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2014年3月18日 (火)

北温泉から三本槍岳(平成26年3月16日)

残雪歩きに北温泉から三本槍岳に行ってきた。スノーシューを履いて歩いたが、必要なかったかも知れない。山スキーの人々の方が多かった。

三本槍岳(1916.9M)

北温泉の駐車場迄までの道路は一部凍結した所があったものの対向車も来なかったので問題なかった。駐車場には車はまばらでこの時期には宿に滞在する人も少ないのだろう。
ザックにスノーシューをくくりつけて歩き出すと温泉への道に残雪あり。幸い凍ってはいないので気をつけて歩けば大丈夫。とは言うものの傾斜の急な所は慎重に進む。宿を過ぎて心許ない橋を渡って山道に入った。ここからは地肌の露出したところは殆どなし。斜面をトラバースする感じでジグザグに進んで行く。うっかりすると滑落しそうだ。トレースはついていた。

P3160003

何回も折り返してやっと平坦になり、安心できる歩きになる。雪に覆われた林道を横断し、夏道が左に分かれる場所を先人の教えに倣って尾根伝いに進む。トレースを追ったり適当に歩いたりして進み、スキー場の上部に到達。展望台のようなものがあって、茶臼岳などが良く見えた。

P3160024

(左 茶臼岳  右 朝日岳 その手前は鬼面山)

さらに進んでスキー場の管理外区域へ出、ならされた道を進み1462P付近まで進む。ここで履かなくてもいいと思ったがスノーシューを装着した。素手でも冷たくないほどの気温だったので良かった。装着している間に山スキーの人が5,6名と山登りの人が2人ほど先行していった。ちなみに山登りの人達はつぼ足だったかな?

ここからは2年前に歩いている。雪は硬く締まっていて殆どもぐらない。風が強いとの予報だったがこの辺りはそれほどでもなく、ちょっと拍子抜け。ただ快晴には違いないが、遠望は霞んでいて望めなかった。徐々に傾斜が急になってくるが、自分で適当に進むので山スキーの人達と異なる所を歩いて行った。

P3160036

赤面山の分岐が近づくにつれて凍えた木が目立つようになってくる。

P3160044

分岐を過ぎてスダレ山への登りにかかるあたりは雪が飛ばされて地面が露出していた。スノーシューのまま強引に突破したが、スキーの人達はこの辺りでスキー板をはずしていた。

P3160082

(帰りに撮影 地肌が露出)

ここから清水平の分岐まで所々に雪のない部分があった。清水平の分岐からそのまま西進すればいいのに、トレースのあった夏道に進んでしまい、余計な労力を使ってしまった。

P3160056

(夏道方面から三本槍岳を見る図、真ん中こんもりが三本槍岳)

三本槍岳への斜面も人とは違うような所を進んで行った。傾斜が緩くなると山頂も近い。スキーの道ができている場所もあった。山頂は風で雪が飛ばされてほんのちょっと地面が露出。北に見える旭岳が圧巻だった。

P3160058

(旭岳 別名 赤崩山)

流石山から三倉山にかけても真っ白け。

P3160063

この日は眼鏡をかけたまま装着できるゴーグルを使ったが、眼鏡が大きいのか圧迫されて顔が痛くなってしまうので、眼鏡をはずしてゴーグルだけつけたままで殆ど歩いた。近くは良く見えるので歩くには支障はなかったが、山頂での眺望を楽しむにはいささか不都合だった。眼鏡を取り出してかければいいだけの話だが、面倒なので裸眼で遠くを見ていた。いつもは見えていた所も見えなかった。当たり前の話。会津駒や燧ケ岳が見えていたかは不明。飯豊山もしかり。磐梯山もそう。ただ大佐飛山の方は何となく分かった。

P3160067

やはり山頂は風が強い。遠目も利かないので長居しても仕方ないので10分ほどの滞在で下りる。同時期に10人ほどが山頂にきて、また同時期に下りて行った感じだった。帰りは清水平の分岐まで概ねまっすぐに進んだ。分岐の所で腰を下ろして腹ごしらえ。朝日岳の方を見ると歩いている人がいるようだった。

P3160077

(清水平の向こうに朝日岳と茶臼岳)

腹ごしらえも済んで再出発。地肌の露出した所を強引にスノーシューで歩いたが、時々シューを踏んづけてしまいこけそうになった。あんまり強引に進むとスノーシュー自体が壊れそうだったが、何とか大丈夫だった模様。

P3160084

(中の大倉尾根を見下ろす)

中の大倉尾根を大分下って行くと、スノーシュー軍団に遭遇。この付近を探索していただけらしい。1462P付近まで戻って水分補給。ペットボトル500mlを飲み干し、さてもう少し飲もうかとザックを探るが、それらしきものなし。あと2本は入れたような気がするが、勘違いだったようだ。ここまで500mlだけでよく持ったよ。登りの途中で1本飲み終わっていたら、引き返したかもしれないね。

スキー場の上部では子供がそりで遊んだりしていた。横目で見ながら元来た道を戻る。北温泉に下るジグザグ道がやはり難所だった。スノーシューはジグザグ道になってすぐに脱いだ。そのあとにアイゼンを履けば良かったかもしれないが、面倒なのでそのままトレースを辿って下りた。極めて慎重に慎重に進む。やっと平坦になって一安心。いつものことだが温泉から駐車場への登りはつらい。車に戻ってすぐに雪が舞い出した。いい時間に戻れたようだ。

北温泉駐車場(1時間20分)1417.1M三角点付近(1時間30分)赤面山分岐(55分)三本槍岳(45分)赤面山分岐(55分)1417.1M三角点付近(1時間)駐車場

Photo

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コメント

そろそろ、スノーシューがいらないほど、雪が締まってくる時期なんでしょうねえ。

ところで、そうなると、鬼面山など行きやすくなると思うのですが、今の時期、どうなんでしょうか?

NYAAさん こんばんは。
スノーシューは今回は必要なかったかも知れません。
鬼面山は昨年3月20日に登っていますが、結構踏み抜きました。
今年は雪が多そうですが、硬く締まっているかもいるかも知れません。
毘沙門沢へ下りる所が雪が多いと難渋しそうです。

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