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2015年11月23日 (月)

追分山(平成27年11月22日)

22日は朝には地域の仕事があり、夜は泊まりのイベントもあって本来ならば山歩きはしないのですが、23日は雨の予報でしたので、つい最近山名を知った里山を歩いてきました。実は栃福県境歩きをするのが目的だったのですが、ただ三角点もない、名もない所を歩くのも何だかなあと言うことで、大変失礼な話なのですが、地形図には記載のない三角点峰を絡めた次第です。

追分山(697.0M)

昨年福島の千軒岳から天狗山を歩いた時にほんのちょっとだけ県境を歩きました。その続きと言っては何ですが、今回は685Pから県境を西に辿って追分明神からすぐ西の三角点まで歩こうかと地図を見たら、ちょっと南に三角点があるのに気づきました。山部さんのサイトで調べてみたところ「追分山」というカワスミさんの山名板が掛けられているのを知りました。それならばと「追分山」と県境を歩くことにしました。

現地に行くまで三蔵川の上流部まで並走する林道を辿って北東側から登ろうと思っていました。車を走らせ追分地区まで行ったものの適当な駐車地がありません。バス停の所がちょっと広くなっていて多分バスが方向転換する所なんでしょうが、端っこの方に停めようかと思いましたが、それでも邪魔になるかも知れないと考えて停めるのを止めました。南に少し戻ると車が数台停められるスペースがあり、下りてみると案内板がありました。

Pb220041_2

この板の横から川側に向かう踏み跡がありました。偵察すると三蔵川に橋が架かっていて対岸に渡れるようになっていました。ここで作戦変更です。602Pを経由して追分山に登り、そこから県境に行き、左回りに辿ることにしました。歩き出してすぐに作業道です。橋の先では倒木が通せんぼしてます。

Pb220044

橋を渡ると作業道は北斜面側に続いています。602Pへ向かうのには南側に行かなくてはなりません。小さな沢がありますが、渡れやすそうな所を探して渡りました。

Pb220048

尾根に乗ると踏み跡らしき窪みがありました。ちょっとだけ藪です。

Pb220051

尾根伝いに登っていけば602Pに行きますから気楽です。途中で2回ほど廃作業道と出合いました。602Pには予期していなかった青い板が掛かっていましたが、判読不能でした。ただこの板はカワスミさんの板に違いありません。このピークにも名前があるようです。

Pb220063

追分山への途中にやはり作業道と出合います。藪はありません。追分山の南の谷の650mより上では残り紅葉が出迎えてくれました。

Pb220085

登りきるとカワスミさんの板がありました。木のだいぶ下の方に掛かっています。

Pb220091

三角点は落ち葉に隠れ気味でした。

Pb220093

腰を下ろすところはないかと見回すと最適な場所がありました。

Pb220096

ちょっと早いですが昼食にしました。休憩も終わり支度をしていると何となく赤くチカチカするような感じがして周囲を見てみると、木に残る葉の赤と落ち葉の赤の仕業でした。

Pb220098

ここから東に向かって県境を目指します。県境に出る所が多少分かりづらいですが、県境の雰囲気は何となく分かります。

Pb220110

県境が90度近く折れる場所からさらに明瞭な平らな道になり、このままずっと続いていくものと思っていたら、前方に笹が出てきました。700m級ピークの手前辺りからです。はじめの方は下に道があるように見えましたが、そのうち笹の丈が高くなって道も分からなくなってきました。

Pb220122

10数分続きやっと解放されました。やれやれです。少し下ってまた登り返して、行かなくてもいい685Pに行くと2本の赤ペンキの印がありました。案の定北東に行ってしまい、すぐに引き返しました。道はしっかりしていたんですけどね。県境に戻るとこっちの方がやはりしっかりした道でした。

Pb220129

このまま続いてくれると思っていましたけど、また笹が出てきました。こちらは距離は短かったですが、丈は高かったような気がします。10分に満たない時間ですが疲れますね。踏み跡があるかどうかは分かりませんでした。

Pb220136

ここを抜けてホッとしました。685P手前の最低鞍部へはかなりの急傾斜で掴まるものが少なく慎重に進みました。685Pへの稜線の西側にはやはり作業道が出てきますが、稜線上を進みます。千軒岳からの道を合わせるとすぐに685Pです。何となく覚えてました。

Pb220144

ここまで予想していたよりも時間が掛かってしまいましたので、追分明神西の三角点はここで諦め、また別の機会に歩くことにしました。またここで少し休み西に向かいます。殆ど藪はなく、だいぶ進んだ570m付近では栃木県側は伐採跡地でした。向かいに山が見えましたがどこだかさっぱり分かりませんでした。

Pb220152

栃木側に寄りすぎると痛い木が多いので少し北側を進みます。所々で小さな境界標を見ながら西進し、適当に急な所を下って行くと前方に建造物が見えてきました。追分明神です。この冬には登りましょう。

Pb220161

道路に降り立って案内板などを確認します。栃木側に下って行くと関東ふれあいの道の標柱がありました。駐車地まで15分とかからず戻りました。

駐車地(1時間)602P(30分)追分山(15分)県境(1時間20分)685P(50分)峠(13分)

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コメント

野球親爺さん こんにちは。茨城と栃木の県境はけっこう薮のあるところも残ってますね。カワスミさんの名板はしばらく見てないので。見に行ってもいいなって思いました。このレベルの笹薮が気にならない野球親爺さんなら南会津の低山も楽に歩かれると推測します。

ノラさん こんばんは。いつも有難うございます。
カワスミさんのものと思われる名前の消えた板は意外でした。
予想していない所で出合うと何となく嬉しくなりますね。
笹薮は強引に進むと落し物をしたり、靴の紐がほどけたりと色々ありますね。
楽には歩けないと思いますが、来年は南会津の山を少しずつ歩いてみます。

野球親爺さん こんにちは
当方は27日、602mPは通っていませんが逆回りで追分山を歩いてきました。画像のお山は602Pではありませんか。
以前からネット上にある「芦野宿と伊王野の里ガイドブック」の地図にある「月夜見山」ってどこだろうと思っていました。ピークの南側にある帰路の林道沿いにお社を見ましたが、ひょっとしたら月夜見山かもしれませんね。(合間見て調べてみようと思います。)

しぼれさん&Pさん こんばんは。
カシバードで見てみましたら、602Pのようですね。有難うございます。
今回駐車した場所にあった義経伝説の案内板を後で確認したら月夜見山のことが書かれていました。602Pが月夜見山の可能性も大いにありそうです。「芦野宿と伊王野の里ガイドブック」の地図に書かれている月夜見山の場所も602Pあたりに見えなくもないですね。

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