2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 明神山~上沢山(平成28年1月11日) | トップページ | 平群山(平成28年1月23日) »

2016年1月20日 (水)

千躰庚申山~浅利山~小野久保山(平成28年1月17日)

しぼれさんの戸奈良庚申山を歩いた記事を見ました。今年は申年なのでやはり庚申山ですね。戸奈良庚申山は以前に三床山を歩いたついでに寄っています。庚申山と言えば足尾ですが、この時期は私には無理です。別の庚申山が佐野の閑馬地区にあったような記憶があり、調べてみるとやはりありました。そしてこれらもしぼれさんの記事から知ったお山なのですが、その近くに浅利山と小野久保山があったので、今回まとめて歩いてみました。

千躰庚申山(171M)、浅利山(331M)、小野久保山(490.5M)

とある場所に駐車して歩き出します。(実はこの日は5時半前に起きました。目が覚めてしまったので布団から出ました。5時46分にテレビの前で黙祷しました。早起きしたから早く家を出た訳ではなく、歩き出しは8時半近くになっていました。)道路を歩いて数分で石柱の建つ所に到達。文字を見ると千躰庚申山と書かれていました。閑馬庚申山だとばかり思っていました。

P1170002

左手の参道のような登りを進みます。脇には庚申塔が沢山ありました。建造物を左に見て少し登ると平らな山頂で、庚申塔や石碑や石祠がありました。石碑には「千躰庚申」と書かれていました。

P1170011

北西に進みます。作業道のようなものがありますが、その右(東)側の薮っぽい所を進むと庚申塔がいくつもありました。こちらも参道だったようです。さらに進むと尾根は切通しになって寸断されていました。下りやすそうな所を見つけて道路に下り、向かいの取りつきやすそうな所から登ります。多少の枝が煩い感じはありますが、東側を進むと問題ありません。開けた所で右手の斜面を見ると多少派手に見える建物がありました。神社かなんかでしょうかね。

P1170034

先に進むと217Pから三角点への尾根が見えてきました。こちらは藪です。

P1170039

右の方の薮を抜けていくと急な登りになります。この日一番の登りでした。

P1170043_2

ジグザグに登り、東側の尾根と合流して西に向かい進んで行くと307.2m三角点に到達しました。だいぶ高い位置にRKさんの板がありました。

P1170057

少し休んで先に進みます。左手遠くに赤城山と白い浅間山が霞んで見えていました。多分366Pの南の350m級ピークだったと思いますが、2つの石祠がありました。

P1170067

366Pには何もなく、しぼれさん情報から東隣のピークに寄ってみます。北側は切れ落ちているので慎重に進みます。丈の低い笹も見られました。お城の跡のようで堀切もありました。340m級の手前に石碑が三つほどありました。

P1170080

一旦小さく下って登り返すと平らな場所でここがもしかしたらかつての城跡かも知れません。佐野市のサイトで見ると浅利城は331mとなっていました。平らな所は340m以上はありますので、浅利山は331mとした方がいいかも知れないと個人的には思いました。ここは長居せずに366Pに戻り北進します。進んで行くと男体山が見える所もありました。

P1170092

441Pのほんの10mくらい東にも石祠がありました。坂和の文字が見えましたので東にある坂和地区の人がまつったものと思われます。

P1170096

石祠が台座から少しずれていましたので直しておきました。441Pは何もありません。次の三角点までの傾斜は緩やかです。490.5m三角点はしぼれさん情報で小野久保山とのこと。西の集落に小野久保と言うのがあるようでそこから付いた名でしょう。ここで大休止としました。

P1170108

おなかも満たされさらに先に進みます。少し岩っぽくなってきました。左手を見ると赤城山がまた見えました。

P1170112

470m付近からはやせ尾根の急降下になります。前方には石尊山が見えてきました。

P1170116

慎重にコケないように進んで鞍部から登り返し、少し降りたところが399Pで、以前ここには北の石尊山(530m)から下りてきています。一応大久保山から尾根を繋ぐことができました。前回は西に下りているので今回は東側に下りましょう。まあ破線路はあてにしてませんから、適当に藪っぽい所を下りて行きます。

P1170120

踏み跡はないと言っていいでしょう。急な下りですが、木に掴まって下りて行けば滑り落ちることはありません。ただ幹がトゲトゲの木が沢山あるのです。うっかり掴むと痛いです。盲目的に木を掴むと痛い目に会うので目で見て掴む木を選んでいきます。これが面倒でした。10分もしないうちに平らになりかつての作業道のような道型に出合いました。途中で途切れたりしたので適当に進んで行くとはっきりとした道、林道に出ました。

P1170128

後はここを進んで行くだけですね。人家が見えてくると犬の吠える声が五月蝿くなります。チェッと舌打ちしながら進むと動物除けの柵に出くわしました。御心配なく。人が通れるように少し開けるようになっていました。

P1170129

少しで舗装道路に出て駐車地に戻りました。途中で岩峰群の一部を見ましたが、いつまで経っても行くのになかなか踏ん切りがつきませんね。そろそろ行かないといけないとは思っているのですが・・・。

いつもながらしぼれさん&Pさんに感謝です。

駐車地(10分)千躰庚申山(45分)307.2m三角点(35分)浅利山(1時間15分)小野久保山(30分)399P(25分)舗装道路出合(50分)駐車地

Photo

« 明神山~上沢山(平成28年1月11日) | トップページ | 平群山(平成28年1月23日) »

安蘇・前日光の山」カテゴリの記事

コメント

野球親爺さん こんばんは。この尾根歩きはなかなか面白そうですね。ポケットへ入れておきます。最後の舗装道歩きもそんなに長くなくていいです。近じか後追いさせていただきます。石尊山に行ったのも大分昔なので。樺埼神社から山王山周回もいいですが。こちらもいいですね。ところで岩峰群はまだ行かれてなかったんですか?野球親爺さんなら何の問題もないかと思います。きっと今は赤テープもかなりあるんじゃないかと思います。最近RKさんの白いのを見てないので久しぶりに見てもいいなって思います。

ノラさん こんばんは。
石尊山まで歩かれると歩き甲斐があると思います。
RKさんの白もいいですね。
岩峰群は何となく踏み出せないです。今年中には歩こうと思います。

何処の山だろうと思って地図を開いたら、
閑馬川西側の尾根でしたね。

自分も一床山から金原へ歩いた時。
一床山から閑馬町へ周回した時。
二回ともさらに一本東のこの尾根が気になっていました。
稜線をひたすら辿り、粕尾の地蔵岳まで軌跡を繋ぐなんてのも
面白そうですが、かなり回数を分けないと無理かな。
リタイアして自由時間が増えれば可能かもしれませんが、
今の所少ない休みで此処も行きたいあそこも行きたいでは、
なかなかそんな贅沢な案は実行出来そうにもないところが残念です。

まっちゃんさん こんばんは。
尾根を繋ぐことができればいいと私も思っています。
自分の場合は軟弱な性格で途中で断念することが多く、虫食い状態になっている所が多々あって、繋ぐとすると時間がいくらあっても足りません。
山の中を徘徊しているだけで満足しているというのが実情です。

野球親父さん 御無沙汰しております。
今回は,石尊山の南側を歩かれたんですネ。
自分も,北側は繋げてあるんですが,小野久保山側が未踏で,いずれ歩かなくちゃと思っていたんですが,参考になりましたヨ。まぁ,最後の舗装道歩きはネックですが,致し方ないといったところですかネ。
閑馬岩峰群,野球親父さんなら,なんて事ないですヨ。
レベル的には,飛駒の鋸山と大差ないですし,楽しめると思いますヨ。

瀑泉さん こちらこそ御無沙汰しております。
北側は繋がっていらっしゃるんですね。
私の場合は奈良部山と大久保山の間が未踏なのですが、奈良部山の南はちょっと厳しそうと思っております。
岩峰群はのこぎり山と同程度ですか?ちょっと危ないですね。
なるべく早く行こうとは思っておりますがねえ・・・。

野球親爺さん こんばんは
一度に行っちゃいましたね。366P北側は凍っていて怖かったのを思い出しました。里山は最後のけもの避けのフェンスが関門です。こういう情報は駐車地と同じくありがたいものです。
9日の新田山花の時期の山行きストックに入れました。

しぼれさん&Pさん こんばんは。
しぼれさんの記事のお蔭で色々な所を歩くことができて、いつも感謝しております。
366Pの北斜面は急傾斜ですから凍結していると恐怖ですね。ご無事で何よりでした。
これからはフェンスがあるものとして行動しないといけないようですね。
今日もしぼれさんの記事を参考にさせていただき、平群山に南側から行ったのですが、イワウチワと思われる葉が群生している場所がありました。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 千躰庚申山~浅利山~小野久保山(平成28年1月17日):

« 明神山~上沢山(平成28年1月11日) | トップページ | 平群山(平成28年1月23日) »

最近のトラックバック