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2012年8月

2012年8月27日 (月)

茶臼岳(平成24年8月26日)

朝起きるのがちょっと遅くなり、別の山に行く予定だったが、自宅から1時間で行ける那須に行ってきた。

茶臼岳(1915M)

峠の茶屋駐車場は混むかもしれないので、大丸に車を置いた。下界を見ると雲海がきれいだったが、茶臼岳の山頂ではガスってしまい残念ながら見えなかった。登山指導所では登山カードを提出させられた。

茶臼岳からは峰の茶屋に戻り、延命水を求めて下り、両部ヶ滝の入口を探索しに三斗小屋温泉まで行ってしまったが、よく分からなかった。旅館の裏手にある平坦な草むらで食事をした。黒っぽい雲も見えるようになったので隠居倉には行かずに、姥ヶ平へ進んだ。久しぶりにひょうたん池に行ってみた。木道は真新しくなっていた。姥ヶ平は紅葉の時期とは違って、人っ子一人おらず閑散としていた。牛ヶ首に登り、しばらく歩いていなかった峰の茶屋への道を歩いて、大丸まで戻った。

峰の茶屋から三斗小屋温泉、姥ヶ平、牛ヶ首までの間は会う人はまばらだった。大丸と茶臼岳の間は人が多すぎ。まあ紅葉に時期に比べれば大したことはなかったかも。

茶臼岳周辺はウラジロタデの天下。オトギリソウ、アキノキリンソウなども沢山見られた。リンドウにはちょっと早かったかも知れないが、峰の茶屋直下、姥ヶ平近辺では見ることができた。

大分ゆっくりと休憩しながら歩いたので、6時間半もかかってしまった。茶臼岳も年に1回は登らないと何となくすっきりしなくなってきている。

良い子の皆さんは茶臼岳の昇り降りはきちんとした道を歩きましょう。

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(峰の茶屋避難小屋付近から鬼面山方面、雲海が見える)

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(剣が峰西斜面、登山道傍のリンドウ)

2012年8月18日 (土)

御嶽山(平成24年8月15日)

すっきりしない天候で13,14日と山は見送り。15日もあまり天気は良くないようだ。16日には自宅に戻らないとならないので、悪天候を覚悟の上、御嶽山に登ることにした。天気が良ければ摩利支天山なども歩いてみたかったが、荒天のためお鉢めぐりをして戻った。

御嶽山(3063.4M)

天気も良くないので中ノ湯からではなく、ロープウェイ利用にした。駐車場に着いた時はかなりの勢いの雨。一切経山の時を思い出した。携帯で雨雲レーダーを見ると20分ほどで雨は止むようだったので、車の中で待機。ロープウェイ始発時間の午前8時前には雨は上がった。こんな天気の中、ロープウェイに乗る人もまばらだ。15分ほどの空中散歩で飯森駅に到着。晴れていれば御嶽山も良く見えるのだろうが、雲の中。雨具の上を着て出発した。

左に向かうと登山道の案内のあるウッドチップの敷き詰められたきれいな道を歩く。5分ほどで中ノ湯からの道に合流した。

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登山道は木の階段がつけられている。木の間隔が歩くのにストレスのないくらいの幅になっていて個人的には歓迎。

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まだこの時点ではそれほど雨は降っていなかった。歩き始めて1時間もしないうちに女人堂に到着。8合目になるようだ。

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少し先には石碑、鳥居、像などの建造物が沢山ある。シャジンだろうか花が咲いていた。

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ここからは左に進路をとる。途中には色々な建造物があり、信仰の山を実感する。雨足が少し強くなってきたようだ。森林限界近くになり、少し登りが急になる手前の大きな岩の陰で休み、合羽の下を履いた。完全防備だな。

周囲にはオンタデと思われる植物が咲いている。砂礫から岩の登りになってしばらく行くと、山荘へのお誘いの看板が建っていたので、右に向かった。石室山荘に到着。

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中に入って何も注文せずに休むのも悪いかと思い、ココアを頼んで休憩。少しは温まったようだ。

山荘を出て登っていくと、覚明霊神と書かれた塔や像のある場所があり、そこを通過し岩にかかれた案内に従って山頂へ進む。相変わらず何も見えない。頂上手前の山荘脇から石の階段を登ると山頂に到着。素足で正座した白装束の行者が唱えていた。

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左に社務所、右には三角点のある山頂。やはり何も見えません。

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とてもここで腹ごしらえする気にはならず、社務所脇からお鉢めぐりの道へと進む。すぐに岩場の下りだが、気をつければまったく問題ない所。

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お鉢めぐりの道には岩に白ペンキで丸く案内がつけられていたので、こんな天候でも迷うことはなかった。思った以上に岩がごつごつしていた。アップダウンもあってちょっと疲れた。二ノ池新館と本館への分岐の文字があり、ここは迷わず早く降りられる本館方面へ向かった。すぐに二ノ池ほとり。少しだけ見える池は雰囲気のある池だった。

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二ノ池本館がまったく見えなかったので、寒いしお腹は空くしその手前にある小さな小屋(機械室?)でお握りを頬張る。小屋を出るとすぐそばに本館があるのに初めて気がついた。本館にも寄ってみた。ここで身体がだいぶ冷えたので着替えをした。3人組がやってきて、今日はここに泊まるようだった。

本館からは石室山荘へ向かう。寒いからそこでラーメンを食べることを思いついた。山荘には今日泊まる人や休憩する人などが10人以上はいた。ラーメンを食べて大分温まった気がした。

帰りは来た道をそのまま戻るだけ。雨足も強まったり弱まったり、とにかく早く帰ろう。道はすでに川になっていた。白装束の人たちも何組かとすれ違った。どこかの山荘に泊まって明日は御来光でも見るのだろう。晴れてくれることを祈ろう。

ロープウェイの駅に着き、山の方を見ると幻の滝と称される滝が見えた。御嶽山は最後まで見えなかった。機会があれば天気のいい日に再訪したい。

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(左上の鞍部付近の白い筋が滝)

ロープウェイ駅(50分)8合目女人堂(60分)石室山荘(35分)山頂(45分)二ノ池(15分)石室山荘(70分)ロープウェイ駅

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2012年8月16日 (木)

経ヶ岳(平成24年8月12日)

今年のお盆は長めに休みが取れたので連れ合いの実家のある信州伊那地方に出かけた。12日は登山口まで車で15分ほどの経ヶ岳に登った。途中で脱水気味になり、足が攣りそうだったが何とか歩き通せた。木曽駒や八ヶ岳が見えるとのことだったが、生憎の天気で見ることはできなかった。

経ヶ岳(2296.3M)

由緒ある名刹仲仙寺が登山口。山門下の広い所に車を停めたら、脇に停まっていた車から男性が顔を出して話すところによると、この場所で何日か前に別の車の窓が何者かに割られる事件が起きたとのこと。ちょっと上にある駐車場に停めた方がいいと言われて、「伊那市考古資料館」前の空き地に車を停めなおした。先着の車は5,6台。すぐあとから横浜ナンバーの車が来て、男性がすぐに歩き出した。こちらはゆっくり支度をして歩き始めた。

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(羽広観音)

羽広観音への階段の右に登山道。山頂まで道もしっかりしていて、道標もきちんと建っていた。学校の集団登山もあるためだろうか、尾根通しに進むのではなく、アップダウンを少なくするように尾根のちょっと下をうまく左右に道がつけられているように感じた。

途中で伊那養護学校(たぶん現在は伊那特別支援学校)の「がんばれ」や「1ピット」などの看板があった。

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道は笹や草木が張り出してきていて、前日の雨で濡れた葉がシャツやズボンをビショビショニしてくれる。暑いので合羽を着ていなかったのが間違いの元。4合目で右から道を合わせちょっとした休憩地になっているので、シャツは着替え、ズボンはしぼって暑いながらも合羽の下だけ履いた。

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(次の合目までの所要時間まで書かれていて親切)

ここから5合目までは道脇に色々な花が咲いていたが、名前の知らないものが多い。左の方に木曽駒方面の山が見えるが、下の方だけでどこの山か皆目見当もつかない。5合目には「3ピット」と書かれていたが、ピットでなんでしょう。

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6合目で先行者よりも先に歩くようになった。6合目から7合目までは急登。喘ぎながら登る。あまり急ぐと足が攣りそうな予感がしてきた。ゆっくりと足を上げるように進む。7合目には三角点があった。ここで進路はやや右向きになって下る。8合目手前では大分笹の丈が高い所があった。8合目は周囲が開けていて、好展望地ということだが、この日は遠望は利かず。山頂は見えていた。

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(真ん中の木の向こうのピークが山頂のようです)

ここからはまた一旦下って進む。8合目の先は道がやっと分かるくらいの藪になっている所もある。学校登山はもうやってないのか、今年はまだなのか。

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距離はそれほど長くはないが、次のピークに向けての登りも笹が大分伸びていた。

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登りきる手前で左の方を見ると木曽駒方面が見えたが、大部分は雲に覆われていた。

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9合目にはお地蔵様。

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この先は大きなアップダウンはないようだ。少し進むと山頂が見えた。

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緩やかに登ると木に囲まれた山頂に到達。誰もいない。駐車場にあった車の人たちは違うルートに進んだのだろうか。

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(山頂その1)

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(山頂その2)

山頂ではあまり休まずに下りの途中でちょっと食事休憩した。下りるまでに先の人ともう一人にあっただけだった。駐車場の車は横浜ナンバーと私の車だけ。結局この日経ヶ岳を登ったのは3人だけだったのかもしれない。真夏は避けた方が無難だ。

駐車地(60分)4合目(130分)8合目(55分)山頂(35分)8合目(75分)4合目(50分)駐車地

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以下草花編

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(ナデシコ?)

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(センジュガンピ?)

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(オトギリソウ?)

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(気の早い葉っぱ)

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(ヤマハハコ?)

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(ニガナ?)

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(こんな所にもギンリョウソウ)

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(リンドウ)

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まだ他にもいろいろ咲いてました。名前の知らないものが多かったです。

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