釈迦ヶ岳(初冬)(平成25年11月23日)
1週間前ころから23日はどこに登ろうか考えていた。足尾?日光?塩原?22日夜になって頭がこんがらがってしまい、23日に再検討して山歩きは24日に変更しようとその日は寝てしまった。朝起きてしばらくしてやることもないので山に行こうかと思い、出だしも遅くなったので塩原の倉下山辺りにしようかと家を出た。
車を走らせると、天気が非常にいいではないか。高原山もくっきり見える。こんな日は眺望のいい所がいいなあ。国道4号線を横断する時には行き先変更を決定。今年3回目になるが釈迦ヶ岳にしよう。倉下山界隈はずっと興味のあるところなのだが、後回しにしよう。もう来年かな。そんな訳で日塩道路に進んだが、道路が濡れていてうっすら白い。これだとやっぱり釈迦ヶ岳への道は凍っているよな。まあどうにかなるだろう。ダメなら戻ればいいだけだ。あれこれ考えながらかつては赤かった鳥居前の駐車地に到着。2台車が停まっていた。
釈迦ヶ岳(1794.9M)
鳥居をくぐり歩き出す。道にはうっすらと雪がある。昨夜少し降ったのだろうか。笹がそれほど濡れていないので助かった。旧ゲレンデトップを過ぎて弁天沼に到達。沼には水がなかった。
鶏頂山への道を右に分けて左に進む。この辺りの木々の佇まいはなごむ。
刈払いのされた道に雪が薄く積もって多少滑る。今履いている靴のソールがだいぶ磨り減って溝のなくなったタイヤのようだ。買い替えないといけないな。
(登りは右から、下りは左を選択)
稜線近くは急でロープがつけられていた。向こうに見えるのは鶏頂山だな。西側が白い。
左に進む。改めて鶏頂山を眺める。今日は行かないぞ。
ここから御岳山までが急登。雪がついていて危ない。慎重に進む。まあ下りよりはいいけど。釈迦ヶ岳までの間に好展望の場所が処々ににある。
(富士山)
(明神岳の向こうに日留賀岳)
釈迦ヶ岳までは小さなアップダウンがあり下りが危険。北斜面は切れ落ちている感じ。うっかりスライディングしたらアウトだ。
(帰りに撮影)
もう危険地帯はないかと進んでいったら、地形図は嘘をつかない。剣ヶ峰からの合流部の手前50m程は急傾斜でここにもロープがあった。下りが思いやられる。
休み休み登り剣ヶ峰の道を合わせ数分で山頂。山頂は雪はなくプチ泥濘状態。予想に反して10人くらいいた。大間々台からの人が多かったのかな。期待通りの好展望。言葉はいらない。丁度12時間近くなので食事休憩。食べるのもそこそこに眺望を楽しむ。予定を変更して良かったかな。
(手前鶏頂山、右明神ヶ岳、奥の白い山燧ヶ岳、その手前は鬼怒山や黒岩山か)
(しつこく富士山)
山頂はそれほど寒くもなかった。風があまり吹かなかったからかもしれない。絶好の山日和だった。
下りはピストン、慎重すぎるほど慎重に進んだ。危険地帯も無事通過し、弁天沼を超えゲレンデトップを過ぎたところで滑ってこけた。ありがちなことだ。最後まで気を抜かないことだな。
駐車地(55分)弁天沼(60分)釈迦ヶ岳(55分)弁天沼(45分)
帰りに倉下山への取り付き地付近に行ってみた。下から見ると山は屹立している感じだ。雪の降り積もる前に行けるだろうか。また年越しかな。
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