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2016年5月 7日 (土)

桝形山(塩原温泉ビジターセンターから)(平成28年5月5日)

5月5日は長歩きをしようと思っていましたが、3日の夜中から風邪気味と言いますか、何となくすっきりしない体調で、6日の仕事に差し支えるかもしれないと思い、前日の段階で近場で済ますことにしました。6年前に塩原温泉ビジターセンターから南下し743.1m三角点(前山)から833Pまで歩いた時にシロヤシオが綺麗だったような記憶があり、1日の歩きから標高800mあたりにシロヤシオが咲いているのではと考えてビジターセンターから歩いてみました。体調もそれほど悪くなかったのでさらに南にある桝形山まで行ってみました。シロヤシオオタク?の野球親爺もこれほどのシロヤシオに出合ったのは初めてではないかというくらいそこかしこに咲いており(標高720mから960mあたりまで)、大変満足のいく歩きになりました。あまりにもラッキーな気がしましたので、熊にまで出合いそうだと思いましたが、それは杞憂に終わりました。
 
桝形山(1086.3M)、前山(743.1M)
ビジターセンターから遊歩道を進みます。
 
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10分足らずで遊歩道を見送り、尾根上を進みます。640m付近でシロヤシオを見ました。少しシロには早いのかなあとこの時点では思いました。ヤマツツジやミツバツツジも散見されます。720mくらいになると西斜面にシロヤシオが目立ってきました。西側の斜面に少し下りてシロヤシオを見に行きますが、斜面の下の方にもシロヤシオは見られ、これから進む方向にもたくさん見られます。結局、群生は御料局三角点標石の手前まで続きました。こちらははしゃいで写真を撮りまくります。
 
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御料局三角点標石から1分で743.1m三角点でした。前山という地元名はしぼれさん情報です。山名板は以前も今回もありません。
 
P5050071_2
 
東に進むとまずヤマツツジです。
 
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鞍部の北斜面にはまたシロヤシオです。稜線上にもありました。 ミツバツツジも見られます。
 
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750m級ピークからはそのまま南に進む予定でしたが、ふと上を見るとシロヤシオが沢山咲いています。先ほどの鞍部の北斜面から750m級ピークから北に延びる尾根の西斜面に群生が続いているようでしたので、ピークの手前で北方面に向かってみました。思った通りのシロヤシオでした。途切れるところまで足を延ばしてみました。結構進みました。
 
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東斜面にもあるようでした。ピークに戻ってさらに南の800m級ピークへ向かいますが、ここも西斜面にシロヤシオが咲いていました。
 
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800m級ピークから先はおとなしくなります。いったん林道に出て833Pに登ります。ここまでは前回来ています。何となく覚えているようないないような。今日はさらに先に進みます。 下りていくと堀切に見えなくもない微妙なアップダウンがありました。しぼれさん、ご覧になっていらっしゃいましたら、是非歩かれてご確認いただければと思います。
林道に合流する手前で眺めのいい場所がありました。新湯富士でしょうか。
 
P5050162
 
林道に出て868Pに向かおうと前方を見るとまたまたシロヤシオです。ここでもかあ、すごいなあ。
 
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急な斜面を登る途中もさらに登ってから868Pを過ぎて下るまで西側に群生してました。
 
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P5050197

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868Pから下っていくと崩落が目立つようになりました。少し東に行った所に山奥で見かけるような気がする光景がありました。
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少し戻って踏み跡を進みます。西斜面が崩落しています。
 
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東に回ると西斜面が崩落しているのが分からないほど穏やかな感じになります。取りあえず先に進むとまた崩落地でした。
 
P5050239
 
鹿道だか踏み跡はありましたが、先に進んでも上に向かう傾斜が急のようでしたので、崩落していない東側を歩こうかと思いましたが、こちらも気分的に進む気にはならなかったのでここから桝形山へ直登することはやめて、前日に考えた地形図に見える西のジグザグの破線路を進むことにしました。傾斜が一番なだらかそうでしたから。林道に適当に下りました。林道の切通しも結構危なそうな雰囲気が漂っています。ちょっとした揺れでも崩れかねません。地震が来ないことを祈りつつ進みます。古びてよく分からない交通標識らしきもののが立っている向かいから登ってみました。
 
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ちょっと登ると目的の尾根です。踏み跡がありますね。考えることは同じということでしょうか。こちら側から桝形山に登る人もいるようですね。 ラッキーなことにここもシロヤシオの道でした。今日はツキまくりですね。熊には遭いたくないなあ。
 
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危険な所はなく傾斜が緩くなるころ左の方から水の流れる音が聞こえました。小さな滝がありました。 登りつくと笹の道です。ここも踏み跡はありました。いい雰囲気ですが、マダニでしょうか、行き帰りで6,7匹つきました。個人的にはそれほど恐れてはいないのですが、見ると気分は良くないですね。
 
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右側に斜面を意識しながら進むと自然と桝形山山頂に導かれます。直登したら登りついたであろう所を見ましたが、上のほうはそれほど傾斜はきつくないようで、登れなくもなかったように見えました。西から南に進路が変わって少し登ると桝形山山頂でした。前回あったカワスミさんの板はなくなっていました。山部さんと栃木のやま紀行さんは健在でした。何となく安心しますなあ。
 
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周囲の眺めは良くありませんが、前黒山東峰でしょうか、見えていました。
 
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比較的ゆっくりお昼休憩しました。風が強いですね。 身体の冷えないうちに戻りましょう。斜面のヘリを歩いて戻っていくとアカヤシオの咲き残ったのがちらほら見えました。遠くに日留賀岳が見えました。
 
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破線路を下る途中で見るシロヤシオは登りで見た時よりも日差しを多く浴びていてより鮮やかに見えるように思いました。
 
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主に林道を歩いて戻りました。833Pの西の林道脇にはシロヤシオが見られました。いつの間にかGPSの電池が切れていたので電池の入れ替えをしたりしながら、名残惜しんでシロヤシオを見ながら戻りました。
 
これほど多くのシロヤシオを見たのは初めてのような気がします。そしてあまり人が見ないのではないかとも思います。思わずほくそえんでの歩きが続きました。性格悪いです。
登り3時間40分 下り1時間50分
Photo
 
 
 

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コメント

正直868mPから先(そこまでもですが)の複雑な地形をどう進むのか興味がありましたが、成る程と納得の結果でしたね。

桝形山の北斜面は結構な斜度があるので直登は難しいのではと思いましたが、巻いて東側からのアプローチ。納得です。
野球親爺さんが登りあがった箇所は自分も今年の冬にスノーハイクで行きました。下を見た時何となく下れそうな雰囲気を感じましたが、やはりあそこだったんですね。

いやぁそれにしても凄まじいシロヤシオ祭り。
さぞや満足されたことでしょう。
殆ど人が入らないエリア故に、花見中の熊さんに出会わなかったのもラッキーだったと思います。
このルート憧れますが、ちょっと自分は熊&ヒルにビビリなので真冬に訪問したいなぁと思ってます。

まっちゃんさん こんばんは。
まっちゃんさんは冬の桝形山に何度も訪れていらっしゃるようですね。今年の冬に歩かれた北東端がまさしく登りついた場所でした。
やはり北からの直登は厳しそうでした。今回登ったところが一番登りやすいと思います。
シロヤシオはある程度は咲いていると思いましたが、これほどとは思いませんでした。大祭状態でした。今年のシロヤシオの追っかけはもういいかなと思うくらいの凄さでした。
熊は気配すらなかったです。冬だと難易度が上がりそうですね。
まあやらないと思いますが、桝形山から学校平に抜けて、滝めぐりをして塩の湯経由で帰る周回もできるなあと山頂で考えてました。

シロヤシオすごいですね〜*\(^o^)/*
行ってみたいです(o^^o)

ヨッホさん こんばんは。
シロヤシオがこれほど凄いとは思いませんでした。
5日の時点で満開でしたので、今だと花が落ち始めているかもしれません。
今年はシロヤシオの当たり年のようですから、いろいろな所で見られると思います。

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