2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 347.9m三角点~326.3m三角点~鷲子山(平成29年1月14日) | トップページ | 451.6m三角点から笹目倉山(南西尾根から市境尾根へ)(平成29年1月28日) »

2017年1月24日 (火)

中木戸集落から彦間浅間山~名草山~山王山(平成29年1月22日)

昨年の12月に急に思い立った尾根繋ぎの残り区間を歩いてきました。ななころびさん、林道仮面ライダーさん、瀑泉さん、ふみふみぃさん、みつまんさん方の記事を参考させていただき無事歩き通せました。ありがとうございました。途中で二、三度、認知症を疑わせる小さな出来事がありましたが、思いのほか順調に歩くことができました。

彦間浅間山(339M)、名草山(258.4M)、山王山(370M)

449Pの西の崖の通過は登りのほうがいいという皆様のご意見を伺い、こちらを登りに使うべく南下するルートを選びました。ななころびさんとは逆方向です。自転車は持っていないのでバス利用としました。

丁度1年前に(勝手に)停めさせていただいた新合支所の駐車場に車を置いて、少しだけ歩いて「遠原の里」のバス停でバスに乗りました。運転手さんだけで乗客はいません。ハンターがいるのかどうかお尋ねしますと、途中の道沿いにある駐車地にハンターさんたちが集結していることがあるとおっしゃっていました。その場所を通過する時に、今日は停まってないようですねと運転手さんが話されましたので、取りあえずひと安心となりました。中木戸の橋のところで停めていただき下車しました。登ろうと考えている方向を見ながら進みます。

P1220002

取りつきは仮面林道ライダーさんの登ったであろう所からにしました。

P1220009

鈴をつけたつもりになって登ると祠と灯篭がありました。南から直に登るルートが正規のルートのようです。

P1220006

左奥から登って行こうと思ったのですが、鈴がないことに気がつきます。いったんは先に行こうとしたのですがやはり戻って探すことにしました。たぶん歩いたであろう所を戻って行ったのですが斜面にはありません。もしかして登り口でつけ損じたのかと下まで降りてみると、ふてくされたように鈴が佇んでいました。つけ損じてごめんなさいです。登っている途中で音が鳴っていないのに気がつかないのが間抜けてます。今度はしっかりとつけました。先が思いやられますが、気を取り直して登ります。祠の先から登っていくと伐採跡地のような場所から懸念材料の崖が見えました。コンパスで確認したので間違いないでしょう。

P1220012

見た目何とかなりそうです。320Pを東に向かってしまいますが、自分ではその北の小さなピークを少しカーブしながら歩いていたつもりでした。太陽が正面に見えてきて間違いに気づき引き返します。GPSを見ると戻ったピークが320Pでした。ここでも認知症状出現です。あとは殆ど道なりに登るだけなので何も考えずに進み市境尾根に到達。尾根を繋ぐために秋葉山への分岐まで市境尾根を西に向かいました。見覚えがあるようなないようなところに着きまして、一応尾根を繋ぐ権利を得たといったところでしょうか。

P1220026

さて引き返しますか。左手の方に急な山が見えるなあと思いましたが、石尊山ではないかとそのあと気がつきます。いよいよ崖登りが近づいてきます。鞍部では掘れた道が横切ってました。さあ行きますか。

P1220035

いよいよ取りつきます。

P1220036

左側から登ったような気がします。

P1220037

そのまままっすぐに登ったと思います。一息つける場所があったので振り返るとモヒカン秋葉山が見えました。

P1220038

P1220039

ここもまっすぐに登ったら上に出ました。思いのほかスムーズに登れました。上からは浅間山もうっすらと見えました。

P1220042

449Pに行くまでの間で景色を楽しみます。だいぶ余裕が出ましたね。

P1220047

(男体山)

P1220048

(女峰山方面)

P1220049

(袈裟丸山、皇海山でしょうか)

449Pで南に進路が変わるので地図で確認しようといつも入れている左のポケットを探ると何もありません。こりゃ岩登りで落としたかなあと取りあえず戻って見ます。岩の上のところまで戻って何気なく後ろのポケットに違和感を覚えて手を入れると地図がありました。認知症状また発症でした。岩を登る前に後ろポケットに入れていたようです。参りました。またまた気を取り直して戻り、南下していきます。右手に見えるのは黒檜山と長七郎山でしょうか。

P1220056

少し進んで振り返ってみるとさっき登った斜面が見えました。

P1220060

419Pから南に下る辺りでしょうか、石祠がありました。

P1220062

少し笹が出てきますが、それほどではないレベル。いつの間にか遊歩道の板のある場所。345Pに到達しました。

P1220080

取りあえず、瀑泉の記事でみた彦間浅間山の方に行ってみましょう。数分歩くと石祠や板のある場所に到着。正面には山王山やたぶん寺久保山が正面に見えました。

P1220085

下彦間小学校の学校登山の証でしょうか。平成27年が平成28年の後ろになってしまって可哀想です。

P1220086

(明治六年と記されてました)

P1220094

(山王山)

P1220095

(多分、寺久保山)

丁度昼時なのでベンチに腰掛けて昼食と思って、高いほうのベンチに座ろうとして腰を下ろしたら板が落ちそうになりました。固定がうまくされていないようです。石祠向きに坐れば大丈夫のようですが、低いほうのベンチに移り休憩しました。高いほうのベンチに数人が一斉に坐ると怪我するかもしれないので要注意です。

腹ごしらえもすんで先に進みましょう。345Pの所には岩があったので下に降りた時に寄ってみました。帰宅して確認したら名前がついていたようです。岩割桜なんてのも気がつきませんでした。

P1220104

ここからは遊歩道なのでしっかりとした道です。名草山の手前のピークで尾根が曲がる辺りにも石祠がありました。どうもこの辺りは尾根が少し曲がる所に祠があるように感じました。江保地(ふみふみぃさんの記事で見覚えのある地名です)坂を過ぎて、登ると三角点のある寂しい名草山に着きました。

P1220118

写真を撮ってすぐに進みます。手すりのある急降下。下ると鎧地蔵尊碑とありました。

P1220123

トンネルの上に出て向かい側に取りつきました。この先からは篠竹藪が出てきます。大体は踏み跡があります。道をそれなければそれほど苦労しなくて済みます。

P1220129

264Pの東の破線路の南東の230m級P周囲は堀切のようになっていました。お城だったんでしょうか。この辺りに石仏があったと後でななころびさんの記事を見返したらありました。堀切もどきに注意が行き過ぎて見そびれたようです。

P1220134

踏み跡を探しながら進みます。258P付近にも石祠がありました。280mあたりでは笹の丈が低くなりました。進路が南向きにかわり、ふと右手を見るとまた赤城山が見えてきました。

P1220156

(多分鈴が岳と地蔵岳)

山王山山頂直下になると笹はなくなりました。登りきると見覚えのある山頂です。板のある後ろから登ってきました。

P1220160

別のところにも板がありました。ここでまた休憩。下りはどうしましょうかと考えます。南西からのきちんとした道、市境のルートとも前回どちらも歩いているので、今回は東の方から下ってみることにしました。適当に下りると廃作業道に出合いました。

P1220171

これ幸いとこの道を下って行くと林道に降り立つことができました。くねくね林道を歩くのもかったるいので尾根を直進できそうな所から道を外れてみました。違法な廃棄物が散乱していて撮影したくもない場所から下って行くとうっすらと踏み跡があって軽快に下りて行けました。下りやすそうな所を探しておりました。

P1220178

林道をテクテクと歩いて戻りました。

あの岩の通過が懸念事項でしたが、登りだったせいか恐怖を感じることなく歩けました。認知症状要注意です。

中木戸BS(5分)取りつき地(1時間)市境尾根(10分)秋葉山分岐(1時間40分)彦間浅間山(15分)名草山(1時間10分)山王山(50分)駐車地

Photo_2

« 347.9m三角点~326.3m三角点~鷲子山(平成29年1月14日) | トップページ | 451.6m三角点から笹目倉山(南西尾根から市境尾根へ)(平成29年1月28日) »

安蘇・前日光の山」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ。
ルーファンミスと、鈴も地図もいつもやっていることです(記事にいちいち書いとりません)・・・むしろ野球親爺さんが後でこんなに詳しくかけるほうが・・・記憶力良すぎです(笑)・・・傾向としては、自分は後から入った情報が支配的になります。高いほうのベンチは要注意ですね。しっかり覚えおかなきゃ!岩場の通過の表現が分かりにくいですが、登りなら大丈夫そうなのですね。自分もそれにしますので、見どころ情報ありがとうございました。

みー猫さん こんばんは。
記憶力はかなり減退してます。覚えておこうと思うと覚えていることもありますが、意識しないと殆ど覚えておりません。日常生活も同じような感じでこの先少し不安が・・・。
岩場は登りでは問題ないと思います。書き方が悪くてすみません。目の前にある岩をそのまま登っただけでした。
浅間山のベンチはお気をつけください。

これまた面白そうなルートですね。
途中に崖登りもあって変化があって良いです。

閑馬川と彦馬川に挟まれた尾根筋を近沢峠へ向かうルートも未だ歩いていない自分ですが、
今回野球親爺さんが歩かれた、一本西のこの尾根もそのうち訪れたいです。

野球親爺さんより数歳若い自分ですが、生活の端々に認知機能の低下が見られますよ。
なんでもかんでも覚えきれるわけじゃないので、最近はこんなもんさと開き直っています。

野球親爺さん こんばんは。本年もよろしくお願いします。419Pの崖は上りだとそう難しくはなさそうですね。たそがれオヤジさんも登りで行かれたようなので,私も後追いするときは登りで通過するように考えます。歩いてる最中に色々小さな失敗されて認知機能の低下とか書かれてますが,私も前回は地図を自動車で使って歩き出して地図を見事に自動車に忘れて,山王山の山頂に着くまで気づかないんですから野球親爺さんの忘れたなんぞは認知機能の低下ではないと思いますです。

こんばんは。
私は、野球親爺さんよりは、私は少し若いのかと思いますが、GPSや地図など、定位置に入れず、大捜索ってよくあります。
あの堀切のような地形の箇所は、どのようにも歩けるので、コース取りによっては、石仏見落としもありえそう。そのうち、見られると思います。
秋葉山分岐までの寄り道ピストン行程は、野球親爺さんの尾根つなぎの決意を感じ取りました。どうしても、そうしてしまいますよね。私でも、すると思います。

まっちゃんさん こんばんは。
このルートも人の後追いです。崖登りは私にとっては恐怖に近いのですが、今回はノープロブレムでした。
尾根としては小野久保山と石尊山のある尾根のほうがそれなりのアップダウンがあって面白いかもしれません。石尊山の北は掴まるものが少なくて下りは特にスリリングと思います。
認知機能の低下はそれほど気にしてはいないのですが、無意識にやったような動作はやはり覚えてないですね。今回は何度か引き返したのでより強調されました。

ノラさん こんばんは。こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。
崖登りは私でも問題ありませんでしたから、どなたでも大丈夫だと思います。ましてノラさんなら屁でもないと思います。
認知機能の低下は大袈裟でしたね。地図を忘れても歩き通せることのほうがすごいと思います。

話は変わりますが、しぼれさんが時々画像アルバムを更新されてますね。またお二人で歩かれていると知って安心しております。

ななころびさん こんばんは。
皆さんに認知機能の低下を気遣っていただき恐縮です。
私以前にGPSを車の屋根に置いたまま運転してしまって、どこかになくしてしまったことがあるんですよ。認知機能の低下というかうっかり者なんでしょうかね。
石仏見落としは痛いのですが、まあ2度目の訪問はないかと。
登るルートは最初はななころびさんの降りたところを歩くことも考えたのですが、仮面林道ライダーさんがその南寄りの尾根を歩かれていたので、そちらにしちゃいました。寄り道ピストンもアップダウンが殆どないようでしたから。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« 347.9m三角点~326.3m三角点~鷲子山(平成29年1月14日) | トップページ | 451.6m三角点から笹目倉山(南西尾根から市境尾根へ)(平成29年1月28日) »

最近のトラックバック