甲子温泉から甲子山、旭岳(平成28年10月10日)
昨年の体育の日(10月12日)に甲子温泉から甲子山と大白森山に行きました。見事な紅葉を満喫しましたが、その時は甲子山に登るのにえらく疲れて、目の前に聳える旭岳に行こうという気があまり起きませんでした。その時に旭岳に登らなかったのが少し心残りでもあり、1年経った体育の日に行ってみました。風も強く、ガスっていましたが、自分としては満足のいく歩きになりました。
甲子山(1549M)、旭岳(1835.3M)
昨年と同様に大黒屋の近くの路肩の広い所に車を停めました。思いのほか車が多くあり、これならば旭岳に登る人もある程度いるのではないだろうかとこの時には思いました。大黒屋の敷地に入ってすぐに登山届ポストがあり、記入して進みます。昨年は山に入ってすぐに色づいた木々を見て心躍りましたが、今年はやはり紅葉はここでも遅いようで、緑が支配しています。猿ヶ鼻、甲子峠分岐を通過すると少しだけ色づいた木が見えるようになりました。
ロープや鎖のある歩きづらい道を登って甲子山に到着。車は沢山あったのに誰もいません。大白森山にでも行ったのでしょうか?山頂はガスっていて旭岳はまったく見えませんでした。
寒いので1枚羽織って先に進みます。坊主沼への道を分けて看板の裏手から藪に入って行きます。
踏み跡を進んでいきます。笹の丈が高い所もありますが、下にはしっかりとした道がありますので迷うことはありません。
ただ段差などがあり、注意して進んでいかないといけません。お馴染みの看板を過ぎてさらに登っていきます。
(帰りに撮影)
ガレた所をロープ伝いに進みます。(帰りに滑って危ない思いをしました。)
(帰りに撮影)
滑りやすい所には何か所かでロープが設置されていました。
紅葉もそれなりに。
途中で下りてくる男性とすれ違い、言葉を交わします。今日は最悪の日だとおっしゃってました。ガスっているし、足元も濡れていて滑りやすいですからねえ。もう2度と来ないと話されてました。私2度目ですけど。
ロープのない急斜面もあり、はっきり言って滑ります。道の脇を歩きました。
山頂はまったく見えません。と言うか周囲も良く見えません。山頂だと思ったニセピークを過ぎるとうっすらと山頂らしきものが見えてきました。色づいた木が歓迎してくれているようです。
少し登って山頂。ガスっています。板は地面近くにありました。11年ぶりでしょうか。
周囲が見えないのが残念ですが、達成感はありました。腹ごしらえして周囲をうろつきます。那須の山が見えるはずなのですが、気配すらありません。旭岳山頂の北も南も色づいているようです。天気が良ければねえ。
(北方面)
(南方面)
(どこだったっけ?)
20分ちょっといたのですが、一向に晴れる気配がないので戻ります。さらに1枚羽織りました。
下りは慎重に。転倒に注意です。11年前は指の骨折後3か月くらいの時に登って、転倒した時にその指を強打して、息もできないくらい痛かったことを思い出しました。下りで見る紅葉は登りの時とちょっと違いますね。
下から二人連れがやってきました。この日旭岳で出会った人は結局3人でした。下の方の視界も良くなり、坊主沼らしきものも見えてきました。左手に小野岳なども見えました。
(たぶん左奥が小野岳、右奥は二岐山、その左は大戸岳)
前方には甲子山なども見えます。
(手前に甲子山、左奥は小白森山、真ん中奥に大白森山)
(しつこく紅葉と甲子山)
笹藪地帯を抜けて坊主沼からの道を合わせると登りになります。この辺りもちょっとだけ紅葉してました。
(しつこすぎました。甲子山)
甲子山に戻ると15名ほどのパーティーなんでしょうか、休憩してました。どうにかスペースを探してまた休憩です。1枚脱ぎました。旭岳方面はやはり雲の中でした。あとは戻るだけ。いくつかの団体さんをお見かけいたしましたが、皆さん、甲子山までだったのでしょうかね。大白森山かな?大黒屋を抜けて登(下)山届ポストに下山したことを記した紙の切れ端を入れて車に戻りました。
天気が良ければ最高だったでしょうが、それでも満足のいく歩きでした。3回目もあるかも知れませんなあ。
登山届ポスト(1時間30分)甲子山(1時間10分)旭岳(55分)甲子山(1時間5分)ポスト
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