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2012年7月19日 (木)

笠ヶ岳(尾瀬) 平成24年7月16日

貴重な連休初日の15日は天候が良くない予報だったので、16日に行こうと決めた。どこに行こうかと考えたもののまとまらず、とりあえず食料でも仕入れてくるかと家を出た。車から見たことのある人を見つけた。コンビニで買い物をした後に携帯でその人に電話をすると、16日には尾瀬の笠ヶ岳に行くという。自分で考えるのも面倒になり、便乗することにした。

笠ヶ岳(2057.5M)、小笠(1950M)、悪沢岳(2043M)

この時期は自家用車は戸倉の駐車場まで。鳩待峠までバスに乗って行く。人が沢山いるが、街中を歩くようないでたちの人も少なくない。山に行く人たちと半々くらいだろうか。

登山道に入る。標高が1600M近くあるというのに蒸し暑い。ゆっくり歩いていくが、いつの間にかバテてしまっていた。しばらく登ると左の方に三角の山が見える。誰かが笠ヶ岳だと教えてくれた。

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さらに登ると見通しの良くなる場所に出て、尾瀬ヶ原の向こうに燧ケ岳が見えた。この方向からみる燧ケ岳は初めてだ。

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オヤマ沢田代に出ると湿原にはワタスゲ。塩原のヨシ沼と違って多少は感動したかな?

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木道を少し行くと笠ヶ岳の分岐になる。ここで一休み。異様に疲れている。ゆっくり歩いていたのになあ。水をがぶ飲みする。今日は3L以上は持ってきているが、足りるだろうか。重い足取りで笠ヶ岳方面に踏み出した。

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雨の後だからか道は泥濘状態。うっかりするを靴が半分以上没してしまう。疲れが増すなあ。左手を見ると日光白根山。そういえば途中で武尊山の左に富士山も見えていたなあ。どこでも探してしまう。富士山と日光白根山。格は段違いですけど。

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前方には笠ヶ岳と小笠が仲良く並んでいるのが見えた。

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相変わらず泥にまみれて進む。小笠では休憩している人がいて笠ヶ岳には向かわずに戻るとのこと。こちらも一人だったら戻っていただろうな。小笠の頂にも登れるらしいが、あとでいいだろう。笠ヶ岳へは一旦下って緩やかではあるが登り返しになる。笠ヶ岳へ少しずつ登ると斜面にはチングルマ、ハクサンイチゲ?、ミツガシワ?その他の花が沢山咲いている。直に登るのかと思っていたら、山頂に南に向かってトラバースするようだ。疲れがまた増してきた。

片藤沼への分岐で休んでいると最初に沼に行くとのこと。ますます疲れるなあ。沼まで下って行ってみたものの珍しいものが咲いているわけでもなし、燧を眺めてさっきの分岐まで戻った。このなんてことはない登りが一番堪えたよ。一人なら間違いなくここで退散だ。

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笠ヶ岳山頂への道は岩の道。傾斜が今までと違って急なので却って疲れた身には楽に感じるから不思議だ。もらったバナナを食べたのがよかったかな?山頂には10人近くいた。

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ここで大休止。360度の展望だが、谷川岳方面は上のほうが雲に隠れていた。新潟方面の山は皆目分からない。まだ大分斜面に雪が残っている。

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(湖方面)

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(至仏山、小至仏)

いつの間にか他のパーティーはいなくなってしまった。我々が最後だねなどと言って下り始めたら単独行の男性が登ってきた。山頂の隅の方に登っていった。

ここからオヤマ沢田代までアップダウンがあって疲れそうだ。笠ヶ岳の下りは慎重に。小笠には踏み跡に従って登っていくと数分で山頂に到達。眺めは良い。

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泥濘も往きに比べると多少改善したように感じるのは錯覚か。悪沢岳のピークが分からず、西側の高い所を藪を掻き分け進んでみたが何もなかったので仕方なく先に進むと、何のことはない。ちゃんとした道標に悪沢岳の文字が。往路で気がつかなかったのか。よほど疲れていたのかねえ。いらぬ藪漕ぎで腕に切り傷を何か所もこさえてしまった。

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分岐に着くと人の数が違う。列をなして歩く感じだ。水場では順番待ちになった。しこたま飲んだ。今日は合計で3L以上は飲んだかもしれない。とにかく蒸し暑かったなあ。鳩待峠にはなかなか着かなかった。体調が良ければ至仏山まで行けたのにねえ。

笠ヶ岳は花の名山と言っていい山だと思います。

鳩待峠(90分)笠ヶ岳分岐(60分)小笠(40分)沼分岐(10分)片藤沼(25分)笠ヶ岳山頂(40分)小笠(50分)悪沢岳(70分)鳩待峠

Photo

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コメント

野球親爺さん おはようございます。
笠ヶ岳は花の山でしたか。私は紅葉時でしたが相変わらずいい眺めですね。沼と小笠は寄ってないので7月初旬の引き出しへ入れることにしました。

しぼれさん&Pさん。こんばんは。
朝が早いですね。
笠ヶ岳は予備知識が殆どなく、連れて行ってもらう感覚でした。
花の山と言っていいと思います。色々な花が咲いていました。
至仏山ほど人はいませんので、比較的静かな歩きができると思います。
雨の後のぬかるみは覚悟しないといけないかもしれませんが。

これから笠ヶ岳周辺の花を羅列してアップいたします。

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