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2012年11月

2012年11月26日 (月)

羽賀場山から天気山(平成24年11月25日)

大分足の調子も良くなってきたようだ。今回は鹿沼の羽賀場山から天気山まで辿ってみた。

羽賀場山(774.5M)、天気山(777M)

例によって車が登り口に近づく頃になると便意を催してくる。トイレが近くにあればすぐに用を足せるのだが、今回はあちこち車で行ってみたものの、鍵がかかっていたりで結局目的を果たせず仕舞い。その時は山中で寒さに耐えてするしかないなあとあきらめた。

長安寺の駐車場は以前と場所が違っていたのか、駐車場と思っていたのが実はそうではなかったのか、まあ以前と違って道端にあった。良識ある登山者はここには停めないようだが、車を置く適当な場所が他に見当たらなかったので、端のほうに停めさせていただいた。

駐車場から1分もしない所から入っていく。鉄塔の巡視路のようだ。

Dsc08965

寺の上に出て巡視路を進んでいく。一つ目の鉄塔を過ぎ、二つ目の鉄塔に到達。眺めがいい。向かいには鳴蟲山、右手にはおそらく皇海山が見えた。富士山は見えないかと左に目を転じると真っ白な端正な姿が目に入ってきた。肉眼でははっきりと見えるが、写真にするとやはりよく見えなかった。

さらに登ると主稜線?に乗る。ちょっと東に行ってみるが何もあるわけないね。進路は西。ちょっとした岩を登って、さらに緩やかに進んでいくと三角点のある地味な羽賀場山山頂に着いた。山名板は何個かあり、また天気山へ1.5時間の案内と下大久保BSの時刻表まであった。

Dsc08977

ここから西の天気山方面に歩き出す。少し間違えやすそうな場所もあるが、確認しながら歩いていけば大丈夫。急降下が何か所かあり、ロープも設置されている。別に頼らなくても下りられるが、慎重に行かざるを得ない。777Pの先では大岩を左に巻く。その部分にはロープがあって、これは利用させていただいた。天気山に着くと案内板がお出迎え。

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少し北側に行ってみると伐採されていて展望が開ける。二股山にあったのと同じような山座同定用?の山名板が木に付けられていた。

Dsc08998

これを頼りに展望を楽しむ。天気に恵まれてこその眺め。

Dsc09001

(奥に庚申山と皇海山)

Dsc09002

(奥に白い日光白根山、右に男体山、その手前伐採地があるのが六郎地山)

眺めを楽しみながら腹ごしらえ。なんとかお腹のほうは最後までもってくれたようだ。

案内に従って下の集落に下りる。落ち葉で滑る。ここにもロープが何か所かにあった。殆ど下り一辺倒なのだが、滑りやすいので慎重に下りていく。木の脇に二ノ宮の石祠。

Dsc09010

さらに下って下山道と一ノ宮の分岐。一ノ宮まで行ってみた。

Dsc09014

(ポジショニングが悪くて申し訳ありません)

戻ってさっきの分岐から下りるのも面倒なので、このまま直接登山口に下る。途中でかなり急降下する場所があったが、設置されたロープを頼りに下りていけば問題なし。ロープがないと結構厳しいかも知れない。さらに下って行くと傾斜も緩やかになり、先の分岐から下りてくる道と合流。墓地を抜けて登り口に到達。

Dsc09020

舗装道路を辿って下大久保のBSに行ってみると30分ほど待たなくてはいけない。待っているのも疲れるので歩いて駐車地まで戻った。やはり最後にはバスに抜かれたが、さほど時間的には変わらなかったようだ。

なかなか面白い歩きだった。機会があれば次回は天気山から羽賀場山へ辿るのがいいかも知れない。

P(25分)第1鉄塔(25分)第2鉄塔(30分)羽賀場山(50分)777P(25分)天気山(70分)下大久保BS(45分)P

Photo

2012年11月20日 (火)

城山(旧今市市)周回(平成24年11月18日)

足の調子もこの1週間でだいぶ良くなった。18日は朝9時過ぎまで地域の用事があって早立ちはできない。比較的近くであまり足に負担もかからなそうな所を検討すると、「ななころび」さんの地元の山である城山が浮上した。周回も話題になっていたので早々とその城山周回を実行することにした。

城山(443.3M)、不動山(368M)、石ざき山(384M)、立石山(327.0M)

城山南東の327.0m三角点も含めての周回を計画。どこに車を置くか思案しながら車を走らせた。板橋トンネルの北出口側に行ってみると路肩が少し広くなっていて、トンネルの東側も西側も山の方に向かって旧道?が伸びているようだったので、これ幸いと東側に車を停めた。城山は以前に北にある正式な登山口?から登っているので、今回は南側から辿ろうと時計回りの周回にした。

ガードレールのある道を少し登る。旧道なのだろうか。稜線に乗り東に向かって進んでいく。篠竹が少し煩い場所もあるが殆どは藪というほどではない。368Pの手前のピークには何やら像が建っていた。「明和八年」と書かれていた。調べると西暦1771年で240年前のものだ。

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次の368Pにはカワスミさんの「不動山」の山名板があった。こんな場所にも来ているんだと感心してしまう。

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数分下るとちょっと不気味な不動明王がお堂のようなものの中に入っていた。これで先程の山名に納得。向かいには下から階段が上がってきていた。進路方向は階段を登ってくると左手になる。

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忠実に尾根を進んでいくと384Pに到達。屋根がずれた石祠があったので屋根の部分を直しておきました。このピークは「石ざき山」。山名板もカワスミさんと日光山紀行のものがあった。日光山紀行もこの辺りではよく目にする。

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はて、「石崎」ではなく「石ざき」なんだろうか。石を裂くのか?それなら石裂山(おざくさん)か。まあどうでもいいですが。

ここからは尾根伝いに川にぶち当たらないように下りようと進んでいったが、330m級ピークを少し東に行きすぎて軌道修正。舗装道路近くになると作業道らしきものが見えてきてそれを利用して進むと無事に川を回避。橋を渡って15m位の所から三角点のある高みに取りつく。

ゴルフ場の西側を登っていくがボールが片手に余るくらい落ちている。ここまで飛ばすのは相当の腕前だ。280m級ピークには石祠が2個あった。それと強烈な異臭。獣の糞尿のにおいか?今まで経験したことのない臭いだった。

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この辺りでそう遠くない所で発砲音。狩猟の時期に入っているのは知っていたがやはり耳にすると気分のいいものではない。この付近で少し紅葉が見られたのは救いか?

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三角点峰は「立石山」。ここも石だ。この辺りは石でも採れたのだろうか。山名板は定番のもの。

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ここで小休止。足は痛みは殆ど出ていない。だいぶ良くなったようだ。しかし、しばらく長い時間の歩きをしていなかったのでちょっとバテてきている。予定の行程の半分は過ぎたのでもうひと踏ん張りかな。

再び歩き出したのだが、明瞭な尾根があるのにわざわざ南に向かってしまう。ゴルフ場を左に見て歩けばいいのだとずっと思っていたのだ。様子がおかしいことに気づき予定のルートに戻って事なきを得た(それほど大袈裟なことではないな。)。

予定の場所に下り、280.1m三角点へ向かう。舗装道路から男体山とその右にこれから辿る山容が見えた。

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(中央の低い所が三角点峰、右端の木のまばらな所が城山、男体山は言わずもがな)

取りつきは民家があるので少し北側に回り込んで急な所を登っていった。数分で三角点に到達。ここには山名はないようだ。

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ここからは尾根伝いに進む。わずかなアップダウンも堪えるね。藪というほどでもない。上に行くにしたがって、「天狗岩」や「畳石」なるものがある。道標が見えて少し登ると三角点のある城山頂上。伐採されていて眺めはいいが、風がかなり冷たい。寒暖計は8℃を示していたが、体感温度は大分低そうだ。

Dsc08913

久しぶりにお湯を沸かしカップめんをいただく。寒いので早く降りたいのだが、それにも増してお腹が空いて歩く気力がなくなりつつある。シャリバテってやつか?北側は風を正面に受けてしまうので南の方を向いて休憩。古賀志や鞍掛らしき山容が見える。右手には鹿沼の二股山だ。初日の出を見に来た時は赤く染まった富士山が遠くに見えたが、今回は見える訳がないです。

腹ごしらえが済んで北側の眺望をほんの少し楽しむ。何せ寒いもんですから。

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(鶏鳴山:林道作業道だらけで無残な山に)

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(男体山、大真名子、小真名子)

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(またまた大真名子、小真名子、女峰山から赤薙山)

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(雪雲の中の高原山)

身体が冷え切る前に出発。ここでまた道を間違えた。東に下るべきを北東に下ってしまった。途中で気がつき、ちょっとだけ怖いトラバースをして予定ルートに。「駒乗り番場」なる板があった。

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ここから先は慎重に尾根伝いに進み、左手に舗装道路が見えたところで下りて行った。無事帰着できた。

足の方は痛みは殆ど感じなかった。傾斜の急な所ではどうだろうか。試してみないといけないな。4時間近く歩いたのは3か月ぶりなので、息が上がってしまったようだ。そちらの方が心配かも知れない。しばらく4,5時間くらいの歩きでリハビリといこうかな。

P(20分)不動山(30分)石ざき山(70分)立石山(35分)280.1m三角点(50分)城山(25分)P

Photo

2012年11月11日 (日)

深山園地(平成24年11月10日)

やっと野球シーズンも終わった。さあ山だ。と行きたいところだが、足の状態はまだ思わしくない。筋肉の一部はしこったままで、攣るような痛みが続いている。10日は夕方から高校の部の後輩のお通夜もあり、お散歩に毛の生えた程度のきわめてぬるい歩きに終わった。

深山園地 (展望広場1203M)

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那須塩原市の広報に塩那道路が一部整備され、深山園地というものができたと載っていた。市のウェブサイトを参照にして行ってみた。

板室ゲートから塩那道路を歩いて鹿又岳に行ったのが3年前だった。あの時は藪に入り込んだ途端に両足が攣って、また5時間以上もかけてここまで来るのいやだよの一念で必死にこらえて山頂に立った。今頃になって、また歩いてみるのもいいかなあとほんの少しだけ思っている自分がいる。

まあそんなことはどうでもいい。深山園地までは完全に舗装されていた。最後の数kmは道幅が狭くなっているが。新たにできたゲートは「本部跡」の数百m手前で駐車場も整備され6台ほど停められる。1台停まっていたが、深山園地遊歩道を周回して戻って来た時にもまだあったのでおそらく塩那道路を歩いて、男鹿岳か大佐飛山か鹿又岳かに行ったのかもしれない。

Dsc08783

風がかなり強い。3年前もかなり強かった。谷筋になるので風が吹き抜けるためだろうか。遊歩道の道標はしっかりしていて、展望広場へ登る道がすぐ右に見えるが、まずは直進して行き止まりの所まで行ってみた。もちろん鈴は必携だ。

Dsc08785

たぶん「本部跡」跡と思われる。現在は「休憩広場」でベンチも設置されていた。歩行者も入るなと書かれていたが、自己責任で歩く人はいるでしょう。先に行ってみたい気持ちもあったが、今回は自重した。戻る形で右上に登っていく。木の階段が作られているが、そのうち土が掘れてしまい、木だけが残るいつもの状態になりそうだ。左手には深山湖がちらちら見る。

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傾斜が緩やかだが、多少足が痛む。まだまだ時間はかかりそうだ。右からの道を合わせちょっと登ると展望広場に着く。

Dsc08793

深山湖がそれなりに見えるが展望広場というほど展望はないように思われるが、天気が良ければ大佐飛山方面も見えるのだろうか。ここで引き返すだけだと何の運動にもならないので、1238Pまで足を延ばしてみよう。踏み跡かけもの道かが北側に続いていた。南側は笹の丈が高いが北側は低い。

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1238Pは予想どおり何もない。笹はちょっと深い。さらに1200Pへ向かって踏み跡が続いているようにも見えたが、今日はここまで。適当に引き返した。

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さっきの分岐から駐車地に向かう。ここも木の階段で整備されていた。斜面の笹の雰囲気はいい感じ。駐車地に戻ると車が1台やってきた。歩くでもなくしばらく車の中にいたようだった。計10台くらいの車とすれ違ったが、ヤシオの時期には駐車場も満杯になるほどの人が訪れるのだろうか。ちなみに今年は11月30日まで通行可とのこと。以前の板室ゲートよりもさらに下に新たなゲートがあったので、12月から来年の春まではそこで通行止めになるのだろう。

帰りにしぼれさんの報告から地蔵山も行ってみようかと思い鉄梯子を探したところ、通行禁止の看板とトラロープがあったのでやめました。

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さらに車で戻る途中で深山湖に初めて行ってみた。帰ってきて地形図を見たが1222Pには登ってみたいと山の形をみて思った。そのうちまた再訪しよう。

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深山園地周回 40分足らず

地道にリハビリするしかないようだ。

藪漕ぎの嫌いな人や苦手な人が男鹿岳を目指すにはここからが一番手軽なルートになった。以前の板室ゲートよりも塩那道路の登りの歩行時間は1時間強短縮されるだろう。往復で2時間弱の時短。どうでもいい栃木百名山さらには日本300名山なので、数年前の刈り払い道もそれなりに歩く人がいるだろうから藪化もゆっくりなのではないか。

Photo

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