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2016年6月

2016年6月27日 (月)

会津駒ヶ岳(キリンテから)(平成28年6月26日)

6月26日は浅草岳の山開きがあり、行ってみようかと思っていましたが、天気予報ではどうも芳しくないようだったのであっけなくやめました。日光辺りも考えましたが、藪漕ぎして濡れるのもなあと思い、結局何回も行っている会津駒ヶ岳にしました。雨は降りませんでしたが、ガスっている時間が多く、眺望は良くありませんでした。でも、色々な花を見ることができたので良かったです。

会津駒ヶ岳(2133M)

三岩岳の山開きだということは知っていましたが、以前にこの山は歩いているのでこの日はスルー。山開き会場の辺りを6時前に通過しましたが、人と車が沢山でした。手前で三岩岳に来たものと勘違いされ、車を停められそうになりましたが、スルーしました。ななころびさんが山開きに参加されていたようで、小生も三岩岳にしていればお会いできたかも知れず、残念ではあります。

会津駒ヶ岳にはいつも滝沢登山口側から登っていたので今回はキリンテから歩くことにしました。いつもの運動場そばの駐車場に停めてバスでキリンテまで行きます。バス停で10分近く待ったでしょうか、誰も乗っておらず途中で一人だけ乗ってきました。キリンテまでと運転手さんに告げると登山口の真ん前で下してくれました。

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最初は日も差していたのですが、そのうちにガスが上がってきます。風も強いです。ただ道は傾斜が緩やかで歩きやすく感じました。途中で至仏山かと思う山容の山が見えましたが、定かではありません。そのうち遠くに見えたのはたぶん四郎岳と燕巣山かと思います。

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道端には色々な花が見られます。ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、ユキザサ?、ギンリョウソウ、イワカガミ等々。

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左前方に大津岐峠から大杉岳に続く稜線が見えてからなかなか着きませんでした。木道の残骸が出て来る頃には道もぬかるんできます。最後のひと登りで大津岐峠に到着。ガスっていて風が強く寒いです。

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昨年大杉岳からここまで来ているので1年ぶりです。昨年三角点峰の位置を間違えて、見逃しているので、そちらに向かってみました。道が左に分かれるあたりで藪に突入しようと思いましたが、笹が濡れ濡れです。寒い上に濡れたら最悪です。わざわざ雨具を出す気にもなりませんので、いつものごとく軟弱に退散しました。次の機会があるか分かりませんが、先延ばしにしました。分岐のところに戻って休憩します。寒いです。ウインドブレーカーを着て富士見林道を会津駒ヶ岳方面に向かいます。

下りの木道は滑りやすく足を恐る恐るゆっくりと出しながらで歩みは遅くなります。駒ノ小屋までに3パーティーとすれ違いました。それなりに歩いているようですね。花も結構見られました。イワカガミ、チングルマ、ミツバオウレン、ワタスゲ、イワイチョウ、ハクサンコザクラ、ハクサンチドリ、ウラジロヨウラク、ベニサラサドウダン、ムラサキヤシオ、アカモノ、シャクナゲ(敬称略)等々、名前の分からない黄色い花の群落もありました。

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(ワタスゲが濡れているのが可哀想)

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(?)

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駒ノ小屋の前のベンチの片隅で腹ごしらえ。相変わらず寒いです。

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当初は中門岳まで足を延ばそうと思っていましたが、こんな天候なので駒ヶ岳までですね。おなかも膨れて山頂に向かいます。駒ノ大池の先にほんの少し雪が残っているだけでした。山頂には山ランと思われるアンテナを立てて無線に夢中な人がいらっしゃるだけ。こちらには一瞥もありません。後から合計4人ほど登ってきました。

P6260122

下りは中門岳方面に下りて分岐から戻ります。こんな日に中門岳に向かう人もいるんでしょうね。下りの木道は本当に怖いですね。ハクサンコザクラを見て心を和ませます。

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駒ノ小屋の下のベンチでまた休みます。

P6260139

下の方は少し晴れているようです。ここからの下りの木道はかなり危険です。慎重に下りていきます。この後なんでもない所で滑ってしまいました。常に緊張していないといけないということですね。足を止めて木道の傍のチングルマやイワカガミを見ていきます。

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遠目に見える山は七が岳でしょうか。ゲレンデが見えます。

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福栃県境の山も見えていると思いますが、同定できません。日光の山も見えているかもしれません。道はキリンテから大津岐峠までに比べてぬかるんだりしていて良くないです。1回だけまた転んでしまいましたが、打撲だけだったようです。暑くなってきたので水場のところでウインドブレーカーを脱ぎました。水場には寄りませんでした。滑っても仕方ありませんから。下に行くにつれてニガナでしょうか。お馴染みの花が見えるようになりました。

P6260190

道が少し良くなってきたなあと思ったら階段。

P6260193

後は例のところでショートカットして戻りました。

大津岐の三角点峰と中門岳とに行けなかったのが心残りではありますが、どうせまた来るでしょうからその時にでも。

キリンテ登山口(2時間15分)大津岐峠(1時間25分)駒ノ小屋(20分)会津駒ヶ岳山頂(20分)駒ノ小屋(50分)水場入口(45分)階段登り口(20分)駐車地

2016年6月20日 (月)

太郎山(旧道からハガタテ左岸尾根)(平成28年6月19日)

今回は久しぶりに日光の太郎山を歩こうと考えました。13年前の夏に光徳から山王帽子山、太郎山と登り、新薙ルートで下りています。何かいいルートはないものかとネットで調べてみたら、烏ヶ森の住人さん、「日光修験 三峯五禅頂の道」の著者の池田正夫氏、そしてお馴染みの篤志家の方々が歩かれている太郎山旧道が良さそうです。下山は地形図で下りやすそうな所に目星をつけたいたら、烏ヶ森の住人さんがやはり歩かれていました。諸先輩の記事を参考に行ってみました。
 
太郎山(2367.5M)
梵字飯場跡の駐車場には思いがけず満車近く停まっています。林道がその先で通行止めになっているからでした。何とか置けそうな所に車を停めました。多分男体山に登る人のほうが多いと思います(勝手な思い込み)。この日は新しい登山靴なので靴擦れが心配ですが、何回か試し履きしたので大丈夫かなとは思っています。
林道を歩いている途中で太郎山方面が見えました。
 
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途中で男性とすれ違います。聞くと山王帽子山と太郎山を登って来たそうです。まだ7時ちょっとですからいったい何時ごろから登り始めたのでしょうか。こちらは50分ほどで新薙の登山口に到着。やっと山道に入ります。
 
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いきなり深掘れの道でしたが、すぐに普通の道になりました。南から来る尾根に合流するところで西に行くと太郎山が見えました。 ふと見るとサラサドウダンでしょうか。
 
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旧道への分岐は池田氏の記事によると「山桜に真四角の標識が目印」と書かれていたのですが、山桜の木をそもそも野球親爺は認識できません。花が咲いていれば何とかなるかもしれませんが、今はもうその時期ではないでしょう。まあ何とかなるでしょうと四角い日光でよく見かける板を探しながら登っていくと 何個目かの板がそれらしいものでした。傍の木に赤いテープが巻かれていました。ここが分岐のようです。
 
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踏み跡はしっかりしています。こちらに進んでいきましたが、すぐに道を間違えたようでがれたところを2か所ほど過ぎて下を見ると結構な所を下りないといけないようです。これは間違ったなあとまた2か所のガレ場を戻ってよく見ると道が下に続いているのが見えました。不注意はいけませんなあ。
 
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涸れ沢を渡り対面に取りつきます。小さな花が目につきました。
 
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尾根に乗り上に向かって、鎮座している像にご対面しようと左右を見ながら進みます。右の尾根に移ろうかなどと思っているとその像はありました。阿弥陀如来坐像だそうです。これを見るのもこの日の目的の一つでした。
 
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少し休んで先に進みます。テープも見られますが、適当に歩きやすい所を進みます。明らかな道に見える所もありますが、途切れ途切れで見失いがちです。
 
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しばらくいい加減な所を歩いているうちに明瞭な道に出合いました。そこを左上に進むと木に打ち付けられた板がありました。
 
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その先はしばらく道がしっかりしていました。途中で振り返ると男体山、大真子山、小真子山の見える所がありました。男体山は雲で山頂部分は見えません。道も急になって左右から枝が張り出して歩きづらい所を進み、地面に四角の板を見てすぐに鉄杭の場所に出ました。薙を渡るところです。ロープが設置されていました。有難いことです。
 
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渡り切って振り返ります。
 
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イワカガミの小群生を見て登っていくと新薙の登山道に出ました。至る所にイワカガミです。
 
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振り返ると大真子と小真子のそろい踏み。男体山はご機嫌は良くないようですねえ。
 
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尾根通しに藪を進んでみましたが、岩があって風が強かったので引き返しました。相変わらずの臆病者ですなあ。道に戻ったところで小さな女の子と若いお父さんの二人連れ。(山頂で聞いたところだいぶ速く歩いているような・・・。)ミツバオウレンらしき花も目立ってきます。お花畑に出る所にあまり見かけない花がありました。ハクサンチドリ?ニョホウチドリ?でしょうか。
 
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お花畑からの最後の登りでまた振り返ってみると帝釈山と女峰山が重なって女峰山はほとんど見えませんでした。
 
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小太郎からの道を合わせるとすぐに山頂。ラッキーなことに誰もいません。風が強いので風の当たりにくい所で休憩です。
 
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残念ながら眺めは今ひとつ。男体山はやっと山頂まで見えるようになりました。
 
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山頂独り占めの時間は長くは続きません。小太郎方面からやってきたという15,6人くらいの団体さんでした。挨拶を交わして、女性と少しお話をしました。食事していると別の女性からキュウリとタケノコのおすそ分け。物欲しそうにしていたのでしょうね、きっと。大変おいしくいただきました。ごちそうさまでした。 こちらは何も差し上げるものがなくてすみませんでした。
 
30分ほど休んで小太郎に向かいます。
 
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(太郎山山頂から小太郎方面)
 
ミツバオウレンが沢山ありました。
 
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木が立ち枯れていてお花畑が見えてしまいました。
 
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結構急な所を下って行きますが、途中に黄色い花があちこちにあります。後で調べたところキバナノコマノツメでしょうか。
 
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巻き道を歩いて小太郎到着。記憶ではもっと広かったような気がしましたが、太郎山山頂と混同していたようです。黄色い花がありました。
 
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休んでも仕方ないので下ります。道は良くないですね。これは思い出しました。2,3の団体さんとすれ違います。下りるべきハガタテ左岸尾根を間違えないようにしないといけません。小太郎から20分ほど下って左に向かう尾根を見ます。木にお馴染みの板がありました。丁度この辺りから方向を南に向けていきました。
 
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適当に下って行きます。充実に尾根の中央を進もうとするとシャクナゲ(さん)に行く手を阻まれます。
 
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尾根の東寄りを進んだほうがいいようなところが多かった印象です。
 
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左に斜面を意識しながら下って行くと何となく踏み跡もあるように見えます。 途中にワイヤーの残置?がありました。
 
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下のほうに行くと踏み跡だか鹿道が笹の中についていました。
 
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さらに下ると笹の丈が少し高くなって膝くらいになります。踏み跡らしきところを追っていくとあらぬほうに行ってしまうことがありますので途中で軌道修正しながら下りていきました。登山道から離れて1時間20分ほどで林道が見えてきました。やれやれといった感じです。
 
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林道に下りて10分ほどで駐車地に着きました。小太郎からは思ったよりも早く下りられたようです。車は少しだけ減っていました。
 
梵字飯場跡P(50分)新薙登山口(30分)旧道分岐(20分)阿弥陀如来坐像(55分)鉄杭(5分)登山道出合(1時間)太郎山山頂(20分)小太郎(20分)ハガタテ左岸尾根分岐(1時間20分)林道出合(10分)P
 

2016年6月11日 (土)

小前ヶ岳(平成28年6月11日)

安達太良連峰の和尚山の東隣にある小前ヶ岳に行ってきました。前ヶ岳まで行こうと進んでみましたが、藪が濃く足の調子もあまりよくなかったので、あっけなく退散してきました。小前ヶ岳までは意外にも道ができていました。
 
小前ヶ岳(1340M)
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(北から見た小前ヶ岳)
 
和尚山を歩いた時に眼下に樹木の殆どないピークが見えました。調べると登った記録がいくつかありましたが、途中に藪があるように書かれていました。ただ時間がかかっても往復で5時間はかからないだろうと考え、頃合いを見て登ろうと思っていましたが、今回諸般の事情から歩くことにしました。
 
前日夜、野球練習ではしゃぎすぎたせいか、左のかかとと右のふくらはぎの痛みが練習の終わりごろに出てきてしまいました。当初の予定では遠出して長歩きをしようかと考えていましたが、痛みが出た時点で却下です(いつも通りの予定変更です)。寝る時になっても痛みがあるので山はお預けだなあとあきらめムードで就寝。夜中にトイレに起きた時点でも左のかかとが痛かったので中止が妥当とベッドに戻って、朝はゆっくりと起きだしました。朝起きてみると痛みはそれほどではなくなっていました。初めは山に行く気はなかったのですが、12日には夕方から仕事があって山に行くのは乗り気がしないので、思い切って今日行くことにしちゃいました。那須でもよかったのですが、まだ歩いていない所を歩こうと思い、小前ヶ岳になった次第です。前置きが長すぎました。
 
フォレストパークあだたらから西に進んで「山火事用心」の横断幕のある傍の作業道から入っていきます。
 
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少し進むと何やら見えてきました。不法投棄でしょうか。いけませんね。
 
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道には草が伸びているところとまばらな所があります。花がそれなりに咲いていました。
 
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50分ほどで林道終点です。足はやはり少し痛みますが歩くには問題ありません。右足のふくらはぎはちょっと気になりますけど。
 
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左に進むのですが、道は刈り払いされていました。どこまで続くかと思ったら、結局最後まで道はできていました。
 
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こんな感じですね。
 
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所々でヤマツツジがありました。ヤマツツジは落花しても見ごたえがあります。
 
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芝ですかね。
 
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このあたりでも花はそれなりに。
 
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(帰りに気づきました)
 
作業道終点から40分ほどで展望のいいところに出ます。ここから背の低い木の間を縫っていく道を進みました。また違った花が出てきました。
 
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そのうちさらに木の丈が低くなって石が目立ってきます。
 
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ひとしきり登ると山頂の一角に出ました。
 
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歩きやすい所を進むと山頂に着きました。
 
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和尚山が近いです。安達太良山の乳首が見えます。
 
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(和尚山)
 
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(前ヶ岳の向こうに安達太良山)
 
北に見える前ヶ岳に行ってみましょう。小さな起伏を進み、ちょっとした岩を越えて鞍部から前ヶ岳に取りつきますが、木が邪魔してなかなか進めません。足は極力持ち上げたくないし、しゃがんだりもしたくないのではっきり言って今日は無理ですね。サラサドウダンを見て引き返しました。
 
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小前ヶ岳山頂で休憩したのち下りました。下りは足早に戻りました。足は登りでは痛みがあるものの下りでは変な体勢を取らない限り痛みは出ないようでした。
 
作業道入口(50分)作業道終点(1時間5分)小前ヶ岳山頂(15分)前ヶ岳取りつき(15分)小前ヶ岳山頂(35分)作業道終点(30分)作業道入口
 
Photo
 

2016年6月 7日 (火)

赤埴山、櫛ヶ峰(猪苗代スキー場から)(平成28年6月5日)

6月5日は当初は奥日光の山に行こうかと思っておりましたが、気象情報などから福島の山に登ることにしたものの、検討する時間もあまりなかったので、かねてから登りたいと思っていた磐梯山のそばの櫛ヶ峰に行ってきました。
 
赤埴山(1430M)、櫛ヶ峰(1638M)
猪苗代スキー場の駐車場には10台ほど車が停まっていたでしょうか。磐梯山はすっきりとは見えないようです。登山届を書いて登山道の案内に従って歩きだします。ゲレンデ歩きが続きます。タニウツギなんでしょうか、沢山咲いていました。
 
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登るにつれて猪苗代湖が見えてきます。水を張った田んぼが広範囲に見えました。ゲレンデの上の方でいよいよ山に入っていきます。下を見ると駐車地が見え、このままゲレンデを直登したほうがよかったと思いました。10分ほど登ると天の庭でした。
 
 
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さらに進みます。道の脇にはヤマツツジも見られます。幾分赤味が強いような気がしました。
 
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10年ほど前に登った時にはなかったと思われる赤埴山への道がありました。山頂に向かって尾根を登っていくようです。取りあえず進んでみました。
 
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道なりに進むと視界が開け振り返ると猪苗代湖が大きく見えました。
 
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山頂方面に進んでいくと足元に小さな花が見えます。バンダイクワガタでしょうか。かなり小さいです。
 
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山頂には山名板はなく、白い棒が立っているだけでした。
 
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磐梯山が近いです。
 
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ここで休憩。汗びっしょりです。ズボンが濡れてしまいました。後から来た白河の人と少し言葉を交わしたのち、北に向かいます。トラバース道と合流し、赤埴林道からの道を合わせ沼ノ平に進みます。道脇に色々な花が咲いています。名前の知らないものもありました。マイヅルソウもちらほらと。
 
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レンゲツツジでしょうか。
 
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イワカガミやムラサキヤシオは分かります。ハクサンチドリでしょうか、一株だけここにはありました。
 
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渋谷口からの道を合わせる手前で道を西にほんの少し入った所に沼ノ平を示すものがありました。前には気がつかなかったと思います。
 
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この先から少し登りになります。ムラサキヤシオがやや目立っていました。
 
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登り切ると裏磐梯の湖沼群などが目に入ってきました。
 
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磐梯山へは左ですが、今日は右の櫛ヶ峰に向かいます。少し行くとウラジロヨウラクがありました。
 
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櫛ヶ峰を仰ぎ見ますが、本当に登れるのかいなと思ってしまいます。急でガレたところもあるようです。途中の岩の上下が核心でしょうか。
 
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まあそんな不安な気持ちを抱えながら下を見ると花が咲いています。イワカガミの群落、バンダイクワガタの群落、ミヤマキンバイの群落などです。心を落ち着かせてくれますなあ。
 
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川上口への道標の後ろ側から櫛ヶ峰に取りつきます。大きな岩のところで心を落ち着けてさらに登ると足場の悪い急な登りになりました。ロープがありましたが、ここでは何があるか分からないのでそれには頼らずに進みました。
 
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手と足を使って上に見える岩の横からさらに足場の悪い所を一目散に登って草木のある場所まで到達して人心地つきました。どうにか難所は通過できたようです。まあこの先も結構急で滑りやすいのは変わらないのですが、歩く所が選べるのでその点では楽でした。ふと振り返ってみる磐梯山は雄大ですが、崩落地も凄まじいものがあります。
 
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さらに上の方に行くと草木が勝り、そこには踏み跡がありましたので、そこを進んでいきました。
 
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この辺りにも一株だけハクサンチドリがまたありました。
 
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ちょっとした岩の先の小さな岩のある所が最も高い所と思われ、ここで大休止としました。360度の展望ですね。誰もいないですからゆっくりゆったりとできました。遠望が利けばよかったと思いますが、そこまで贅沢を言っても仕方ないでしょう。遠目には山は分かりましたから。
 
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(安達太良連峰)
 
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(川桁山方面)
 
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(猪苗代湖と赤埴山と岩)
 
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(檜原湖?)
 
P6050171
 
(五色沼?)
 
十分に休んだので戻ります。あのガレた下りは今度はロープを持って下りました。幾分天候は良くなってきたようです。しばらく下って改めて櫛ヶ峰の方を見ましたが、なかなか凄まじい景色でした。あの山頂にはまた行ってみたいと思いました。
 
P6050213
 
天の庭を過ぎゲレンデに出ると、直進してそのまま見えるゲレンデを下っていきました。かなり急ですね。途中でシリセードをしながら下りました。振り返るとまた別の姿の磐梯山です。
 
P6050272
 
左手に川桁山を見て、あそこにも行かないとなあと思いながら下りました。
 
P6050274
 
登山届を回収して車に戻りました。
 
駐車地(1時間5分)天の庭(35分)赤埴山(55分)川上登山口分岐(35分)櫛ヶ峰(20分)川上登山口分岐(1時間)天の庭(35分)駐車地
 
Yoshiさんの記事で登れると知った櫛ヶ峰にやっと登ることができました。次は渋谷登山口から磐梯山でしょうか。熊の気配が濃いような記録が多いのが気掛かりです。
 
 

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