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2014年12月

2014年12月31日 (水)

客人神社~太平山~晃石山~馬不入山(平成26年12月30日)

例によって前日色々コースを検討していたが疲れてしまい、太平山でもと地図を見てみると、中山の東側の神社マークが目に入った。ここから行けるのではないかとネットで調べると、客人神社という名でここからのルートあることが分かったので歩いてみた。

太平山(341M)、晃石山(419.1M)、馬不入山(345.2M)

以前中山に登った時に車を停めたところ辺りを見たが、ちょっと停められそうにない。客人神社の所に行った見たが、何となく車を停めるのは憚られた。仕方なく車を走らせると資料館があり、そこに駐車場があったので車を入れた。御用のない方お断りの文字があったが、よく見ると昨日から年末年始の休館日で訪れる人はいないだろうと停めさせていただいた。

まず客人神社を目指す。(帰ってきてから調べると「まろうどじんじゃ」とよむらしい。)霞んだ中山を見ながら歩く。

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中山の山麓にある関東ふれあいの道を進み、途中からはずれ客人神社の鳥居の所に着くと、栃木駅から歩いてきたと言う男性と挨拶を交わした。昨日も来られたとのこと。

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お先にと進み、社の東側から登っていく。(多分通常ルートは西側。)また別の鳥居がありその先に愛宕大神の社があった。ここも東側から登っていく。

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明らかにルートをはずしている雰囲気。このまま上に行けば三角点に行くだろうと気にせずに進んで行った。三角点の手前が少し木の枝が煩い。三角点は三方を木で囲まれたようになっていて、よく見る四方が石で守られているのとは違っていた。傍の木に三角点の「如来堂」の点名が書かれた板が打ち付けられていた。

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構わず北に進むと道路があってその先に案内があり進む。

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さらに進んで行くと、滑り台やジャングルジムが合体したコンビネーションとりでなる構造物のある場所に出た。木の間から多分馬不入山が見えた。

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この先も適当に進み、山本有三の石碑を見たりしながら、太平山神社に出た。初詣に備えて準備をしているようだった。東の端に登り口がありそこから登っていく。

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石段を登ったりして進むと奥宮の案内があり行ってみた。石祠と賽銭箱あり。

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後ろ側に行くと道と合流し進んで登ると、富士浅間神社の赤い社があり、太平山の山頂はその裏手になる。

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元の道と合流して進むと舗装道路にいつしか合流。間違えて工事中の方に行ってしまって靴を汚して降り着いたところがぐみの木峠だった。

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晃石山に向かって進んで行くと右側に作業道のようなものができていてネットで境されていた。しばらく進むと大きな看板があり、作業道の意味を知る。

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少し先に展望地(多分ハングライダーかなんかの施設)から南側が見える。雲海が綺麗?

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さらに登った所が晃石山で流石に北の景色は見えるがすっきりではなかった。三角点が異様に大きい。さすが一等三角点ということでしょうか。

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西側を見ると海に浮かぶ島のような景色が見えた。

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(右奥が三毳山か)

少し休んでから進もう。ここから先は人はだいぶ少なくなったようだ。桜峠は北側が伐採されており、たぶん諏訪岳の端正な姿が見えた。あずまやもあって休憩には適地だが生憎お店を広げている人達がいた。峠からの登り返しの道は幾分ぬかっていた。日当たりが悪いのだろう。馬不入山までは大きなアップダウンはない。馬不入山ではこれから下りようとしている人がいた。もうちょっと眺望がいい所だったような気がしたが、今日の天候のせいかもしれないがあまり眺めは良くなかった。

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ベンチに座って休憩。ふと見ると北側に少し下った所で休憩している人達がいた。そういえばあそこは眺めが良かったような記憶がある。ここは3回目だがこれまでは北に下りていた。今回は南西側に下る。落ち葉の積もった急な道を下りて行く。道はしっかりしている。190m付近で道が分岐していた。多分左が正規の道と思ったが、右に行くとこの尾根の西端まで行けるのではと考えたのでここでは右を選択した。

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道はしっかりしていて、所々に図根点の杭が埋設されていた。傾斜の緩い下りを進むと車の音が大きく聞こえるようになり、「止まれ」の道路標識のある所に出た。思った通りだ。ここから道路を歩いて戻っていく。車の往来が多い。スピードを緩めない車が多く、気分の良くない歩行が続く。正規の登山口を確認。三台ほど車が停まっていた。さらに進み、車が脇を通っていくのが苦痛になり山側の林道に入った。

このまま駐車に戻るのもつまらないので、向かいにあるピークまで地形図に実線の描かれている190m級Pに行くことにした。途中行き過ぎて戻ったりしたが、このピークの西側の麓に行くと案内板があった。

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舗装道が続いているようだ。そこを登っていくと途中でピークに向かう踏み跡があったので行ってみた。様子では人は多分殆ど歩いていない。ジグザグに進んで行くので最初は素直に進んだが、かったるくなったので直登に変更。すぐにしっかりした道に出た。南側に少し下ると展望地になっていた。あずまやもあり、そこに三景平と書かれていた。

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今日は天候に恵まれず眺めがよくないので引き返し、一番高い所にベンチがあったのでほんの少し休憩。その後、北に続く道を辿ると看板があったので振り返って見てみると、三景平は片岡山というらしいことが分かった。三景の意味は富士山、東京スカイツリー、筑波山が見えることによるらしい。

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ここから北に下りられないかと進んで行くと、長い滑り台のようなものがあり、何かの施設に下りることができた。適当に進むと野球場に出てしまった。グランドを突っ切るのはいくらこの時期でも憚れたので、端の方を歩いていくと車の往来の多い道路に出た。(この施設は帰ってきて調べたところ「かかしの里」というらしい。初日の出の時にイベントもあるようだ。)駐車地に戻る直前になって雨が落ちてきた。今日は好天と思って家を出てきたが、すっきりとした天気にはほど遠い一日だった。

駐車地(35分)客人神社(40分)太平山神社(10分)太平山(35分)晃石山(50分)馬不入山(30分)道路(35分)片岡山登り口(15分)片岡山(30分)駐車地

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2014年12月28日 (日)

鷲子山から尺丈山(平成26年12月27日)

栃木茨城県境にある鷲子山と尺丈山はそれぞれ歩いたことはあるのだが、今回県境尾根を辿って両山とも歩いてみた。とても静かな歩きができて楽しめました。

鷲子山(468M)、尺丈山(511.4M)

ネットで調べると「高原山探訪」のYoshiさんが新田山近くから尺丈山、鷲子山と歩かれていた。その記事を見て、最初はその後追いをと考えていたが、新田山と尺丈山の間は歩いたことがあるので、鷲子山を最初に登り県境尾根を辿って尺丈山に行くことにした。

ちょうど5年前に尺丈山に登った時に車で走っているのだが道中はまったく記憶になかった。前回車を停めた場所近くに来て田んぼの中にある鳥居を見て思い出した。今回はもう少し先に進んで駐車できる場所はないかと見たが、適当な所がなく、「緑の交流館」なる施設の少し先の路肩の広い場所に停めた。思った以上に寒い。

歩き出して10分足らずで烏帽子掛峠へ向かう道を左に分ける。(帰宅して「栃木の峠」という本を見たら、ここに二十三夜塔があると書かれてあった。)

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(左が烏帽子掛峠への道、真ん中やや右に見えるのが二十三夜塔?)

直進していくと、それまで何台か下りてきていた車を目にすることはなくなる。もうやっていない釣り堀らしき施設を過ぎてさらに鷲子山上神社に近づくと初詣用の臨時駐車場の案内を見る。さらに行くと水戸黄門の歩いた道(黄門道路)の案内があったので、小さな橋を渡って進んだ。

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道は石畳の名残があるような道で整備されているようで歩きやすい。亀井戸なるものがあったので寄ってみた。反対側に行こうとしたら繋がれていない犬が吠える。ここでファイトしても仕方ないので引き返した。犬はとりあえずは繋いでおいて欲しいです。大きなフクロウのある本宮の裏側が高くなっているので行ってみたが何やら建造物があっただけ。木の元に小さな像があったのを見つけたが、何かよく分からなかった。次に468mピークに行ってみた。下には赤い鳥居があってそこから正式な道を登っていく。倒木が邪魔していたが、なるべく由緒正しい?道を歩いていくと祠のあるピークで山名板も二つほどあった。

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(5年前は赤くなかった)

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すぐに下りて神社の本殿の方に行く。

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石段を登っていく途中に富士山が見える場所があると書かれていたので、その方向を見たが生憎この日は見えなかった。本殿から稲荷神社に進み、寒椿を見てまた本殿に戻っていよいよ県境尾根への道に進む。

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463Pに木の祠があり左の踏み跡を進んで行く。

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少し行き右に曲がるべきに思えるが踏み跡は直進。ちょっと進んで引き返してみるが道がはっきりしないので直進方向に進んだら右に行く道が延びていた。そこからは道ははっきりとして、境界の見出標と標石を追っていく形になった。410m級の鞍部には舗装された林道があった。

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藪のない区間が多いが、それでも所々に篠竹や笹の密生した部分はあった。474.0m三角点にはカワスミさんの22年前の前山の山名板があった。ここで初めて休憩。地形図を見ると尺丈山までまだだいぶある。先は長いなあ。

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再び歩き出し、そのうち巡視路になり、一つ目の鉄塔に到達。その先は茨城県側が伐採されて眺めがいいが、どこを見ているの皆目わからず。伐採地は二つ目の鉄塔の少し先まで続いていた。上の部分だけだが奥久慈男体山が見えたような気がした。烏帽子掛峠へは急降下。最後はまさしく滑るようにして降り立った。傍らに馬頭観音の石碑があった。

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烏帽子掛峠は先述の本によると歴史のある峠のようだ。向かいの斜面に適当に取りついて間もない時に軽トラが栃木県側に走っていった。急な所を登って分かりにくい道を進んで行く。木の間から尺丈山が見えた。大分近づいてきたかな。ちょっと笹藪っぽい所もあったりして、そのうち作業道が出てきて、県境尾根から少し北にずれたところに473.5m三角点の標石があった。

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三角点からさらに西に少し下った所は栃木県側が一部伐採されていて遠くに八溝山が見えた。

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その先で進路は直角に折れる。ここは迷わずに進めたが、その先で東に進むところで半信半疑で南に進んでしまった。遠くに境界見出標が見えたのだ。しばらく急な所を下りて、太陽に向かって歩いているのでおかしいとここで県境尾根に入ってから初めてGPSをカンニング。やっぱり間違えてた。すぐに戻ったが、見出標はなんだったの?正しい道をちょっと進むと伐採地で栃木県側は広範囲に渡って裸地になって眺めもいい。尺丈山が間近に見えるようになった。那須の山も見えているが霞んではっきりしない。ちょうど12時になったので切り株に坐って昼食タイム。

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休憩も終わり先に進む。伐採地の淵を進む。437Pあたりから伐採地から離れていく。北進して一旦林道に出て、向かい側に取りつき右に曲がって下りるとまた林道。少し林道を歩いて向かいの斜面に取りつく。なんか見覚えがあるなあと思っていたら、5年前にもここは歩いていたようだ。藪のない所を歩くが、回避できない所もある。

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先に進むと木の階段が出てきてそこを登っていくと社の裏にある山頂に到達。山名板は8個もあった。正規の?山名標柱もあり。

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社の正面に行くと男性がいてびっくりするが、挨拶を交わす。南のベンチのある方に向かう。男体山や八溝の山が見えた。

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寒いので休憩所のような建物に入って休憩。この辺りを整備しているボランティアの方々の写真が貼られていた。ベランダに出るとここから見える略図があった。筑波山がいつもと違った形で見えた。残念ながら栃木の山は霞んですっきりとは見えなかった。Pc270139_2

休憩も終わりあとは戻るだけ。林道も県境から栃木県側になるとだいぶ荒れていた。5年前にも歩いているのだが、まったく覚えていなかった。集落に下りて見覚えのある鳥居を見に行った。5年の間に建て替えられたようで新しくなっていた。そこから数分で車に戻った。歩き出してからちょうど6時間だった。

県境の尾根を辿っている時に耳にしたのは自分の足音と飛行機の音それに鳥の鳴き声くらい。歩いている周囲に自分以外いないのだと思うと嬉しくなってしまう。今回の県境の尾根歩きは非常に満足のいくものだった。

駐車地(1時間)鷲子山(1時間)474.0m三角点(30分)烏帽子掛峠(25分)473.5m三角点(20分)伐採地(1時間)尺丈山(45分)駐車地

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2014年12月25日 (木)

古賀志山(平成26年12月23日)

7月にご一緒したT師をお誘いして古賀志山に行ってきた。宇都宮にもこんな岩のある山があるんだと大層驚かれていらっしゃいました。天候に恵まれ、富士山も見られた。直近6回の山歩きでは誰一人に会うことはなかったが、今回は古賀志ということで沢山の人とすれ違ったりした。まあどちらかというと人がいない方がいいですかね。

古賀志山(582.6M)

森林公園の駐車場で待ち合わせ。1時間も早く着いたとT師。お待たせしました。こちらは時間通りだったんですけど。T師が古賀志は初めてとあって、楽なコースがよろしかろうと北コースで富士見峠に。富士見峠からはまずは東稜見晴台に向かった。見晴からは思惑通りに富士山が見られた。やはり天気はいいのに限る。

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ひとしきり休んで古賀志山山頂に向かう。何と新しい大きな山名板が建てられていた。裏側には「古賀志山を守ろう会」の文字があった。古賀志山は東ノ鳥屋山とかつては呼ばれていたらしい。

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長居する場所でもないので御岳山へ向かう。小さなピークからは日光の山や高原山が良く見えた。

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危なそうな所は回避して御岳山に到着。ここにも新しい名板が。ここは中ノ鳥屋山と呼ばれていたようだ。すると赤岩山が西ノ鳥屋山なのかな?

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ここでしばし景色を堪能。残念ながらまだ日光白根山は雲の中だ。反対側に筑波山。

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さて戻ろう。古賀志山まで戻り、富士見峠を越えて559Pへ向かう。途中の伐採地は好展望で、ちょうどお昼時なので人が沢山休んでいた。我々もちょっと先の展望地で休憩。眺めはいいがなんか複雑な気分。でもやっと姿を現した真っ白な日光白根山を見られた。

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(皇海山)

腹ごしらえも済んで559Pへ向かう。ここから中尾根の分岐までは伐採されてから歩いたことがあったかなあ。いくつかのアップダウンを繰り返して559Pに到着。寒暖計は4℃を示していたがそれほど寒くも感じなかった。ここからはトラバース道を歩いて中尾根を少し進み、北コースに出て駐車地に戻った。

T師も満足されたようでこのコースを選んで良かったと思った。T師は来年は穂高に登ることを目標にされているとのこと。頭の下がる思いである。

2日前に痛めた右の太ももは多少痛みを感じたくらいで歩きには殆ど影響はなかったようだ。良かった良かった。

休憩込みで5時間ほど。

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2014年12月23日 (火)

大倉山(粟野側から)(平成26年12月21日)

鹿沼市(旧粟野町)と栃木市(旧西方町)の境にある大倉山に粟野側から行ってきた。当初は谷倉山まで縦走する予定だったが、諸般の事情により林道から途中退場の形となった。

大倉山は2008年(平成20年)に南尾根の192Pから登り、東の304.5m三角点経由のミニ周回で歩いている。北からのルートは谷倉山まで縦走するとなると、地形図からはルート設定が難しそうだ。尾根伝いに歩くとすると289.9m三角点を経由して南下し縦走路に合流し、東に向かい大倉山に登った後、西進し谷倉山に向かうのがいいだろう。この界隈は岩が結構ありそうなので、どうにもならない岩場に出合ったら引き返すことも十分あるなあと思いながらも歩くことにした。

大倉山(454.8M)

登り口近くに来て車をどこに停めるか周囲を走ってみたが、公民館などはあったものの何となく停めるのも憚られたため、近くにあった総合運動公園の駐車場に停めた。御用のない方ご遠慮願いますというような文言が案内板にあったが、この時期イベントもないだろうから問題ないだろう。傍の中学校ではサッカー部が練習していた。

遠くに谷倉山北の伐採地を見ながら歩き出す。289.9m三角点への取りつきを探す。小川があってそこを少し歩いて登りやすそうな所から山の方に向かった。

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急傾斜だが踏み跡らしきものはあって、そこを辿ったり直登したりと進んでいくと30分ほどで三角点に到達。南東斜面は伐採されているようだった。

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その先は稜線を進む。振り返ると日光連山などが見える所もある。下の方で物音がしたので見てみると猪らしき動物が歩いているのが見えた。390m級Pにつくと栃木縣の石柱があった。

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破線路を通過するが、左右に道らしきものはあるようなないような。そろそろ岩が出てきそうな感じだがまだ大丈夫。420m付近の北東斜面はかつて伐採された場所らしく、低い藪があるがさしづめ150度くらいの好展望地。流石に筑波山は見えないが古賀志山からぐるっと日光の山、足尾の山まで見える。

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展望を楽しんで先に進むといよいよ岩が出てきた。左右ともに巻けそうにない。

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仕方なく少し戻って下に行くしかないようだ。落ち葉が積もっていて滑りやすく危険。もう少しで市境の尾根に到達するのでだいぶ下まで降りて東側を大きく巻いて歩きづらい所を登っていって境界尾根に着いた。うーん、疲れた。

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(前方が境界尾根)

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(尾根到達)

ここから東に向かう。すぐに岩があるが登れそうだったが巻いた。400m付近で北東方向に引き込まれないように注意。400m級Pから大倉山までは北斜面が伐採されている。伐採されてから少し経っているようで藪がちょいと煩い所がある。ここからも好展望で日光の山や高原山も見える。南方面には遠く太平山と思しき山並みが見えた。

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だいぶ大倉山が近づいてきたようだ。2008年には伐採はされていなかったと思うが、今はまだら禿状態?

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430m級Pから下って行く途中で倒木に足を乗せたら、ものの見事に滑って転倒してしまった。右の太ももを強打し少し傷もついたようだ。数分そのまま歩くがヒリヒリするので出血していないかどうかズボンを下げて見てみると、擦り傷がちょっと長めにできていた。あっちゃあ。

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(汚くてすみません)

取り敢えず血は出ていないので気を取り直して進む。ふと頭が冷たく感じたので頭に手をやると被っていた筈の帽子がない。転んだ時に脱げたのかな。気がつかないなんて間抜けている。まあまた戻るのでその時に回収すればいいだけ。最後の登りは伐採されてない方が良かったかも。山頂には山名板が3つほどあった。筑波山が霞んで見えた。

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伐採されているだけあって好展望。ザックを降ろし飲み物をサイドポケットから取り出そうとしたら見当たらない。これも転倒した時に落としたようだ。早く気がつけよ。展望が慰めてくれるかな。とりあえず腹ごしらえ。

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(皇海山方面)
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(横根山でしょうか)

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(錫が岳、男体山など)

さあ西に向かうか。戻っていくとやはり転倒した場所にペットボトルと帽子があった。

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滑った木を確認すると大分水分を含んでいた。こんな所に登っちゃだめだよ。

さっき登ってきた場所を通過するとその先は岩っぽい所が続く。殆ど岩に登ることなく巻いて進んだ。なんか写真を撮る余裕もなし。478Pからの下りでは正しい道を歩いているのに何を思ったかわざわざ北の尾根の方に行ってしまい、変だなあと気がついて戻るなんてことをする。その先の岩場も直登すればいいものを南側を巻いて怖い目にあった。うーん、今日はいかんなあ。太ももも痛みがあるし、もう谷倉山に行く気は失せていた。500Pに近づく頃には稜線の雰囲気は変わり、岩ではなく笹が出てきたりした。500P手前でタブレットでグーグルマップを確認してみたら、ピークの西側鞍部には林道が南北に走っているようだ。今日はずるしてここから下りてしまおう。林道に降り立つ手前は少し藪っぽかったが、踏み跡を進むとそれほど痛くなく下りられた。

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後はトボトボと林道を下って行った。林道の入口は駐車地を見つけるために車でウロウロした時に見かけた公民館の所だった。戻った運動公園の駐車場はやはり閑散としていた。谷倉山の方を見上げて、また来ることがあるだろうかと考えたが、先送りにすると伐採地の薮がはびこって歩きづらくもなるし展望も悪くなるだろうから、遠くない将来に再訪するか、もう近寄らないかのどちらかだが、あの山頂の殺風景さを思い起こすと後者の方になるかも知れない。

粟野総合運動公園(10分)取り付き地(30分)289.9m三角点(1時間10分)市境尾根(40分)大倉山(2時間)林道出合(1時間)粟野総合運動公園

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2014年12月15日 (月)

天狗山(栃木茨城県境)(平成26年12月14日)

旧馬頭町と大子町の境にある305.6m三角点峰の天狗山は倉持さんの「地図に無い山」に載っているのを見ていて10年以上前から知っていた。しぼれさんが何年か前にこの山を登られていたのを思い出し、あらためて氏のサイトを見てみると、ちょうど2年前に歩かれていた。今回もしぼれさん情報を参考に近くの三角点を絡めて歩いてみた。

天狗山(305.6M)

天狗山の名前は最近聞いたことがあるなあと歩きながら考えていたら、つい先月白河にある天狗山に行ったのを思い出した。うーん、やはり記憶力の減退が・・・。

駐車地は情報からなごみの里公園の駐車場にした。しぼれさんのルートを歩く予定なのだが、ゴルフ場の北の三角点まで行って、周回しようと思っていたので、時計回りに歩くことにした。

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駐車地から北上し、380.1m三角点から南西に延びる尾根の末端辺りから登ろうと行ってみた。民家があったが、庭先をごめんなさいして家の右手から入っていった。踏み跡はあってしめしめと思ったが、すぐに篠竹藪になった。少し格闘して藪を抜けるが、またすぐに藪の中に突入。注意深く探せば道らしきものはあったかもしれないが、強引に突破しやっと抜けた。なかなか手ごわい笹薮だった。

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藪のない道を歩くと254Pには建造物あり。配水池とのこと。

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その先を下った所には道が横断している。作業道だろうか。先に進むと墓地があり、展望が開けた。

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尾根伝いに進んで行くと所々に伐採された場所があり、西側の展望が多少開ける。所々に地すべり防止区域の柱が立っていた。

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所々笹薮はあるもののそれほど難儀することなく380.1m峰に到達。三角点と比較的新しい石祠があった。

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東に下りて行くと実線の道路に出てその先に進んで行くと右手にゴルフ場が見えてくる。ここから先はゴルフ場の縁を歩くことになる。境界の柵の傍は藪がないので楽をしてそこを歩いていく。

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いつの間にか県境尾根になり、308P近くになるとゴルフ場とは別れを告げて、県境線は向きをやや東にかえる。作業道っぽいものがあって少しの間そこを進むが適当に308Pの斜面を登っていった。さらに進んで278.2m三角点を目指す。ピークに三角点があるものだとばかり思っていたが、高い所に行っても何にもない。地形図を見ると微妙にピークからはずれているようだ。その辺りをGPSを見ながら5分ほどウロウロしただろうか、ふと下を見ると半ば隠れるように三角点標石があった。こうなると意地だな。

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やっと先に進めるぞ。適当に下って行ったら、前方に高いものが見えなくなったので、西に寄りすぎたことを知った。少し東に向きを変え進んで行くと上に祠が見えたので行ってみた。

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ここから下ると鳥居があり、道路に出た。峠にはバス停があった。ここで昇降する人は結構いるのだろうか。峠でしばし休憩。向かいを見ると大分急だ。下の方は笹が多そうだ。休憩後意を決して看板の所から入っていった。

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ほんの短い距離だが、太い笹というより竹藪?を強引に進んだ。そこを抜けると藪のない急斜面。喘ぎながら登り稜線に出た。この先も笹の煩い場所もかなりあり、ルートの分かりずらくなることもしばしば。注意深く見れば踏み跡は笹の中にあるようだ。展望の開けた所から多分高原山が見えた。

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歩くのには邪魔にはならないが、岩があるのには驚いた。岩からそれほどかからずに山頂に到達。山名板は4つほど。ここに4つもあるとは意外。RKさんのものもあった。

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ここからさらに県境尾根を南下する。この先は結構笹藪が酷かった。だいたい踏み跡はあるのだが、掻き分けるのに労力がいるほどの笹。思わず相撲取りに笹の海なんていう名の力士はいないのかなあなんてことを考えながら笹の海を泳いでいく感じ。

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所々に南の展望が開ける場所はあったが、たぶんあれは新田山だろうと考えるくらいで同定できず。笹藪との格闘も280m付近の鞍部に出ると終了。その後も県境尾根を進み、道路に出た。当初はあわよくば南の388.7三角点まで行こうかと思っていたが、道路に出た時にはそんな思いはもう消えていた。後は駐車地まで道路歩き。結構疲れました。

顔に何か所も傷を作ってしまった。アラ環男の顔がどうなろうとどうでもいいこと。帽子を忘れてきたのが痛かった。

なごみの里(10分)取り付き(1時間5分)308.1m三角点(1時間10分)278.2m三角点(10分)境明神峠(35分)天狗山(1時間10分)道路(25分)なごみの里

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