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2016年4月

2016年4月24日 (日)

鳴虫山(滝ケ原峠から)(平成28年4月23日)

ななころびさんのお庭?の鳴虫山に行ってきました。今までいろいろなルートを歩いていますが、まだ歩いたことのなかった滝ケ原峠から登ってみました。ついでと言っては何ですが、以前に細尾峠から1158Pまでは歩いていたので、1158Pから滝ケ原峠まで繋いでみました。鳴虫山のアカヤシオは最盛期なのでしょうか、綺麗に咲いていました。
 
鳴虫山(1103.5M)
やしおの湯の近くの路肩の広いところに駐車し歩きだします。以前に下りてきたところから登ります。稜線に乗るとちらほらとミツバツツジでしょうか、それなりに咲いていました。
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鉄塔を過ぎてからアカヤシオも見えてきます。西斜面に見られ、遠目に鑑賞するだけで近くには行けません。天候も良くなく、写真は撮りましたが今ひとつ映えません。1047.7m三角点には寄らなくてもいいのですが、習慣なんでしょうか取りあえず行ってみました。1158Pまでの間にも所々にアカヤシオの群生が見られました。天気が良ければねえ。
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1158Pから東に向かいます。ここからは初めて歩く場所です。今度は南斜面にアカヤシオです。今日の目的はアカヤシオがメインなので、まあまあの満足度です。
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1051Pへは歩きにくい下りからの登り返しになりますが、足元を見るとカタクリの葉っぱがありました。花はもう終わりのようです。アカヤシオを愛でながら進んでいくと滝ケ原峠が近づいた標高900m付近に石祠がありました。
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さらに下り850m付近にもまた石祠がありました。
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この辺りから適当に下っていくと道路に出ました。
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ここでカロリーメイトを口にします。今日はそれほど時間もかからないと思って、水分は1.5L、食事は持ってきておらず、カロリーメイトとスープとコーヒーだけです。シャリバテにならないかと不安になってしましました。でも仕方ないので適当にやりくりします。歩きだそうとすると自転車の人達が数人南からやってきました。そしてすぐに戻っていきました。挨拶して向かいの斜面に取りつけそう所を探して登りました。最初は地形図からは想像もできない急斜面を登っていきます。下を見るとまた別の自転車の人達が来たようです。稜線に乗るとあとは比較的なだらかになりました。北側の新緑が目につきました。
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969Pは折れた木が目印になります。下って行った900m付近にも石祠がありました。
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ちらほらとアカヤシオを見ながら進みます。
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さらに上っていく途中、950m付近でしょうか、頭の部分の落ちたと思われる石祠のようなものがありました。
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通常ルートへの合流部にはロープが張られていました。ロープなんかなくても普通の人は足を踏み入れないでしょう。鳴虫山に向かいます。沢山の人に出会います。東斜面にアカヤシオが咲いています。すぐにでも着くかと思ったらそれなりの時間がかかりました。山頂は人だらけ。山頂に目立つアカヤシオがありました。
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人があまりにも多いので少し北斜面の下った所で休憩しました。少ない食べ物をアカヤシオを愛でながら全部食べてしまいました。
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上から聞こえてくる人の声もうるさいので下りますか。合峰までの間にも綺麗な所はあります。
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合峰から先の通常ルートは初めて鳴虫山に登った時以来十数年ぶりに歩きます。記憶には残っていませんね。925Pが独標でした。
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地形図では西に向かって破線が描かれていますが、通常ルートは北のほうへ向かうようです。ここでは当初の予定通り破線路を進みます。ここにもロープが張られていました。ここは張られていないと迷い込む人はいそうです。 こちらにもちらほらとアカヤシオがありました。
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880m級Pから破線路と別れを告げて西に進みます。799Pから鉄塔方向へ行きます。少しだけ枝の煩い所もありますが、藪というほどのものはありません。799Pを過ぎて鉄塔に着きました。
P4230420
ここからは外山が見えました。また、やしおの湯も送電線の向かう先に見えました。鉄塔があれば巡視路があるはずです。少し下ると西の急斜面を下る巡視路がありました。ここを利用させてもらいます。巡視路を下りきって右に進むと道があり左に進み橋を渡りグランド脇を歩いて車に戻りました。
大雑把な計画は良くないですね。4時間ちょっともあれば歩けるかなあと思っていたのですが、6時間近くかかってしまいました。きちんとガイドブックを見るなり、ネットで調べるなりしないと大怪我しそうです。食料も水分も準備不足でした。
駐車地(1時間)1047.7m三角点(35分)1158P(50分)滝ケ原峠(1時間)合流部(15分)鳴虫山山頂(45分)独標(35分)鉄塔(15分)駐車地
Photo
 
 

2016年4月10日 (日)

地蔵岳(一の鳥居から)(平成28年4月9日)

かつて「日光稜線紀行」のstarionさんの歩かれた地蔵岳の南から東に延びる尾根の末端から地蔵岳へ歩いてみました。starionさんは夕日岳から夕日新道を下って戻られていますが、私には無理と思われましたので、ハガタテ平から古峰神社に下り、バスで戻りました。歩き始めから地蔵岳まで6時間と大佐飛山に匹敵する長丁場の登りは疲れましたが、どうにか歩き通すことができて良かったです。
地蔵岳(1483M)
 
最初の計画では古峰神社まで車で行ってバスで戻って一の鳥居あたりから歩く予定でしたが、家を出るのが少し遅れたため途中で諦め、以前停めたことのある一の鳥居より少し神社側に進んだ古越路バス停そばの駐車場に停めました。丁度歩きの準備をしている時にバスは下に下りていきました。15分早く家を出れば良かったのですが、いつももたもたして出るのが遅くなるのが常です。
まずは一の鳥居方面に下ります。東大芦川に沿って左折、釣り人が数名いらっしゃいました。数分で橋を渡り適当に取りつく所を探して適当に取りつきました。いきなりの急登です。480m付近には石祠がありました。
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さらに510m付近には南に向いているお地蔵さんの碑のようなものがありました。
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そこから少し進んだところにミツバツツジなんでしょうか、花が咲いてました。
 
P4090014
636.5m三角点には標石以外何もありません。
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先に進みます。15分くらい歩いたところの北斜面にアカヤシオの小群生がありました。今日見られると思っていなかったのでうれしくなりました。
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700m級Pあたりの北は伐採地でネットが張られています。好展望で女峰山が遠くに見えました。
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ネットに沿って進むと今度はヤマツツジなのでしょうか。赤い花が南側にありました。
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北に目を転じると正面に見えるのは夕日岳ですかね。
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ネットがやせ尾根部分にあって少し歩きにくいところもありましたが、鞍部のところでお別れします。ここから767Pへの登りは急です。767Pを過ぎると877Pのきれいな山容が目に入ります。ここにもアカヤシオがありました。
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740m級Pの北側にもネットがあります。ここからの下りは急降下。750m級Pにもネットが張られていました。鞍部からの登りは最初は岩があって手掛かりにして登れます。
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岩がなくなると作業道らしきものに出合い、登りにくいところを登って877Pに到達しました。ピークの手前で鉄砲の音が聞こえて思わず声を出してしまいました。今日は駆除に人が入っているのだろうかと思いましたが、近くに射撃場があるのを思い出しました。ここで小休止。今日初めて腰を下ろします。ここにもアカヤシオがありました。
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かなり疲れました。アップダウンが結構あって、それも急なんですね。ここまで3時間かかっています。地蔵岳までの行程の5分の2といったところでしょうか。先はまだ長いようです。鉄砲の音を聞きながらの休憩は射撃場からと分かっていても落ち着かないものですね。
この先では作業道のような林道のような道に出会ったり別れたりします。取りあえず歩きやすいところは利用し、尾根を歩いたほうがいいところは尾根歩きをします。
P4090093
東の1037Pからの尾根と合流すると夕日岳方面がまた見えるようになり、地蔵岳と思われるピークも見えてきます。1221.9m三角点への登りになると南斜面は下に笹があるカラマツ?林になっていい雰囲気になってきました。ここの三角点にも山名板は見当たりません。ここでまた休みました。この辺りは晩秋に来ると良さそうです。
P4090120
ここからは雰囲気のいい尾根歩きが始まります。疲れていますが、気分的にはいいです。
P4090123
小さなピークの下にかつて何か建造物があったのではと思わせる痕跡がありました。
このような痕跡はこのあと見る2か所の石祠のある場所の裏側にもありました。
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さらに進んで左手を見ると皇海山らしき三角の山が遠くに見えました。
P4090133
そちらを見るように 石祠が建っていました。
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さらに進み1245Pあたりでまた石祠を見ます。
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ここの裏側にも先ほどのような痕跡があり、さらに進んでみて振り返るとこの一帯に何かあったのではと思わせるような雰囲気が漂っていました。
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気分のいい稜線歩きが続きます。下に保安林の色あせた看板を見たり、あたかも木が看板をくわえているように見える所もありました。
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左手には半月山や社山から大平山に続く稜線が遠目に見え、進むにしたがって地蔵岳が大きくなります。山頂直下は急登ですが、最後のひと踏ん張りと休みながら登ると図根点のある山頂に着きました。人の気配はないですね。この日は誰とも会いませんでした。
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歩きだしてから6時間。877Pからは思ったほど時間がかかりませんでした。ここで大休止。枝越しに日光の山が見えます。夕日岳が近くに見えますが、行く気力も体力もありません。
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(見にくいですが日光白根山)
時間は今13時になろうとしています。リーバスの時刻表を印刷してきましたので見ると、14時35分と15時45分出発のバスがあります。14時35分に乗れるでしょうか。前日ここから古峰神社までどのくらいかかるか見たのですが、もう忘れています。1時間半だったか2時間以上かかったか、どうだったかな。1時間半で下りられれば前者に乗れますが、そんなに早く着かないだろうと思いました。まあ休み終わったので速攻で下りましょう。下りはルートは南に下りるように作られていますが、日光市と鹿沼市の市境尾根を下ります。
P4090193
藪はありません。こちらからのほうが男体山が良く見えました。
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通常ルートは崩落したところを通るので危険ですが、こちらの市境ルートはまったく問題ありません。ここに少しジグザグに道をつけたらこちらのほうが安全に歩けると思うのですが。と、そんなことを考えながら予定通りにハガタテ平に到着。南下します。水量が多いのか水の流れる音を心地よく聞きながら足早に下りていきます。あっという間に林道に出ました。そのあとも適当にショートカットしながら進み、時計を見ると余裕で14時35分発に乗れそうです。ゲートを抜けて道路に出て少しスピードを緩めて下りていくとバスが停まっていました。出発までまだ20分もありました。そのままあと何㎞も歩いて駐車地まで行く気力も体力もありませんので バスが出発するまで適当に時間を潰しました。乗客は私を含めて4人でした。
古越路バス停P(15分)尾根取りつき(45分)636.5m三角点(1時間)767P(1時間)877P(1時間30分)1221.9m三角点(1時間10分)地蔵岳(15分)ハガタテ平(50分)ゲート(10分)古峰神社バス停
Photo
 

2016年4月 7日 (木)

向山~花瓶山~砥山(平成28年4月3日)

3日は久しぶりに尾根歩き虫食い状態を解消すべく県南に行こうと思っていました。ところが1日に今年初めての野球の練習があり、年甲斐もなく動きすぎてしまい、左のハムストリングをピキッと痛めてしまいました。肉離れというほどではなく、多少すじが伸びたような感じで、大したことはなさそうですが、長い時間歩くのはやめた方が良さそうです。そんな訳で県南へ行くのは中止し、近場で良さそうな所はないかと調べてみると、「リンゴさん」の花瓶山の情報がありました。多少イワウチワには早そうですが、家から近いし、それほど歩く時間もかからないだろうと出かけてみました。

向山(548M)、花瓶山(692M)、砥山(646M)

2日は夜10時まで仕事だったので歩きの準備もしておらず、3日朝に慌ただしく支度をするものの何回か忘れ物をして右往左往して家を出るのに時間が掛かりました。さらに車を走らせてから5,6分経ってまた忘れ物をしたのに気づいて家に引き返しました。10分以上のロスです。如来地区に行って車を停める場所をどこにしようかとウロウロしているうちに道を間違えたり、一度停めたところで歩き出そうと近くの人に大丈夫か確認すると、別の所にした方がいいですよと言われ、結局今まで2回花瓶山に登った時と同じ場所に停め直したりと、ここでも15分くらいはロスしたでしょうか。

この日は南尾根から向山へ登り、大倉尾根で花瓶山、そして県境を南下して途中で646P(砥山)に進み、南西尾根から林道に下りて戻るというルートを考えて歩き出しました。尚、646Pを砥山としたのは、2005年5月下野新聞社発行の栃木百名山ガイドブックの花瓶山の章の中の地図に書かれていたのを引用したためです。

駐車地は道路が舗装でなくなる手前の空き地でその傍にはトイレが設置されていました。多分ここに車を停める人は少ないでしょうが、ウツボ沢出合に駐車する方々にとっても、このトイレは有難いのではないかと考えます。(帰りにこのトイレを設置された方とたまたまお会いしました。100円と書かれていますが、別に入れなくてもいいとおっしゃっていました。でも、100円くらいケチらずに入れるのが良いのではと個人的には考えます。右下にある手を洗う水も入れ替えているそうです。)

P4030001

林道を戻る形で進みます。変な方向を歩いていると思われたようで、車に乗った地区の方がどこへ行くのか話しかけてきました。花瓶山に行くことをお話すると、道に迷って茨城県側に下りてしまった人の話などをされました。礼を言って先に進みます。舗装ではなくなった林道を進むと道端にショウジョウバカマがありました。帰りに気づいたのですが、少し入った所にも咲いていました。

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(帰りに撮影)

さらに進むと右手に石の階段が見えましたのでふと先を見ると石祠がありました。その後ろに御神木のような高い木がありました。取り敢えず行ってみて2拝1拍手1拝です。

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取り付こうと思っていたところの道がよく分からず、別の所から入ります。

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尾根上には廃作業道なのか窪みがありました。向山の手前のピーク辺りからイワウチワが出てきました。数はそれほど多くはありませんが、それなりに満足できました。

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向山方面から人の声が聞えますが、向山に着いた時には姿かたちはありませんでした。

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ここから花瓶山まではだいぶ以前に歩いていますが記憶には残っていませんね。少しだけイワカガミです。

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群生しているもののまだ咲いていない所もありました。

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現在地が特定できにくい地形です。そのうちカタクリも出てきました。ほんの数株見えますが、天気のためか花開いているものはありませんでした。

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花瓶山近くにもカタクリの群落はあるようです。花咲く時期は見事でしょう。

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県境尾根に合流する所で花瓶山方面から多分家族連れの5人組がやってきました。再度お会いした時に女性からお聞きしたところによるとカタクリ見物のようでした。群生地をご存じのようでした。花瓶山の手前の笹を避けようと巻き道を行ったら行き過ぎてしまったようで、却って笹と親しんでしまいました。反対側から山頂に到着です。相変わらずな山頂で長居は無用です。「はながめやま」なのですね。

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大倉尾根を見送って県境を南下します。前回歩いた時に比べ笹の刈り払いがなされているような印象がありました。この尾根でも所々にカタクリの群生地があるようです。

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砥山への分岐には休猟区の看板がありました。ここで右に折れます。

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県境よりも踏み跡明瞭で藪もありません。砥山には山名板があるかと思いましたが、見当たりませんでした。

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ここで休みましょう。取り敢えずコーヒーと賞味期限間近のカロリーメイト。周囲を見ると下るべき尾根は分かりづらそうですが、なだらかに下って行く尾根が見えました。西に下りて行く踏み跡がありますが、うっかりするとそちらに行きそうです。まあ間違えても林道には下りられますけど。10分ほどの休憩を終えて目指す尾根を下りて行きます。少し石も出てきます。あっという間に下に道が見えてきました。最後は下りやすい所を下りました。

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少し東に行ってまた尾根を下ります。途中にイワカガミがありました。

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予定通りの場所に下りることができたようです。

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林道沿いの草花を見ながら戻ります。集落には梅や河津桜などがありました。

通常の向山登山口から登ればイワカガミの群落に出合えたでしょうが、小生はこのスタイルの歩きになってしまいます。イワカガミを愛でるのは来年以降にまたということで。そしてカタクリもですね。

足の方はまったく問題ないようでした。年を考えて行動したいとは思いますが、多分ダメでしょう。大きな怪我になる前にできるだけ自重しましょう。

駐車地(25分)取り付き(40分)向山(1時間10分)花瓶山(50分)砥山(20分)林道(35分)

Photo

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