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2013年12月

2013年12月29日 (日)

赤石山から石尊山(平成25年12月29日)

昨年次石山に登った時に北にある381.8m三角点峰の赤石山にも登った。それ以前に西にある石尊山には登っている。今回はこの二つをつなげて歩いてみた。以前に誰かが歩いている記憶があったものの、今回もよく調べないで歩いたのだが、帰ってきて別の目的でしぼれさんのサイトを見たら、昨年歩かれた記事が載っていた。またもや記憶減退を確認することになった。

赤石山(381.8M)、石尊山(594.3M)

二つのピークを分ける道路の南の方の路肩の広いところに停めた。赤石山に向かう作業道らしき道があったのでこれを利用して登ろうと歩いて行ったが、柵が延々と侵入を拒んでいた。こりゃ仕方ない。昨年辿った遊歩道を歩くしかないと結局去年と同じルートで赤石山まで歩いた。

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北西に向かい、285Pは道路の法面がどうなっているのか分からなかったので、途中で北に進路を変更し舗装道路に降り立った。目の前の法面はかなり高いので登れない。少し北に行ってみてもダメそうだ。結局は少し南の登れそうな所から入った。330m級Pまでは雑木の藪で鬱陶しい。踏み跡はあるが歩く人はあまりいない感じだった。

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この先は西に向かう。340mから390mくらいまでまたちょっとした藪でこれも鬱陶しい。そのあとは比較的なだらかな稜線歩き。鞍部手前の370m付近には土台と屋根の部分だけある石祠があった。山神と書かれていた。440m級Pへの登りは強烈。ピークは汚い印象。枝越しにやっと石尊山が見えた。また下って多分林道からの道を合わせて山頂へと向かう。山頂手前も急登。等高線の間隔からはこちらの方が急に見えるが、前者の方が登りづらかった。南の肩から少し登ると山頂。山名板が数個有り。

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笹目倉山が近い。その左手は横根山か?ここで休憩。しばらく休んでいると身体が冷えてしまった。

今日はここまで。南尾根を下る。493Pに向かう。493P手前は堀切のようになっていて、ピークもなにやら人工的な面持ちあり。下るとやはり堀切みたいに見えた。機会があればしぼれさんに確認していただきたいものだ。

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(先が493P、手前が堀切に見える)

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(盛土様の493P)

あとは降りやすそうな所を進んでいった。踏み跡はそれなりにあった。最後は民家の裏あたりに出そうになった。ここにも柵が延々と付けられている。ちょうど土地の人がいたので、柵から通してもらおうと声をかけると、快く開けれくれた。聞くとイノブタの被害から守るため柵を設置しているとのこと。駐車地まで戻る間、山側を見ると柵はずっと続いているようだった。今後このあたりを歩く人は柵を壊さないように注意されたい。

駐車地(35分)赤石山(20分)道路(1時間45分)石尊山(15分)493P(50分)駐車地

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2013年12月23日 (月)

右往左往の赤岩山そして伊釜山(平成25年12月23日)

21日、22日ともに仕事で23日の歩きの検討もあまりできず、安易に2週続けての古賀志山界隈でお茶を濁そうと出かけてみた。

今年の1月に赤岩山に行った帰りに下山道から外れて途中まで下った場所に下から行けるかどうか試しに行ってみたが、自分の技倆では無理のようだった。岩の基部を伝って進む形で行くと、モノレール軌道まで行ってしまった。

赤岩山(535M)、伊釜山(280数M)

城山西小学校の上の駐車場に停めて歩き出す。舗装道路をしばらく歩き風雷神社の白い鳥居をくぐって山に入る。10分ほどで赤い鳥居がありそこもくぐり進む。

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少し登ると石祠がある。右は岩で登れない。左の斜面を登っていくが、50mほど登って上を見るとどうも登るのは難しそうに見えてあっけなく降りた。赤い鳥居をくぐって元来た道をほんの少し戻ると1月に見た記憶のある踏み跡を発見。そこを進むとまた直ぐに左に踏み跡が続いていた。そこから適当に斜面を登って上に行けそうなところを行ってみるが、岩に落ち葉が堆積していて登りづらいので少し戻る。さらに東にトラバースして登れそうな所を上に行ってみた。上の方に行くと岩場になり登り始めたら膝を強打。痛いわ。こりゃ前途多難と戻り、男体山と日光白根山の写真だけ撮ってまたまた下った。本日3回目の敗走。さらに東に向かう。岩の基部を進む感じで上に行けないか見てみるがどうもダメみたいだ。ずっと東に行ったらモノレール軌道が見えてきた。これに沿って上に行くしかないみたいだな。仕方なく軌道の近くを上に向かって進んだ。登りきって西側に行ってみた。前回降りた場所がもう分からなくなっていた。これじゃ検討できませんね。と言うか前日に大して検討してないもんな。日光の山々を撮影して退散。

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何故かもうだいぶ疲れていて赤岩山に登るまでに数回立ち止まってしまった。赤岩山山頂から高原山と那須の山が見えた。

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(高原山と右奥には大佐飛山塊)

すぐ先の木のベンチのある所で休憩。膝を強打したところを見ると2ヶ所も傷になっている。幸い血は止まっていた。でも痛い。傷を見たらもう古賀志山まで行く気力がなくなってしまった。大した傷ではないんですけどねえ。筑波山を見ながら半ば放心状態?

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(右上に見えるのはゴミでも鳥でもありません)

ここは大人しく通常ルートで降りていった。下りはちょっと膝が痛い。林道を歩いているうちにしぼれさんの記事で見た292Pの南にある山を思い出した。昨日検討している時に発見した。名前はもう忘れている。古賀志山への道を左に分け林道を進んでカーブする所を右に入った。

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道はしっかりしている。2分ほどでカワスミさんの山名板のある場所に到達。「伊釜山」か。思い出せなかったというより元々覚えてなかったようだ。いつも通りいい加減にしか読んでないですね。

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このピークの周囲は堀切が二重かそれ以上になっている。外側の堀切を1周した。笹刈りがされていた。

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次に内側の堀切を1周した。外側の堀切のさらに外側にも何かありそうだったが、こちらは藪になっているので行かなかった。しっかりとした道を南下すると舗装道路に出た。すぐ先にピークがあったので行ってみたが何もなかった。適当に進み僅かに藪を漕ぐと道路に出て、唐沢溜の方に向かった。溜の北側を進み、登ってきた赤岩山方面を見ながら車に戻った。

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はっきり言って消化不良だが、膝も痛くなったしちょうど良かったのかもしれない。

駐車地(1時間50分)赤岩山(50分)伊釜山(25分)駐車地

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2013年12月16日 (月)

古賀志中尾根~559P~盗人岩(442.8m)~鞍掛山(平成25年12月15日)

先週鴫内山から古倉山まで歩いたので、今回は百村山から黒滝山方面に行けるところまで行こうと思っていた。天気予報は栃木県北の山沿いは雪。百村山は当然雪のようだ。前日に、百村山が降雪の場合は古賀志界隈でも歩いてみるかと考えていた。地形図を見ると古賀志と鞍掛山との縦走路の北にある442.8m三角点が目に留まった。ここは行ったことがないな。494Pから行けそうに見える。ここを絡めて周回でもするか、と予備の計画を立てた。でも特にネットで情報は仕入れなかった。

さて15日当日。朝から雪が舞っている。山の方は明らかに雲がかかっていて雪が降っていそうだ。西那須野まで行ってみたらやっぱり山はまったく見えない。こりゃダメだな。雪の中を歩く技倆も気力もない。あっさりと行き先変更。宇都宮市森林公園に向かった。

盗人岩(442.8M)、鞍掛山(492.4M)

森林公園の駐車場には車がだいぶ停まっていた。いつものように中尾根末端ではなく、「消防水利」の標識手前を右に入っていく。踏み跡をたどると右斜面に行き、岩の多い斜面を登る。岩は登りたくなければ巻き道がついているのでそちらを進めばいい。適当に登り、頻回に振り返って浮いた筑波山を見る。

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登りきってしばらく行くと多分「クランクピーク」と呼ばれるピークになる。そこから尾根伝いに歩き、今回はトラバース道を進んで559Pに登った。人は二人しかいなかった。559Pの手前から振り返った時に富士山が見えた。ラッキーだ。559Pからは県北の山は雲の中で見えない。やはり行かなくて正解だったな。

ここから縦走路を進む。今日は弁当岩には行かない。縦走路は結構スリリングな所がある。年を重ねるごとに臆病になっているようで緊張度が以前より増している。540m級ピークからも富士山が見えた。

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(中央やや右寄り、見えるかな?)

しばらく歩き下った鞍部に案内の板があった。「手岡峠」と書かれていた。

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ここから少し登って、鞍掛山への縦走路は東に向かうが、今日は北にある494Pへ向かう。494Pには木にテープが巻かれていて矢印で盗人岩と書かれていた。この時点では盗人岩が442.8m峰だとは知らなかった。Pc150060

この494Pからの下りは急だからかロープがつけられていた。470m級ピークには寄らなくてもいいのだが、何かないかなあと行ってみた。やっぱり何もなかった。戻ってさらに進むと少し岩っぽくなったが、あまり難渋せず進める。

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この先も降りようと思っていたルートにロープなどがつけられていて踏み跡もしっかりしてた。なかばあっけなく林道に降り立った。前方の鉄塔が目指す三角点のすぐ傍にあるので、この鉄塔を見ながら進もうと道を探すと、林道をほんの少し西に歩いたところに北へ向かう踏み跡があったのでそこから入っていった。踏み跡を辿ると洞窟のようなものを発見。なにやら怪しい雰囲気があったので中には入らず離れたところから撮影した。

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鉄塔を見ながら適当に登っていくと基部に到達。しばし休憩。三角点のピークはすぐそこだ。10mも登らなくてよさそうだ。再び歩いて数分で三角点峰に到達。「盗人岩」とある。ここで初めてこのピークの名前を知った。RKさんの山名板が白と茶の二つ。白の名板の裏には「山べ」の文字があった。カワスミさんの山名板がRK山名板に上下から挟まれる形でついていた。

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ちょっと西側に下ってみたが何もなかった。眺めが特別いいという訳でもなかった。戻って東に向かう。ここの稜線は岩だ。結構左右とも急なので、岩の上を歩いたほうが危なくなさそうだ。

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東の端に進んでからは見える鉄塔に向かっておりる。鉄塔から下には道があるだろうという安易な考えだ。よく見ると鉄塔から下へ向かう道があった。これを下っていくと林道に出た。当初は向かいのピーク目掛けて登るつもりだったが、だいぶ急に見えたので古賀志鞍掛山縦走路の431P北の峠を目指して進んでみた。林道から作業道もどきに入って進むとぐちゃぐちゃだ。左に斜面を意識して進むといつの間にか道らしきものが出てきた。これを進んで行くと十字路(峠)に出た。猪倉峠とあった。

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ここを左折し、縦走路に戻った。ここからはお決まりのコース。鞍掛山の山頂も何もない所。大岩まで行って休憩。筑波山はもう浮いてはいなかった。ここからも富士山が見える。午後になっても見えているのは幸運だろう。

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(中央やや左、見えますか?)

稜線をつたって降りていく。途中にツツジだろうか。季節はずれの花が咲いていた。

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鞍掛山登山口からは最短で駐車地まで戻れるようなルートを歩く。林道から南に向かう踏み跡に入る。360m級ピークには折れた木に山名板がついていた。今まで見逃していたのか、最近付けられて木が折れたのかは定かではない。

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(カワスミさんの山名板に似ている)

今日は天狗鳥屋には向かわず、349P方面に進む。稜線伝いに行けば駐車地に行けそうな気がする。果たせるかな、ずっと踏み跡はしっかりしたものがあり、駐車地近くの林道の脇に出た。やはり古賀志山にはいたる所に道があるわい。

急な思いつきだったが、思い描いていたルートをほぼ歩くことができた。人にもあまり会わなかったし、古賀志山界隈では比較的静かな歩きができるルートではないかと思う。

森林公園P(1時間30分)559P(55分)494P(55分)盗人岩(45分)猪倉峠(40分)大岩(50分)長倉山(20分)森林公園P

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2013年12月11日 (水)

鴫内山、古倉山(平成25年12月8日)

この時期、山歩きのために早起きするのが億劫になる。必然的に近場だ。色々考えたが鴫内山でも行ってみよう。ネットで調べるとShaminekoさんが今年の5月に刈り払いされたばかりのルートを歩かれていた。Shaminekoさんは黒滝山大日尊から鴫内山まで(正確にはもうちょっと先)往復されていたが、こちらは田舎ランド鴫内(以下田舎ランド)から歩いてみようと出かけた。登っている途中でトレラン青年と出会い、古倉山まで刈り払いがされていることを聞いた。実際彼は前日古倉山まで行ったようだ。鴫内山までの予定が思わぬ出会いから古倉山までとなった。藪山愛好家の方々の嘆息が聞こえるてくるようだ。

鴫内山(1413.8M)、古倉山(1650M)

田舎ランド近くに駐車して歩き出す。2年程前に大日尊から遊歩道を周回しているので今回は前回と逆方向の「平沢コース」を登りに使った。田舎ランドを突っ切って林に入り分岐を左に進むが見覚えのない景色。分岐に戻って右に進むと見たことあるような気がする場所だ。緩やかな登りを進んで行くと大正時代の馬頭観音や嘉永四年の道祖神が道端にあった。西暦1851年らしい。

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先週、新しい靴を履いて見事に靴擦れができたので、今回は踵をしっかりガードしてきた。テーピング数枚と靴下2枚がさね。しばらくは緩やかな登りだったので少し痛みが出る程度。結局はきつい登りでも痛みは感じるものの靴擦れはできなかった。皮膚がよれないようにしたのが良かったようだ。でもかかとは痛かったなあ。サイズが合わないんでしょうかね。

歩き始めて45分ほどで三角点に到達。終点地は広場になっていて一本杉がシンボルのようだ。真新しい展望台もある。東側が開けていて眼下には那須野が原が見え、遠くには奥久慈男体山と思われる山が見られた。

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(中央奥の遠くに見えるのが奥久慈男体山か)

更に奥に進むと林道。向かいに階段状に踏み跡が有り、そこを登っていく。その時に車が通っていった。これに乗っていたのがトレラン青年だったようだ。

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踏み跡を進むとすぐに右からの道を合わせる。しっかりとした道を進むと鉄塔。安戸山方面が見える。ここから尾根伝いに進む。急登になって踵には優しくない。後ろの方に何やら気配がするので振り返ると人だ。早い足の運びだ。しばらく話しながら歩いたが、迷惑をかけるといけないので先に行っていただく。前日も歩かれたとのこと。古倉山まで刈り払いされていると。ありゃりゃ。

雪のついた道を進むと土塁というのだろうか、少し盛り上がった人工的な場所があった。以前にYoshiさんが書かれていたような気がするが記憶違いかな。

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ここを進んでいくと1150m付近で萩平からの尾根に合流する。萩平方面は当然刈り払いはされてはいない。8年ほど前に歩いたはずだが記憶にはほとんど残っていないなあ。ここからは鴫内山目指して北上する。ここも刈り払いか土塁か?

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しっかりとした道はずっと続いていた。坂にはトラロープが設置されている。雪の道なので滑りそうな時は軽く掴んで進む。登りよりも下りで重宝した。1320m付近では小佐飛山方面の見える場所があった。おそらく古倉山方面も見えていた。何箇所か展望のいい所があった。晴れていれば高原山や日光の山々も見えるはずだ。

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(左に小佐飛山、 右の霞んでいる所が長者岳)

東側からの道を合わせると山頂は近い。数分で山頂。ベンチが2個あった。山部山名板は健在。立派な新しい山名板がでかい。

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寒暖計が設置されていて見ると零下3℃だった。ちょっと休んでいるとトレラン青年が上から降りてきた。ちょっと進んだところまでしか今日は行かなかったらしい。色々な話をした。この界隈の山はよく登っている(走っているが正しいか)ようだった。しばらく話しているとやはり寒さがお互い堪えてきてたようで、お気を付けてと別れた。こちらは古倉山に行くとするか。寒くなったのでベストを着て(それまでは長袖下着とフリースだけ)更に先に進んでいった。

やはり雪は少しずつ深くなってきたようだ(それでも数cm)。何かに掴まらないと滑ることもあり。何も用意してきていないので行けるところまでだな。1491Pにもベンチ有り。休めということか。1560m付近からは八汐ダムと多分大間々台の駐車場が見えた。以前はこのあたりまでの刈り払いだったが、やはり彼の言う通りずっと先まで続いているようだ。

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新しく刈り払われた所から7、80mはやや急な登り。平になったところで南側の展望がいい場所もある。さらに登り刈り払いが今ひとつ十分でないゆるい登りを行くと山頂だった。

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(古倉山山頂手前)

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(こくらやまではなくふるくらやま)

10mほどで刈り払いは終了。来年以降に持ち越しのようだ。

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前方には剣先と思われる高みが見える。黒滝山は見えるているのだろうか。昨年4月だったかに来た時は周囲が全く見えなかったのでオリエンテーションがつかなかったが、今回もよく分かりません。長居する場所でもなく、天気も良くないので滞在時間1分未満で戻る。

雪の斜面は下りが危ない。笹や木に掴まりながら進む。そのうち晴れ間も出てきたようだ。鴫内山に戻ってベンチに腰を下ろして昼食タイム。寒暖計は零下1℃と少しだけ上がっていた。

ここからは殆ど下り。山頂から少し下ったところから高原山の中腹と日光の山々の下のほうが見えていた。天気が良ければなあ。また小佐飛山方面を見る。

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(小佐飛山)

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(長者岳)

少し進むと筑波山も見えた。ふーん。振り返ると多分古倉山だなあ。

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(手前が古倉山?)

雪はだいぶ融けてきたようだ。萩平への道を分けて東に降りていく。雪が消えて歩きやすくなった。林道を越えて高いところに行ってみたら遊歩道のようになっていた。北側に行ってみると那須の山や百村山が見える場所があった。一本杉のある広場で展望台に登ってみた。多少は景色がよく見えたのだろうか。帰りは大日尊方面に降りていった。田舎ランドは閑散としていた。

古倉山まですっかり刈り払いされていた。今の時点では道ができていることを知っている人はあまりいないのではないか。知ったとしてもそう多くの人が歩くようには思えない。黒滝山まで開通すればだいぶ人は入るようになるだろうか。

田舎ランド(45分)広場(10分)取り付き(1時間30分)鴫内山(1時間)古倉山(40分)鴫内山(1時間10分)広場(30分)田舎ランド

2013年12月 1日 (日)

大日向山(平成25年12月1日)

旧栗山村の山にはまだ登っていない山がいくつかある。そのうちのひとつを登ってきた。大日向山。山名事典によると「だいひゅうがさん」らしい。常識的には「おおひなたやま」だろう。この山の北の麓のいくつかの集落をひっくるめて「日向」地区と称する。もう少し鬼怒川を上流に遡ると「日蔭」地区。これはどう読んでも「ひかげ」。ひかげに対してひゅうが?どう考えてもひなたでしょ。まあどうでもいいことですが。

「おおひなたやま」なのでやはり日向地区から登るのが良かろう?「栃木の山紀行」さんが以前に歩かれた逆コースを歩いてみた。まあ後追いには違いない。相変わらずの独創性のない歩きにまたなってしまった。

大日向山(1176.5M)

「やしお霊園」なる墓地に停めさせていただく。日向地区なのに日が当たらず少し路面は凍結気味。新しい靴を買ったので今日は靴の山デビューだ。ところが山に取り付いてそれほど登らないうちに靴擦れでかかとが痛くなった。カットバンで応急処置を施したが登り斜面では最後まで痛かった。今後どうにかしないとなあ。

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(駐車地から北方面、波遊山方面)

まず西に道路歩き。上に道が見えたので行こうと思ったが乗り越えられる場所がなく多分「栗山館」の裏から登った。すぐに神社らしきものがあり、そこから取り付こうと思って行ってみたが、その先はどう見ても民家なので不法侵入になってしまうので引き返してまた道路歩き。あまり急ではない場所から取り付いた。斜面を登りきるとやはりさっきの民家の南側に出た。まあ仕方ないか。

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(取り付き場所)

しばらくは笹尾根。道はなんとなく有り。高度が上がると後ろに波遊山や栗山の盟主、明神ヶ岳が見える。

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937Pで平坦になったのでかかとに応急処置。あまり役には立たなかったな。950m付近から岩の痩せ尾根っぽくなる。嫌な予感が。一番苦手な所だ。

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さらには傾斜が増してきて緊張度が増す。ここは自分にとっては下りの方がよっぽどいいわ。

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何とか手と足を駆使して1020m付近まで登った。良かった。でも先がどうなっているか分からないので安心はできません。ここで女峰山が見えてきた。馬老山も近くに見える。先に進むとまた急な斜面が見えてきた。1143Pへの登りも冷や汗たらたらだ。でもさっきよりはまだましだろうか。

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しっかりとした木を掴みながら岩っぽい所を登りきると女峰山が更に近くなったようだ。目を転じると高原山が見えてきた。

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(木の間から高原山)

大日向山へ向かう道は笹の道だ。

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途中、馬老山がすっきり見える場所があった。

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(たぶん馬老山)

大日向山山頂手前の西斜面は笹の斜面で危険箇所はない。

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振り返って見た女峰山などの山並みが一番良く撮れてたかな?それでも大したことありません。

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笹の斜面を登りきって北に少し進むと山頂に到達。山名板は1個と30分の1くらい?

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少しだけ休憩して当初の予定通り東側から降りていくことにした。笹はそれなりに深い。踏み跡はあるようなないような。正面に高原山を見るような感じで降りていく。段々高原山を見上げるようになっていった。木の間から明神ヶ岳や波遊山は見えていた。

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(左日向明神、すぐ右明神ヶ岳、その右湯西明神と思われる)

1090Pの北の1070m級Pから西に進路変更。前方がしっかり見えるので間違えずに済んだ。

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(こんな所を下っていった)

右手にやしお湖と八汐大橋が見えた。水の色が何か不気味。

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940m級付近で石祠に出合う。

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ここから下には道型らしきものが出てきた。参道のようなものか、はたまた仕事道か。

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あまり信用できなそうなので適当に下りていった。結果的にはこの道を辿れば何の困難もなく取り付き場所に出られそうだ。道型を辿らなくとも踏み跡のようなものがあり、そこを下っていくと柵が出てきた。少し西に行くと明瞭な道があって向かいに神社のある所に出た。ここからは予定では舗装道路を南に向かい大人しく戻るつもりだったが、間違えて北進してしまい更に西に曲がって少しして気づいた。戻るのもなんなのであまり傾斜のきつくなさそうな所を進んでいったらロープが設置されている斜面になった。ここを利用させてもらって下りていくと橋の東側に出た。あとで確認したら「栃木の山紀行」さんはここから登ったようだ。いつもながらいい加減にしか人の書いたものを見ていないのでこんなことになる。今回は結果オーライだった。駐車地にはまだ日が当たっていないようだった。

登り 2時間30分 下り 2時間10分

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