鶏頂山、釈迦ヶ岳(平成27年8月22日)
この週末も天気が今ひとつ読めません。土曜日に行く山が決まっている場合は金曜日夜の野球の練習の後に早く帰って翌日に備えるのですが(練習をさぼることもあります)、今回は天気も良くなさそうでしたので23時ごろまで食事をしてから家に戻りました。既に山への意欲は減退気味です。まあ朝起きてから考えましょうと用意もせずに寝てしまいました。起きたのは平日よりもちょっとだけ早い5時半。遠出はなしですね。色々考えたんですが、結局1時間ほどで登山口まで行ける鶏頂山にしました。毎年夏に行っている気がしたんですが、ほかに行くところも浮かばなかったんですね。困った時の鶏頂山という訳ではないんですが・・・。
鶏頂山に登って結構バテていたのですが、今回はちょっとだけ頑張って釈迦ヶ岳まで行きました。さらにバテましたけどね。釈迦ヶ岳は今年だけでもう3回です。この時期人は少ないようで山頂の手前で日差しを避けるように二人組が休んでいただけでした。今回は周囲の山はあまり見えませんでしたが、雲海が綺麗でした。花は空振りでした。
鶏頂山(1765M)、釈迦ヶ岳(1794.9M)
いつものようにスキー場跡の広い駐車場に停めます。デジタル無線の鉄塔工事をしているとの看板がありました。昨年下りて来た所を登ります。旧ゲレンデトップで振り返ると日光方面の山はかすかに見えていました。青空も見えています。樹林帯に入ると幾分ひんやりしました。弁天沼は今年は涸れていないようです。
釈迦ヶ岳への道を左に見て鳥居をくぐって鶏頂山へ向かいます。
笹が結構伸びていて濡れますね。
お助け水は涸れてはいませんでした。稜線に出て鶏頂山に向かうとリンドウやニガナが少しだけ道端に咲いてました。
何故か疲れて休み休み登りやっと山頂です。山部さんの山名板は人為的なことがない限り半永久的に健在でしょう。
ここで大休止です。この時点ではこのまま戻る気でいましたから。食事もカロリーメイトを少し持ってきただけでした。雲海が綺麗です。
休んだりウロウロしているうちに目の前にある釈迦ヶ岳に行って雲海を見ようかという考えが浮かんできました。まだ時間もありますしね。バテてはいるんですが、どうにかなるでしょう。結局30分以上休んでから再び歩き出しました。爆裂火口をぐるっと回る形で進んで行きます。笹刈りがされているようです。一部色づき始めた木もありました。
御岳山はいつ来てもあっけない場所です。鞍部からの登り返しが堪えますね。たった150mくらいの登りなんですけどね。剣ヶ峰からの道を見ると釈迦ヶ岳はもうすぐそこです。分岐の先で二人連れが休憩してました。山頂はカンカン照りですから、それを避けるためだと思いました。そんな訳で山頂には誰もいません。ここも山部さんの板が健在です。
やはり山はあまり見えませんね。お目当ての雲海は見られました。トンボが沢山でした。
(前山方面だと思います。トンボも)
鶏頂山で大休止しましたが、ここでも20分ほど休みました。この日は水分は約2L持ってきていましたが、あと残りは600mlほどでしょうか。水分消費量の多さはどうにかならないのでしょうかね。結局ぎりぎり持ちましたけどね。
後は下りるだけですね。弁天沼への分岐まで微妙なアップダウンがありまして、これがちょっと堪えます。木の根っこに足を乗せたら滑ってしまって足が攣りそうになりましたが事なきを得ました。気を付けないといけませんね。木は滑りますから。分岐からも刈り払いはされているようでした。ここまで花があまりにも少なかったので枯木沼に寄ってみました。枯木沼の木道を進むと鹿が2頭湿原から逃げて行きました。1頭が木の下でこちらを窺って警戒音を発しています。こちらも対抗して大きな声を出しましたが、やることが間抜けですな。
(見えづらくて申し訳ありません。中央に鹿)
枯木沼にも花は殆どありませんでした。キクらしきものだけでした。
枯木沼をぐるっと回ってから下りました。いつもよりも北に行きすぎたようで殆ど人が歩いていないような所を下って行きました。多分以前はこれほど藪っぽくはなかったような気がしますが。
この日、山で会った人は4人だけでした。
駐車地(55分)弁天沼(40分)鶏頂山(1時間)釈迦ヶ岳(50分)弁天沼(25分)枯木沼(15分)駐車地
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