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2013年9月22日 (日)

六方沢橋北尾根から大鹿落としの頭(平成25年9月22日)

7月に歩こうとして予定変更したルートをやっと歩いた。昨年ななころびさんが歩いた六方沢橋北尾根から2209P(大鹿落としの頭)へのルートだ。予想していた以上に鹿道があったが、藪も予想していた以上だった。おかげで腕が傷だらけになってしまった。藪こぎ用の身なりを整えないといけないようだ。

大鹿落としの頭(2209M)、赤薙山(2010.3M)、丸山(1689M)

7月に駐車場まで行ったが、曇天で雰囲気があまり良くなさそうだったので赤薙山と丸山を歩いてお茶を濁した。自分の性格からいって今年中に行かないとさらに足が遠のきそうだ。数日前からモチベーションを高め、21日の段階でも行く気満々。21日夜は22時過ぎまで仕事だったが、寝坊することもなく、起きた時も弱気になっていない。駐車場に行っても今回は気分の萎えることはなく、ライダーが4,5人いても臆することなく歩き始めた。

擁壁の途切れた所から取り付く。標高を示す標識がある場所からだ。

P9220006

笹は濡れていた。少し登ると鹿道らしきものがありそれを辿ったり適当に歩いたりしていたが、ズボンと靴が濡れるのも嫌だったので、合羽の下を履いた。ポケットがないから色々と面倒なんだよな。笹は時には胸丈くらいのところもあり。殆どは鹿道があった。

P9220012

ヌタ場のようなところもあり。後ろを振り返ってみると栗山ダムの奥に高原山が見える。

P9220015

1670mあたりから樹林帯に入る。徐々に笹はなくなってくる。1780mあたりから急登になる。鹿道を追えるところもあるが不鮮明なところもある。

P9220031

徐々にコメツガの薮が出てくるが、藪の濃いところと薄いところがあり、立ち止まって見極めながら進んでいく。左手(南)には赤薙山らしきピークが見える。あまり目にしない光景だ。藪の濃いところもそれほど難儀せずに進めるが、腰をかがめるのが辛かったり、枯れた小さな葉っぱが落ちてくるのが鬱陶しい。

P9220032

そのうちシャクナゲも出てくるが比較的大人しい。藪の濃淡を繰り返していくうちに2209Pは近づいてくるようだ。やっとガレ場に到達。すぐ先が目指す大鹿落としの頭だ。

P9220050

ここはガレ場の縁を進んだ。幾分藪度が上がってきたようだ。ふと見ると黄葉した木が数本。さらに進むと小さなガレ場があった。ここは縁を歩こうと少し進んでみたが思い直してすぐにやめ藪を歩いた。

P9220061

ここから先もさらに藪度アップ。ルーファンのミスかな。多少強引に進む。どうにか平坦地に着いた。ここが2209P。大鹿落としの頭だろう。何もない。

P9220068

数分先に進むと通常ルートに合流。今日は女峰山には行かない。奥社跡へ向かう。奥社跡で休憩。数年前に赤薙山方面に行くつもりが大鹿落としの頭方面に行ってしまうという大間抜けなことをしているので、間違えないように要注意。

P9220080

赤薙山へ向かうルートから先ほど辿ってきた方面をしきりに見てしまう。

P9220098

ルートから振り返ると辛うじて女峰山は見えているようだ。赤薙山はノンストップ。さらに下り焼石の標識からは丸山を目指して下っていく。笹原にツツジ。適当に歩いていった。あと2週間もすれば紅葉かな。

P9220118

鞍部から丸山へ。振り返ると赤薙山から大鹿落としの頭までが一列に。

P9220130

丸山でまた休憩。あとは下るだけ。八平が原の分岐から北進。適当に進んで行くと橋が見え、そこに降りるように窪んでいる。

P9220139

くぼみは沢なのだろう。石があって滑りやすいので要注意。少し東に寄りすぎたので修正し、六方沢橋の南端に着地。あとは駐車場までテクテクと歩いた。橋には以前は欄干だけだったが、その上に何やら頑丈な柵らしきものが取り付けられていた。栗山にいた25年ほど前にはこんなものはなかった。まあこの設備のおかげで身投げする人はだいぶ減っただろう。

P9220145

思いの外、早く戻ってしまった。これ以上藪のグレードが上がると野球親爺には辛いかなというか痛いかも。

駐車地(3時間)2209P(20分)奥社跡(40分)赤薙山(45分)丸山(30分)駐車地

Photo

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コメント

おはようございます。
大鹿落としですか。7月の記事で、あれれ、行かないのかと思った次第でしたが。
大鹿落としのこと、あまりよくは知らないのですが、尾根はそんなところですか。ヤブ有り、ガレ有りですか。きつそうですね。確かに、やる気満々の状態でないと行けないでしょうね。
ななころびさんの記事はさらっと流しましたが、野球親爺さんの手になると、気になり度数も増すものですね。実力も顧みず、ちょいとリストに加えておきましょう。
紅葉もあと2週間くらいですか。年内にその気になるのは難しくとも、紅葉ついでに眺めるくらいはしておきましょうかね。

たそがれオヤジさん こんばんは。
藪の程度がどのくらいだったのか、本格的な藪漕ぎの経験があまりないものですからわからないのですが、
たそがれオヤジさんほどの猛者ならば、訳もないことだと思います。
紅葉も良さそうですが、霧降一帯の混雑をその時期にはちょっと覚悟しないといけないかも知れません。

こんばんわ。
六方沢ルートお疲れ様でした。ななさんが歩かれて興味がわき、いつか辿ってみたいと思っているルートです。ツツジが良くなろそうですね。たそがれさんも気になっているそうなので、自分は来年以降にしておきます。橋の対策は良いことですね。下を覗きにくくなったのは少し残念ですが。

こんばんは。
あの尾根の記事、懐かしく読ませていただきました。昨年の私はヤブ超初心者で、あの尾根をドキドキしながら歩いたのを思い出しました。
ガレ場より上部はヤブが密になって、当時難渋しましたが、ふと進路左下方斜面にかなり歩きやすそうな鹿道を見つけ、そんなのを追いながら歩きました。結局最後は急登やヤブが待っていました。
丸山や霧降の写真は、もう綺麗な紅葉風景ですね。

みー猫さん こんばんは。
このルートでぜひ女峰山まで行ってみてください。
みー猫さんならあっけなく行ってしまわれると思いますよ。
確かに橋は見栄えはしなくなりましたが、ダイブ防止にはいいと思います。
遥か昔ですが、1年ちょっとで5、6人は飛んでましたからね。

ななころびさん こんばんは。
ななころびさんに触発されて歩いてきました。
ガレ場から上は確かに藪度はアップしました。
ななころびさんの記事で歩きやすそうな獣道があると書かれていたように記憶していて、
右左見てみたのですがよく分からなかったので、中央突破になりました。
先日ななころびさんの歩かれた赤薙山の南東尾根が来年以降の目標です。

野球親爺さん おはようございます。
いつか歩こうと思っている尾根ですが、結構展望もありですね。出だし高度もオオスズメバチ除けにOK、昔の丸山の画像データが消失してしまったのでいつかは再訪と思っているので、裏予定に入れることにしました。
確かに紅葉時に歩きたいが大混雑覚悟ですねえ。

しぼれさん&Pさん こんばんは。
六方沢北尾根自体には人はいませんが、丸山、小丸山は紅葉の時期は混雑しそうです。
道路も混みそうですから平日に歩かれるのがいいかも知れません。
スズメバチには遭遇したくありませんね。危険度はクマに匹敵するかもしれません。
しぼれさんは毎回の山行にエピペン携行でしょうか。

野球親爺さん こんばんは
スズメバチの危険度はクマより上と思います。エピペンは後遺症がでる場合もありらしく、この時期はアレルギー錠剤携行と事前情報収集・藪など危うきに近よらずにしています。
PCクラッシュで更新、自分の無知かな。やっと平常に戻りました。

しぼれさん&Pさん こんばんは。
PCが平常に戻られてよかったです。
スズメバチの危険度はクマ以上。そうですね。
やはり君子危うきに近寄らずでしょうね。

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