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2012年12月 4日 (火)

塩谷石尊山から後山(平成24年12月2日)

12月1日と2日は夜にお仕事があり、2日は家で大人しくしているつもりだったが、少しだけでも歩こうと考え、登山口まで家から30分ちょっとで行ける塩谷町にある石尊山に行ってみた。6年近く前に総合運動公園から石尊山に登り、西側の401mピークまで足を伸ばし北の林道に下りた。今回は同じコースを歩いても面白くないので、石尊山の南東にある三角点峰まで歩いてみた。送電線も縦横に走っているようなので巡視路やらがありどうにかなるだろうと楽観的に考えて、ネットで情報を収集することもせずに運動公園に向かった。

石尊山(480.7M)、後山(320.8M)

町の総合運動公園から97号鉄塔までは前回と同じように歩いた。必要とは思われないピンクテープが沢山目に入る。ご苦労なことだ。巡視路には前日に降った雪が少しだけ残っていた。

Dsc09026

歩き始めて10分ほどで鉄塔に到達。北側の眺めは良く、北に延びる送電線の彼方には高原山が見える。右の方には大佐飛山塊や那須連山が見えた。

Dsc09028

この先は少し下る。前回も見たが洞穴のようなものが。中に入って何かとご対面したくないのであまり近くには行かなかった。

Dsc09032

345Pから先は道のない方向に進んでみた。やや急傾斜を登り山頂から北北東に延びる尾根に到達。雰囲気は悪くない。

Dsc09039

さらに登ると石祠があった。「二社神社」というらしい。案内板があった。

Dsc09040

(登ってきた方から撮影、要するに後ろからです。)

「妻夫石」という石があるらしく、案内板にある写真を見て、戻って探してみたがよく分からなかった。

Dsc09043

さらに登っていき、東の肩に着くと、東の方から明瞭な道が続いていた。この道が山頂まで続く。数分で山頂。木の祠の中に石祠と山名板が沢山。三角点はその裏にあった。

Dsc09055

たまたま周囲を見渡すと山部山名板が少し離れたところにあった。「2003.3.1」と裏書きあり。10年近く前だ。その割には損傷が殆どない。木立の中なので大丈夫なのだろう。

Dsc09059

ここから先は未知の道。少し西に進んで南に下る尾根を進む。藪は殆どないと言っていいくらい。鞍部からは鉄塔巡視路が440m級ピーク手前の赤白鉄塔まで続く。

Dsc09066

鹿沼の二股山やおそらく羽賀場山など、また日光連山も見えるが、どう位置を変えても鉄塔が邪魔になって満足に見えない。仕方ないな。裏手の藪を抜けて426Pへ進むつもりが、少し東に下りすぎて軌道修正。まあ怪しいと思いながら進んでいるので問題ないか。426P手前の鞍部に鉄塔あり。ここからの眺めが本日一番の眺めだったかな。

Dsc09078

Dsc09082

(奥はおそらく栗山辺りの山、中央やや右の三角錐は鶏岳?)

次の目標は349P。途中で林道が出てきたりするとよく分からなくなる。作業道のようなものも見えてくるとややこしくなる。どうにか349P。少し下ると101号鉄塔。97号鉄塔からの眺めと似ている。違うのは西側が見えないのと石尊山が見えること。南に目を転じると羽黒山が見えた。

Dsc09096

(羽黒山)

この先は問題ないだろうと歩いて行ったが、何を思ったか直進するところを右折。様子がおかしいのでGPSを見ると変な所を歩いている。改めて地形図を確認するとわざわざ道をはずれたようだ。元に戻って進むとあとは問題なし。三角点傍の鉄塔に到達。三角点の先には鳥居と祠と塔が建っていたが、塔の上部は下に落ちていた。持ち上がるかと思って触ってみたが、腰を痛めそうなのでやめにした。

Dsc09113

休憩しようと鉄塔の所に戻る途中、三角点の近くの木にカワスミ山名板を発見。この場所は後山と言うらしい。

Dsc09114

(まるすてん山ってなんでしょう?)

鉄塔の所でお湯を沸かし昼食。最近はゆっくり食事タイムをとることが多くなった。当初の予定では東の神社マークかお寺マークに下りるつもりだったが、戻るのに遠くなってしまうし、何となく藪化していそうだったので、送電線の延びる北北東へ下りることにした。巡視路を行くには少し戻ることになる。それは面倒なので北側に直に下りて行った。ここはちょっとした藪だったかな。たぶん5分くらいで巡視路に出合う。あとは巡視路を下るだけ。無事に下りられた。

戻る途中で石尊山と赤白鉄塔のあるピークが見えた。

Dsc09124

(右がたぶん石尊山)

おとなしく舗装道路を戻るつもりだったが、途中で「星宮神社」の案内板が出ていたので、ついでに寄ってみた。

Dsc09127

Dsc09128

(ここの狛犬はしぼれさんはもう見ているでしょうね)

上まで行って神社にお参りした。ふと見ると「天王山」という案内が見えたので、裏の山に登ってみたがよく分からなかった。仕方ない。戻るのも嫌なので東側に向かい北側の道路に下りた。

駐車場まで戻る途中に色々なものを発見。

Dsc09136

(湯殿山と男体山の石碑)

この二つの碑の先に道があって、多分石尊山に続いているのだろう。その他にも案内板などがあり、この地区の名前の由来や石尊山への道標などあった。まだいろいろなルートが楽しめ?そうだ。いつもは単調になる舗装道路歩きも案内板などのお蔭でそれほど退屈せずに駐車場まで歩くことができた。

この後の夜のお仕事は少し疲れたかな?でも歩いてよかった。

塩谷町総合運動場P(50分)石尊山(95分)後山(50分)星宮神社裏山(15分)P

Photo

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男鹿山塊・高原山」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。登られた石尊山、4年前まで15年間毎日通勤時にすぐ南に見ていた山で、現在は320.8mピークのすぐ南の小林橋からの小道を通勤に使用しています。
塩谷石尊山はネットでヒットがあまりなく、どんな山かと思っていました。行くなら総合公園から登り北西に長い尾根で下るのを予定していましたが、320・8mにも行けるんですね。これは考えても見ませんでした。毎日、320.8mピークのすぐ南東の小さな十字路を走る時、この尾根末端、民家裏から取り付けるなと、いつも考えているポイントでもありました。この私にゆかりのルートは是非行ってみたくなりました。レポ、参考にさせていただきます。
ここまで、野球親爺さんのご自宅から30分とは、今市の私の家からも近くありませんか?

野球親爺さん おはようございます。
狛犬情報ありがとうございました。星宮神社は2年前に見ておりますが軌跡図をみていて歩いていない鳥居マークの見逃しを発見、感謝です。
再訪の石尊山は西から東に横断するつもりでしたが、後山の名板は初見ですので鳥居マークに搦めて近々歩きます。

ななころびさん こんばんは。
以前に石尊山に行った後は多分もう行かないかなと思っていました。
でも今回再訪してみて、まだ色々なコースがあるかもと思っています。
ななころびさんも地形図を眺めてどんな風に歩こうかと楽しんでください。
私、家は大田原なので今市はちょっと遠くなっちゃうんです。
でも今後どこかでばったりお会いするような気がします。
会った時は分からないかもしれませんがね。

しぼれさん&Pさん こんばんは。
やはり狛犬さんには会っていましたか。余計なお節介でしたね。
最近狛犬を見るとしぼれさんのことがすぐ浮かんできてしまうのです。
たぶん、ノラさんはじめ皆さんもそうだと思いますよ。きっと。
鳥居マークは三角点の近くのでしょうか。
三角点傍の祠などは奥宮にあたるのでしょうか。
その道には疎いのでよく分かりませんが。

野球親爺さん おはようございます。
合間見てが今になってしまいました。三角点の近くの方の神社には狛犬はいませんでした。神社からは直接奥に道はなく、神社の南側から別の道が登っていましたが確認してません。
さて「まるすてん」ですが、お社の中の奉納木札に摩醘首天王とあり、読み方がわかりません。摩利支天が訛った?が濃厚かな。ぼちぼち調べてみます。

しぼれさん&Pさん こんばんは。
摩利支天ですか。まったく考えもしませんでした。というか知識不足ですね。
しぼれさんの博学に感謝です。

この週末には寅巳山に登ろうと思います。
逃すと2月になっちゃいますから。

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