城山(旧今市市)周回(平成24年11月18日)
足の調子もこの1週間でだいぶ良くなった。18日は朝9時過ぎまで地域の用事があって早立ちはできない。比較的近くであまり足に負担もかからなそうな所を検討すると、「ななころび」さんの地元の山である城山が浮上した。周回も話題になっていたので早々とその城山周回を実行することにした。
城山(443.3M)、不動山(368M)、石ざき山(384M)、立石山(327.0M)
城山南東の327.0m三角点も含めての周回を計画。どこに車を置くか思案しながら車を走らせた。板橋トンネルの北出口側に行ってみると路肩が少し広くなっていて、トンネルの東側も西側も山の方に向かって旧道?が伸びているようだったので、これ幸いと東側に車を停めた。城山は以前に北にある正式な登山口?から登っているので、今回は南側から辿ろうと時計回りの周回にした。
ガードレールのある道を少し登る。旧道なのだろうか。稜線に乗り東に向かって進んでいく。篠竹が少し煩い場所もあるが殆どは藪というほどではない。368Pの手前のピークには何やら像が建っていた。「明和八年」と書かれていた。調べると西暦1771年で240年前のものだ。
次の368Pにはカワスミさんの「不動山」の山名板があった。こんな場所にも来ているんだと感心してしまう。
数分下るとちょっと不気味な不動明王がお堂のようなものの中に入っていた。これで先程の山名に納得。向かいには下から階段が上がってきていた。進路方向は階段を登ってくると左手になる。
忠実に尾根を進んでいくと384Pに到達。屋根がずれた石祠があったので屋根の部分を直しておきました。このピークは「石ざき山」。山名板もカワスミさんと日光山紀行のものがあった。日光山紀行もこの辺りではよく目にする。
はて、「石崎」ではなく「石ざき」なんだろうか。石を裂くのか?それなら石裂山(おざくさん)か。まあどうでもいいですが。
ここからは尾根伝いに川にぶち当たらないように下りようと進んでいったが、330m級ピークを少し東に行きすぎて軌道修正。舗装道路近くになると作業道らしきものが見えてきてそれを利用して進むと無事に川を回避。橋を渡って15m位の所から三角点のある高みに取りつく。
ゴルフ場の西側を登っていくがボールが片手に余るくらい落ちている。ここまで飛ばすのは相当の腕前だ。280m級ピークには石祠が2個あった。それと強烈な異臭。獣の糞尿のにおいか?今まで経験したことのない臭いだった。
この辺りでそう遠くない所で発砲音。狩猟の時期に入っているのは知っていたがやはり耳にすると気分のいいものではない。この付近で少し紅葉が見られたのは救いか?
三角点峰は「立石山」。ここも石だ。この辺りは石でも採れたのだろうか。山名板は定番のもの。
ここで小休止。足は痛みは殆ど出ていない。だいぶ良くなったようだ。しかし、しばらく長い時間の歩きをしていなかったのでちょっとバテてきている。予定の行程の半分は過ぎたのでもうひと踏ん張りかな。
再び歩き出したのだが、明瞭な尾根があるのにわざわざ南に向かってしまう。ゴルフ場を左に見て歩けばいいのだとずっと思っていたのだ。様子がおかしいことに気づき予定のルートに戻って事なきを得た(それほど大袈裟なことではないな。)。
予定の場所に下り、280.1m三角点へ向かう。舗装道路から男体山とその右にこれから辿る山容が見えた。
(中央の低い所が三角点峰、右端の木のまばらな所が城山、男体山は言わずもがな)
取りつきは民家があるので少し北側に回り込んで急な所を登っていった。数分で三角点に到達。ここには山名はないようだ。
ここからは尾根伝いに進む。わずかなアップダウンも堪えるね。藪というほどでもない。上に行くにしたがって、「天狗岩」や「畳石」なるものがある。道標が見えて少し登ると三角点のある城山頂上。伐採されていて眺めはいいが、風がかなり冷たい。寒暖計は8℃を示していたが、体感温度は大分低そうだ。
久しぶりにお湯を沸かしカップめんをいただく。寒いので早く降りたいのだが、それにも増してお腹が空いて歩く気力がなくなりつつある。シャリバテってやつか?北側は風を正面に受けてしまうので南の方を向いて休憩。古賀志や鞍掛らしき山容が見える。右手には鹿沼の二股山だ。初日の出を見に来た時は赤く染まった富士山が遠くに見えたが、今回は見える訳がないです。
腹ごしらえが済んで北側の眺望をほんの少し楽しむ。何せ寒いもんですから。
(鶏鳴山:林道作業道だらけで無残な山に)
(男体山、大真名子、小真名子)
(またまた大真名子、小真名子、女峰山から赤薙山)
(雪雲の中の高原山)
身体が冷え切る前に出発。ここでまた道を間違えた。東に下るべきを北東に下ってしまった。途中で気がつき、ちょっとだけ怖いトラバースをして予定ルートに。「駒乗り番場」なる板があった。
ここから先は慎重に尾根伝いに進み、左手に舗装道路が見えたところで下りて行った。無事帰着できた。
足の方は痛みは殆ど感じなかった。傾斜の急な所ではどうだろうか。試してみないといけないな。4時間近く歩いたのは3か月ぶりなので、息が上がってしまったようだ。そちらの方が心配かも知れない。しばらく4,5時間くらいの歩きでリハビリといこうかな。
P(20分)不動山(30分)石ざき山(70分)立石山(35分)280.1m三角点(50分)城山(25分)P
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コメント
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こんにちは。城山においででしたか、先に馬蹄形やられてしまいましたね。( ^ω^ )城山南東の327Mまで絡められたのは意外、自分は考えもしませんでした。
それにしても、登ってみると発見が色々あるもんですね。ここにもそれぞれ山名が付いているんですか。私は下板橋のどこかに車を置いて板橋トンネルの上を通過する馬蹄形を考えておりました。野球親爺さんのレポを参考にいつか行ってみます。
投稿: ななころび | 2012年11月21日 (水) 12時48分
こんばんわ。
ちょっと見ない間にここを歩かれたのですね!やはり凸の数だけ何かあったみたいですね。
327mまでの周回はななころびさんのコメントと同感です。次の方は東の420mに行かざるを得ないでしょう(笑)調子も良くなられたみたいで、何よりです。お疲れ様でした。
投稿: みー猫 | 2012年11月21日 (水) 21時50分
こんばんは。
そろそろご回復ですね。シャリばてを感じるくらいですから、もう大丈夫じゃないですか。今後の行脚を期待していますよ。
ななころびさんの記事と合わせ読んで、なかなかおもしろそうなところだと思っています。低山なりの良さが圧縮されているような感じで。候補に入れておきますよ。
ところで、狩猟解禁でしたか。気をつけないと、怖いですね。こんなところにもハンターなんですね。強烈なケモノ臭があるくらいですから、猟場なのかもしれませんね。
投稿: たそがれオヤジ | 2012年11月21日 (水) 22時06分
ななころびさん こんばんは。
お先に失礼いたしました。
「栃木の山紀行」さんは東の420.0M峰も絡めて歩かれているようです。
私には今回のルートが精一杯でした。
ちょっとした突起にも山名があるのが不思議ですが、名板をつける人(特にカワスミさん)が
なぜ名前を知っているのかが不思議です。
たまたまトンネルまで行ってみたらうまい具合に車を停められたのでこんな風に歩いてみました。
投稿: 野球親爺 | 2012年11月21日 (水) 22時25分
みー猫さん こんばんは。
いつもお心遣い有難うございます。少しずつ調子も戻ってきているようです。
ななころびさんへのコメントにも書きましたが、420m峰まで「栃木の山紀行」さんは足を伸ばされています。みー猫さんもぜひどうぞ。
本当に突起の数だけ名前がありますね。山と言えるかどうか分からない所まで。
投稿: 野球親爺 | 2012年11月21日 (水) 22時30分
たそがれオヤジさん こんばんは。
シャリバテは言い訳で単に稽古不足で疲れただけです。
これから2月末か3月半ばまでは熊よりハンターが怖いですね。
たそがれオヤジさんにとっては物足りなく感じるかも知れませんから、他の山とセットで歩かれたほうがいいかと思います。
投稿: 野球親爺 | 2012年11月21日 (水) 22時40分
野球親爺さん こんばんは
石仏が気になってストックからすぐ出しちゃいました。再訪の立石山は省略、その他近道ショートカット、石仏情報ありがとうございました。前のコメント名前忘れでした。m(_ _)m
投稿: しぼれ | 2012年11月29日 (木) 22時13分
しぼれさん&Pさん こんばんは。
お役にたてて?良かったです。
相変わらずのフットワークの良さ、見習いたいですね。
投稿: 野球親爺 | 2012年11月29日 (木) 22時32分