばらく行くと地面に狩猟禁止区域の看板があるところがちょうど愛宕山からの道と合流するあたり。
やや北寄りに進路が変わり、鉄塔を過ぎて登っていくと、頭の部分だけある石祠があり、すぐ先に三角点のある東蓬莱山に着いた。山名板は数個。RKさんのものもあった。
(RK山名板はこの後ろ側)
地元名=面白石(おもっちりし)と書かれた山名板が目立つ。枝越しに尾出山が見える。少し先に行くと多分熊鷹山などが見えているのだと思う。少し寒いので歩き始めに脱いだ下着をまた着込んだ。
ひとしきり休んで北上する。ここからは快適?な尾根歩き。左に見えるのは熊鷹山か。830m級ピークに向かう東側は伐採地で好展望。尾出山が近い。
(右奥は石裂山?)
南方に目をやると筑波山も遠くに見えた。
この尾根は熊のものと思われる糞が多い。真新しいものではないのであまり緊張しないが、もう少し暖かくなると要注意だろう。陣地手前では伐採された木が乱雑に放置されていた。陣地山頂には「陣ノ手」の山名板があるのみ。北斜面には残雪が見られた。
帰りは南東尾根を行く。殆ど報告がないが、岩が懸念材料。登れなかったら引き返すだけと割り切って進む。最初は急降下だが殆ど危険なく降りられる。道型も何となくついている。南側が伐採されていて東蓬莱山と思われる山容も見えた。
左に枝越しにますます近くなった尾出山を見ながら下って行く。所々で進路を間違えそうになるがなんとか進む。鉄塔を越えて振り返ると陣地と思しき頂が見えた。519P手前はちょっとだけ藪っぽかった。
尾根の突端までは行かず、傾斜の緩そうな下りやすいところを選んで下りる。最後はどうしても急傾斜になってしまうが、危険もなく降りられた。
右に階段が見えたのでそこを下って道路に下りた。15分ほど舗装道路を南下して駐車地に戻った。下った尾根には1か所だけ短い岩場があったが、手がかり足がかりもしっかりしていたので特に問題なく通過できた。尾根の殆どで道型があったので歩く人はいるのだろう。
こういうコース取りで歩く人はまずいないだろう。陣地だけを目指して歩くのも何となくなあという感じだ。
氷室山神社(30分)奥の院(60分)東蓬莱山(75分)陣地(100分)神社P(15分)
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