2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013年3月24日 (日)

若見山(平成25年3月23日)

時間が取れず、20日の疲れも取れず、花粉も避けたいこの日。さっと歩けそうな塩原の若見山にした。そういえば昔巨漢力士がいたような記憶が。

若見山(1126M)

スノーシェルターのすぐ先左に駐車スペースあり。その向かいが登り口。鉄塔巡視路。

P3230054

(案内がにぎやか)

巡視路を進む。風が冷たい。つづら折りに登って18号鉄塔に到達。その先はしばらくなだらかな歩きが続く。若見山手前には残雪有り。踏み跡に従って登っていく。

P3230059

登っていくと左に白倉山が近い。

P3230060

山頂手前にはホンの少し残雪あり。締まっている。

P3230063

山頂には山名板が多数有り。日留賀岳が木の間から見える。

P3230064

(背景は日留賀岳ではありません)

このまま戻るのもあまりにあっけないので17号鉄塔まで行ってみる。左手にはずっと日留賀岳が見えている。その右にある白い山は鹿又岳1846峰か?17号鉄塔の下で休憩し、帰りは巻道を戻った。落ち葉でやや歩きにくい場所もあった。ロープが張られていて安心して通ることができた。

P3230078

駐車地には何やら作業の車らしきが停まっていたのでそそくさと帰った。

駐車地(65分)若見山(15分)17号鉄塔(50分)

Photo

(GPSはだいぶ暴れている。駐車地から18号鉄塔への道は往路復路とも同じ)

2013年3月21日 (木)

鬼面山(那須)(平成25年3月20日)

那須にある鬼面山には何回か行こうとしたが、いずれもが半分も行かずに退散していた。一人での登頂はかなり厳しいことが分かったので頼りになるお仲間を誘ってみた。昨年3月の三本槍岳、今年2月の赤面山にご一緒したNさんである。快く誘いに乗ってくださった。野球親爺はかなり難渋したが、Nさんはいとも簡単にといった感じでお互い山頂を踏むことができた。Nさん、さまさまである。

鬼面山(1616M)

前日に電話でルートを検討。以前に野球親爺が敗退した「栃木の山紀行」さんルートがよかろうということになった。当日合流してお話をすると、大丸のゲートが正に今日開くとのこと。好都合だ。歩く時間が1時間は短縮できそうだ。実際大丸まで行ってみると6時前にもかかわらずゲートは開いていた。山頂駅の前の駐車場までで通行止め。駐車場で支度をして歩き出した。峠の茶屋の駐車場までは除雪されていた。その先は残雪。だいぶ柔らかい。沢の方へ進んでいった。まだだいぶ高い所をトラバースするかたちで進まねばならなくなった。臆病な野球親爺はとてもじゃないが進めない。対面を見るとこの先も何箇所かトラバースする場所があるようだし、Nさんに撤退をお願いした。情けない話だがそのまま戻った。約1時間の無駄歩き。申し訳ないです。一人なら今日は間違いなく帰っているだろうが、Nさんと相談したところ、取り敢えず北温泉から行ってみることにした。

北温泉の駐車場から再スタート。雪は登って行って方向がかわるあたりから出てくる。林道に出合い林道を左に進むか、林道を越えて中の大倉尾根へ行くか検討する。水平距離の短い左折する方を選択。鬼面山への一般ルート?だろうか。

林道終点から踏み跡を進む。

P3200006

踏み跡を進むと木の階段も出てきて毘沙門沢に降りていく。懸念していた雪は殆どなく、水量もそれほど多くなくパイプのある所から渡渉した。

P3200007

(既に渡ったあと)

飯盛山は以前に登っているのでその北から進む。最初は1438Pの西側を行こうかと進んでみたが、鬼面山の方を見ると通常ルートの方が登りやすそうというNさんの提案に従って、飯盛山の裾を北から西へ巻く感じで進んだ。ルート取りはNさん任せ。Nさんの足跡を追う形。それでも場所によっては膝上まで潜る。笹の出ている場所もある。

登りになって徐々に傾斜がきつくなってくる。Nさんはヤブのない残雪ルートを歩くが、登りが怖い野球親爺は木や笹のあるヤブルートを歩いていく。時間が掛かりNさんを待たせることが多くなる。

P3200010

残雪ルートといっても笹が起きているところも多く、滑りやすく雪を踏み抜きやすい。要するに歩きづらい。ヤブルートはヤブで歩きづらい。それでもうっすらと踏み跡はある。獣道か?

P3200018

ルート取りが難しいがお互い好きなように進んで行くと大岩に到達。右は行けないので左に進む。

P3200022

この先もNさん先導。残雪ルートを進む。左の方を見ると雪が割れている。

P3200023

だいぶ時間が掛かったがどうにか最後の急傾斜を登りきって山頂の東側に到達。下は雪で上はヤブ。踏み抜くしザックは引っかかるし歩きづらい。

P3200025

少し高いところから前方を見るともう少し高いところが見える。あちらが山頂かな。

P3200026

先に見えるピークとの間はヤブも雪もない天国スペース有り。そこを過ぎて高みを行くとNさんの山名板があったの声。背が高いのでよく見えるようだ。ちょっとした岩場の上に石が置かれそこに栃木の山紀行山名板が巻かれていた。やっと着いた。

P3200035

展望はいいようだが、茶臼岳は雲の中。お互い写真を撮ってさっきの天国スペースで休憩だ。Nさんに感謝感謝である。ここから景色を見るが、朝日岳は見慣れない山になっている。中の大倉尾根からスダレ山も雪はだいぶ少なくなっているのだろうか。

P3200039

(左朝日岳、右スダレ山)

ひとしきり休んだら下山だ。下りは残雪ルートをメインに進む。不思議と下りは恐怖感はなし。スライディングなどをしてしまったところもあったが殆ど問題なし。あっという間に飯盛山との鞍部に到達。来た時のルートよりやや東寄りに進み北側へ。毘沙門沢を渡渉して登り返しが少しぬかるんでいて不快感があるが仕方ない。思ったほどには辛くない登り。あとは北温泉駐車場へ登り返しだけだ。北温泉の露天風呂では4、5人ほどが入浴中。流石に女性の姿は見当たらなかった。駐車場への登りの途中に男性に遭遇。もう下りてきたのかと思ったらこれから三本槍岳に登るつもりという。もうすぐ午後1時だが、無事登れたのだろうか。

一人ではおそらく登頂は無理だった。Nさんには感謝の言葉しかない。このルートを無雪期に登れる人は精神力と体力を持ち合わせたひと握りの人だろう。ただただ脱帽です。

登り 約3時間半  下り 約2時間

Photo

2013年3月 9日 (土)

ヨシ沼園地から前黒山(残雪)(平成25年3月9日)

前回は釈迦ヶ岳に登った。今回は前黒山を予定。ネットで見てみると新湯富士の南にあるヨシ沼園地から前黒山に行った記録があった。無雪期には2008年9月にポピュラーなルートから登っているので、今回はヨシ沼園地から行ってみた。気温上昇によるものか雪は柔らかく、ワカンを履いたものの踏み抜きというかラッセルと言うか、とにかく難渋して登った。まあ下りも難渋したな。

前黒山(1678.3M)

ヨシ沼園地まで道路に雪はなかった。今日もワカンを背負って歩き出す。5分ほどで林道入口。ここからは除雪されていない。

P3090312

(帰りに撮影)

ツボ足で歩いていくがだいぶ足が潜るのですぐにワカンを装着。ワカンでもかなり沈む。スノーシューの方が良かったか?仕方ないがこのまま進む。今日は時間がかかりそうだ。風が強いが、冷たさはない。15分くらいで取り付き場所に到達。トレースらしき所から入っていく。かなり薄いトレース。

P3090184

適当に登っていく。ワカンは役に立っているのか分からない。だいぶ沈み込む。しばらく行くうちに伐採地に出た。

P3090192

競馬の馬がラチに頼るがごとく、フェンス脇を進んでいく。木が邪魔な場所もあるが強引に進む。伐採地からおさらばする時振り返ると、日留賀岳から大佐飛山にかけての山並みが見えた。ここからも適当に進む。トレースはもうない。

P3090201

しばらく登っていくと赤やピンクのテープが見えてくる。その近辺を歩いていく。どうにか1480m付近の北側から来る尾根に乗った。木の間から山が見える。会津駒ケ岳のような気もしたがどうだろうか。

ここからは西側が雪の少ない場所が少し続く。笹も見えている所がある。雪のない方が歩きやすいのでそちらを進んでいった。

P3090215

雪はなくていいのだが、凍っていてうっかりすると滑る。いつまでも楽はできない。いつしか雪で覆われた。1550m付近では七ヶ岳や男鹿山塊がよく見える場所があった。

P3090229

(七ヶ岳)

P3090231

(中央 日留賀岳 右 鹿又1846m峰) 

この先も沈み込みが続く。木も少し邪魔なところ有り。休む頻度が多くなる。地形図では分からない微妙なアップダウン有り。

P3090241

それでもどうにか進み、前黒山が見えてきた。もうひと踏ん張り。

P3090243

どうにか山頂に着いた。日光方面は霞んでいた。黄砂の影響か?

P3090249

最近登ってきた形跡はどこからもないようだ。しばし景色を楽しむ。

P3090257

(霞んだ日光の山々)

P3090262

(左から釈迦ヶ岳、となりに中岳、西平岳、御岳山、鶏頂山)

P3090266

(東に見える1700m峰)

北側は木に遮られて全貌は見えない。荒海山、大嵐山などは見えている模様。アンパンを食べてさっさと下る。

沈み込みは続く。自分のトレースを辿るようにして下る。はまり込んでワカンが脱げてしまうこともあり。足が攣るといけないのでゆっくりと下っていく。さっきの景色のよく見える場所で少し休む。行きの時には気がつかなかったが遠くに飯豊連峰が見えているようだ。

P3090281

(中央 たぶん家老岳、その右後ろ遠くに飯豊連峰)

上りで雪の少ない所を歩いたが、下りも雪のあまり付いていないところを歩いたら、凍っているところにワカンをのせてしまい、滑って転倒しお尻を硬いところに打ち付けてしまった。モロに尾てい骨直撃だ。10秒間くらい動けず。この痛みは骨折ではなさそう。気をつけねば。その後もより慎重に降りていく。自分のトレースを辿って戻っていった。でもやっぱり沈んでしまったなあ。林道におりて駐車地に向かうがここでも相変わらずだ。やっとの思いで林道入口に到達。ワカンを外し手に持って駐車地まで戻った。

登る時期を間違えたようだ。もうちょっと前に登れば良かったかな。まあ尾てい骨は打ったがそのほかは大したトラブルもなかったのでよしとしよう。

登り4時間25分 下り2時間15分

Photo

2013年3月 4日 (月)

釈迦ヶ岳(残雪)(平成25年3月3日)

釈迦ヶ岳は毎年のように登っている。2年前には4月の残雪期に登った。今回は狩猟期間明けを待ってもう少し早めに登ってみた。

釈迦ヶ岳(1794.9M)

2年前と同じように守子神社経由で登ろうといつも駐車する場所まで行ってみたが、工事現場用のプレハブが建っていた。日曜日なので仕事休みの可能性が高いが、万一ということもあり、トラブルは避けたい。林道を山側に進んでみると凍結していて無理。下の方に戻って駐車地を探すが、適当な場所がない。2度ほど往復して結局だいぶ下の方の路肩の広いスペースに停めた。往復で1時間半近く余計にかかりそうだが仕方ない。

道路歩きは慣れているが憂鬱だ。途中で前方にこれから登る釈迦ヶ岳が見えた。天気は大丈夫だろうか。

P3030075

結局1時間弱で登山口に到着。最初の予定の駐車地までは40分かかった。木の階段があるが凍っていて登れないので脇から登った。

P3030080

登山道にはうっすらと雪があり、下は凍っている。しばらくは緩やかな道。守子神社に到着。

P3030083_2

この先から雪道が続く。徐々に足が沈むようになったので今日持参のワカンを履く。1年ぶりでしかも装着の仕方も忘れ、予習もしていなかったので手間取ってしまった。どうにか履くことができたが、歩いている途中で外れかけ締め直した。それほど寒くない日だったので良かったが、この間の赤面山の時のようだと凍えてしまう。

雪庇の発達した所もあるが、高さがないのであまり神経質にならずに進む。ほんのうっすらとしたトレースもどきがある程度。

P3030087

林の中を進む感じ。夏道かどうかは不明。前山の手前は急登で、雪がゆるく滑りやすい。木を掴んで身体を持ち上げていく。それにしても遅々として進まない。緩やかになって少し進むと道標に到達。ようやく着いた。

P3030096

少し進んだところから左側の視界が開けるが、遠くは霞んでいてよく見えなかった。少し下って緩やかに登り返す。右手に頂が見えるが、おそらくは矢板最高点だろう。こちらと高さを比べながら進むが一向に同じ高さにすらならない感じが続く。標高1500mくらいから徐々に傾斜が急になっていく。登りやすいところを登るだけだ。だいぶ登ったのだろうか、釈迦ヶ岳の山頂が近くなってきた。

P3030113

上に行くに従って傾斜は増してくる。滑る身体を低い木につかまりながら持ち上げることが多くなる。木のないところは強引に進む。ストックも邪魔なほどだ。さらに上に行くと木に氷がついている。いい光景だ。少し息抜きをする。

P3030117

だいぶ上に登り、中岳も下に見えるようになってきた。遠くを見ると日光連山が見える。

P3030121

南の肩へ登りきると日光の山が近くなったように見えた。

P3030125

(男体山と女峰山)

P3030126

(中央奥に日光白根山)

少しだけ北に進むと山頂。雪はそれほど多くはなさそうだ。風も強いが凍えるほどではない。想定内といったところか。

P3030128

御岳山方向に向かうトレースがあったが、おそらくは景色を見るために移動したものだろう。先の方へは続いてはいなかった。

お釈迦様も埋もれていない。

P3030132

ここで大休止。いかんせん食欲なし。水分でコロッケパンをやっと流し込む。周囲の景色が素晴らしい。残念ながら燧ヶ岳や会津駒ケ岳や那須連山は見えない。そのほかの県北部の山は殆ど見えているのではないか。山名の分かるものも分からないものもあるが、とりあえず写真に収める。後でカシミール3Dで同定しようか。

P3030137

(大嵐山、荒海山方面)

P3030138

(手前鶏頂山、左奥日光白根山、右奥は栗山の山)

P3030157

(手前前黒山、中央長者岳? 奥大佐飛山)

P3030160

(おそらく中央左 大嵐山 中央右 荒海山)

景色を堪能できた。登る途中で何度も引き返そうかと考えたが、休み休みでゆっくりとどうにか登ることができた。そのご褒美かな。

下りは山頂直下が急で2度ほど尻餅をついたがご愛嬌。概ね自分のトレースを辿って戻る。前山は登っていく時にはピークといった感じはしないが、下る途中から見るとピークになっている。

P3030165

(中央やや左のピークが前山)

前山からの下りも少し急だが釈迦ヶ岳の直下よりは緩やか。上りに比べると下りはあっという間だ。いつの間にかワカンを履いた場所を通過。西平岳への分岐でワカンを外した。雪はだいぶ溶けた印象。

P3030085

(行き)

P3030174

(帰り)

登山口の階段の凍結もなくなっていた。工事用プレハブの所から釈迦ヶ岳の山頂が見えるのを確認。あとは道路歩き。結局1時間15分ほど当初の計画よりもかかったことになる。それにしても疲れた。山頂まで行けて良かった。

駐車地(55分)登山口(30分)守子神社(1時間45分)前山(2時間)釈迦ヶ岳(50分)前山(45分)守子神社(25分)登山口(45分)

Photo

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

最近のトラックバック