武尊山(オグナほたかスキー場から)(平成27年9月21日)
巷で言われているシルバーウィーク。野球親爺にとっては実質20,21日の二日しかないような状態です。20日は疲れが抜けきらないため早起きができないと思い、21日にどこかに行くことにしました。9月の最終週と10月の第1週は野球の大会があるため山は行けません。紅葉を見たいと思い色々候補地を探してみたのですが、いつものように頭がこんがらがってしまい、最終的に武尊山にしました。紅葉もいくらか始まっていて楽しめましたが、長いゲレンデ歩きは疲れました。
前武尊(2039.7M)、武尊山(2158.0M)
オグナほたかスキー場の駐車場には車が3台停まっていました。そのうちの2台の人達は、これから歩き始めようと準備中でした。支度をしているうちに皆さん出発し、こちらはゆっくりと歩き出しました。振り返ると正面に日光白根山が見えます。いいロケーションです。上に進むと駐車場があり、その脇が登山口になっていました。上に停めれば良かったと思いましたが、高々1,2分の違いですからねえ。
ジグザグに登って稜線にのり、左に5分ほど進むとゲレンデ歩きの始まりです。ゲレンデ歩きの常ですが急です。前方に先行者が見えますが、ドンドン離されていくのが分かります。前方に見えるのが、前武尊でしょうか。
30分ほどで舗装された道が終わり、ゲレンデの左脇にある階段の登りになりました。ヤマハハコが沢山咲いてました。尾根に続く階段状の道がありましたが無視してゲレンデトップまで行ってみたところ道はやはりありません。仕方なく先ほどの尾根に入る道まで戻って正規の道に進みました。登ってすぐに川場野営場からの道を合わせ前武尊を目指します。急な歩きづらい道が続き、鎖のかかった場所もありました。また、石像などが見られました。
所々に色づいた葉も見られます。前武尊山頂には日本武尊の像です。
傍らに三角点がありました。小休止して像の背後から先に進みます。少し下ると剣ヶ峰が目に入ります。奇怪な形です。
剣ヶ峰は東を巻き、その先のピークは西を巻いて進みます。巻き終って見えてきた前方のピークが家の串でしょう。
色づいた木々を見ながら進みます。左手には剣ヶ峰山が見えていました。
ちょっと登りづらい所もありましたが家の串に到着。
ここから先は中ノ岳南の分岐までやせ尾根が続きます。強風でもない限りは殆ど問題ないでしょう。紅葉も所々ですが綺麗でした。
(中央が武尊山(沖武尊))
前方に見えるピーク(中ノ岳)に登るのは大変そうだなあと思っていたら、その手前に武尊牧場からの道との合流部があり、ピークは巻くようになっていました。
ここには7,8人ほど人がいました。歩き出してからここまでにすれ違った人は2,3人。ここから武尊山までは数多くの人と出合うことになります。
菩薩界の水と書かれた水場の水はチョロチョロ出ている程度でした。鳳の池の板のある場所には泥濘があるだけで水は見られませんでした。池の脇を三つほど通過して登りになるとまた像がありました。
剣ヶ峰山方面からの道を合わせるとすぐに山頂でした。沢山の人が休憩中です。これほどいるとは意外でした。三角点も一等三角点なんですね。
たまたま空いていた場所に坐って休憩しました。生憎ガスが湧いてきて北側の景色は良く見えませんでしたが、剣ヶ峰山は良く見えました。
30分ほど休んで戻ります。帰りもアップダウンがあって大変そうです。
あらためて山頂近くの像の傍によってみました。不謹慎かもしれませんが怒ったオバサンのようです。
中ノ岳南の分岐までかなりの人とすれ違います。家の串側に入るとやはり人は少なくなりますが、それでも8,9人ほどとすれ違ったでしょうか。時間的に武尊山山頂まで行くと厳しそうです。避難小屋にでも泊まるのでしょうか。家の串までのやせ尾根はすれ違い場所が難しいですね。稜線の紅葉ももう少し先が最盛でしょうか。
行く時にはよく分からなかった至仏山と燧ケ岳が見えました。今日は混雑していそうです。
前武尊に戻って休憩します。もう後は下るだけです。下りて行く途中で日光白根山から右左に延びる山並みが見えていましたが、同定するのは難しいです。
ゲレンデの下りが堪えました。
スキー場駐車場(2時間5分)前武尊(50分)家の串(45分)武尊山(50分)家の串(40分)前武尊(1時間10分)スキー駐車場
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