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2015年3月 1日 (日)

かろうじて前山(釈迦ヶ岳あるか遠く)(平成27年2月28日)

2月は仕事絡みのイベントが多く、満足に時間が取れませんでした。幸い28日は何も予定がなかったので、この冬初めての雪のある所に行ってみましたが、前日に降った雪の影響でしょうか、慣れないラッセルにてこずり予定の半分くらいで敢え無く撃沈となりました。

前山(1435M)

前日の気象予報では風がかなり強くなりそうで高い山はどうかなと思っていましたが、夜中の強風が朝起きてみるとそれほどでもなくなっていました。改めて予報を見ると風もそれほどではないような感じです。当初は百村山あたりを考えていましたが、天気もよさそうなので眺望のいい釈迦ヶ岳に行くことにしました。結果的にはやっと前山まで到達しただけで終わりました。

昨年と同じように「風だより」の傍のちょっと路肩が広いかなあと思われる所に停めました。支度をしていると野田ナンバーの方がやって来られ、後ろに車を停めたので少しお話し、やはり釈迦ヶ岳に行くとのことでした。お先にと歩き出します。昨日積もったと思われる雪の路面にタイヤ痕がずっと先まで続きます。2月28日は狩猟期間の最終日なので鉄砲撃ちが多分入っているのだろうと思いながら進みます。登り口に着きましたが車はありません。やはり狩猟の人の車だったのでしょうか。木の階段を登ろうとした手前で大きく踏み抜きました。前途多難です。

P2280002

歩き出して間もなく発砲音が続けて聞こえてきました。的中ですね。比較的近くで音がしているので不安ですが、成るようにしか成らないのでお構いなしに進みます。守子神社の所で早めにスノーシューを装着しました。

P2280003

ちょっと早すぎた感は否めませんが、この先休めそうな場所もないので仕方ありません。しばらく続いていた鹿の足跡も消え、山歩きのトレースもなくなりました。そのうち釈迦ヶ岳が見えてきました。まだまだ遠いです。

P2280016

前山が見えていますが、一向に近づきません。この日はそれほど喉も渇かないだろうとそれほど飲み物も持ってきていませんでしたが、ラッセルをしながら登っていくと、異様にのどが渇きます。数日前から多分顎関節症だと思うのですが、食事の時などに口を開くと痛みが出るため十分に口を開けられません。食いしばると良くないと言われたので口を少し開けながら歩いているので余計に口が渇いたのかも知れません。トレースのない所を歩くのは気分のいいものですが、急斜面のラッセルはあまり経験のない野球親爺には厳しい試練のようです。

P2280020

両手両足を使いながら登ってどうにか傾斜の緩やかな所まで登りました。そこからも結構沈みます。時間もだいぶ経ちました。とりあえずお馴染みの前山の案内板を探します。ありました。埋もれてはいないようで雪の量としてはそれほど多くはないのでしょうか。

P2280024

もう少し先の展望がいい所まで行ってみましたが、それほどは良くなかったようです。男体山や女峰山は見えましたけど。釈迦ヶ岳は見た目遠い感じはありませんが、この状況だとまだ2時間以上はかかりそうです。あっけなく戻ることにしました。いつものことですね。自分のトレースを辿ります。

P2280036

前山からの急な下りを適当に滑りながら下りて行くと、男性が登ってきていました。さっきの男性とは違うようです。途中で戻って来た旨を伝えました。釈迦ヶ岳まで登られたのでしょうか。いつもは下りは楽チンに下りて行くのですが、この日は慎重に下りて行きました。雪も大分緩んできたようで沈み込みの大きくなるところもあり、下の方になると雪も消えている所もありました。神社の所でスノーシューを脱ぎました。下りて行く途中でまた発砲音が何回か聞こえました。思わず歩みが早くなります。登り口の雪も融けていました。

P2280040

道路の雪も大分融けていました。駐車地に戻ると、前山の手前で会った男性のものと思われる車が増えていました。野田ナンバーの車の男性はどんなルートで歩かれているのでしょうか。一度もすれ違いませんでした。

駐車地(30分)登山口(2時間45分)前山(1時間45分)登山口(25分)駐車地

Photo

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男鹿山塊・高原山」カテゴリの記事

コメント

林道黒沢線の手前から歩くと登山道入り口まで距離も高度差もありますね。しかもラッセル。自分だったら前山直下の急勾配でヘロヘロになってしまうと思います。前山の道標の埋もれ具合を見た限りでは、今年は積雪量が多くて残雪歩きが楽しめそうですね。

野田ナンバーの車の男性は土上平放牧場を突っ切ったのではないでしょうか。西平岳に向かった可能性もありますね。雪が少なく比較的歩き易い状態のときにそのルートで前山まで往復したことがありましたが、登山口に至るまでの長い緩斜面登りがきつかったように覚えています。

Yoshiさん こんばんは。
私もヘロヘロでしたが、どうにか前山まで到達したというのが実情です。今年の積雪は多いのですね。これからが歩きの適期でしょうか。
Yoshiさんの土上平放牧場突っ切りの記事を読みました。以前に読んだことを忘れていました。確かにだらだらとした登りが堪えそうです。
釈迦ヶ岳への守子神社経由のこのルートはYoshiさんの記事を拝見してからもうかなりの回数登っていますが、静かな歩きができるので一番好きなルートです。

相変わらず精力的に歩かれているご様子。
いつも記事を拝見しているのですが、自分などがコメントするのが憚れるような深い歩きをされているなと思っています。

高原山南面は自分は馴染みが無いです。等高線がみっちり詰まった稜線を延々と釈迦ヶ岳に向けて登るのが体力的に不安なので未だ未踏なのです。行くだけなら良いですが帰ってこなきゃならないですものね(笑)

まっちゃんさん こんばんは。
深い歩きと言うほどのものでもありません。所詮、人の後追いが殆どですから。藪歩きに関してもまっちゃんさんに遠く及ばないと思っています。

高原山の南面は人影疎らで静かな歩きができていいですよ。ヤシオツツジの時期や紅葉の時期がいいかも知れません。

コメントをしてくださる方があまり多くいらっしゃらないので、心待ちにしております。いつでもお気軽に書き込みください。

この日、南会津八総でマイナーピークでスノーシューしてました。敗退覚悟でしたが、稜線はクラストしていて結構快適でした。

高原山も、結構な積雪があったのですね。踏み抜きの深さが分かって、参考になります。

NYAAさん こんばんは。
相変わらず精力的に登られているご様子ですね。
こちらは雪のお山は慣れていませんので、なかなか遠出もできません。
この時期中山峠を越えるどころか尾頭トンネルを抜けることすら躊躇してしまいます。
NYAAさんの記事を拝見して行った気になっております。
高原山はちょっとタイミングが悪かったようです。

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