鳴虫山(滝ケ原峠から)(平成28年4月23日)
ななころびさんのお庭?の鳴虫山に行ってきました。今までいろいろなルートを歩いていますが、まだ歩いたことのなかった滝ケ原峠から登ってみました。ついでと言っては何ですが、以前に細尾峠から1158Pまでは歩いていたので、1158Pから滝ケ原峠まで繋いでみました。鳴虫山のアカヤシオは最盛期なのでしょうか、綺麗に咲いていました。
鳴虫山(1103.5M)
やしおの湯の近くの路肩の広いところに駐車し歩きだします。以前に下りてきたところから登ります。稜線に乗るとちらほらとミツバツツジでしょうか、それなりに咲いていました。
鉄塔を過ぎてからアカヤシオも見えてきます。西斜面に見られ、遠目に鑑賞するだけで近くには行けません。天候も良くなく、写真は撮りましたが今ひとつ映えません。1047.7m三角点には寄らなくてもいいのですが、習慣なんでしょうか取りあえず行ってみました。1158Pまでの間にも所々にアカヤシオの群生が見られました。天気が良ければねえ。
1158Pから東に向かいます。ここからは初めて歩く場所です。今度は南斜面にアカヤシオです。今日の目的はアカヤシオがメインなので、まあまあの満足度です。
1051Pへは歩きにくい下りからの登り返しになりますが、足元を見るとカタクリの葉っぱがありました。花はもう終わりのようです。アカヤシオを愛でながら進んでいくと滝ケ原峠が近づいた標高900m付近に石祠がありました。
さらに下り850m付近にもまた石祠がありました。
この辺りから適当に下っていくと道路に出ました。
ここでカロリーメイトを口にします。今日はそれほど時間もかからないと思って、水分は1.5L、食事は持ってきておらず、カロリーメイトとスープとコーヒーだけです。シャリバテにならないかと不安になってしましました。でも仕方ないので適当にやりくりします。歩きだそうとすると自転車の人達が数人南からやってきました。そしてすぐに戻っていきました。挨拶して向かいの斜面に取りつけそう所を探して登りました。最初は地形図からは想像もできない急斜面を登っていきます。下を見るとまた別の自転車の人達が来たようです。稜線に乗るとあとは比較的なだらかになりました。北側の新緑が目につきました。
969Pは折れた木が目印になります。下って行った900m付近にも石祠がありました。
ちらほらとアカヤシオを見ながら進みます。
さらに上っていく途中、950m付近でしょうか、頭の部分の落ちたと思われる石祠のようなものがありました。
通常ルートへの合流部にはロープが張られていました。ロープなんかなくても普通の人は足を踏み入れないでしょう。鳴虫山に向かいます。沢山の人に出会います。東斜面にアカヤシオが咲いています。すぐにでも着くかと思ったらそれなりの時間がかかりました。山頂は人だらけ。山頂に目立つアカヤシオがありました。
人があまりにも多いので少し北斜面の下った所で休憩しました。少ない食べ物をアカヤシオを愛でながら全部食べてしまいました。
上から聞こえてくる人の声もうるさいので下りますか。合峰までの間にも綺麗な所はあります。
合峰から先の通常ルートは初めて鳴虫山に登った時以来十数年ぶりに歩きます。記憶には残っていませんね。925Pが独標でした。
地形図では西に向かって破線が描かれていますが、通常ルートは北のほうへ向かうようです。ここでは当初の予定通り破線路を進みます。ここにもロープが張られていました。ここは張られていないと迷い込む人はいそうです。
こちらにもちらほらとアカヤシオがありました。
880m級Pから破線路と別れを告げて西に進みます。799Pから鉄塔方向へ行きます。少しだけ枝の煩い所もありますが、藪というほどのものはありません。799Pを過ぎて鉄塔に着きました。
ここからは外山が見えました。また、やしおの湯も送電線の向かう先に見えました。鉄塔があれば巡視路があるはずです。少し下ると西の急斜面を下る巡視路がありました。ここを利用させてもらいます。巡視路を下りきって右に進むと道があり左に進み橋を渡りグランド脇を歩いて車に戻りました。
大雑把な計画は良くないですね。4時間ちょっともあれば歩けるかなあと思っていたのですが、6時間近くかかってしまいました。きちんとガイドブックを見るなり、ネットで調べるなりしないと大怪我しそうです。食料も水分も準備不足でした。
駐車地(1時間)1047.7m三角点(35分)1158P(50分)滝ケ原峠(1時間)合流部(15分)鳴虫山山頂(45分)独標(35分)鉄塔(15分)駐車地
« 地蔵岳(一の鳥居から)(平成28年4月9日) | トップページ | ミツモチ(県民の森から大丸)(平成28年5月1日) »
「日光の山」カテゴリの記事
- 日光にあるとあるツツジ尾根(令和元年5月25日)(2019.05.26)
- 赤薙山、丸山(平成30年12月16日)(2018.12.17)
- 女峰山(「秘密の花園」を経てピストン)(平成30年4月28日)(2018.04.29)
- 鳴虫山(中曽根~金谷ホテル)(平成30年4月14日)(2018.04.15)
- 社山(歌が浜から大日尾根上野島ルート)(平成30年4月8日)(2018.04.11)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« 地蔵岳(一の鳥居から)(平成28年4月9日) | トップページ | ミツモチ(県民の森から大丸)(平成28年5月1日) »
野球親爺さん こんばんは。周回ご苦労様です。もうアカヤシオは1000mぐらいまで上がってるんですね。今の時期,鳴虫山は人が多いのでしょうね。ちょっと行く気にはなりませんが,つつじを見に行くには滝ケ原峠の反対側に行くのがよろしいようで,記憶に入れておきます。
投稿: ノラ | 2016年4月25日 (月) 21時08分
こんばんは。
滝ケ原峠の西の山中に、祠なんてあるのですね。それにヤシオツツジも。ストックに入れさせていただきます。
ヤシオツツジは画像を見ると、最盛期のようですね。次週ではちょっと遅いでしょう。今年の鳴虫山のヤシオツツジは1週間は早いですね、。
タイムリーな情報、ありがとうございました。
投稿: ななころび | 2016年4月25日 (月) 21時54分
コロンブスの卵のような周回でしたね。
どうしても車道を境に別なエリアと思ってしまいがちですが、
この周回も面白いですね。
自分もそろそろアカヤシオを・・・と考えていたので、
情報助かります。
後は天気と休みがうまく合致すればなんですが、
世間の大形連休どこ吹く風で、30日と7日出勤、
カレンダーの赤い所だけ休みというお寒い状況です。
休めるだけラッキーかと思うようにしてます(-_-)
投稿: まっちゃん | 2016年4月25日 (月) 22時08分
ノラさん こんばんは
鳴虫山は今の時期は人だらけですが、通常ルートではないところですと殆ど人はいません。そういう所を歩かれるといいかと思います。
滝ケ原峠から薬師岳の間も時期によっては人が沢山歩いているような印象があります。これからしばらくは騒がしくなっていくかもしれません。
投稿: 野球親爺 | 2016年4月25日 (月) 22時36分
ななころびさん こんばんは
鳴虫山を知り尽くしているななころびさんも滝ケ原峠の西は未踏部分がありましたか。アカヤシオは特に期待はしてなかったのですが、思いの外あってよかったです。
鳴虫山のアカヤシオは全盛なんですね。やはり1週間早いですか。どこの山もそうなんでしょうか。これから続くシロヤシオも今年は早いでしょうかね。
ななころびさんはそろそろ会津の山開きシリーズでしょうか?
投稿: 野球親爺 | 2016年4月25日 (月) 22時47分
まっちゃんさん こんばんは。
車道歩きをなるべく短くしようと思って、地形図を眺めていたらこんな歩きになりました。
アカヤシオ、ミツモチあたりはそろそろどうなんでしょうか?今年はどこも少し早いようですね。
私も休みは暦通りです。3日からの3連休を大切にしたいです。
投稿: 野球親爺 | 2016年4月25日 (月) 22時54分
鳴虫山周辺のアカヤシオも見事ですね。1158m辺りのアカヤシオも十分見頃に見えますし先週は三ノ宿と絡めてその辺りに出かけても良かったかなあと考えてしまいます。花盛りを狙うタイミングは難しいですね。
来週は前日光のもう少し標高が高い場所に体力作りに出かけようと思っているのでアカヤシオ前線は参考になりました。
投稿: ふみふみぃ | 2016年4月25日 (月) 23時42分
ふみふみぃさん こんばんは
三ノ宿山から薬師岳への尾根はいいですね。
花の時期をドンピシャで狙うのは難しいです。
取りあえずあまり期待しないようにして歩いて、花盛りだったらラッキーと思うようにしたほうが落胆せずにいいかもしれません。
私はシロヤシオが好きなので、これからですね。
ちなみに今日、那須塩原市のとある民家の庭のシロヤシオが満開でした。
前日光の標高のもう少し高い所とはどのあたりでしょうか。
記事を楽しみに待ってます。
投稿: 野球親爺 | 2016年4月26日 (火) 21時06分