残雪の釈迦ヶ岳(守子神社経由)(平成26年3月22日)
昨年3月初めに行った残雪の釈迦ヶ岳。今年は行かなくていいかなと思っていたが、Shaminekoさんとみー猫さんの記事を見て、やっぱり行きたくなってしまった。山頂からの眺めを楽しみに出かけてみた。
前山(1435M)、釈迦ヶ岳(1794.9M)
皆さんに倣って「風だより」手前の路肩に停めた。林道に入ると杉の枝と雪で道路が覆われている部分があった。昨年はこの林道は除雪されていたが、何らかの工事で人が入っていたので除雪されていたのだろう。いつものように連結林道に入り、少し登って登山口に到着。
守子神社の前後で警戒音を発する鹿に何頭も遭遇。すぐに逃げて行った。雪が連続してきたし、急な登りにさしかかりつつあるので1230m付近でアイゼンを装着した。スノーシューをザックに括り付けてきたのだが、最後まで履くことはなかった。昨年は尾根の南側に雪庇ができている所があったが、今回は見られず。前山までの登りで何度か膝辺りまで踏み抜いた。歩き始めてから2時間半で前山通過。そのすぐ先に好展望地があって、富士山が見えた。
目を転じると霞んだ筑波山も見えた。
ここから釈迦ヶ岳まではまだ遠い。うっすらとトレースらしきものがあり、そこを進むとあまり踏み抜かない。1か所股下まで踏み抜いてしまった。風も思ったほど強くはない。西平岳や中岳の高さを目安にして自分の位置を知る。山頂も近くなってきたようだ。
木に掴まったりしながら南の肩に着く。登りの斜面には見られなかった樹氷が目を引く。
緩やかに北に進むと山頂。360度の好展望。お釈迦様は今は半身浴状態。
三角点はかろうじて頭部分が出ていた。ちょうど12時をまわったところなので昼食。早食いをしてあちこち動きながら展望を楽しむ。今日の目的がこれなのだ。苦しかった登りをどうにか耐えたのもこの至福の時間のため。日光連山、栗山の山、県境の山、男鹿山塊、那須連山、遠くに富士山など見飽きない眺めだ。
充分に堪能した。さあ戻ろう。下り初めが急なので木を頼りに下りていく。かかとを利かせながらどんどん降りる。前山へは登り返しがあってつらい。雪も大分緩んできたようだ。踏み抜きや大分足が潜るようになった。前山まではあっという間に来た感じだが、それから下はなかなか時間がかかった。林道の橋(たぶん荻野目橋)付近から釈迦ヶ岳山頂を見て、今日の歩きを思い返しながら戻った。
山頂から南方面を見た時に、小さな湖の南に西側に連なる低い山並みが目についた。東荒川ダム湖の南の山々だろうか。そのうちその辺りも歩いてみようか。
釈迦ヶ岳の山頂からの眺めは本当に素晴らしい。やはり天気のいい日に来たいものだ。来年もまた来ちゃうだろうかなあ。て言うか今年中にまた来ると思うけど。
駐車地(30分)登山口(2時間)前山(1時間50分)釈迦ヶ岳(50分)前山(1時間10分)登山口(30分)駐車地
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