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2013年7月

2013年7月28日 (日)

三本槍岳、朝日岳(平成25年7月28日)

27日の雨は凄かった。天気情報などを見ると28日も栃木県北の山は昼頃から雨が降りそう。県外も微妙なところだ。午前中に歩き終えるような所は那須あたりか。三本槍岳まで行ってみようか。12時までには下山していないと雨や雷に遭遇しそうだ。ということで早起きもせずに那須まで行ってきた。

三本槍岳(1916.9M)、朝日岳(1896M)

峠の茶屋の駐車場はまだ少し空きがあった。7時過ぎでまだ晴れていた。登山道脇にはオトギリソウだらけ。ウラジロタデも咲いている。峰の茶屋を過ぎ朝日岳に向かう途中でシャジンが出てくる。見慣れない黄色い花も結構咲いていた。後で調べたらコキンレイカだった。まずは朝日岳をパスして三本槍岳へ。隠居倉への分岐手前は巻き道が通行禁止になっていた。その手前の小さなピークの滑りやすかった道は石が階段状につけられていて歩きやすくなっていた。

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(帰りに撮影)

清水平には新しい木道が作られる途中のようだ。

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(振り返って撮影)

やはり三本槍岳への道はぬかっている所が何箇所もあった。このあたりもオトギリソウだらけだ。山頂には誰もいなかった。あとから二人ほど登ってきた。大峠方面から雲が上がってきて三倉山方面はあまり良く見えなかった。

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帰りには朝日岳に寄ってみた。山名板は毎年6月ごろに交換しているようだ。ご苦労様です。

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鬼面山方面を見ながら休憩。笹の中に動く黒い物体が見えた。2年程前に鬼面山に行こうとした時にクマを見たあたりだ。多分クマだろう。動いていたからなあ。でも遠すぎて他の人にはなかなかわからないだろう。

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(画像の中心あたりの黒点がクマ、多分分かりませんよね)

クマを20分以上も眺めていたので、降りるのが遅くなり、朝日の肩から下るあたりでゴロゴロだと。そこからは足早に下る。周囲は暗くなってきて、雨も降りそう。こんな中登ってくる人が沢山いる。怖がりの私からするとちょっと理解できない。峠の茶屋の駐車場まで朝日岳から40分で戻った。取り敢えずセーフ。

以下に見た花

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(オトギリソウ)


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(ヒメシャジン)


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(コメツツジ)


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(もう紅葉?)


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(ウラジロタデ)


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(コキンレイカ?)

三本槍岳まで2時間。帰りも2時間ちょっと。

2013年7月23日 (火)

日光白根山周遊 花編(平成25年7月21日)

今回の歩きで見た花。

座禅山斜面

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(シロバナノヘビイチゴ?)

白根山斜面

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(マイズルソウ)

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(シャクナゲ)

頂上台地

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(アカモノ?)


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(オトギリソウ)

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(シロバナノヘビイチゴ?)

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(ハクサンフウロ)

白根山南斜面

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(ウスユキソウ残骸)

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(ミヤマキンバイ?)

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(群生シャクナゲ)

白檜岳、白根隠山間

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(コメツツジ)

白根隠山

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(タカネニガナ?)

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(ピンボケオトギリソウ)

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(キバナノコマノツメ?)

前白根山

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(コマクサ)

このコマクサは「日光自然環境事務所」の調査によると塩基配列が草津白根山のコマクサと一致しており、そこから移植された可能性があるとのこと。日光白根山のガレ場に見られるコマクサは色も違い、由来も違うらしい。

金精山周囲

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(ゴゼンタチバナ)

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(バイケイソウ?)

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(クルマユリ?)

どこでもシャクナゲは咲いていました。

日光白根山から南斜面を下り白檜岳、白根隠山、前白根山、五色山、金精山(平成25年7月21日)

日光白根山は多分10回は行っている。殆どが菅沼から登って避難小屋側に下りている。たまには変化をつけたい。昨年も企てたが、弥陀ヶ池でのあまりの強風に登頂を諦め座禅山でお茶を濁した。今回、天気予報では曇や霧の可能性があるとのことだったので、視界が悪ければ山頂から素直に避難小屋側に下ろうと思っていたが、幸い曇天ながら富士山までも見える良好な視界の中、予定通り南斜面を下り、白檜岳に登り返しぐるっと周回することができた。

日光白根山(2578M)、白檜岳(2394M)、白根隠山(2410M)、前白根山(2373M)、五色山(2379M)、金精山(2244M)

朝6時前だというのに菅沼の有料駐車場は10台以上停まっていた。最近は標高の高いところに登っていなかったので防寒対策をおろそかにしてしまい、上に羽織るものがあまりなかったが、どうにかあるものを着込んでスタート。あまりスピードを上げず(どちらにしても上がらないが)歩く。それでもすぐに暖かくなり1枚脱いだ。いつもとあまり変わらないペースで弥陀ヶ池に到達。少し風が吹いているが昨年に比べればどうってことはない。

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晴れてはいないが山頂までよく見える。いつもはすぐにガスがかかってしまうが今日は大丈夫のようだ。休んだら少し冷えたし、これからさらに高い所に行くので運良く持ってきたベストを着て山頂を目指す。今日初めて目にする花が柵の中にあった。名前は知らない。(花は「日光白根山周回 花編」をご覧下さい。)登っていくにつれて燧ヶ岳などの山が大きくなってくる。新潟の山にはまだ雪があるようだ。シャクナゲを眺めながら進む。今日はあまり息がきれずに歩ける。傾斜が急になって矢印に従って登っていく。年々ルートが易しくなっていくような気がする。ピークを降りて登り返して山頂。ごった返しているのでスキをついて写真撮影。そそくさと隣のピークに行って休んだ。

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おにぎりを食べてふと遠くを見るとなんと富士山が見える。期待していなかったので思わず声を出してしまった。

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(右上に富士山、手前左が皇海山)

さてここからが今日のキモだ。頂上台地の南側に向かう。台地には花が沢山。踏まないようにして進む。ロープがあって立ち入り禁止の表示があったので少し西側に進むとロープがなくなる。そこから砂礫の道を下っていく。前方に白檜岳が見えているのでそこを目標に進んでいけばいい。歩きやすそうなところを進む。

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(ここから降りる。前方に白檜岳、その手前に2353P)

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(下る途中から白根隠山)

シャクナゲが咲き乱れている場所もあり。殆ど人の目に触れることのない花が沢山ある。急な所もあるが、薮は殆どないと言っていいだろう。獣道のようなものもある。トゲのある草を掴まないように前方にピークを見ながら下りていく。しばらく下りていくと平らになり踏み跡のようなものが左手から下ってきている。

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そこを右方向の踏み跡を辿ると樹林のない平坦な空間に出た。不思議な場所だ。

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(2353P方面を見ているところ)

振り返ると白根山の南斜面が見えた。2353P方面へは岩を避けて登り始める。藪もそれほどではなく獣道もついている。

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ピークの方から何やらゴソゴソと気配が。こちらは声を張り上げる。そんな事情もあって2353Pには行かず東側から進む。その先で東に行ってみると藪度がだいぶ高くなってしまったので、藪の薄いところを進んでいった。その先は急降下で気をつけて下りていく。ここもそれほど歩きづらくはない。ここでも後ろの方でガサゴソ。クマではないだろうが気分良くないよ。また声を出して歩く。下に2240m窪地が見えてきた。少し西側から降りてみた。

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(窪地を西から東側をみる図)

もう白檜岳はすぐだ。でも実際はここからの方が薮はひどかったかな。正面は傾斜が急なので西寄りの獣道を追って登っていった。

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白檜岳の北西尾根に乗るまでが急。尾根に乗って歩きやすそうなところを選んで歩く。立ち枯れた木のところやシャクナゲ藪のところもある。藪の少ないところに回避出来るところもあるが強引に進んでいったところもあった。

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疲れてきて立ち止まる時間が長くなる。どうにか進むと傾斜がゆるくなってシャクナゲを避けるように進んで行くと平坦な場所に出た。山名板はとうになくなっている。白檜岳山頂。富士山もまだ見えている。

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(山名板ではないと思います)

ここで休憩。北の方から黒い雲がやってきている。風も強くなっている。ちょっとまずい雰囲気だ。この山頂には踏み跡が三方向にある。白根隠山方面、錫ヶ岳方面、県境北側方面だ。登ってきた北西尾根には踏み跡はなかった。だいぶ前にここから北へ県境を下ったことがあるが、薮はほとんどなかったと思う。今回登った北西尾根よりも東寄りの県境を辿った方が結果的には良かっただろうな。もし今後このルートを歩こうとされる奇特な方がいらっしゃったら窪地からは県境をたどることをお勧めします。

ここからは何回か歩いているので気が楽。ただ雨がパラついてきた。風も強いぞ。笹の中の道を歩いて行く。以前よりも道が明瞭になっているような気がするなあ。眼前に白根隠山。風が強いので直登はせずに右から巻いていこう。

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(白根隠山)

天気が良ければ長居をしたい場所だが今日はその時ではないようだ。手早く写真を撮って先に向かった。

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気分のいい稜線歩きとはいかない天気。白根山の方を見ると沢山の人だ。通常ルートを下らなくてよかったよ。振り返ってみるとまだ雪が残っている場所もあるようだ。

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(白檜岳北の2240窪地のさらに東の窪地上部の残雪)

さらに進むと謎めいた小屋。この手前で二人連れに会った。ちょっとそこまで行くそうです。

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前白根山に行くつもりはあまりなかったのだが、風も幾分弱まってきたようだし、前を歩く人がいてなぜかつられて前白根山の斜面に取り付いてしまった。右寄りに歩いたら前方の人が振り返って話しかけてくれた。公然の秘密になったコマクサの在り処。前白根山の山頂のちょっと東にあるとのこと。話しながら登っていくとすぐに何株も咲いていた。その人が言っていたのとは違う場所。結構咲いていました。山頂まで行って、教えてもらってまたコマクサを見てきた。(画像は「花編」で)

ここからは五色山へ向かう。その先は金精山に行くかどうか迷ったが、久しぶりに行ってみた。五色山の先では笹刈りが最近されたようだ。有り難い事です。

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国境平では団体さんが休憩中。金精山に向かうまでにも二人登ってくる人がいた。この時間では白根山は無理だろうな。金精山には一人が休憩中。こちらも休んでいたら二人連れがやってきた。このルートも最近流行っているのかな。

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金精峠への階段は殆ど使用しなくても歩けるようだ。金精峠のお堂の中を見ようとしたら見られないようになっていた。いけないものがあるからか?

金精峠から菅沼までの道では今まで人に会ったことはなかった。3、4回は歩いたかな。今回はだいぶ菅沼に近くなったところで野鳥の鳴き声を聞いていた団体さんなど10人以上見かけた。このルートも人気が出てきたのかな。まあそんなことはないだろうな。バイクや車の音がうるさくなると終わりは近い。舗装道路を少し歩いて駐車地に戻った。車はだいぶ増えていた。

今回の歩きに関しては烏ケ森の住人さんの報告を参考にさせていただきました。大変ありがとうございました。

菅沼P(2時間25分)白根山(1時間40分)白檜岳(25分)白根隠山(50分)前白根山(35分)五色山(35分)金精山(1時間10分)菅沼P

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2013年7月16日 (火)

守子神社~西平岳~中岳~釈迦ヶ岳周回(平成25年7月15日)

3連休の最後の日も天気はすっきりしない予報。遠出もする気がおきないし早起きも翌日に堪えるしなあと、登り口まで1時間とかからない高原山に行ってきた。今年の3月に残雪期の釈迦ヶ岳に行った時と同じようなルートで代わり映えがしないが、5年ぶりに歩く林道の状況も分かったのでまあ良かったかな。最近続いていた燃料切れもどうにか起こさずに歩けたようだ。

西平岳(1712M)、中岳(1728M)、釈迦ヶ岳(1794.9M)

今回は守子神社先の分岐から時計回りに歩いたが、平成16年に反時計回りに回っているので多少趣を変えてと言ったところ。

3月の時にはいつも車を停めるところが工事用プレハブの建物があったのではるか下に停めて歩いたが、今回は建物が既に撤去されていたのでそこに停めた。登山口のそばにスペースはあるのだが、林道走行が鬱陶しいのと工事関係者以外進入禁止の看板に気後れしていつもここに停めてしまうのだ。

歩き始めの道路は濡れていた。10分もすると仮称守子登山口に到着。草に覆われ登るところが見えにくくなっている。

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思ったほど濡れていないようだ。守子神社を過ぎ、15分ほどで西平岳登山口分岐。はっきりした道がついている。

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明瞭な道にもかかわらずピンクテープがこれでもかというほどあって気分が悪くなる。いくつか沢を渡って雰囲気のいい場所を通過するが、余計なテープが台無しにしてくれる。

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沢を越えて林道終点に到達。すぐ右に前山への登り口がある。この先の林道は5年ほど前に歩いた時に山崩れみたいな場所や落石などがあったので、今はどうなっているのかと興味のあるところだったが、思いの外整備されていたのでびっくりしてしまった。車が通れるかどうかは何とも言えないが。

林道を15分も歩くと西平登山口。10年近く前までは5月ごろに山開きがあって、ある程度の人数がここから登っていったようだが、今はどうなっているんだろうか。

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ここからはしばらく登り一辺倒だ。ちょっと登ると眺めのいい方に行く踏み跡があったので行ってみると、ヤマビルの巣窟、鶏岳と思しき山が見えた。今日はさすがにいないだろうな。虫除けスプレーやヤマビルファイターは持ってきていないので、効果があるかは定かではないがズボンの裾を靴下の中に入れて歩いた。

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緩急はあるもののずっと登りだけ。1501P手前には道が二手に分かれるので左に行ってみた。途中で適当に高みに進むと「野仏50M先」の板があって、わざわざ戻って見てきた。すんなり左の道を進んでいけば余計な労力を使わなかったものを。

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さらに進んだところで降りてくる単独行の男性に出会う。どんなルートで来たのかは不明。西平岳南の肩というべき辺りまではちょっと登りがきついかな。南の肩からは山頂まではなだらか。途中に赤い小さな鳥居が有り、その後ろには石仏があった。

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西平岳はおよそピークらしくないところ(中岳もですが)。山部さんの山名板もどうにか持ちこたえているようだ。(下半分はどうしたのでしょう)

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ここで一休み。風がなければこの先のガレた所で周囲を眺めながら休みたかったのだが、かなりの風なので山頂で休んだ次第。この時期飲水量が半端ではない。今日は4Lも持ってきている。(結局は2.5Lで済んだ)

休み終わって歩き出すと何やら足元に青い植物がある。今日初めて見た花だ。名前は不明。写真に撮ったがピンボケで何なのかわっぱり分かりません。この後も花は少ししか見られなかったなあ。シロヤシオらしき木が沢山あったのでその時期にはさぞ見事だろう。相変わらずだが登る時期を間違えているようだ。

ガレ場に出ると眺めはいい。風が強いので眺めを楽しむといった気には全くならない。まだ新しい石祠が岩の上に強固に建てられていた。

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ここのガレ場は以前よりだいぶ赤くなったような気がするが気のせいだろうか。もう少し茶色っぽかったが。季節や気候によって変化するのかな?

樹林帯に入って一安心。中岳は岩っぽいところを登り降りする。ちょっと危なげな所もあるがロープなどがあってそれを頼りにすることもできる。登りの途中で鶏頂山がすごく近くに見える。

中岳山頂もなんにもないところだが、中岳の雰囲気は野球親爺好み。何もなくて暗いんですけどね。眺めも良くないし。説明できないが落ち着くというか嬉しくなるというか、ちょっと自分でもよく分かりません。

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中岳から一旦降りて登り返して釈迦ヶ岳。こちらからの釈迦ヶ岳もお気に入りの一つ。このコースは地味だけどいいなあ。ツツジの季節なら尚更だ。

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登り返しはちと辛いが少しの辛抱。前山からの道を合わせれば2、3分で山頂だ。誰もいない。数分で鶏頂側から一人やってきた。大間々から来たようだ。鶏頂まで行ってきたそうだ。一旦釈迦ヶ岳に登ってみたが何も見えないので鶏頂山に行き、また戻ってきたようだ。少しは晴れたのでよかったですね。

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山頂からは日光の山は辛うじて見える。近くの山はよく見えた。残雪期の方が眺めがいい。最近は食事もあまりできないことが多いが、今日は腹ペコだ。おにぎりを3個も食べてしまった。もう少し食べたいが3個しか買ってきていないのでおしまい。釈迦ヶ岳の山頂は思ったほどは風が強くない。てっぺんは禿げているが周囲は低いながらも木があるので多少防御されているのだろうか。

下りはあっという間だ。最初の急な下りで笹をかき分けて歩いていたら腕に何やらついている。ダニか?すぐに振り払った。「トリドの池」なるものがあったような記憶があるが、干上がったそれらしきものがあるだけだった。

周回してきて結局2人と会っただけだった。今日のコースが釈迦ヶ岳に登るルートとしては個人的には一番いいと思う。

駐車地(10分)登山口(40分)西平岳分岐(35分)西平岳登山口(1時間30分)西平岳(25分)中岳(25分)釈迦ヶ岳(35分)前山(50分)登山口(10分)駐車地

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2013年7月14日 (日)

赤薙山、丸山(平成25年7月13日)

当初は六方沢橋北尾根から大鹿落としの頭まで歩く予定にしていたが、駐車場に着いた時には天気が崩れそうで、笹もだいぶ濡れているような気がしたので、いつものように呆気なく安易な方向に予定変更。新しくできた小丸山への階段を利用して赤薙山に行くことにした。下りに階段を使うのもなあという気持ちと人混みの中を歩くのもなあという気持ちもあり、丸山経由で戻った。キスゲの季節にここに来たのは初めてだが、これほど人がいるのかというほどでこの時期には来ない方がいいかもしれない。

赤薙山(2010.3M)、丸山(1689M)

旧スキー場側に何箇所か駐車場ができていて、一番上のところに停められた。既にこの時間にしては人が多い。キスゲが結構咲いているようだ。階段は1400段以上あり。所々で展望台のようなものが作られているので寄ってみる。

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(コメツツジ)

キスゲ平へは回転扉を通過して出る。正面には赤薙山が見える。まあ見慣れた光景。

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今までのルートを歩いたほうが疲れないかも。以前のように滑る心配は殆どないのでそれはいいけど。前方に何人か歩いている。足の速い人があっという間に離れていった。

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思ったほど笹は濡れていない。ルートを変えなくても良かったかな。後の祭りだ。いろいろな花を写しながら歩いていく。

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(シャジン?)

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(咲き残ったウスユキソウ?)

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(ニガナ?)

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(オトギリソウ)


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(白いニガナ?)

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(シモツケ?)

少し雨が降ったので途中で傘を差したがすぐに止んだ。いつもよりも難儀せずに山頂に到達。人が写真撮影中につき三角点を写してみた。

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山頂は冷たい風がかなり強く吹いていた。女峰山の方もあまり天気は良くなさそう。最初から女峰山を目指していないのであっさりと戻ることに決定。ここで多量の水分補給。

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(手前の鋭鋒に登る人もいるのかな)

帰路は一旦先に進んで巻道を戻る。

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(丸山の奥に高原山)

途中でクルマユリ?を笹の中に見つけた。あとは適当に丸山を目指して笹道を進んで道に合流。

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丸山山頂から赤薙山方面を振り返ると大鹿落としの頭まで多分見えた。

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(おそらく左端 赤薙山、中央 奥社跡ピーク、その右手のとんがり 大鹿落としの頭)

丸山の山名標柱の根元には以前によく見かけた板があった。

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ここで腹ごしらえして八平ガ原経由で戻った。

駐車地(40分)キスゲ平(65分)赤薙山(70分)丸山(50分)駐車地

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2013年7月 7日 (日)

鶏頂山(平成25年7月6日)

7日は朝から地域の用事やら宇都宮で野球やらで山歩きは無理。6日の午後に鶏頂山に登ってきた。後で確認したら去年も同じ頃に鶏頂山に登っていた。特筆すべきものは何もないが、スキー場跡の斜面(旧ゲレンデ)は年々藪化が進んでいるように思えた。

鶏頂山(1765M)

今回は枯木沼に寄ってみようと思い、大鳥居の先のスキー場跡の駐車場から。3台も車が停まっていた。蒸し暑い。標高約1300mなのにこれかよ。まあせいぜい500mの標高差を登ればいいだけだから。

枯木沼までは旧ゲレンデ登り。歩きやすい脇の林の中を歩いて楽をする。枯木沼入口の鳥居の下には狛犬あり。枯木沼の木道を1周して旧スキー場に入ってすぐに手に持っていたタオルを落としたことに気づいて戻った。木道の南端近くにあったのだが、最初に気づかず1周して戻る時に見つけた。注意力が相変わらず欠如しているようだ。枯木沼にはトキソウらしき花が沢山とサワランらしきものがひとつあった。

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(トキソウ?)

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(サワラン?)

弁天沼で二人連れに会う。釈迦ヶ岳に行ってきたとのこと。だいぶお疲れの様子でした。右の道をとって鶏頂山へ。水場の水はしっかりと流れていた。行きも帰りもいただきました。

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稜線に出ると目の前に釈迦ヶ岳。今日はいいでしょう。時間も遅いし。鶏頂山もこんなに時間がかかったかなあという感じで着いた。ここの山名板は長持ちしてますね。

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前回はサラサドウダンが咲いていたような記憶があったが今回は咲いているものはなし。近くの山だけが見える。西平岳の崩れた斜面もこんな感じだったかなあと思って眺めていた。

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(帰ってきて確認したら昨年と殆ど変わりなし、当たり前か)

10分弱休んで戻る。大沼(鹿沼)にいつものように寄る。この時期は水はあるようだ。枯木沼は既にふた回りしているのでパス。歩きやすそうなルートで適当に戻った。車は1台が減っているだけだった。この暑いのにご苦労様です。

登り1時間40分 下り1時間10分

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2013年7月 1日 (月)

磐梯山(翁島登山口から)(平成25年6月30日)

梅雨の時期は天気が読みづらい。天気予報では栃木県内の山は雨の可能性有り。群馬もあまり変わらない。福島に目を向けると磐梯山や安達太良山あたりは昼頃までなら雨に降られることもなさそうだ。29日の夜遅くまで検討した結果、磐梯山に決めた。平成17年に猪苗代登山口から赤埴山も含めて登っている。北側からのルートも考えたが、結局は南側の翁島登山口からのピストンにした。

磐梯山(1818.6M)

猪苗代リゾートスキー場の中に登山口はあり、10台以上車を止めることのできるスペースがあった。2台停まっていた。生憎の天気で上の方は何も見えない。猪苗代湖も見えるか見えないかといったところ。登山口の案内があってここから入る。

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ゲレンデの脇を登っていくようだ。道はしっかりしている。林道に出て指示に従って右折して少し行くと案内があってここからまた入っていく。

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眺めの良くないジメっとした傾斜のあまりきつくない道をテクテクと進む。道にはみ出す葉っぱや枝で濡れてしまうのは仕方ない。足元にはマイズルソウだろうか。後ろを振り返って見ても雲海しか見えない。標高1200m付近でゴンドラからの道を合わせる。道は滑りやいので注意が必要。まだ登りはいいかもしれない。100mほど登るとロープ場。登ったら左にトラバースする感じになってそこにもロープが張ってあった。

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(帰りに撮影 うっかりすると滑ります)

ウラジロヨウラクが目につきだした。色があまり冴えない。振り返って見ても雲海。

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登るにつれて木が低くなって道も乾いてくる。いろいろな花が咲いているなあ。名前の知らないものもあるぞ。

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(ヤマツツジ)

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(コメツツジ)

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(ウラジロヨウラク)

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(タニウツギ?)

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(マルバシモツケ?でしょうか)

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(ハクサンチドリと指)

ウスユキソウや黄色い花が沢山咲いている。写真を撮りまくったが、後で見たら殆どがピンボケだった。木もだいぶ少なくなって後ろを振りかえって見るとやっぱり雲海。でも少し晴れてきたかな。ただ山の天気はすぐに変わります。

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少し岩が目立ってくる。上の方から単独のお方がやってきたのでお話をした。会津若松から来られたそう。言葉はイントネーションが九州あたりっぽい。いろいろお話を伺うと2年程前に熊本からこちらにいらしたとのこと。九州にはクマはいなくて安心ですねなどと話したら、女性がクマらしき生き物を見たという話があるそうで、どうなんでしょうね。5分ほど勝手に喋ってしまい申し訳なかったです。

黄色い花とウスユキソウがいっぱい。

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(ミヤマキンバイらしい。黒いのは虫です。)

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(ウスユキソウ)

さらに登るともうおひとかた。こちらさんとは挨拶だけ。また後ろを振り返る。

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(だいぶ晴れてきたようだが、やはり長くは続かなかった。)

なかなかペースが上がらない。花のせいではないようだ。体調不良でもなく単に年のせいかも。そんな気持ちでいると上の方に文字が見えた。近くに行ってみるともう一息だね。

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本当にもう一息、5分もかからず山頂に到着。人はそれなりに。周囲はまったく遠望が効かない。天気が良ければ360度の好展望なのだろうが。

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三角点と石祠は山名板より高いところに有り。山頂の南側は黄色い花の群生地らしく、入り込まないようにロープが張ってあった。そこにミヤマキンバイの名前が書かれていて初めて黄色い花の名前を知った。昼食にはだいぶ早いが腰を下ろして腹ごしらえ。お湯を沸かしてコーヒーも。休憩している時にゴミ拾いをしている男性がいらした。頭が下がります。

帰りは下り一辺倒だから楽といえば楽だが、苦と言えば苦とも言えなくもない。滑らないように気を遣う。段差も結構あるところも。下りでは登ってくる15人くらいとすれ違った。ゴンドラ利用と思われる人たちもいたようだ。

ロープ場前後は滑りやすかった。ゴンドラへの道に誘われスキー場へ。暑苦しそうな登山道とはおさらば。ゲレンデトップで寛いでいる人たちもいるんだなあ。半ば反則技のゲレンデ歩きをして霞んだ猪苗代湖を見ながら車に戻った。磐梯山を振り返って見たが山頂は見えなかった。

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登り2時間30分 下り1時間20分

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