岩船山~晃石山~馬不入山~大明神山(平成25年2月24日)
久しぶりに県南の山に行ってきた。県北と変わらず、風は強く冷たかった。三つの地形図記載の三角点峰とひとつの地形図無名峰三角点を周回してみた。ちょっと道路歩きの部分が長かったかな。
岩船山(172.8M)、晃石山(419.1M)、馬不入山(345.3M)、大明神山(274.1M)
岩舟町の総合運動公園の駐車場に停めて支度をするが、風がかなり強い。まずは岩船山。先の震災で山が割れたと去年大小山の山頂で聞いていた。遠目にそれと分かったが、近くで見ると一部が崩落したようだ。
(左のV字部分が崩落部)
岩船山は南の階段から登る。かなり長い。三角点はおそらくは進入禁止の絶壁の傍にあり、中心部は失くなっていた。天気が良ければ富士山も見えるだろうが、土けむりや雲などで遠くは見えない。
適当に周囲を見学。奥の院まで行ってみたが、その先で崩落しているようだ。進入禁止のためあえて冒険はせずに引き返す。このお寺には立派な三重塔やお堂があり、これらを目当てに来る人もいるかもしれない。
ここからは道路を北へ向かう。崩落部を間近で見る。岩が下まで転がっていた。崩れた時は大きな音がしたに違いないが、訊ねる人もいないのでよくはわからない。
(ちょっと木が邪魔)
道路歩きは清水寺(せいすいじ)まで続く。いささか疲れた。清水寺は駐車場とトイレ完備でここに車を停めて歩くのもいいかもしれない。実際結構人は入っているようだった。何か花の匂いがするようだ。見ると黄色い花。蝋梅だろうか。来た甲斐があったというものだ。
しばし鑑賞してから上の展望台に向かった。展望台からは正面に筑波山が見えるが、そんな訳で霞んでる。ここからそのまま上に向かう。かなりの急登で高度を稼ぐ。ちょっと道を間違えたなあと気づく。直に晃石山に行くつもりが、西のピークに向かっている。戻るのも面倒なのでそのままピークまで進む。道は猪の仕業か、土が掘り起こされていた。急登も緩んでピークに着くと青入山の標柱。
晃石山へ向かう。ここからは人が多くなる。いくつかのアップダウンを繰り返して晃石神社に到着。人が沢山休んでいる。ここでちょっと休み晃石山に登っていった。山頂の三角点は流石に一等三角点。なんか大きく感じた。眺めはいいのだろうが、例によって今日は不可。山名板は新しそうなものがあった。
青入山に戻って馬不入山に向かう。手すりのある下りを行くと桜峠。休憩しようと思っていたが、伐採されていて、格好の風の通り道。休める場所ではない。風がなければ眺めを楽しみながらあずまやで休憩の図があるだろうが、今日はそんな日和ではない。疲れた身体に鞭打ってさらに進む。いくつかのピークを過ぎてどうにか馬不入山に到着。晃石山にあったのと同じような名板。後ろには昨日の日付が書かれていた。晃石山のものもそうだったのかは不明。
(標高が修正されているのはご愛嬌か)
腹もだいぶ減ったのでベンチで昼食。時間はそれほど費やしていなかったが、素手でいたためかなり冷えてしまった。やはり今日は立ち止まってはいけないようだ。次の山はここからほぼ西にある三角点峰の大明神山。
馬不入山からの下りは少し急で気をつけて降りる。北斜面なので冷えるのか霜柱があった。晴れていれば日光連山の展望台というべき場所があるが、生憎のこと。降りていく途中に二人ほどとすれ違った。晃石山と馬不入山との間と違って静かな歩きができる。二人にあったのが意外なくらいだ。道路に出て鳥居の右手にある踏み跡を進む。いくつかのピークを越えて大明神山山頂。眺めはいいようだ。カワスミさん山名板あり。県南は青いのかな。
ここからの下りは落ち葉があって滑りやすいところもあったが、案内板に従ってどうにか舗装道路に出られた。公園の駐車場の端から振り返ると大明神山。
駐車地(45分)岩船山(60分)清水寺(45分)青入山(20分)晃石山(50分)馬不入山(45分)大明神山(35分)駐車地
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