季節外れの古賀志山周辺徘徊(初見のレンゲショウマ)(平成26年8月23日)
今年は天候不順で山の天気も読みにくい。23日も午後には雨が降るとの予報だ。近場にしよう。那須も高原山も最近歩いているのでいささか飽きた感じもある。ネットを漁るとしぼれさんが22日に古賀志山を歩かれ、レンゲショウマの写真を載せていた。レンゲショウマという花を知ったのも1,2年前で、実物を拝んだことがない。これは早速見に行かねばと思い、実行した。
今回の歩きの目的は二つ。一つはレンゲショウマを見ること。もう一つは古賀志山の北西にある408.9m三角点の山名板を確認すること。2年前に三角点峰を歩いた。その時山名板を見るのを忘れたか、掛かっていなかったかは定かではないが、確認できなかった。「又手山」と呼ばれていたと思うが、その確認をしてみたかったのだ。
東北道で氏家辺りで雨に降られたが、宇都宮森林公園の駐車場に着いた時には雨はあがっていた。冬と違って閑散としている。やはりこの時期登る山ではないのだろう。殆ど登りでは使ったことのない北コースを歩くことにする。しぼれさんの情報から釣り堀の周囲を見てみるとお目当ての花が群生していた。人為的なにおいがするなあ。
北コースを進み、富士見峠に登りつく手前にありました。うーん、なかなか品のある花だ。
蕾のものもあるのでもう少しの期間楽しめそうだ。
富士見峠からは古賀志山には向かわず、そのまま北に進み下りて行く。滑りやすいので要注意。ここからは林道を歩いて、西登山口と言われていた場所まで進む。そこから北上して444P(三峰山)を目指す。つい2年ほど前に登ったと思うがあまり記憶にない。ピークの肩に着いてちょっと西の方に行ってみたら椅子のような岩があり、これに登ると好展望で二股山、次石山、羽賀場山などが見えた。雲がかかっているので遠くの山は見えなかった。
444Pに山名板はなかった。ちょっと先まで行ってみたが何もなし。駆除されたのか。とりあえず、408.9m三角点に行ってみよう。鉄塔付近は篠竹が煩い。三角点の傍の石祠の所にカワスミさんの「雷電山」の山名板があった。周囲を見てみたが他には何もなかった。
ここからは迷走が続いた。藪のなさそうな所を進んで東に向かい、作業道を進んでまた藪を避けていくと444Pの方に戻ってしまうので適当に修正して444Pから383Pへ向かう尾根に到達した。さらに東に進むと送電線が見える場所に着く。以前はここは植林地で薄暗く尾根をそのまま進んで行った記憶があったが、鞍部の東西が伐採され、そのあとに藪化したのだろうか。道が見えない。よーく見ると踏み跡のようなものがあったので仕方なく直進した。いやまいった。痛いとげのある草だか木だかに指を切られてしまった。両腕を頭の上に掲げて歩いた。でもやっぱり痛かった。鞍部からの登りは北側を巻くように巡視路があって383Pは北から登る格好になった。
この先はルート変更はなく、古賀志山から鞍掛山への縦走路に合流。少し進んだのち東側の踏み跡に従って林道に出た。そこからは林道を歩いて北西側から長倉山に行ってみた。以前、倒れた木の所にあった山名板はきちんと掛かっていた。
この先もうっかりミスは続き、道をはずしてしまい、また両手を掲げて歩く場面もあった。最後は予定よりだいぶ早く林道に出てしまった。
今日はだいぶ迷走してしまったが、二つの目的を果たすことができたので良しとしよう。いやあこの暑い時期の低山の5時間超の歩きは堪えます。
約5時間半
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