石尊山から笹目倉山(平成26年1月25日)
2014年の山歩きのひとつの目標として、途切れ途切れになっている尾根を繋ぐことを考えている。昨年末に次石山から石尊山(正しくは625.0m三角点)まで繋ぐことができた。今回は石尊山から笹目倉山まで繋げ、さらに鶏鳴山南方の815Pと笹目倉山を繋げてみた。
石尊山(594.3M)、笹目倉山(799.9M)
25日は夕方から用事があるため当初は山歩きには行かないつもりだった。いつものように6時ごろに目が覚め、食事したり新聞見たりテレビ見たりしていた。明日の天気はあまり良くないらしいことが分かった。今日のほうが山歩きはいいみたいだぞと、急遽出かけることに決定。
慌ただしく用意して車を走らせ、ゴルフ場高架橋下の鶏鳴山登山口付近に停めた。鶏鳴山には向かわず、南に延びる林道に入る。すぐに橋の架かる沢を渡る。橋は表面が凍っていたので気をつけて歩く。
林道をしばらく行くと、荒れてきて作業道のような道になる。左の斜面に取りつけそうな所を探しながら歩いていくが、適当な所が見当たらない。道が分岐する所から取り付こうと思ったが、微妙に目的の尾根と違う気がしたのでジグザグに登る道をさらに進み、そこから適当に取りついた。数分で石尊山に向かう稜線に到達。まずは石尊山方面に向かった。
以前にここは歩いているのだが、記憶にまったくと言っていいほど残っていない。アップダウンが結構あって疲れる。境界杭や一部を赤く塗って刺した木片が案内する。
石尊山近くになると木の煩い所や岩が目立つ場所も出てきたり、笹が見られる場所もあった。
石尊山の西斜面は東ほどではないにしろそれなりに急だ。ここを登りきると1か月ほど前に来た山頂。変わるはずはないね。RK山名板が後ろに隠れていたので前の方に出しておいた。
すぐに下りて、元の道を戻る。さっきの所まで往きと同じくらい時間がかかって戻った。途中で右の太ももに違和感を覚えたのであまり無理しないように心掛けよう。625.0m三角点までは逆方向に歩いたことがあるのだが、丸っきり覚えていない。殆ど藪らしいものはなく三角点に到達。火の用心の板があるだけだ。
枝越しに羽賀場山からお天気山が見える。笹目倉山もかろうじて見える。ここで休憩。これから先は未知の世界だな。人心地ついた後歩き出す。しばらくはなだらかな稜線歩きだが、対面に伐採地が見えて、後ろ側が開けてからちょっとすると急な登りになっていく。ちょっと岩が目立ち出す。
一旦緩やかになってまた急登。815Pまで登らなくてはならないかと思っていたら、作業道が出てきたので、これ幸いと作業道からショートカットを決め込んだ。
ショートカットすると道を間違えることがあるんだよなあと思いながら進んで行くと、ネットにぶち当たる。ネット内には入れないので下に向かったがどうもおかしいぞ。こんなには下らないだろうとGPSを見るとあらぬ方向に進んでいた。ああやっちゃったよ。急がば回れだな。
ネット沿いに上に向かって進むと平坦な所に出た。見回すと行くべき道が分かった。進む前に休憩だ。少しの登り返しがすごく疲れた。
(中央の踏み跡を進む)
ここからは一旦下って登り返していくんだなあ。700m級から西に道が折れるのが要注意。少し下ってまた南に折れる所も要注意かも知れない。岩っぽい所を下り、643Pの北側手前に石祠あり。
643P先の鞍部からは笹目倉山への最後の登りだ。大分疲れて休み休みだ。どうにか登っていくと建造物が見える。あれが山頂なんだっけか?登りきると三角点の少し東側に出たようだ。
しっかりと山名の分かる板は皆無。2,3個小さな板などがあったが文字は消えていた。社の西の方に行ってみたが、何にもなかった。戻ってまた休憩。あわよくば鶏鳴山もと考えていたが、時間的にきつそうだ。815Pまで行って、以前歩いた道を下ることにした。
来た道を戻る。途中で往きには気がつかなかった石積みが2か所あった。何の跡だろうか?歩く方向によって見えないものがあるんだなあ。
815Pに行くまでに二人の単独行者に会った。815Pへのつらい登りを登りきると一安心。もう登らなくて済むわ。またまた休憩。
あとはルーファンの必要のないしっかりした道を歩いて戻った。気をつけないといけない分岐が何か所はあると思うんだけど、栃百のお蔭なんだろうか、間違えようのない道になっている。
やはり時間的には鶏鳴山は無理だったようだ。もう少し早く出発すれば行けたかもしれないが、疲労度からも無理だったかもしれない。まあとりあえず、尾根が繋がったので良しとしよう。
駐車地(1時間)石尊山(1時間5分)625.0m三角点峰(1時間45分)笹目倉山(50分)815P(50分)駐車地
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