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2013年11月

2013年11月24日 (日)

釈迦ヶ岳(初冬)(平成25年11月23日)

1週間前ころから23日はどこに登ろうか考えていた。足尾?日光?塩原?22日夜になって頭がこんがらがってしまい、23日に再検討して山歩きは24日に変更しようとその日は寝てしまった。朝起きてしばらくしてやることもないので山に行こうかと思い、出だしも遅くなったので塩原の倉下山辺りにしようかと家を出た。

車を走らせると、天気が非常にいいではないか。高原山もくっきり見える。こんな日は眺望のいい所がいいなあ。国道4号線を横断する時には行き先変更を決定。今年3回目になるが釈迦ヶ岳にしよう。倉下山界隈はずっと興味のあるところなのだが、後回しにしよう。もう来年かな。そんな訳で日塩道路に進んだが、道路が濡れていてうっすら白い。これだとやっぱり釈迦ヶ岳への道は凍っているよな。まあどうにかなるだろう。ダメなら戻ればいいだけだ。あれこれ考えながらかつては赤かった鳥居前の駐車地に到着。2台車が停まっていた。

釈迦ヶ岳(1794.9M)

鳥居をくぐり歩き出す。道にはうっすらと雪がある。昨夜少し降ったのだろうか。笹がそれほど濡れていないので助かった。旧ゲレンデトップを過ぎて弁天沼に到達。沼には水がなかった。

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鶏頂山への道を右に分けて左に進む。この辺りの木々の佇まいはなごむ。

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刈払いのされた道に雪が薄く積もって多少滑る。今履いている靴のソールがだいぶ磨り減って溝のなくなったタイヤのようだ。買い替えないといけないな。

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(登りは右から、下りは左を選択)

稜線近くは急でロープがつけられていた。向こうに見えるのは鶏頂山だな。西側が白い。

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左に進む。改めて鶏頂山を眺める。今日は行かないぞ。

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ここから御岳山までが急登。雪がついていて危ない。慎重に進む。まあ下りよりはいいけど。釈迦ヶ岳までの間に好展望の場所が処々ににある。

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(富士山)

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(明神岳の向こうに日留賀岳)

釈迦ヶ岳までは小さなアップダウンがあり下りが危険。北斜面は切れ落ちている感じ。うっかりスライディングしたらアウトだ。

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(帰りに撮影)

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前を見ると釈迦ヶ岳も白い。

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もう危険地帯はないかと進んでいったら、地形図は嘘をつかない。剣ヶ峰からの合流部の手前50m程は急傾斜でここにもロープがあった。下りが思いやられる。

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休み休み登り剣ヶ峰の道を合わせ数分で山頂。山頂は雪はなくプチ泥濘状態。予想に反して10人くらいいた。大間々台からの人が多かったのかな。期待通りの好展望。言葉はいらない。丁度12時間近くなので食事休憩。食べるのもそこそこに眺望を楽しむ。予定を変更して良かったかな。

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(手前鶏頂山、右明神ヶ岳、奥の白い山燧ヶ岳、その手前は鬼怒山や黒岩山か)

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(中央日光白根山)

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(奥に会津駒ケ岳から三岩岳、その手前中央右寄り枯木山)

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(しつこく富士山)

山頂はそれほど寒くもなかった。風があまり吹かなかったからかもしれない。絶好の山日和だった。

下りはピストン、慎重すぎるほど慎重に進んだ。危険地帯も無事通過し、弁天沼を超えゲレンデトップを過ぎたところで滑ってこけた。ありがちなことだ。最後まで気を抜かないことだな。

駐車地(55分)弁天沼(60分)釈迦ヶ岳(55分)弁天沼(45分)

帰りに倉下山への取り付き地付近に行ってみた。下から見ると山は屹立している感じだ。雪の降り積もる前に行けるだろうか。また年越しかな。

2013年11月10日 (日)

家老岳(平成25年11月9日)

もうだいぶ前から家老岳は気になってはいた。残雪期の山というイメージがあったが、何年か前にしぼれさん&Pさんが歩かれた記事を読んで北の方から無雪期に登れることを知った。今回ネットで検索してみると、ノラさんが萩野集落から登られていたのを発見。(ちなみにこの記事でノラさんはブログデビューをされていました。そういえば読んだ記憶があるような。記憶減退を改めて確認。) 他には羽塩沢の二岐分岐から1218Pを経由して登っている記録もあった。ノラさんルートは地形図の崖マークもあってちょっと危険度が高い。S&Pさんルートは取り付きに岩場の記事があって下りには使いづらいかも。1218P経由ルートはあまり危なそうな記載はなかった。その他いろいろ勘案した結果、登りにS&Pさんルートを辿り、下りは1218P経由で羽塩沢分岐の所に着地するというコース設定にした。

歩き始めは予想外に曇っていて道もぬかるんでいてちょっと気が滅入りがちだったが、全く期待していなかった紅葉をそれなりに楽しめたので満足した歩きになった。

家老岳(1413.7M)

例によって林道走行はストレスが溜まって、以降の歩行への悪影響が否定できないため、事前情報から七ヶ岳登山口駅の空きスペースに車を停めた。歩行時間が1時間以上余計にかかる計算になるが仕方ない。支度をしていると軽トラがやってきて中から高校生と思しき二人が降りて10秒もしないうちに1両だけの電車が停まった。経験上ジャストのタイミングで車を走らせてきたのだろうが、これほどドンピシャで二人を送ってきたことに妙に感心してしまった。電車の運行時間も正確でないとできない芸当かも。

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感心してないで歩きだそう。北方面に少し進んで林道へ右折。踏切を渡る。何のこっちゃ駅から線路を歩いたほうが早いじゃないか。林道は狭く、一部道がデコボコになっている箇所もあってやはり車で来なくて正解だったな。予想に反して天気は良くなく上の方はよく見えない。しかしこれも予想に反して紅葉が綺麗だった。ラッキーだわ。

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分岐に着くとお馴染み?の案内板。ここを左に進む。

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ここから道はだいぶ悪くなるが、沢の雰囲気は悪くない。何回か沢を渡りながら進むと小さいながら滝のようなものも何箇所かある。

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道がなくなり広場のようになったところが取り付く所のようだ。

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東側の斜面は幼木だか分からないがちょっと薮がきつそうなので、少し先に進み北に回りこんだ。斜面を見ると藪は薄そうだがゴロゴロとした岩が厄介そうだ。ここから取り付いた。急傾斜で滑りやすい。岩に登ると岩もろとも落ちていきそうだ。要注意。

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木を頼りにして登らないと滑り落ちそう。木を掴んで登るが、脆くなっているものもあり、木に完全に身体を預けることもうっかりとはできない。休み休み紅葉を見ながら登ろう。

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20分ほどでこの日一番の難所をクリア。あとは高いところを目指して進むだけだ。上の方でも紅葉している木もあった。

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さらに高度を上げ振り返ると七ヶ岳が見えた。木も葉っぱが落ちて冬の様相だ。1200m以上くらいだろうか笹が出てきて膝丈くらいになるが、獣道が大方ついていた。また処々にヌタ場もあった。

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1218Pからの尾根を合わせる1310m付近は何故か笹のない広場状の所。休憩にはうってつけの場所だ。

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ここからは東進。少しの区間北側には笹はない。しばらく行くと腰丈くらいの笹になる。結構密だ。

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大佐飛山塊や荒海山?なども見える。

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(大佐飛山塊か)

笹も徐々に深くなった感じだがすぐそこは山頂。山頂に着いて周囲を見てみると黒羽山の会の山名板がお出迎え。その後ろにはM型の青い藪山でよく見る文字の消えた名板。

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折角だからと三角点を探した。山名坂の少し北側にあった。笹を分けて撮影。

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周囲の眺めはよくないし笹も濡れていて休憩といった雰囲気ではない。すぐに戻った。登るときには気がつかなかった会津駒ケ岳が白い。燧ヶ岳も白い。もう冬だな。

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(奥に会津駒ケ岳、手前は紅葉の山)

眺めのいい所で撮影。

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(荒海山?)

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(遠くの山は?右のギザギザは?)

広場状の所に戻り、西への道を確認。カヤトと笹の境目が進むべき道のようだ。

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多少笹が濃い程度。少し行くと本日初めて見る赤テープ。何でこんな所にといった感じ。1250m付近で萩野集落への道と1218Pへの道が分かれるが、1218Pへのルートの方がはっきりしていてここは間違えようがないところだ。少し降りると笹のない斜面になる。

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途中から尾根が広くなって分かりづらくなるが、あまり北に寄り過ぎないように急斜面を降りていく。結構気を遣う。ここも滑ると大変そうだ。しばらく急降下が続く。そのうち尾根がはっきりしてきて気分的に楽になった。傾斜が緩くなって気を抜いてしまったのか滑って2回転してしまった。危ない危ない。紅葉もまた見えるようになった。

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下の方に行くと踏み跡らしいものが出てきてそこを進んでいったら、二岐より多少南側に着地した。あとは戻るだけか。林道を下って行くと七ヶ岳が正面に見えた。

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朝には気がつかなかったカラマツ?の黄葉も目に付いた。

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最後はちょっとショートカットして戻った。

七ヶ岳登山口駅(40分)二岐(20分)取り付き(120分)家老岳(90分)林道(25分)駅

Photo

2013年11月 6日 (水)

黒尾谷岳、南月山(平成25年11月3日)

4日は野球の試合があって、それもダブルヘッダー。前日に山で怪我したり、バテバテになったりして、使い物にならなくなったら何を言われるか分かったもんじゃない。まああまり遠出せずにそれほど負担にならないところを考えたら、もみの木台から黒尾谷岳あたりがいいかとなった。

黒尾谷岳(1589M)    南月山(1775.8M)


別荘地内を走り何とかもみの木台の登り口に到着。7、8年前に来ているはずだが殆ど記憶に残ってない。この時期にここから登る物好きはいないようで、車は停まってなかった。支度をして、案内に従って歩き出す。

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少し先に進んで下がった所から山に入る。カラマツの黄葉はもう少し先だろうか。10分ちょっとで三角点。前回は気づいてかどうか定かではない。ただ前に来た時よりも道は広がっているように気がした。

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さらに少し進むと黒尾谷岳1kmの案内がある。木の反対側にはもみの木台0.5kmとあった。

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風は強いが雨の心配はなさそうだ。道も乾いていて歩きやすい。しばらく進むと眺めのいい場所に出て、向かいに山が見えた。この時点では(と言うか、黒尾谷岳から下ってからしばらく経つまで)南月山と気づいていないのだから我ながら笑える。

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(中央奥が南月山、手前の稜線が黒尾谷岳と南月山を結ぶ稜線)

必要とはあまり思えないトラロープが設置されていた。茶臼岳が大きく見えてくると山頂も近い。黒尾谷岳山頂は周囲から見ればピークになっているが、そこに立ってもはっきりした頂きには見えなかった。

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踏み跡に入っていくと岩があってここに登ると眺めがいい。周囲の山も近い。(ここでも南月山と認識してなかったなあ。)岩に座って考える。ここで戻るのも呆気ないので南月山まで行ってみよう。明日まで足は持つでしょう。

ジグザグに下って行くと道に何やら物体が見えた。落ち葉ではないようだ。小動物の亡骸だ。道にいると踏まれてしまうかもしれないので、ちょっとだけ離れた笹の上に移動しておいた。ネズミに似ているようだ。

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ここからはしばらく風が強かった。風の通り道なのだろうか。北上するように向かい南月山の東尾根に直前の急斜面を登って到達。この辺りでも笹刈りが以前よりされているような気がした。ここまで来ると茶臼岳はさらに近くなる。風で噴煙がたなびいていた。

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それほど急でもない道を進むと山頂だ。山名板が同じ所に5、6枚ぶら下げられていて見た目はかなり悪い。一つで十分だろう。よって山名坂の写真はなし。

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(向こう側に茶臼岳、小さいのは三本槍かな?)

風が流石に強い。長居はしたくない。周囲の山々はよく見えたというほどでもないか。

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(着飾ったお地蔵さんと茶臼岳と三本槍岳)

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(奥に大倉山と三倉山)

すぐに戻り始める。黒尾谷岳は逆光で見えにくかった。

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帰りに黒尾谷岳で腹ごしらえ。岩に登ると風が冷たいので、山名板のある所の近くで休憩した。

帰りは殆ど下りなので楽チン。以前に比べやはり道が広くなっているように感じた。一部紅葉している木もあったが、時期は疾うに過ぎているようだった。駐車地に戻っても車は増えてはいなかった。

那須の山の中でも南のはずれにあるだけあってシロヤシオ、シャクナゲの時期や紅葉全盛期以外は静かな歩きができそうだ。

駐車地(15分)三角点(1時間)黒尾谷岳(1時間)南月山(45分)黒尾谷岳(50分)

Photo

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