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2012年12月

2012年12月31日 (月)

奥久慈男体山(平成24年12月30日)

天気は良くない予想だが、30日が一番都合がいいので、行けそうな所を物色。茨城あたりなら午前中は天気が持ちそうだ。それほど遠くもない所として奥久慈男体山にした。色々なルートがあるようだが、天気も勘案して多分もっともポピュラーなコースにした。歩きだし数分と車に帰着前の数分雨に降られただけで何とか歩けた。

奥久慈男体山(653.8M)

西金駅の先から左折しどんどん狭くなる道を進んで古分屋敷集落に入る。直進して一番奥に駐車場があるものと思って行ってみるが、進入禁止マーク。バックで下るには危険すぎるのですぐそばの民家の庭に車の頭を突っ込んで方向転換した。すみませんでした。少し下がると駐車スペースあり。古分屋敷駐車場らしい。ここに停めた。ここまで大きいほうを我慢していたが対面にトイレを発見。さてとトイレに行って戸を閉めてしゃがもうとしたが真っ暗で何も見えない。仕方なしに車に戻ってヘッドランプを探すのも面倒なので、取り出しやすい懐中電灯を持ち出して、トイレで点灯しながら用を足した。

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案内図を見るがよく分からない。とりあえず少し戻ってみると男体山への案内がありそれに従って進む。広い舗装道路に出ると明るそうなきれいなトイレがあってそこには駐車場完備。(逆ですね。駐車場があってトイレ完備です。)これならここまで我慢しても良かったかもしれないが、我慢にもほどがありますので結果論にしかすぎません。(文法的にもいかがなものかというのが多いですが、お気になさらないように。)

案内に従いさらに大円地山荘脇を進んで健脚コースと一般コースの分岐に到達。この時点では雨は降ってはいないが、ついさっきまで降っていたので岩は濡れているだろうが、健脚コースに行ってみた。鎖場は何か所もあり、最初は鎖に頼らないでおこうと思っていたが、岩が濡れていて滑るのでどうしても頼ってしまう。仕方ない。途中で後ろを振り返ると雲海になっていた。

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稜線に出ると風が強い。思ったほどは寒くはない。鎖場は滑りやすい。

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また後ろを振り返ると雲が多くなって島が海の中に沈みそうだ。

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どうにかあずまやのある場所に到達。すっかり周囲は雲の中だ。方向を東にかえて登ると山頂。もう何も見えない状態。

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休むような状況にないので大円地越経由で下山。大円地越という名称からすると南の大円地側と北の集落との交流の道がかなり昔からあったのだろうか。道はしっかりして歩きやすい。大円地に戻ってさらに駐車地まで戻る登りがつらいかなと思ったが、そうでもなかった。あまり歩いていないからなあ。坂を登っている途中で雨が少し強くなりだした。いい時間帯に歩けたようだ。

古分屋敷P(15分)コース分岐(65分)男体山山頂(25分)大円地越(35分)P

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2012年12月24日 (月)

鞍掛山~半蔵山~男抱山(平成24年12月23日)

数年前に半蔵山から鞍掛峠の手前までは歩いていた。今回は鞍掛山から半蔵山まで通して歩いてみようと算段。ついでにと言ってはなんだが、男抱山も絡めて歩くことにした。

鞍掛山(492.4M)、半蔵山(502.1M)、男抱山(338M)

今年の9月に雨乞山に登った時に車を停めた所に今回も停めた。周回するのにはこの場所が一番よさそうな気がしたから。

道路は前日の雨でまだ濡れている。山もぬかるんでいるといやだなあと思って歩き出したが、結果的には杞憂に終わったようだ。歩き出して20分ちょっとで鞍掛山登り口の鳥居に到着。沢沿いに歩くのが通常ルートだが、今回は右の尾根を歩く。すぐ斜面に取りつくと踏み跡はしっかりしていた。通常ルートを歩いていた人が怪訝な様子でこちらをうかがっているがあえて無視して進んだ。

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途中で大きな岩が出てくるが右側に進むと岩の上に難なく行ける。その先も踏み跡以上の道がついている。だいぶ人は歩いているようだ。450m級P手前では中年男性3人組が休憩していた。あとで鞍掛山付近ですれ違ったので、尾根ルートを登ってきたのだろうか。450m級Pは眺めがいいかなと思っていたが、木があり枝越しにしか景色は見れず期待外れ。一旦下って通常ルートに合流して登っていくと大岩に到達。眺めのいいところだが、この日は筑波山もやっと見えるような状態。

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鞍掛山三角点まで行く途中に二人組とすれ違う。山頂には若い男性がいた。この日山で会ったのはさっきの3人組を含めて6人だけだった。

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奥の院まで行ってみた。南に向かって踏み跡があったのでこの辺りを歩いている人もいるようだ。古賀志の周辺はいたる所に道がありますからね。

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また鞍掛山に戻ってどこから峠のほうに下りようか思案する。大きな山名板の西側に下るように踏み跡もどきがある。地図を見るとここを下ったら峠の方には行かないようだ。大岩方面に戻って下りやすそうな所から入ろうと探りながら進むと、展望台の案内板の裏側が適していそうなのでここから下ってみた。

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初めは傾斜もそれほどきつくなく、楽勝かと思ったがそのうちかなり急になってきた。左右を見ながら下りられそうな所を進んだ。少し下りたところで振り返ると結構な岩場だった。

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下に作業道のような道が見えたので適当に下りて行った。西側には下に延びるきれいな尾根が見える。どうやらひとつ尾根を東に行き過ぎたようだ。作業道を適当に進んでどうにか峠に出られた。すぐ傍に道祖尊があった。

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向かい側の取りつく場所を探しに西側に行ってみたら、何とか行けそうな場所があった。

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ここから入っていく。すぐ先に倒木が通せんぼをするようになっていたが、くぐって進むとはっきりした道になり、さらに少し行くと右斜面に踏み跡がありそこから登っていった。ここから上にある電波施設?まではシノタケが少し煩かった。

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上の施設を右から回り込んで行くと、鞍掛山の西方の480級m峰がとがっている。

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ここから市境を進む。風が冷たい。男体山や女峰山も枝越し見える程度。410m級Pで市境から離れ東に折れる。ここからは既踏のルートだが、池ノ鳥屋まで殆ど覚えていなかった。471Pが池ノ鳥屋。カワスミ山名板があるだけ。少し北に行ってみたが、日光の山々は枝越しにしか見えなかった。

休む場所もないので先に進む。少し進んだ岩の上に小さな石祠がある。さらにずっと下ってここからの登り返しがつらい所だ。493Pまで2段階の登り。2段目の登りがきつい。道もあまりよくない。休み休み登った。

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(振り返ってみた図、木がないとかなり怖そう)

登りきって進むとうっかり見落としてしまいそうな山名板。土平山だそうです。

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(これは裏側、表には漢字で山名が)

さらに進み立派な石祠のある羽黒山で休憩。

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半蔵山までもう少し。途中、何回も視界が開けそうな所に寄り道しながら進むが、なかなか眺望のいいところはなかった。1か所だけ遠くに皇海山が見える場所があった。

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半蔵山手前には石祠あり。半蔵山山頂はあっけない所。

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ここも休まず進む。東側は笹刈りされている。ほんの少し北に進むと男抱山の案内があった。

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道標に従って右折するとはっきりとした道。これに従って歩いていく。いつの間にか舗装道路に出るがすぐにまた案内に従い山道へ行く。木の橋の残骸があるのはちょっと怖い場所だった。

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道を歩いたり外したりしながら下りていく。330m級Pに寄ってみると石祠が数個あり。

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そのすぐ下に鉄塔があり、ここで休憩。その先は道ははっきりしないが適当に下りる。採石跡のような場所が何か所もある。291Pを西に巻いて進むと男抱山西峰が聳えて見える。作業道らしきを辿って登り返すと男抱山東峰と西峰の鞍部へ到達。まずは東峰へ。頂上への岩場にはロープが設置されている。このてっぺんが男抱山で360度の好展望。

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(左:土平山羽黒山 右:半蔵山)

遠望は利かないが近くには今辿ってきた山々が見える。篠井冨屋連峰も近い。少し休んで西峰へ。ここは富士山と呼ぶようだ。

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(西峰から見た男抱山)

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(東峰から見た富士山)

西峰から途中までは通常ルートを歩くが、登り口まで行くとちょっと遠回りになるのでそのまま尾根を進んでいくと、踏み跡らしきものがありそこを辿っていくと林道に出た。そこからは最短のルートを地形図で確認しながら戻った。

帰り道に雨乞山を正面にして歩いていると、竹馬遊びをしていた小学生二人に会う。雨乞山を指さして聞いてみた。「あの山に登ったことある?」 大きいほうの子供が「はい。」と。学校でこの山に登ったらしい。へえ、近くの小学校で雨乞山に登るんだ。かなり藪っぽいが、安全ルートがあるのだろう。この前登った時にはまったく気がつかなかったなあ。鞍掛山に登ったかどうか聞きそびれた。

駐車地(20分)鞍掛山登山口(40分)鞍掛山(30分)鞍掛峠(45分)池ノ鳥屋(30分)土平山(3分)羽黒山(20分)半蔵山(65分)男抱山(5分)富士山(20分)林道(45分)駐車地

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2012年12月 9日 (日)

次石山(平成24年12月8日)

鹿沼と旧今市の市境にある次石山に初めて行ったのは2005年2月。その時は小倉城山から市境を歩き次石山へ行き、南の鞍部から適当に東に下った。その時ルートを一部間違えたらしく途中にある雷電山は通過していなかった。また、ノラさんなどの報告から南に御嶽山というピークがあることが分かった。今回は南にある御嶽山から北上し、この山塊のさらに北にある381.8M三角点峰(赤石山とのしぼれさん情報も)まで歩いてみた。

次石山(472.9M)、御嶽山(390M)、雷電山(410M)、赤石山(381.8M)

車は平野地区にある平野橋の東側の駐車できるスペースのある所に停めた。鹿沼側からの道がよく分からず、ウロウロしていた時におそらく次石山に登ると思われる集団が準備しているのを見た。結局この人たちとは次石山でニアミスするだけで会うことはなかった。多分直接次石山に登るルートをとったと思われる。

平野橋を渡って林道に入る左側にお墓があったのでそこから登り始めた。この時は風もなく天気は良かった。

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尾根に乗ると踏み跡は薄いながらもあった。少し藪もあるが大したことはない。310m級ピーク手前の右側斜面で何かが下りていく音が聞こえたが、小動物だったのだろうか。御嶽山手前で大岩に出くわし、直登できなくもなさそうだったが、左側に踏み跡があったので少し下りトラバースして先に進んだ。

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さらに登ると御嶽山。石祠とその近くの木にカワスミさんの山名板があった。

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周囲を見てみると少し小ぶりの石祠があった。さらに少し下がった所に大きめの石祠があった。少し休んでから再び歩き出す。尾根はいく筋か延びていたが、少し西側から北に向かう尾根から下りていく。踏み跡もあって正しい道のようだ。下った鞍部は十字路になっていてどの方向にも踏み跡が見られた。ここから先は傾斜が急になってきて岩の尾根になる。下の方は木は殆どないが、上に行くにつれ草や木があるのであまり危険は感じない。振り返ると今登ってきた御嶽山が見え、遠方に浮かんだ筑波山も見えた。

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所々に展望地があってそのたび振り返って景色を見る。古賀志山が近い。

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430m級ピーク自体は眺めは良くない、少し北に進んだところが展望地になっていた。木が変な方向に延びている。

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好展望で西側には近くにかまど倉、川化山さらに遠くには鳴蟲山や横根山と思しき山容が見える。かなり北側には枝越しに男体山も見える。東側には高原山が見えた。

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(かまど倉)

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(川化山、奥左は多分鳴蟲山さらに奥は横根山か)

次石山方面を見ると人が歩いているのが見えた。さっきの人たちのようだ。眺望を楽しんだので先に進む。岩っぽい所を進んで、前回下りて行った場所はここだったかなと確認して最後の登りをこなすと次石山山頂。ちょうどパーティーが下りて行くところだった。山頂の様子は前回とだいぶ変わっているような印象。錯覚かも知れないが。山名板は4個ほど。カワスミさんの板は文字がかなり薄れてしまっていた。篤志家の補強に期待したい。

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(奥ゆかしい山名板)

次石観音と呼ばれる岩を見に西に下る。ずいぶん下って展望岩から見る。

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手前から下に下りられそうだったが、疲れそうだし、危なそうなのでここで引き返す。次石山に戻って休憩。ちょっと風が冷たくなってきたようだ。さて出発だ。少し進んで西に下るべき所で早く降りてしまう。ピークから西側と思っていたので早く降りてしまったようだ。あまりにも急斜面で踏み跡も怪しいので登り返して正規のルートに戻った。しばらく漫然と進むとあっけなく石祠と雷電山の山名板に遭遇。およそピークらしくない。

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ここから自分では右に行くものだとばかり思っていた。ちょっと左の方に行ってみようと足を延ばすと、また石祠を発見。もう少し進むと赤白鉄塔が見える。あれ?こっちが正規のルートのようだ。右に行くと南南東に下りる尾根に行ってしまうようだ。間違わないで良かった。雷電山の東のピークに行こうと少し進んでみたが、何やら登りがきつそうなのでやめた。鞍部から北に向かって急降下。ここは慎重に進んだ。ここから鉄塔までしっかりした道だ。前回反対方向から登ったが、なぜかルートをはずし、雷電山と東のピークの鞍部付近に登りついた記憶がある。かなりな急傾斜の登りで怖い思いをした。そこから次石山に向かうのに雷電山の左に巻き道があったのでそれを辿ったのだった。そのため雷電山はスルーしてしまったようだ。これで納得。

鉄塔に着くと風が強い。鉄塔からは西側の山が鉄塔越しだが見える。正面にはマルボ山から羽賀場山に続く送電線が見える。左手には斜面が削られている川化山が近い。

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(ずっと先のピークが羽賀場山か?)

ちょうど時間的にも食事タイムにしようかと思っていたが、あまりにも風が強いので長居は無用と先に進む。市境が東に折れる310m級ピークで今後のルートを検討。城山のほうまで行くと歩く距離が長くなるので、このまま北に下る尾根を進んで平地を歩いて、北の三角点峰に行くことにした。この辺りでサイレンが鳴る。お昼には微妙に早い。どこかで火事かなと思ったら、大きな爆発音が聞こえた。多分川化山の作業場で発破したのだろう。まあ雷でなくてよかった。10分ちょっとで林道に下りた。そこから舗装道を進んで行く。線路を過ぎてしばらくすると電車が走っていった。前方には石尊山と笹目倉山が見えた。

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(左奥笹目倉山、中央やや右石尊山)

板荷中学の脇を進んで三角点峰の麓に着く。案内板があって遊歩道が延びているようだ。ラッキー!。これを辿っていけば藪漕ぎせず行けそうだ。

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(案内板は手入れが殆どされてない?)

遊歩道は歩きづらい階段の所もあるが贅沢は言わないようにしよう。道にススキのようなものもある。遊歩道のてっぺん(340m級ピーク)に到達。左側に向かうと山頂のようだ。ここは伐採されているのか周囲が良く見える。今話題沸騰の今市板橋城山が近い。反対側には今歩いてきたそしてこれから歩く次石山山塊が見える。

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(板橋城山)

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(この山並みを紫雲山というらしい)

ここから尾根伝いに北に進んでいく。踏み跡はある。山頂には三角点と標高を示すだけの栃木の山紀行の名板があり、NHKの施設があった。北側には明瞭な尾根が延びていた。ここでも休もうかと思ったが、風が冷たい。曇ってきていて雷でも鳴ったら大変だ。そそくさと帰る。

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遊歩道は周回できるように案内板にはルートが記載されている。適当に下って行くとうまい具合に登り口より東側に下りられた。正面に住宅地とその先に高みが見える。地形図を見ながら適当に住宅地の裏から山に入っていった。藪はあまりない。足が攣りそうでまずい。ここから牛歩になった。登る途中で不思議な光景。なんでしょうか。

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350mあたりからの登りが地形図で見るよりはるかに急傾斜で参った。何とか足は持ちこたえた。

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(振り返って見た急斜面)

進路を東にかえ、掘割りを越えた高みが城山山頂。前回はなかった案内板や丸太のベンチが設置されている。小倉城山と書かれている。石祠は2個。これは変わりませんね。

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ここも寒い。お腹はすいたが寒さのほうがいやだな。前回は藪の急斜面を登ったので今回はきちんとしたルートを下ろう。木の階段なども設置されている道を下る。2,3分でベンチのある場所に到達。風の裏側に入って寒さも大分緩和されている。ここで腹ごしらえだ。今日はカップ麺。定番のもの。腹が満たされれば寒さが身に沁みる?のですぐに下りる。登山口と城山を示す道標もあった。下って登山口に出ると立派な案内板があった。この辺りの人たちが作って道も整備しているのだろう。

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あとは舗装道路を駐車地まで歩いて戻った。風が大分冷たく強かった。雨だか霰だかも少しだけふった。ふと見ると虹がかかっていた。なんとか足は攣らずに車まで戻れた。

駐車地(45分)御嶽山(40分)430m級P(15分)次石山(観音展望台往復15分)(30分)雷電山(45分)平地(35分)赤石山(60分)小倉城山(15分)登山口(25分)駐車地

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2012年12月 4日 (火)

塩谷石尊山から後山(平成24年12月2日)

12月1日と2日は夜にお仕事があり、2日は家で大人しくしているつもりだったが、少しだけでも歩こうと考え、登山口まで家から30分ちょっとで行ける塩谷町にある石尊山に行ってみた。6年近く前に総合運動公園から石尊山に登り、西側の401mピークまで足を伸ばし北の林道に下りた。今回は同じコースを歩いても面白くないので、石尊山の南東にある三角点峰まで歩いてみた。送電線も縦横に走っているようなので巡視路やらがありどうにかなるだろうと楽観的に考えて、ネットで情報を収集することもせずに運動公園に向かった。

石尊山(480.7M)、後山(320.8M)

町の総合運動公園から97号鉄塔までは前回と同じように歩いた。必要とは思われないピンクテープが沢山目に入る。ご苦労なことだ。巡視路には前日に降った雪が少しだけ残っていた。

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歩き始めて10分ほどで鉄塔に到達。北側の眺めは良く、北に延びる送電線の彼方には高原山が見える。右の方には大佐飛山塊や那須連山が見えた。

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この先は少し下る。前回も見たが洞穴のようなものが。中に入って何かとご対面したくないのであまり近くには行かなかった。

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345Pから先は道のない方向に進んでみた。やや急傾斜を登り山頂から北北東に延びる尾根に到達。雰囲気は悪くない。

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さらに登ると石祠があった。「二社神社」というらしい。案内板があった。

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(登ってきた方から撮影、要するに後ろからです。)

「妻夫石」という石があるらしく、案内板にある写真を見て、戻って探してみたがよく分からなかった。

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さらに登っていき、東の肩に着くと、東の方から明瞭な道が続いていた。この道が山頂まで続く。数分で山頂。木の祠の中に石祠と山名板が沢山。三角点はその裏にあった。

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たまたま周囲を見渡すと山部山名板が少し離れたところにあった。「2003.3.1」と裏書きあり。10年近く前だ。その割には損傷が殆どない。木立の中なので大丈夫なのだろう。

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ここから先は未知の道。少し西に進んで南に下る尾根を進む。藪は殆どないと言っていいくらい。鞍部からは鉄塔巡視路が440m級ピーク手前の赤白鉄塔まで続く。

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鹿沼の二股山やおそらく羽賀場山など、また日光連山も見えるが、どう位置を変えても鉄塔が邪魔になって満足に見えない。仕方ないな。裏手の藪を抜けて426Pへ進むつもりが、少し東に下りすぎて軌道修正。まあ怪しいと思いながら進んでいるので問題ないか。426P手前の鞍部に鉄塔あり。ここからの眺めが本日一番の眺めだったかな。

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(奥はおそらく栗山辺りの山、中央やや右の三角錐は鶏岳?)

次の目標は349P。途中で林道が出てきたりするとよく分からなくなる。作業道のようなものも見えてくるとややこしくなる。どうにか349P。少し下ると101号鉄塔。97号鉄塔からの眺めと似ている。違うのは西側が見えないのと石尊山が見えること。南に目を転じると羽黒山が見えた。

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(羽黒山)

この先は問題ないだろうと歩いて行ったが、何を思ったか直進するところを右折。様子がおかしいのでGPSを見ると変な所を歩いている。改めて地形図を確認するとわざわざ道をはずれたようだ。元に戻って進むとあとは問題なし。三角点傍の鉄塔に到達。三角点の先には鳥居と祠と塔が建っていたが、塔の上部は下に落ちていた。持ち上がるかと思って触ってみたが、腰を痛めそうなのでやめにした。

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休憩しようと鉄塔の所に戻る途中、三角点の近くの木にカワスミ山名板を発見。この場所は後山と言うらしい。

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(まるすてん山ってなんでしょう?)

鉄塔の所でお湯を沸かし昼食。最近はゆっくり食事タイムをとることが多くなった。当初の予定では東の神社マークかお寺マークに下りるつもりだったが、戻るのに遠くなってしまうし、何となく藪化していそうだったので、送電線の延びる北北東へ下りることにした。巡視路を行くには少し戻ることになる。それは面倒なので北側に直に下りて行った。ここはちょっとした藪だったかな。たぶん5分くらいで巡視路に出合う。あとは巡視路を下るだけ。無事に下りられた。

戻る途中で石尊山と赤白鉄塔のあるピークが見えた。

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(右がたぶん石尊山)

おとなしく舗装道路を戻るつもりだったが、途中で「星宮神社」の案内板が出ていたので、ついでに寄ってみた。

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(ここの狛犬はしぼれさんはもう見ているでしょうね)

上まで行って神社にお参りした。ふと見ると「天王山」という案内が見えたので、裏の山に登ってみたがよく分からなかった。仕方ない。戻るのも嫌なので東側に向かい北側の道路に下りた。

駐車場まで戻る途中に色々なものを発見。

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(湯殿山と男体山の石碑)

この二つの碑の先に道があって、多分石尊山に続いているのだろう。その他にも案内板などがあり、この地区の名前の由来や石尊山への道標などあった。まだいろいろなルートが楽しめ?そうだ。いつもは単調になる舗装道路歩きも案内板などのお蔭でそれほど退屈せずに駐車場まで歩くことができた。

この後の夜のお仕事は少し疲れたかな?でも歩いてよかった。

塩谷町総合運動場P(50分)石尊山(95分)後山(50分)星宮神社裏山(15分)P

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