茶臼岳、南月山(平成28年9月19日)
この連休はどこも天気は良くないようでした。18日は雨も強そうで山には行かず、19日もお休みかと思っていましたが、那須辺りならば本降りにならないような予報でしたので、10日に続いて那須に行ってきました。今年まだ登っていない茶臼岳と次いでと言ってはいけませんが南月山を歩きました。10日はおそらく200人以上に会ったと思うのですが(大げさ?)、19日はお会いしたのはせいぜい15人くらいでした。天気によってこうも違うのかという思いと、こんな日に歩く人たちはどういう人たちなのだろうかと、自分ことを棚に上げて思った次第です。那須岳は好きでも喧騒がちょっと苦手な方はこんな雨の日に歩くのがいいのかなあとも思いました。
茶臼岳(1915M)、南月山(1775.7M)
峠の茶屋の駐車場には車は10台ちょっとしか停まっていませんでした。雨もパラパラと降っているので当然と言えば当然ですね。人が少なくてラッキーなことだと独り言ちます。久しぶりに合羽の上下を着て、さらに傘を差して歩き出しましたが、歩いているうちに暑くなり上は脱ぎました。合羽のズボンと傘というスタイルでこの日は歩き通しました。会った方々は上下の合羽、または上だけの合羽といったいでたちで、傘を差している人には一人しか会いませんでした。私の場合はメガネが濡れないようにとどうしても傘を差してしまいますね。
峰の茶屋跡の避難小屋の壁にあった案内図にご丁寧に鬼面山の上に「おにがつらやま」とかながふってありました。どう読んでも「きめんざん」にしか読めません。「おにがつらやま」は沼原の近くの山だと思うのですが。まあ今更気づいたこちらも間抜けな話ではあります。
余計なことは考えずに進みます。茶臼岳の山頂はお釜をまわって反時計回りに達します。歩きやすいように黄色いペンキが岩に塗ってあります。
ロープウェイの駅の方に下りていきます。三角点を探しながら進みましたが、標柱まで建っていました。朝日岳や三本槍岳も見えますね。
駅まで行かずに途中の分岐から牛ヶ首へ向かいます。リンドウがやはり目立ちますが、もうそろそろ終わりでしょうか。
牛ヶ首でもそれほど風は強くありません。南月山方面に向かいます。
まだトリカブトは咲いているだろうかといつもの所を見ると咲いてました。日の出平の手前にも咲いてました。
眺めのいいところから裏那須の山の連なりを見ます。
下に目を向けると姥ヶ平が見えています。あと2週間もすると大混雑でしょうが、今は誰もいませんね。以前見た記憶の場所に咲き残ったイワインチンがありました。
日の出平の手前には火山の観測カメラらしいものが建っていました。
南月山に向かう途中の木々は色づいているものもほんの少しだけありました。いつもは風が強い稜線もこの日は穏やかでした。南月山神社でお参りし腹ごしらえです。
幸運にもこの時は雨は止んでました。木のベンチも乾いてました。周囲もそれなりに見えてます。
(大倉山と三倉山が双耳峰に見えなくもない)
この辺りにもイワインチンがあったような気がするなあと徘徊しましたが見当たりませんでした。雨が本格的に降って来ないうちにサッサと戻ります。牛ヶ首から峰の茶屋跡までの茶臼岳西斜面のトラバース道は岩に触れると暖かいんですね。久しぶりにジェット音を聞きました。
峰の茶屋跡からはいつもよりゆっくりペースになりました。峠の茶屋の駐車場の車の数は殆ど変わりませんでした。この時期に静かな歩きがこの那須でできるのを初めて知りました。天気によっては意外な穴場なのかもしれません。土砂降りはご勘弁願いたいですけど。
峠の茶屋駐車場(40分)峰の茶屋跡(30分)茶臼岳(45分)牛ヶ首(40分)南月山(30分)牛ヶ首(20分)峰の茶屋跡(25分)
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