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2012年3月

2012年3月26日 (月)

東蓬莱山、陣地(平成24年3月25日)

栗山か三依あたりに行こうかと思っていたが、天気予報では雪のマークも見られる。近づかないほうがいいだろうと、前回に引き続き安蘇の山に行った。

東蓬莱山(807.2M)、陣地(952.4M)

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(陣地山頂下東の伐採地から見た多分東蓬莱山)

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(帰路の鉄塔やや南から振り返って見えた陣地)

五丈の滝入口を過ぎ、氷室山神社脇に車を停める。傍の作業所に来た人と話すと山には猪がいるので気をつけるように言われた。神社の鳥居をくぐって歩き出す。神社入り口には「村社氷室山神社」の標柱がある。

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社の左手に階段があり登っていく。しっかりした参道を登って行き、480m級ピークが奥の院で石祠や社が建っていた。

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裏手に回り進んでいく。道はここまでのようにははっきりはしていないが、不明瞭という訳でもない。513Pで振り返ると岳ノ山、大鳥屋山が見え、間近には愛宕山と思われる頂も見えた。さらに進むと作業道が見えだす。

構わず尾根伝いに進むと伐採地に飛び出す。尾出山から不動岳に連なる稜線が目前に見える。伐採地は668P近くまで続く。この668Pへの登りが急でちと長い。尾出山のほうを見て気を紛らわしながら登る感じ。どんどん眼前に迫ってくる(大袈裟)。男体山も見えた。

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しばし景色を楽しんで先に進む。少し風が出てきたようだ。樹林帯を進み、しばらく行くと地面に狩猟禁止区域の看板があるところがちょうど愛宕山からの道と合流するあたり。

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やや北寄りに進路が変わり、鉄塔を過ぎて登っていくと、頭の部分だけある石祠があり、すぐ先に三角点のある東蓬莱山に着いた。山名板は数個。RKさんのものもあった。

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(RK山名板はこの後ろ側)

地元名=面白石(おもっちりし)と書かれた山名板が目立つ。枝越しに尾出山が見える。少し先に行くと多分熊鷹山などが見えているのだと思う。少し寒いので歩き始めに脱いだ下着をまた着込んだ。

ひとしきり休んで北上する。ここからは快適?な尾根歩き。左に見えるのは熊鷹山か。830m級ピークに向かう東側は伐採地で好展望。尾出山が近い。

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(右奥は石裂山?)

南方に目をやると筑波山も遠くに見えた。

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この尾根は熊のものと思われる糞が多い。真新しいものではないのであまり緊張しないが、もう少し暖かくなると要注意だろう。陣地手前では伐採された木が乱雑に放置されていた。陣地山頂には「陣ノ手」の山名板があるのみ。北斜面には残雪が見られた。

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帰りは南東尾根を行く。殆ど報告がないが、岩が懸念材料。登れなかったら引き返すだけと割り切って進む。最初は急降下だが殆ど危険なく降りられる。道型も何となくついている。南側が伐採されていて東蓬莱山と思われる山容も見えた。

左に枝越しにますます近くなった尾出山を見ながら下って行く。所々で進路を間違えそうになるがなんとか進む。鉄塔を越えて振り返ると陣地と思しき頂が見えた。519P手前はちょっとだけ藪っぽかった。

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尾根の突端までは行かず、傾斜の緩そうな下りやすいところを選んで下りる。最後はどうしても急傾斜になってしまうが、危険もなく降りられた。

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右に階段が見えたのでそこを下って道路に下りた。15分ほど舗装道路を南下して駐車地に戻った。下った尾根には1か所だけ短い岩場があったが、手がかり足がかりもしっかりしていたので特に問題なく通過できた。尾根の殆どで道型があったので歩く人はいるのだろう。

こういうコース取りで歩く人はまずいないだろう。陣地だけを目指して歩くのも何となくなあという感じだ。

氷室山神社(30分)奥の院(60分)東蓬莱山(75分)陣地(100分)神社P(15分)

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2012年3月22日 (木)

岳ノ山、大鳥屋山(平成24年3月20日)

オーソドックスに五丈の滝経由で岳ノ山、大鳥屋山に行ってきた。

岳ノ山(704M)、大鳥屋山(693.1M)

五丈の滝入口の案内に従い車で林道に入ると数分でトイレ完備の駐車場に着く。1台だけ車が停まっていた。山から戻ってもまだ駐車してあったので、愛宕山や東蓬莱山のほうにでも行ったのかもしれない。例によってトイレでひと踏ん張りしてから歩き出す。

すぐの分岐は右。15分ほどで五丈の滝へ下って行く。観瀑台から見る滝は倒木で多少邪魔されていたが、思ったよりも水量があり長い滝だった。

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もう汗をかいたので下着を1枚脱いだ。元の道に戻りしばらくすると谷筋の登りになる。やや急な登りになるあたりで、炭焼き跡があった。

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急なジグザグ道を登っていき東の肩に出ると、高原山、男体山、日光白根山などが枝越しに見えた。山頂に向かってすぐの所に、幾重にも石を積み上げた台座を持つ算盤が置かれた石祠があった。

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山頂はそこから1,2分の所。山名板が沢山あったが、シンプルなもの1,2個で十分だろう。

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山頂から北側の展望はまあまあいいようだ。

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(男体山、右に大鹿落しの頭、赤薙山と思われる、中段右寄りの鋭鋒は尾出山)

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(奥に日光白根山)

ちょっと休憩して南下する。しばらく岩場が続く。ロープもあるが、特に必要ということもない。岩の間を歩くところもあり、白根隠山から白檜岳へ向かう所にある門柱のような岩に似ていなくもない。

624Pの先で東に向かうのだが、漫然と進み直進して下って行くので戻る。何のことはない。しっかりと木に案内が書かれていた。分かっていて見落とすのだから間抜けている。大鳥屋山手前の鞍部で北側への分岐を見送って登っていく。しばらく登り緩やかな傾斜になって進むとまず石祠などがあり、さらに進むと三角点のある山頂に到達。ここにも山名板が必要以上にあった。

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眺めも良くないし、ちょっと寒いのでそそくさと引き返す。さっきの分岐を北へ進む。林道に出ると道は一部沢と化している部分もあったが、歩くにはそれほど支障はなかった。駐車場に着くと車が2台増えていた。

道中眺めのいい場所が少ないのが難点か。

駐車地(80分)岳ノ山(55分)大鳥屋山(50分)駐車地

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2012年3月12日 (月)

大坊山から大小山(平成24年3月11日)

佐野市の寺久保山から大小山へ縦走しようと車を走らせた。南下するにつれて天気が悪くなって、いやな気分。あらかじめ駐車しようと考えていた場所に着いたが、雨はまだ降っている。こんな天気に長い距離を歩くのも考えものだ。ここで当初の予定はあきらめた。

さてどうしようかと思案する。北上してどこか探すのも時間がかかりそうだ。とりあえず富田地区に行ってみたものの、大小山の登山口もよく分からないし、大小山だけ登っても面白くないので、山川長林寺から大坊山経由で大小山に行こうとやっと決めた。しかし、そのお寺の場所が分からずに右往左往して、だいぶ時間を消費してどうにかたどり着いた。

地形図のコピーは寺久保山から大小山がどうにか含まれる範囲だけだったので、大小山の南側や長林寺から大坊山にかけての大部分はどうなっているのかは分からない。多分大坊山までは道標がしっかりしているだろうから、大小山から先はまたそこで考えることにした。

大坊山(285.4M)、大小山(313.9M)

山川長林寺には大坊山のハイキングコースの案内板がある。長林寺の鰐口、道元の像、池、弁天様などを見ながらゆっくりと歩く。傘を持って歩き出したが、すぐに雨は上がったようで使わずに済んだ。

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緩やかに登っていくと道了堂の案内板。さらに進んで行くと山川浅間山に到着。足利の街並みが枝越しに見える。

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下ってハイキングコースは通称自衛隊道路を横切り先に進む。何か所にもハイキングコースの案内板があり、道標もいたるところにある。山火事の跡が痛々しい。

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稜線に出ると眺めはいいらしいが、生憎の空模様。近くの山が見える程度。晴れていれば富士山、日光連山、赤城山が見えるらしい。

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岩っぽい尾根を歩き、東に向かうようになると北側にゴルフコースが見え、ボールを打つ音や人の声が聞こえてくる。大坊山の北のピークから大坊山に向かう。途中で2人組の女性に会った。

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(北のピークから見た大坊山)

大坊山は大山祇神社の奥ノ宮らしい。祠が建っていた。天気が良ければ眺めはいいのだろうが、仕方ない。三角点はその標柱との距離がちょっと微妙な感じ。

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今来た道を分岐まで戻って越床峠に向かう。分岐から1分ほどのピークの標石につつじ山と書かれていた。

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いくつかピークを越えると前方に急峻なピークが見える。これを登ると左は採石現場で急に切れ落ちているようだ。流石に眺めはいい。

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ここから下って行くと番屋があった。人はいないようだ。ここから越床峠までが滑りやすい下りで注意して歩く。峠にもいくつもの道標があった。

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この先は岩尾根をいくつもの小さなピークを越えて進む。足場の取りにくいところもあった。というより無理やり進んだだけ。ロープもあったがいらないだろう。大小山の手前のピークから山頂を見るとタイミング悪く、団体さんがいるようだ。

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(西から見る大小山(妙義山))

山頂に着くとうまい具合にすぐに団体さんは西に下って行ってくれた。山頂の標識でここは大小山ではなく妙義山と呼ばれていることを初めて知った。25000分の1地形図では三角点峰が大小山のようだが。

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(ここの三角点と標柱の距離は妥当?)

ここで大休止。青空も一部見えるようになっていた。山頂からは三毳山、唐沢山、太平山がよく見えた。傍にいた人が岩船山は丁度1年前の地震で割れてしまったと話してくれた。ついでに毛野中のほうに下りる尾根について聞いてみたが、行ったことがないとのことだった。やまゆり学園への道はしっかりしていると話していた。なるべく舗装道路歩きを短くしたいのでやまゆり学園経由よりは毛野中経由だ。とりあえず行ってみよう。ちなみに大小山は南のピークとのことだった。一旦急斜面を下りて少し登った所が大小山。あっけない。

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さらに進んだ南のピークで休んでいる人に聞くと毛野中方面に下りられるとのこと。ここで西に向かう尾根とお別れして南下する。少し行って振り返ると「大小」の文字が見える。なるほど三角点峰の南のピークが大小山と言われているのは文字板がかけられていることからきているようだ。

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(文字板のあるところが大小山、その左のピークが妙義山)

尾根を進んでいくとテレビアンテナに出くわす。その先で直進せずに東の尾根に進む。ちょうどその分岐部に台座のようなものがあった。

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ここから先はやや不明瞭な部分も出てくる。しばらく行くと三角点。

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(三角点と標柱の距離は多種多様?)

この先も東に向かう。ここからは大分藪っぽくなるが、何となく道らしきものもある。

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中学校の建物が見えてくるが、周囲には何やら柵がある。学校からの階段の部分には柵はないようで、1か所柵を越えればよさそうだ。横着をして柵を跨いだら、ズボンが引っかかり破けてしまった。長年愛用したがお別れだ。

毛野中から駐車地までは30分もかからなかった。うまい具合に周回できた。地形図をコピーするときは少し広めにしないといけないということが分かった。

広義の大小山=妙義山+狭義の大小山 と解釈しよう。

山川長林寺(90分)大坊山(90分)妙義山(70分)毛野中(30分)

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2012年3月 5日 (月)

Mt.ジーンズスキー場から三本槍岳(平成24年3月4日)

今回は11月にご一緒したHパパとNさんと雪山に行ってきた。我々以外の登山者はスキーかスノーシューの装備で歩いていたが、中高年トリオは無謀にもツボ足での歩きだった。どうにかこうにか山頂まで行くことができた。天気は最高で眺めも素晴らしかった。

三本槍岳(1916.9M)

当初は赤面山にでも行くつもりだったが、那須甲子道路の路面状態も懸念され、道すがら前方にシャトルバスが走っていたので、後ろをくっついて行ってスキー場からゴンドラを利用して三本槍岳に行ってみることにした。というのが真相。

野球親爺はオープンしているスキー場を訪れたのは初めてで人の多さにびっくり。今更この年でスキーをすることはないだろう。

ゴンドラで山頂駅に行き歩き出すが、思ったほど寒くなく上着はすぐに脱いだ。1462Pまでは圧雪状態。そこから先は先行するスノーシューのトレースをいただいて歩く。1,2日前に降った雪のため少し足が潜るようだ。しばらく行くと茶臼岳と朝日岳の白い姿が目に入る。

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風も殆どなく視界良好。中の大倉尾根の傾斜がきつくなってしばらくすると右手に磐梯山が見えてくる。

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さらに赤面山への分岐近くになると大分踏み抜くことが多くなってくる。スダレ山に近づくと近くに真っ白な旭岳とその奥に飯豊連峰が見えてきた。

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生憎、日光方面や会津駒の方面は霞んでいる。

この先もトレースを辿るがいかんせんツボ足なので踏み抜きまくる。三本槍岳への登りでは難儀しながらどうにか登った。三人とも軟弱なので三本槍まで行けるかどうか初めは分からなかったが、天候とトレースに恵まれ山頂からの絶景を楽しむことができた。

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(大佐飛山塊、奥に日光の山々。霞んでいる)

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(流石山、大倉山、三倉山)

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(山名標柱のエビのしっぽ)

山頂は寒いのでちょっと戻った場所で食事タイム。その後は殆どはトレースを辿り、相変わらずの踏み抜きまくり状態でゴンドラ山頂駅まで戻った。途中で三本槍岳からスノーボードで赤面山と中の大倉尾根の間の沢まで滑り降り、スノーシューで中の大倉尾根を登り返している男性とすれ違い言葉を交わした。またスダレ山あたりまで登って滑り降りるとのこと。こんな天気のいい日はめったにないので満喫するのだとか。体力気力に恐れ入るばかりだった。

殆ど雪山を歩かない中高年三人組が三本槍まで行けたのは幸運だった。天候に恵まれ、先行者に恵まれたようだ。やはりスノーシューで出かけたほうがいいだろう。Hパパ、Nさん、お疲れ様でした。有難うございました。

登り約3時間。下り約1時間50分。

Photo

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