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2014年10月

2014年10月25日 (土)

関山(北から南から)(平成26年10月25日)

26日は野球の大会で当然山には行けない。25日は怪我をしたり、疲れすぎてもいけないので大人しくしていようかとも思ったが、それほど負担にならない山なら問題ないだろうと、白河市にある関山に行ってきた。関山を知ったのは最近のこと。ノラさんが歩かれていたのを拝見して、白河にあることを知った。その後、マウントジーンズのゴンドラに乗った時に、低いながらも存在感のある山が見えたので同行者に聞くと、白河あたりの山じゃないかとのこと。家に帰ってカシバードで見ると関山らしいことが分かった。つい先週大博多山の山開きに行った折、白河の男性に尋ねてみたらゴンドラから見える山は関山だと教えてくれた。

「福島の山々」というサイトで関山を調べてみると、メインのルートは北側から登るルートらしい。その他に南からの二つのルートも紹介されていた。北からの周回だけだとあっけなく歩きが終わってしまうような気がしたので、南側の方にも足を延ばして、紹介されていたルートを取り敢えず一通り歩こうと考え、実行した。

関山(618.3M)

車をどこに停めようかと思ったが、関山からちょっと離れた北にある関辺体育館に行ってみたら、たまたま女性がいたので、関山に登る旨をお話し、停めさせてもらうことをを了承していただいた。思ったよりも暑いので長袖一枚で出発。道路歩きで南下。見えてきた山が関山だろう。

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(電線が邪魔)

右折する所に案内板あり。関山駐車場があるらしかったが後の祭り。

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橋を渡り舗装道路が途切れる手前の家の犬がけたたましく吠えてきたので頭にきてけりでも入れてやろうかと思ったが、咬まれるのがオチなので睨んだだけにした。右側に狛犬があったが、その先には何もないようだった。少し進むと地形図の鳥居マークへの石段があったので登ってみた。

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登りきると社?があった。左後ろには石祠などがあった。

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右後ろに踏み跡があり進んで行くと関山駐車場の上に出た。ちょうど駐車場に停めて歩き出した人たちが先行していた。ちょっと進むと「烏天狗の道」の案内があり、小さな橋を渡って少し行くと滝不動尊があった。

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左の沢には落差1mくらいの滝もどきがあったような・・・。さらに進んで堰堤を越えて、緩やかに沢沿いを行く。沢を渡ると急登になり、ロープも設置されている。下りは厄介そうだ。しばらく行くと案内板があって右に少し登ると阿夫利神社。

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裏から登って進むと道は左に折れる。ここからの平坦な道は雰囲気が良かった。

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やや急な登りを行くとお墓やらお地蔵さんやらがあって南から回り込んでいくと満願寺。

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右奥に進むと山頂。方位盤やベンチあり。三角点は見忘れた。

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那須連山などがいつもと違う見え方をしていてある意味新鮮。

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(大佐飛山塊と黒尾谷岳?)

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(茶臼岳、朝日岳、右端は旭岳か)

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(旭岳、大白森山、小白森山、端に二岐山の一部?)

みかんを食べてまた歩きだす。条件に恵まれれば富士山が見えるらしいが、今日は無理。下って行くと色々な建造物がある。駐車場のような場所があり、左折は北に帰る道、右手前は内松地区へ、右手奥は硯石地区への道のようだ。案内に従って硯石登山道へ進む。

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始めのうちは伐採地の日当たりのいい道だったが、そのうち多少藪っぽい場所もあった。Pa250082

植林地を抜けると案内板のある舗装道路に出た。

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道路を渡ったちょっと左からさらに下に行く。リンドウのような植物が咲いていた。

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また案内板のある道路に出て西に向かうと三十三観音の案内板あり。

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中に入って見てみたが、23,4しか見当たらなかった。

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内松登山口目指して西に進む。途中で幼女に何しているのか問われ、後ろの山に行くんだよと答えたところ、何でなんでと言われたような気がしたが、無視して足早に通り過ぎてしまった。

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(南から見た関山)

案内板に従って右折。北側の舗装道路に内松登山口があり、その近くには数台の駐車スペースがあった。ここに停めて歩くこともできそうだ。登山口傍には聖観音などの七つの石像があった。

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この登山道も最初は植林、そのうち伐採された明るい道になる。石像も見られた。急な道をジグザグに登っていくとさっきの駐車場らしき場所の近くに出た。

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北への道を進んで行くと金明水。

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水は飲まなかった。下って行くとまた犬に吠えられた。吠えるのが犬の仕事と思えば頭に来ないという訳でもない。関山をちらちらと見ながら戻った。駐車場には車は1台も停まってなかった。約3時間。歩いている途中で足のそこかしこが痛いような感じがした。

明日は怪我しないようにしないとね。2試合はきついな。天気は良さそうだ。暑くなりすぎないことを願います。

関辺体育館(1時間)関山(30分)硯石登山口(25分)内松登山口(20分)分岐部(30分)関辺体育館

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2014年10月19日 (日)

大博多山(山開き)(平成26年10月19日)

今回はどこに行こうか前日の夜遅くになって決めていたが、明け方に目が覚めてあまりにも眠いので山歩きはやめようかと思った。うだうだしているうちに時間は経って、今日を逃すとさらに2週は山に行けないかもしれない。天気もいいと気象情報は言っている。やっとこさ起き出して、南会津の大博多山に行くことにした。(予定ではちょっと違う山だったのだが。)山開きの情報はネットで確認していたのだが、興味半分で行ってみた。やはり人が多すぎた。

大博多山(1314.9M)

三岩の時は中山峠経由だったが今回はカーナビは駒止トンネル経由を指示。それに従って奥会津博物館伊南館を目指していくと、その近くで臨時の駐車場に誘導された。だいぶ人が来ているようだった。もう7時半を過ぎているからなあ。駐車地から形の良い山が見えたので係の人に聞くと尾白山だと。うーん、来年登ろう。

伊南館が受付になっているようでそちらに促されて行ってみると、シャトルバスを待つ長蛇の列。100人以上いたかな?とりあえず受付に行くと登山カードを書くように言われ、それを受付に持っていくと、バッジと登山コースと書かれた紙と温泉の割引券をくれた。今日は急遽決めたこともあり、地形図のコピーは持ってきていなかったので多少は助けになるだろう。

気が短いのでじっとバスを待つことなんかできる訳がない。受付してすぐに歩きだした。久川を渡ってすぐに左折するのが登山口への道のようだ。確認して先に進んでいくと後ろから足の速い男性が来て、すっと追い越していく。足早について行って色々聞きだした。秋田出身の白河在住の方でこの山はもう何度も来ているそうだ。その他色々福島の山のことをお聞きした。非常に有難かった。バスのUターン場所まで行く間に2台ほどのシャトルバスに追い抜かれたが、もしあのままバスを待っていたらまだあそこで立っていたんだろうな。さらに川沿いの林道を歩いて行ってやっと登山口に到達。ここで男性とはお別れした。(山に入ってからも簡単に追い抜かれました。)

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(ここから山歩き)

少し行くと標識が立っていたようだ。帰りに気がついた。

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(帰りに撮影)

いきなりの急登で、すぐに渋滞発生。下の方ではまだ葉っぱは緑のままだ。

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しばらく行くと緩やかになって1062P近くに到着。この辺りは色づいていた。

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ここから左折し西に向かう。人もばらけてきて、歩きやすくなる。紅葉(黄葉)は大博多山手前のピーク付近までで、その先はもう終わっていた感じ。那須連山や二岐山、日光連山は見えたが他はよく分からなかった。

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何となく「ななころびさん」らしき人とすれ違ったが、人違いだろうか?また、下りてくる人が「まっちゃんさんは・・・」なんて言葉を口にした気がして、あのまっちゃんのことかなあなんて思いながら歩いていた。手前のピークへの登りは急でなかなか先に進まなかった。一旦下って登り返して山頂。ごった返している。狭い山頂に30人くらいはいただろうか。

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360度の好展望との情報から期待していたのだが、この人の多さでは景色を愛でることはあきらめた。何とか一角を確保して腹ごしらえ。降りている時に聞いた話だと山頂に3時間も滞在する人がいるらしい。はっきり言ってどうなんだろうかと思ってしまう。まあ勝手と言えば勝手にして下さいですが。まあそれでもこちらは15分ほど休んでから下りた。

下りる途中で東京から来た30人の団体さんが登ってくるのに遭遇。何も好き好んでこんな日にと思うが、こちらも好き好んでこの日に登っているので人のことは言えた義理ではない。下りは滑らないように気をつけるだけ。ロープが設置してあるが、ただ流してあるだけのものが多いので頼りすぎない方がよさそうだ。

シャトルバスが停まっていたがここでも待つよりは歩いたほうがいいとそのまま林道を歩いて行った。途中でやはりバスに抜かれたが、1台だけだった。受付で下山カードに記入している時に発砲音が聞こえた。(それまでも何回か聞こえたが。)多分熊かなんかの駆除のためだろうが、登山道のない所を歩いているとズトンと撃たれることもこの時期にもあることを覚えておかないといけないようだ。伊南館の駐車場は車はだいぶ少なくなっているようだったが、自分の車を置いて臨時駐車場はさらの車が増えていた。

山開きも登る場所を選んだ方がよさそうです。やはり少なくとも山頂は広いほうがいいですね。

駐車地(10分)奥会津博物館伊南館(50分)登山口(1時間30分)大博多山山頂(55分)登山口(55分)駐車地

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2014年10月12日 (日)

三岩岳~窓明山~巽沢山(平成26年10月11日)

2週間前にななころびさんが歩かれたルートを後追いする形で辿った。紅葉(黄葉)は予想以上に良かった。何しろ天気が良かったことに尽きる。

今まで三岩岳とは相性があまり良くなかった?登り口まで行ったことが2回。一度は恒例の便意を催して会津駒の登り口にある運動場傍のトイレまで行って、戻るのも面倒なのでそのまま会津駒に登ってしまった。もう一度は駐車場に来たものの暗い雰囲気が漂っていて嫌な予感がし、御池まで行って燧ケ岳に登った。その他に途中の塩原で猛烈な睡魔に襲われ、車を停めてしばし寝てしまい時間が遅くなってやめたこともある。それでも行きたい気持ちは常にあり毎年のように登ることを考えていたが、ずっと先延ばしにしていた。そんななか、フレッシュなななころびさんの報告を読んでやっと歩いてきた。

三岩岳(2065.3M)、窓明山(1842.5M)、巽沢山(1162.3M)

このところ毎日朝4時ごろに目が覚める。前回の平標山に行った時もそうだったが、今回も自然と4時直前に目が覚めた。(山に行く時はいいけど、仕事の時は日中眠くてどうしようもない。)支度をして車を走らせて駐車地に着いたのは6時半過ぎ。車は6,7台停まっていた。天気もいいので以前に感じた雰囲気はまったくなく、爽快な気分。スノーシェッドの向こう側に見える木々が幾分色づいているがさらに気分を昂揚させてくれる。

この辺りは皆さん車を飛ばしているのではねられないように注意して道路を横断し、「登山口」案内板に従ってスノーシェッド脇から登っていく。

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スノーシェッド上は微妙に傾いているのでちょっとビビりながら進んで行くと、右手に鉄の階段がありここから登っていく。周囲の木々は色づき始めといった感じ。滝も見える。少し進むと崩落地を横断し、さらに進んで黒檜沢に架かる仮設の橋を渡る。

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倒木の埋まった沢状の所や濡れていると滑りやすそうな所にはロープが設置されていた。少し色づいた木々を見ながらの登りとなる。

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しばらく登ると展望地があり、三岩岳方面が見え、下の方には滝も見えた。

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(下の白い所が滝の一部)

この先は北に向かってトラバースしていく。いくつかの沢を渡り、歩きづらい傾いた木道を過ぎていくと旧道と道を合わせる。コースタイムなどの書かれた道標があった。向かい側に見えているのはおそらく下りに歩く予定の稜線だろう。水分補給をしていると追いついてきた単独行の方が挨拶をして先行していった。(この方とは山頂まで前後しながら進んだ。)

ここからは登り一辺倒になる。きれいに色づいた木々を眺めながらの歩き。黄色が目立つかな。

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振り返ると栃木の山が見えてくる。近くの会津の山は同定できない。登っていくうちに何気なく下を見たら、女性が近づいてきている。どこからか飛び出してきたのかと思うほどの速さだ。失礼ながらどう見ても私よりも大分お年を召していらっしゃる。少し登った所に展望地があって、さっきの単独行の男性が休憩していたので、こちらも立ち止り互いに山座同定をしていたら、件の女性もすぐに来て談笑となった。茨城の笠間からいらしたそうで、明日は磐梯山に登ろうかと思っているとおっしゃっていた。それも一度笠間に戻ってからだとのこと。色々な山を登っているようでルートも沢山ご存じだった。窓明山へのルートも何回か歩いているそうだ。それにしても只者ではない。真っ先に歩きだして行ってしまわれた。そうこうしているうちに駐車場で挨拶を交わしたペアのお二人が追いついてきた。この方たちもあっという間に登っていった。(この方たちとは最後まで前後して歩いた。)男性も先に行ってしまわれたので、こちらはバナナを取り出して腹ごしらえしてから歩きだした。

この先は色づいた木はあまり目にしなくなったようだ。途中ほんのてっぺんの部分だけ三岩岳方面が見える所や、池塘のある小さな湿原を通過して避難小屋に到着。中を覗いてみたが暗くてよく分からなかった。(別に探索もしなかったが。)窓明山への道を確認して先に進む。階段状の木道のある振り返ると眺めの良い湿原を通過。

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さらに登りT字路の木道を右折(直進すると駒嶽神社の祠があると帰ってきてから知った。行けばよかったわ。)し、しばらく登っていくと山頂に着いた。かの女性がいらして、西隣にある2070ピークへの踏み跡を確かめたりしていた。ホントお元気です。

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こちらは避難小屋からの登りで足が攣りそうな徴候があったので、変な体勢をとらないように注意して座ったり立ったりして食事する羽目になっていた。それでも少しはうろついて200度くらいの展望を楽しんだ。

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(遠くに那須連山、その手前左は七ヶ岳、手前は高畑山か、その手前は三ツ岩)


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(遠くに男鹿山塊)

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(遠くに高原山、その手前右は枯木山?)

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(奥中央は田代山、右は帝釈山?)

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(奥に女峰山、帝釈山、小真名子、大真名子、太郎山、男体山?)

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(奥に日光白根山)

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(会津駒ヶ岳の奥にちょこっと燧ケ岳)

山頂で休んでいる間に単独男性と、ペアのお二人、さらに単独男性がやってきた。手狭との報告があるが、もうちょっと座れるスペースはありそうだった。

腹ごしらえも済んだので下りよう。大股で歩くと足が攣るかも知れないので小股でゆっくりと進む。好展望の場所から家向山方面の色付きが大分良さそうなのを見て、なんとしてもあちらに行かなくてはと考えて下りていく。どうにか窓明山への分岐に着き、窓明山方面に進む。下りて行くと窓明山の南東斜面が色づいているのが見える。

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(辿る稜線の脇に池塘のある湿原あり)

窓明山への稜線には草紅葉の大きめの湿原や道脇に池などもあった。

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微妙なアップダウンがあり、きわめて歩幅を小さくして歩く。こうすりゃ攣らないでしょう。西側の眺めがいい所から形の良い山が揃って見えた。越後三山だろうか?

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窓明山への登りを慎重に進み、木道のない湿原を過ぎると道標のある分岐があり、一分ほどで窓明山に到着。北側に踏み跡があるようだったがほんの少しだけ進んでやめた。

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ここからは東側の展望がいい。北東側なのだろうか近くのピークや家向山がきれいに色づいているのが見えた。

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(?)

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(家向山方面)

少し休んでわくわくしながらまた歩きだす。下るにつれて紅葉、黄葉が映えてくる。思わず声が出そうだ。素晴らしい。

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地形図の破線は家向山西のピークは巻くように書かれているが、実際は尾根伝いにピークに登る。これが疲れる。足の攣りは大丈夫のようで、歩幅も幾分大きくしても問題なし。芍薬甘草湯の効果だろうか。(三岩岳山頂で飲みました。)ピークと思われる場所でふと下を見ると図根点と思しき傾いた標石を発見。ここでまた休憩し水分補給。だいぶ飲んだなあ。でもその分背負う荷は軽くなる。

巽沢山に向かっていくと前方に山が見える。何となく形から枯木山のような気がするがどうだろうか?

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(中央奥が枯木山のような気がしますが、どなたかご教示を)

巽沢山までの間も木々の色づきは綺麗。ただ写真に撮ると光の加減なのかうまい色合いで撮影されたものがなく、お見せできないのが残念。巽沢山へはほんのちょっと登るだけ。山名板も控えめで、その裏手に三角点はあった。

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ここから先は南に下るようになる。1006Pから先は特に傾斜が急になり、慎重にならざるを得ない。木の階段もどきはあるようだが、あまり役には立っていないようだ。進路が東に変わって下って行くと崩落地があり、そこを回避するように左側から下りて行き、倒木を跨ぐようにして進んで道路に出た。初めての人はここから登るルートがあるとは思わないだろう。

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道路歩き10分ほどで駐車地に着いた。十分に満足のいく歩きだった。

ななころびさん。タイムリーな情報を有難うございました。

駐車地(90分)旧道合流部(95分)避難小屋(45分)三岩岳(25分)窓明山分岐(60分)窓明山(60分)家向山西のピーク(30分)巽沢山(45分)駐車地

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