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2012年4月 2日 (月)

高瀬山(平成24年4月1日) 

2万5000分の1地形図記載の栃木の山で未登の山が5,6ある。今回はそのうちの一つを登ってきた。数年前に湯西川側から登っていればもうちょっと楽に登れたかもしれない。

Dsc06172

前日に雪が降ったようで、塩原から三依への道は一部で凍結していた。この感じだと山は新雪があるかも知れないと多少暗い気分になりながら、上坪地区のいつも停める駐車地に着いた。

高瀬山(1276.4M)

ワカンとアイゼンを背負って歩き出す。持丸沢林道の入口には「持丸山登山口」の案内。

Dsc06121

林道は橋を渡った先から雪道。しばらくはツボ足で歩いたが、足が沈むので初めて使用するワカンを装着した。歩いていくうちに何回か緩んだが、試行錯誤しやっと締め方を理解し、以降は問題なく使用できた。途中に滝見橋があり、左手に滝が見えた。

Dsc06123_2

林道終点に着くと、鉄塔の巡視路が右は持丸山方面へ、左は高瀬山方面へとあって、無雪期ならば橋を渡って進めばいいが、生憎、橋には雪が乗っていて渡れず。10mほど下流にある薄いトレースをみて渡渉した。

Dsc06128

(雪の乗る橋、この左のほうから渡った)

巡視路は雪に覆われているがトレースもほんの少し見られ、ジグザグに登っていく。この区間はワカンは邪魔だが脱ぐのも面倒でそのまま進んだ。864Pからは稜線伝いに進む。巡視路の階段がはっきり現れているところもあるが、殆どは雪に覆われていて分からない状態。適当にそれらしき形状の部分を主に歩いて行った。

Dsc06131

天気は良く、この時点では快晴。右手には持丸山と思われる頂が見える。

Dsc06138_2

所々で膝ぐらいまで埋もれながら進むと115号鉄塔に着く。この手前でちょっと埋もれた。鉄塔直下で後ろを振り返ると多分日向倉山などは見えていたと思う。116号鉄塔に向かう予定だが、鉄塔までにトラバースする場所があると思われるので、そこが懸念材料。考えても仕方ないので案内に従って先に進む。

Dsc06141

100mほど稜線を進んでから南にトラバースする。道は比較的はっきりしていてそれほど問題なかったが、先の尾根にたどり着く数10m手前はあまりはっきりしなくなる。左下は急ではあるが樹木もあるので、どうにかなるだろうと道らしきところ?をゆっくり進むと無事通過できた。

Dsc06146_2

(左端に鉄塔が見える。真ん中を歩く)

鉄塔で小休止。ここまでくればあとは尾根伝いに行けばいいので気は楽になった。しかし、思ったほど簡単には山頂までは行けなかった。

一旦下って、ここから登り返すのがちょっと大変。休みながら歩く。左手を見ると荒海山と思われる山が見えた。その右手には七が岳らしき山が見えたがどうだろうか。

Dsc06156

何も考えずに歩いていたら、胸近くまで潜ってしまった。さすがに冷たい。

Dsc06159_2

(埋没跡)

簡単な尾根歩きかと思っていたらそうでもなかった。慣れない雪の急傾斜もあり、高瀬山の北のピークの南斜面では多少笹が顔を出していたり、高瀬山との鞍部は痩せ尾根状になっていたりと楽はさせてくれなかった。ただほとんどの場所では藪は雪の下に隠れていてくれたのでストレスのかかる藪漕ぎをせずに済んだ。鉄塔から何回か目かのピークがやっと高瀬山だった。三角点は完全には埋もれておらず、雪は少ないようだ。山名板は定番の二つが同じ木にかかっていた。

Dsc06174

周囲を見ると高原山は枝越しに見えた。明神が岳らしき山並みが見えた。もうこの時は晴天ではなく大分雲が多くなっていた。

Dsc06176

(多分、明神が岳)

腹ごしらえをして戻る。だいぶ冷えたようだ。下りの時にちょっと足が攣りそうになったのでゆっくり進んだ。こんな場所で歩けなくなったら、どうしようもないからねえ。思ったほど登り返しは少なかった。何回も踏み抜きをして116号鉄塔まで戻った。この先は殆ど下りなので一安心。トラバースは慎重に進み、115号鉄塔も過ぎ、最後は864Pからのジグザグの下りに気をつけるだけ。ものぐさをしてワカンを着けたままだったので、岩にのって転んでしまいそうになるが何とかこらえた。再び渡渉して林道に戻った。これで大丈夫だ。

Dsc06192

(上が林道側、帰りに撮影)

林道に上がり、道を見ると大分雪が溶けている。ここでワカンを外した。

Dsc06193

林道の雪は大分少なくなっていたが、場所によっては道幅一杯に残っているところもあった。足をとられながら進んだが、ワカンはもう必要ないようだった。林道入り口の橋にも雪は全くなかった。何とか最後まで足も攣らずにすんだようだ。

藪の時期よりは今の時期のほうが個人的には良かったと思う。藪漕ぎをする精神力が野球親爺には決定的に欠けている。

駐車地(55分)林道終点(50分)115号鉄塔(20分)116号鉄塔(80分)高瀬山(70分)116号鉄塔(15分)115号鉄塔(30分)林道終点(35分)駐車地

Photo

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コメント

言っていた通りに歩かれましたね。
新雪のあとで歩き難かったようですが、ワカンは正解だったようですね。

いよいよ野球シーズンですね。
今年はお手柔らかにお願いしますwww

やんちゃオヤジさん。こんばんは。

何とか行けました。藪よりは雪の時期ですね。
あの場所を無雪期に歩く人はすごいです。

野球は徐々にならしてからですね。

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