菅沼から白根山(驚きの窪地での出会い)(平成28年8月15日)
11日に昨年に引き続いてしおや湧水の里ウォーク大会に出ました。今年は靴擦れもできず、カンカン照りでもなかったので息が上がるようなことはありませんでしたが、40㎞以上も歩くとやはり筋肉痛が出ます。改善するのに数日かかりました。実家にも行ったりして、今年のお盆休みの山歩きは1日だけ。気象情報などから15日にしました。行き先を考えるのも面倒なので3年ほど登っていない日光白根山に行くことにしました。金精峠から登ろうかと思いましたが、駐車料金の1000円を払って菅沼登山口から登ることにしました。
今回の歩きではサプライズがありました。白根山山頂から避難小屋に直接向かわず、コマクサでも見ようかと久しぶりに窪地に行ってみたところ、途中で二人連れの登山者が向こうからやってきます。こんな所を歩く好き者がいるのだなあと、自分のことを棚に上げて思っていました。すれ違う時にお互い挨拶し、前をいく人の顔を見ると高校時代の同級生とすぐに分かりました。「S。」と声をかけると怪訝そうにこちらを見たので、自分の名前を言うと「やせてて分からなかったよ。」と。しばし歓談するとお互い似たような所を歩いているようで、また何処かで会うかも分かりません。ちなみに今日は金精峠から登って、白根隠山の先から窪地に下りてきたようで、この後白根山に登るとのことでした。お互い気をつけてとお別れしました。
前置きが長すぎました。
白根山(2578M)、前白根山(2373M)、五色山(2379M)
早起きは久しぶりです。3時に起きました。ゆっくりと支度をして菅沼登山口の駐車場には5時半に着きました。車は5台ほど、奥の駐車場にも2台だけ。やはり1000円が大きいのでしょうか?金精トンネルの所も2台しかありませんでしたから、今日は歩く人が少ないのかもしれません。歩き出したものの熊鈴を忘れたのに気付いて車に戻って仕切り直しです。登山道にはハンゴンソウでしょうか、黄色い花が沢山でこちらももうたくさんと言う感じになります。道はだいぶ整備されたようで、木の階段などができて以前ほどの段差がなくなっていました。こういう所に駐車料金が使われていればある程度は納得できます。今までより10分ほど遅れて弥陀が池に到着。白根山は見えてました。
風はそれほど強くないようです。少し休んで山頂への登りにかかります。ハクサンフウロやオトギリソウなどが足元に見られます。登るにつれて振り返ると北側の山が霞んではいますがこの時点では見えていました。
(燧ケ岳、手前は燕巣山?)
(左から物見山、鬼怒沼、鬼怒沼山)
(奥に黒岩山?)
(左 五色山、奥に女峰山と男体山?)
登るにつれてガスってきて段々と周囲が見えなくなってきました。山頂の手前でもう下りてくる人に出会います。山頂の北のピークから山頂がやっと見えるくらいです。誰もいないようです。
一旦下りて登り返すとまた一人下りてくる人に会いました。ピストンで菅沼に戻るようです。山頂には小さな板がありました。
誰もおらず山頂独り占め。ロープウェイからの人はまだでしょうか?雲が湧いてきていて周囲の山もやっと見える程度ですが、山頂の周囲の状況は分かります。まあ良しとしましょう。東側のピークに移動して腹ごしらえしているうちに合計5人が山頂に来ました。それでもだいぶ少ないですね。30分近く休んで避難小屋方面に進みます。頂上台地から山頂を振り返ってみると人が何人か立ってます。
避難小屋への道にはコマクサ、シャジン?、トリカブト、ハクサンフウロ、リンドウ、黄色い花がありました。
向かいの山は雲に隠れたり現れたりしてました。
(白根隠山)
(前白根山)
(五色山と五色沼)
斜面を下りきって避難小屋へは行かずに、コマクサを見に窪地に向かいます。
一段低い所に下り始めたところで前方に2人組を認めました。そのうちの一人が同級生だった訳です。まさに奇遇と言うしかないですね。別れてからお目当てのコマクサを見ます。以前は公にできない雰囲気でしたが、今は誰でも知っていますでしょう。多分誰かが植えたことも。
もう一段下がる手前の所で引き返しました。登り返しが疲れますから。
(北側を見る図)
避難小屋からは前白根山に向かいます。前白根の斜面にもコマクサがありますが、赤味が強いです。
前白根山頂では一人お休み中。山名板は新しくなっていました。
休まずに五色山に向かいます。途中で白根山を眺めようとしますが、雲に隠れてしまいなかなかチャンスがありません。少し五色山に登り始めた辺りでトレラン青年が休んでいて、その場所でガスが晴れるのを待っているとどうにか見えました。
五色山の山名板は以前のまま。この板の新調はもう少し先でしょうか?
ここから金精山経由でも弥陀が池経由でも菅沼登山口への時間はそれほど変わりません。金精峠から菅沼に行く道は今日はパスして、弥陀が池へ向かいます。多分途中で同級生のパーティーと会うでしょう。果たして弥陀が池の東のピークへの登り返した辺りでまた会って、数分ほど言葉を交わしました。道は県境からは微妙に離れているようです。弥陀が池でまた食事します。そろそろ歩き出そうかという頃に座禅山方面から団体さんが下りてくるのが見えましたので、素早く支度をして下りました。駐車地までほぼ1時間でした。
山頂での遠望が利かなかったのは残念ですが、偶然の再会があり良き歩きでした。
菅沼登山口P(1時間35分)弥陀が池(55分)白根山(1時間25分)避難小屋(30分)前白根山(30分)五色山(40分)弥陀が池(1時間)菅沼登山口P
« この暑さの中、自宅から御亭山往復(平成28年7月31日) | トップページ | 西吾妻山(平成28年8月28日) »
「日光の山」カテゴリの記事
- 日光にあるとあるツツジ尾根(令和元年5月25日)(2019.05.26)
- 赤薙山、丸山(平成30年12月16日)(2018.12.17)
- 女峰山(「秘密の花園」を経てピストン)(平成30年4月28日)(2018.04.29)
- 鳴虫山(中曽根~金谷ホテル)(平成30年4月14日)(2018.04.15)
- 社山(歌が浜から大日尾根上野島ルート)(平成30年4月8日)(2018.04.11)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« この暑さの中、自宅から御亭山往復(平成28年7月31日) | トップページ | 西吾妻山(平成28年8月28日) »
窪地、行かれたのですね。
そして、しおや湧水の里ウォーク。
相変わらずアクティブで羨ましいです。
自分はもうボロボロで体力なまりまくりで復帰する自信が
殆どないです。また少しづつ鍛え直すかなさそうですが、
その機会すらいつやってくるか解らない状況。
焦ってもしょうがないとは思いつつも、
「うかうかしてると足腰立たなくなるほうが先」なんて考えが
頭をよぎる今日この頃(´・ω・`)
投稿: まっちゃん | 2016年8月22日 (月) 22時27分
同級生のSです。白根山ではびっくりしました。そして、このサイトも君のでしたか。毎日のように拝見していました。合わせて、奇遇ですね。そのうち、どこかへご一緒しましょう。楽しみがひとつ増えました。
投稿: ミキジイー | 2016年8月23日 (火) 10時57分
まっちゃんさん こんばんは。お忙しい中、有難うございます。
リフレッシュする間もないような状況のようですが、焦りは禁物と思います。
徐々に好転していくことをお祈りいたします。
この春、釈迦ヶ岳でお会いできたのは夢のようでした。
またきっとどこかでお会いできればと思っております。
投稿: 野球親爺 | 2016年8月23日 (火) 22時01分
ミキジイーさん コメント有難うございます。
あのような所で会うとは本当にびっくりしました。
このサイトにもお越しいただいてくださってましたか?有難うございます。
ご一緒したいですね。最近とみに体力が減退しており、足手まといにならないか不安ですが、よろしくお願いします。
投稿: 野球親爺 | 2016年8月23日 (火) 22時07分
e-mailでのチャンネルも開設したいので、わたしのアドレスにメール下さい。
投稿: ミキジイー | 2016年8月24日 (水) 08時05分
ミキジイーさん、了解いたしました。
メールいたしました。
よろしくお願いいたします。
投稿: 野球親爺 | 2016年8月26日 (金) 07時58分