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2016年8月30日 (火)

西吾妻山(平成28年8月28日)

27日は生憎の天気で山には行けず、28日はどうしようかと気象情報とにらめっこしながら歩く所を検討しました。栃木県内はちょっと厳しそうなので、福島県はどうかと見てみると、何とか大丈夫そうです。まだ行ったことのない所から西吾妻山が候補に挙がりました。ネットでいくつかの報告を読んで、グランデコスキー場の下からゴンドラを利用せずに歩いてみることにしました。歩く準備をしている時にデジカメを忘れたことに初めて気づきました。ガラケーはあるのですが、カメラ機能は使ったことがありません。どうにか撮影しましたけど、お粗末な写真になってしまいました。

天気予報からは終日曇りとのことで端から期待していませんでしたが、上の方ではガスりまくりで迷走しかけました。西吾妻山の山頂は評判通りの眺めの悪い所でしたが、西吾妻山自体の印象は木々の佇まいなどからも決して悪くはなく、むしろ好ましいものでした。ただ道の悪いのには閉口しました。

西大巓(1982.0M)、西吾妻山(2035M)

駐車場から歩き出しますが、ゴンドラの運行はまだのようで静かなものです。山の方は何も見えません。林道を歩き出すと首の周りが寂しいのを感じ、いつも歩く時に首にかけているタオルを忘れたことに気がつきました。今日も忘れ物が多いようです。タオルを取りに車に戻って歩きなおしです。林道を歩いていると車が後ろから追い抜いてきました。30分以上歩いてゲートのあるスキー場の作業道でしょうか、そちらの道に入ります。しばらくすると下からゴンドラの運行を開始するアナウンスが聞こえてきました。ゴンドラに乗ったほうが良かったようですね。ゴンドラ山頂駅のベンチに着いて休んでいると、ゴンドラ1番乗りの山歩きの方が山の方に向かっていきました。こちらも道標に従って歩き出します。

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しばらくはゲレンデ歩きで、一部歩きづらい所がありましたが、帰りには通らなかったので、たぶん道を少しはずして歩いていたようです。ゲレンデの上部から道標に導かれ山道に入ります。

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ここから西大巓までの道は岩と水と木の根っこと泥濘の悪路に終始します。来る時期が悪かったでしょうか?

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周りの景色でも見れれば気が紛れるのでしょうが、ガスっていて何も見えません。ひたすら道悪を見ながら登っていきます。西大巓山頂手前の偽ピークでたまらず休憩しました。後ろから二人連れが追い抜いていきました。まあずっと声がしていたので抜いてもらったというのが実際のところ。少し下って登り返してすぐに山頂に着きました。後で気がつきましたが、三角点峰なんですね。

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(ともに帰りに撮影)

さきの二人組も休憩中です。こちらもまた休みます。風がそれなりに強いです。周りは例によって何も見えません。後で調べたら眺めはいいらしいですね。二人組が先に進んだので、しばらくして後を追うように行ってみましたが、道標が何となく不思議です。道が二つに分かれていますが、どちらも西吾妻山には向かわないようです。半信半疑で右手の道を進んでみました。何となく違うっぽいです。GPSを見るといけない方向に行っています。山頂に引き返し、西吾妻山にはどう向かうのか再確認します。すると丁度登ってくる人に出会いました。山頂手前に西吾妻山に向かう道があるのを教えてもらった次第です。情けない。さっき登ってくる時にガレた場所があるなあと思ったのが西吾妻山に向かう道だったようです。道はいったん下って西吾妻山へは小屋への道を分け登っていきます。今はリンドウが最盛期のようでした。

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西吾妻山山頂は眺めの悪い所。今日の天気ではどこも眺めの悪い所なので同じです。山頂にいたわずかな時間に反対側から団体さんが登ってきて記念撮影をしていたので、数分間先に進めずにいました。ここは一人ならしばらくいてもいい感じがしましたけど。

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取りあえず北に進みましょう。ここからも道悪が続きます。弁天岩のある開けた場所に出る前の岩のある所は道悪マックス状態でした。どこが弁天岩か分からずさらに先に進みます。すぐに石の多い場所に出ました。休憩している人が沢山います。標柱に梵天岩と書かれていたような気がして、撮影。どれがその岩かは分かりませんでした。

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人が行かない奥のほうに岩伝いに進んで一休み。腹ごしらえして人心地つきます。しかし何にも見えませんね。ここも眺めがいいらしいです。今日はここで戻りましょう。さっきの天狗岩のある石の多い広場に戻ってまたさっきの道の方に行こうとしたらちょっと間違えたらしく行き止まりです。左側に行こうとして戻ったら、反対方向に神社のようなものが見えます。そうか、ここに神社があったんだなあとそちらに向かいました。吾妻神社のようです。お参りしました。

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裏手では人が休んでいるようでした。このすぐそばに小屋への道がありました。そうか、ここから戻るんですね。天狗岩と書かれた三角の赤い吾妻山山頂にあった名板と同じ板がありましたが、どこが天狗岩か分からずじまいでした。今日は分からないことが多かったですねえ。木道を通って西吾妻小屋に行ってみました。トイレもあるようです。さあ戻りましょう。ここからは人が極端に少なくなります。西大巓への最後の登りがきついです。山頂は相変わらず。

足早に下りていきます。ゲレンデに出るまでの下りの道悪はストレスでした。幾度となくスリップしてしまいました。この道は乾くことがあるんでしょうか。ゲレンデまで出ると一安心。ゴンドラの駅の所まできて、ゴンドラに乗ろうかと道悪の下りで考えていたのですが、たぶん50分くらいあれば駐車場まで下りられるだろうからと、そのまま来た道を戻りました。猪苗代湖は見えたように思いましたが、山の方はガスに覆われていました。天気のいい時に来られれば良かったですね。

グランデコスキー場P(35分)林道別れ(40分)登山口(1時間40分)西大巓(45分)西吾妻山(20分)梵天岩(20分)西吾妻小屋(35分)西大巓(1時間10分)登山口(50分)

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